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はじめての朝
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あっ、朝?
日差しが見えて目が覚める
あれ?
ここ…
一瞬どこだか…
あっ…
そうだ、圭哉君のマンションに泊まったんだった。
隣には圭哉君は居なくって
ドアを開けたら
「おはよー、昨日夜メシ食ってないからな。ちょっと作ってた」
「あっ、ごめん」
「いや、いいよ!もう出来るから」
味噌汁の香りがして、お腹が一気に空いた。
「あっ、用意私もする」
一緒にテーブルに並べて、準備した。
ご飯、味噌汁、煮魚、卵焼き、あと和え物もあった。
「まぁ、惣菜で買ったものもあるけどな」
「十分だよ!ありがとう」
2人で、朝ごはんを食べはじめた。
「なんか、不思議、こうやって圭哉君の家でご飯食べるなんて」
「俺も、ビックリしてる。まぁ、嬉しいけどな」
二人共あまり話さないけど、なんていうかやっぱり照れる。
昨日のこと考えるともう恥ずかしくって死にそう…
と、その時圭哉君のスマホが鳴った。
誰からか確認して
「もしもし、あーいるよ。なんだよ!そいりゃまぁ…、え?なにが?大丈夫だって!あー、わかったよ」
と言って、スマホを私に渡す
「え?」
「香苗」
あー
スマホをとって
「香苗ちゃん?」
「よかったー、元気になったみたいね!兄貴に優しくしてもらった?」
「プッ」
思わず吹いてしまった。
「もう、お互い好きなのにいつまでたってもくっつかないんだもん!」
「う、あ、まぁ、うん。色々ありがとう」
「今度はちゃんと飲みに行こうね」
「うん」
「今日は兄貴とラブラブしてね」
「も、もう…」
そう言って電話は切れた。
スマホを返して、
「香苗ちゃん…、すぐに圭哉君にあのとき電話したんだね」
「あー、そう。結乃のピンチだから早くって煽られたよ」
「そっかぁー、ごめん」
「いや、俺が行かないと大変なことになってたし」
「う、うん」
恥ずかしい。
「今日さ」
「うん?」
「予定は?」
「あー、徹夜で飲もうって香苗ちゃん約束してたんで、多分動けないかなーと思ったんで今日は予定入れないでいた」
「そーなんだ」
「じゃ、今日は2人でいれる?」
「あ、うん」
改めて言われると…
食事を片付けたあと、部屋でって何すれば…
「ゆ、結乃」
と、肩を掴まれて引っ張られて
優しいキスをしてくれて
「やっぱりまだ、お互い震えてるな」
「う、うん」
「で、でもさ、俺絶対結乃大事にするからだから信じて」
「うん」
抱き合うこも未だ緊張するけど、お互いだし、それに圭哉君を昨日よりも好きになってるから
「あのさ、」
「うん」
「媚薬なしで、今度は結乃を抱きたい」
!?
「…うん。私もそうしたい」
「いい?」
「えっ?今?」
「うん」
「…嫌じゃないけど、でも昨日あんなに…」
と、言ってて恥ずかしい。
「そうだけど…なんてーか、結乃が本当に俺で気持ちよくなってるか、しっかり焼き付けたいっていうか…」
「…」
そっか、圭哉君からしたら薬で感じてると思ってるもんね
「…わ、わかった」
まさか、すぐに訪れるなんて…
確かにドキドキとかもするけど、昨日みたいなおかしな身体じゃないから…
そして、優しいキスから始まってまた溺れるようなキスがはじまって
昨日もしたけど、でも昨日は半分朦朧としてて今はしっかり覚えていて、それが帰って気持ちよくって
「カーテン閉めていい?明るすぎる」
「あー、そうだね」
カーテンを閉めて、ベッドへ移動する。
またキスから始まり、借りてるトレーナーの上から手が動き始めて
なんだろ?
昨日の媚薬はもう切れてるのに、身体が熱い。
こんなこと今までなかった。
触られるたびに気持ちよくって、
「結乃?」
「…薬切れてるはずなのに…」
「え?」
「身体が熱い」
と言うと、ふっと笑って
「それ、嬉しすぎない?」
「えっ?」
「感じてるってことでしょ?」
「あっ…」
やっぱり私感じてるんだ。
「手…」
私が言うと、手を握ってくれてやっぱり二人共震えていて
気持ちがドンドン高ぶってきた。
怖い気持ちもあるのに、もっと欲しくって、愛しくって仕方なかった。
あんなに苦痛だった行為が、信じられない。
「はじめてだよ」
「えっ?」
「心の底から気持ちいいと思えるの」
「あっ…」
私もだ。
「わ、私も…、い、今まで苦痛だった」
「そうさせたのも、俺なんだよな」
一瞬止まって見つめ合う。
「ごめんな。」
横に首輪をふる。
何度も何度もお互い名前を呼んで、お互い確認しあって、私は媚薬なしで初めて達してしまった。
その後も圭哉君と見つめあいながら
「甘いな」
と言って私の中に入ってきて、怖いというより始めての下半身のゾクゾク感が気持ちよくって、それが俗にいう締め付けることだと後々知って
「結乃、幸せそうで気持ちよさそうな顔してる。マジで嬉しい」
私も一緒に繋がることが、こんなに気持ちよくって幸せだと思わなかった。
圭哉君だからそうなんだと思う。
その後夕方まで圭哉君のマンションにいて夜帰宅した。
日差しが見えて目が覚める
あれ?
ここ…
一瞬どこだか…
あっ…
そうだ、圭哉君のマンションに泊まったんだった。
隣には圭哉君は居なくって
ドアを開けたら
「おはよー、昨日夜メシ食ってないからな。ちょっと作ってた」
「あっ、ごめん」
「いや、いいよ!もう出来るから」
味噌汁の香りがして、お腹が一気に空いた。
「あっ、用意私もする」
一緒にテーブルに並べて、準備した。
ご飯、味噌汁、煮魚、卵焼き、あと和え物もあった。
「まぁ、惣菜で買ったものもあるけどな」
「十分だよ!ありがとう」
2人で、朝ごはんを食べはじめた。
「なんか、不思議、こうやって圭哉君の家でご飯食べるなんて」
「俺も、ビックリしてる。まぁ、嬉しいけどな」
二人共あまり話さないけど、なんていうかやっぱり照れる。
昨日のこと考えるともう恥ずかしくって死にそう…
と、その時圭哉君のスマホが鳴った。
誰からか確認して
「もしもし、あーいるよ。なんだよ!そいりゃまぁ…、え?なにが?大丈夫だって!あー、わかったよ」
と言って、スマホを私に渡す
「え?」
「香苗」
あー
スマホをとって
「香苗ちゃん?」
「よかったー、元気になったみたいね!兄貴に優しくしてもらった?」
「プッ」
思わず吹いてしまった。
「もう、お互い好きなのにいつまでたってもくっつかないんだもん!」
「う、あ、まぁ、うん。色々ありがとう」
「今度はちゃんと飲みに行こうね」
「うん」
「今日は兄貴とラブラブしてね」
「も、もう…」
そう言って電話は切れた。
スマホを返して、
「香苗ちゃん…、すぐに圭哉君にあのとき電話したんだね」
「あー、そう。結乃のピンチだから早くって煽られたよ」
「そっかぁー、ごめん」
「いや、俺が行かないと大変なことになってたし」
「う、うん」
恥ずかしい。
「今日さ」
「うん?」
「予定は?」
「あー、徹夜で飲もうって香苗ちゃん約束してたんで、多分動けないかなーと思ったんで今日は予定入れないでいた」
「そーなんだ」
「じゃ、今日は2人でいれる?」
「あ、うん」
改めて言われると…
食事を片付けたあと、部屋でって何すれば…
「ゆ、結乃」
と、肩を掴まれて引っ張られて
優しいキスをしてくれて
「やっぱりまだ、お互い震えてるな」
「う、うん」
「で、でもさ、俺絶対結乃大事にするからだから信じて」
「うん」
抱き合うこも未だ緊張するけど、お互いだし、それに圭哉君を昨日よりも好きになってるから
「あのさ、」
「うん」
「媚薬なしで、今度は結乃を抱きたい」
!?
「…うん。私もそうしたい」
「いい?」
「えっ?今?」
「うん」
「…嫌じゃないけど、でも昨日あんなに…」
と、言ってて恥ずかしい。
「そうだけど…なんてーか、結乃が本当に俺で気持ちよくなってるか、しっかり焼き付けたいっていうか…」
「…」
そっか、圭哉君からしたら薬で感じてると思ってるもんね
「…わ、わかった」
まさか、すぐに訪れるなんて…
確かにドキドキとかもするけど、昨日みたいなおかしな身体じゃないから…
そして、優しいキスから始まってまた溺れるようなキスがはじまって
昨日もしたけど、でも昨日は半分朦朧としてて今はしっかり覚えていて、それが帰って気持ちよくって
「カーテン閉めていい?明るすぎる」
「あー、そうだね」
カーテンを閉めて、ベッドへ移動する。
またキスから始まり、借りてるトレーナーの上から手が動き始めて
なんだろ?
昨日の媚薬はもう切れてるのに、身体が熱い。
こんなこと今までなかった。
触られるたびに気持ちよくって、
「結乃?」
「…薬切れてるはずなのに…」
「え?」
「身体が熱い」
と言うと、ふっと笑って
「それ、嬉しすぎない?」
「えっ?」
「感じてるってことでしょ?」
「あっ…」
やっぱり私感じてるんだ。
「手…」
私が言うと、手を握ってくれてやっぱり二人共震えていて
気持ちがドンドン高ぶってきた。
怖い気持ちもあるのに、もっと欲しくって、愛しくって仕方なかった。
あんなに苦痛だった行為が、信じられない。
「はじめてだよ」
「えっ?」
「心の底から気持ちいいと思えるの」
「あっ…」
私もだ。
「わ、私も…、い、今まで苦痛だった」
「そうさせたのも、俺なんだよな」
一瞬止まって見つめ合う。
「ごめんな。」
横に首輪をふる。
何度も何度もお互い名前を呼んで、お互い確認しあって、私は媚薬なしで初めて達してしまった。
その後も圭哉君と見つめあいながら
「甘いな」
と言って私の中に入ってきて、怖いというより始めての下半身のゾクゾク感が気持ちよくって、それが俗にいう締め付けることだと後々知って
「結乃、幸せそうで気持ちよさそうな顔してる。マジで嬉しい」
私も一緒に繋がることが、こんなに気持ちよくって幸せだと思わなかった。
圭哉君だからそうなんだと思う。
その後夕方まで圭哉君のマンションにいて夜帰宅した。
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