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もう平良ったら…
急にチャットきて遊園地行こっーて…
まぁでも、久々だったんで騒ぎまくったけどね。
夜の遊園地なんか行ったことなかったし、それはそれで楽しかった。
軽くご飯も食べたんでおつまみ買って少し飲もうかな。
コンビニによって自宅に向かっていた。
あのときの亮平さんは、私が誘って魔が差して、直前で我に返った。
…と、思っている。
忘れることなんか出来ない。
けど、もう二度とない。
ちゃんと振られることも出来ず、あの余韻に浸ってる自分がいる。
あんなことがあってどう進めばいいんだろ…
未だに気持ちの整理ができない。
「えっ!?」
マンションの前に着いたとき
あれってまさか…
後ろ姿でもわかる。
なんで!?
後ろを振り返り
「あっ!」
私を見て一声だした。
私に近寄ってきて
「杏璃ちゃん、話があるんだけど」
まさかまた亮平さんがここに来るなんて…
部屋に入って冷たいお茶を出した。
前は入ったと同時に…
考えただけでも身体が熱くなる。
「…杏璃ちゃん、あのさ」
私は顔を見れないでいた。
「俺…、かなりのおっさんじゃん!まぁ知ってるだろうけど。こんな俺の何処がいいか解らない。でも…」
私の手を取って
「もし、こんなおっさんでいいなら、俺でもいいなら…」
えっ!?
「…俺と付き合ってくれませんか?」
…
…
…
な、なに!?
「ゆ、夢?」
「…俺がそれを聞きたいよ、それ!こんな若くて可愛い子が俺の近くになるとか夢?って思うよ」
「あ、あの…」
「俺で本当にいいの?」
「…私みたいな子供でいいの?」
「杏璃ちゃんはもう立派な大人の女だよ」
引っ張って抱きしめられる。
「杏璃ちゃん…」
ギュッと抱きしめられる。
本当に本当なの?だって、そんな、まさか…
「…いいんだね?」
「…はい!」
「じゃ、上書きさせて」
そう言ってキスをしてきた。
上書き!?
キスが深くなる。そして凄い野性的な…
「ちょ、ちょ、上書きって?」
やっと少し口が離れて聞いた。
「平良に抱かれたんだろ?」
「へ?」
「…えっ?」
な、なに?
「平良と会ったんだろ?」
「確かに会ったけど、仕事終って拉致られて遊園地に行ったけど」
「遊園地!?」
「うん。発散しようぜ!って言って…」
「あいつ…」
「え、えっと、亮平さん?」
「やられた!」
「えっ?」
「いや、こっちのことだから気にしないで」
「あ、あ、うん」
「…ごめん、抱きたい。我慢出来ない!がっついたオヤジでごめん」
そう言って押し倒された。
私は何も言わず目を瞑った。
「杏璃ちゃん、好きだよ」
夢にまでみたセリフに鼓動が五月蝿すぎて余裕がなかった。
キスも本当にがっつくと言ったそのままのキス。
求められてることに嬉しくって幸せを感じる。
「あー」
声を我慢する余裕すらない。
「あっ…」
喘ぎ声しかもうでない。
服がどんどんと脱がされて
「杏璃ちゃん…、杏璃…」
色っぽい声が部屋に響き、もう言葉にならない。
「あー!!亮平さん、もう…」
「…杏璃、顔見せて」
見つめ合ってキスをする。
その間にも手を休めずアチコチ触りだす
胸にも何度もキスをされ、そして
チクッという痛みも感じる。
もしかしてって思うけど見る余裕がない。
「あっ、凄い…」
そう言って、下半身を触りだす。
「こんなになってくれて嬉しいよ」
「あっ、そ…」
そんなこと…
「いやー!!そんな!」
下半身に生暖かいものが…
「お願い!そんなところ…」
亮平さんの顔が私の下半身にあって、見るのも恥ずかしい
ガッチリ摑んでお構いなくガンガン攻めてくる。
「あーー!!」
だめ、もう力が…
遠くに感じる意識を感じながら、亮平さんの頭を掴みながら達してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
あまりの快楽に涙が出る。
亮平さんの大人の行為がまた興奮する。
そして
「あーー!!」
中に入るのがわかる。
「…杏璃」
愛しそうに見る目を見つめてしまう。
「あー、もう、」
「最高だよ!」
そう言って動き出す。
もう喘ぎ声も半分枯れてる。
下からみる亮平さんは、色っぽくって、男の顔で、魅了されてしまう。
「うっ」
少し声が聞こえて、亮平さんの限界が近いことを察する。
私はもう力が出ず、されるがまま。
「こんな綺麗な身体、俺のものにしていいなんて贅沢すぎるよ」
声が聞こえる。
私も、あなたを私のものにしていいなんて贅沢すぎる。
動きが一気に早くなる。
「んー!!!」
こんなスピードについていけない!そう思いながら二人で達してしまった。
「…大丈夫?」
動きが止まった亮平さんが私をみて言う。
「…うん」
チュッとキスをしてそして笑顔になる。
「俺、がっつきまくり」
少し照れてる亮平さんが可愛い。
こうして私達は19歳離れた恋人同士になった。
それからしばらくは、亮平さんのお仕事が忙しく会うこともそこまではない。
でも週末は会ってくれる。
平良が家にいるので流石に泊まりはないけど。
ん?
「あ、お母さん?」
スマホを見ると母から電話が掛かってきた。
「どお?仕事頑張ってる?」
「うん。ボチボチかなー」
「…」
?
「…お母さん?」
「昨日ね、平良君のお父さんが来たのよ」
「え?」
「杏璃と正式にお付き合いしたいと」
!!?
「びっくりしたわ!本当に。平良君とじゃなくって?て聞いたけど自分だって」
亮平さん、そんなことを…
「ずっと長い付き合いだし、隠すのもねやっぱり気が引けたみたい」
「…うん」
「でもまぁ、その前に平良君がきてね、親父が杏璃とのこと本気で考えてるのでよろしくおねがいします!って言ってくれたから、少しは知ってたんだけどね」
「え?」
「杏璃はずっと親父に恋をしててようやく実ったから、どうか見守って欲しいってね」
まさか平良がそんなこと言うなんて…
「別に反対はしてないわよ!でもね、世の中色々あるからしっかりね」
「…うん」
両親にも公認されてしまった。
「そりゃまぁ、知らない間柄じゃないし、しっかり報告しないとな」
という亮平さん。
「嬉しい。ありがとう」
「大事な娘がこんなオヤジと付き合うんだもんな。そのくらいは…それに平良に殴られた」
「えっー!?」
「気が済まないから一発殴らせろ!ってな」
笑いながら言う。
「…えっと…」
「心配することないよ。平良は応援してくれてるよ!まぁ、全て応援する気持ちにはまだなれないと思うけどな」
「…うん」
今回は平良に本当にお世話になった。私より全然大人の行動に驚く
「…足りない」
そう言って何度もキスをされる。
「ん、」
「…やばいな」
「え?」
「…独占欲強くなりそう」
独占欲!?
「こんなおっさんに独占欲強いって言われてもな…」
「…して」
「え?」
「独占欲して」
「…」
「…亮平さんに全て…全部、亮平さんのものになりたい」
「…なに、それ!?」
またギュッと抱きしめられて、深いキスが始まる。
そしてまた亮平さんに情熱的に抱かれてしまった。
「なんか幸せそうだね」
「同僚の子とランチ食べながら言われる」
「ちょっと前の杏璃ってなんか思い詰めていた。」
「…うん」
「なになに?なんかあったの?」
「…ずっと好きだった人と付き合えることになったの」
「「えっ!!」」
「確か片想いしてたのって幼なじみのお父さんだったよね?」
同僚の2人だけには実は話していて、随分前に飲んだときに辛くってポロッと言ってしまってた。
「…うん」
「そっかぁー、よかったね」
「うんうん、今の年の差なんか関係ないもん」
「そそ」
そう言ってもらえるのが嬉しい。
スマホが震えて、見ると亮平さんからチャットで
早く週末になりたい。会いたい
と書かれてた。
私も会いたいと返信して週末が待ち遠しくなる。
こんなラブラブな付き合いが4ヶ月続いた頃
「えっ?平良が!?」
「元々俺に誰か相手が出来たら家を出るってことは前から言ってたんだ」
「そっか…」
「それで…、すぐじゃなくてもいいけどくる?」
「え?」
「うちにくる?」
「…ええ!?」
「だって…」
「ちゃんと、ご両親には言うよ」
まぁ、実家が近所だからすぐ解るだろうけど…
でも、これで亮平さんの家に行ったらもう…
「だって、私がいったらもう…」
「もう…なに?」
「えっと…」
だって、それって…
「杏璃は、俺だけのなんでしょ?」
「えっ!?あ、そうだけど」
「じゃ、ずっと俺のでいいんじゃないの?」
それって、深い意味ない…よね?
「なに?不満?」
「そんなことないけど」
「じゃなに?」
「いや、えっと、あの…、両親にも公認になりすぎてなんていうか…、ずっと一緒にいるなら、形にしろとか言われないのかなーと」
「形…?、あーなるほど、問題ないんじゃない?」
「えっ?」
「…おれは構わないってか、バツイチだけど…、それでいいなら」
えっあ、ちょ、ちょと…
「あっ、そか、こんな曖昧じゃ、ついでみたいだな。しっかり改めて言うよ」
しっかり?改めて?
それから数日して
「よう!」
え?
仕事から帰ってくると平良がいた。
「元気してた?」
「あ、うん」
「ちょっといい?」
近くにある公園に移動して
「聞いたと思うけど、俺家出るから」
「あっ、うん」
「杏璃、幸せか?」
「…うん」
「ならいい。俺も最近友達からだけど付き合うこと前提でって人居るから」
「えっ!?そうなの?」
「まぁ、まだ先のことだから解らないけどな」
「…うん」
「親父に大事にしてもらえ!」
「…うん」
その後少し近況の話をして平良は帰って行った。
「こんな俺でよければ結婚してほしい」
「…はい」
恋人期間半年。私は長い間恋してる人と結ばれることができた。
両親は、平良君が孫になるの?と言ってるし、弟は平良が甥っ子…と言っている。
それを聞いて私達は笑ってる。
「すぐにでももう一人増やそうな」
とういう亮平さんでした。
急にチャットきて遊園地行こっーて…
まぁでも、久々だったんで騒ぎまくったけどね。
夜の遊園地なんか行ったことなかったし、それはそれで楽しかった。
軽くご飯も食べたんでおつまみ買って少し飲もうかな。
コンビニによって自宅に向かっていた。
あのときの亮平さんは、私が誘って魔が差して、直前で我に返った。
…と、思っている。
忘れることなんか出来ない。
けど、もう二度とない。
ちゃんと振られることも出来ず、あの余韻に浸ってる自分がいる。
あんなことがあってどう進めばいいんだろ…
未だに気持ちの整理ができない。
「えっ!?」
マンションの前に着いたとき
あれってまさか…
後ろ姿でもわかる。
なんで!?
後ろを振り返り
「あっ!」
私を見て一声だした。
私に近寄ってきて
「杏璃ちゃん、話があるんだけど」
まさかまた亮平さんがここに来るなんて…
部屋に入って冷たいお茶を出した。
前は入ったと同時に…
考えただけでも身体が熱くなる。
「…杏璃ちゃん、あのさ」
私は顔を見れないでいた。
「俺…、かなりのおっさんじゃん!まぁ知ってるだろうけど。こんな俺の何処がいいか解らない。でも…」
私の手を取って
「もし、こんなおっさんでいいなら、俺でもいいなら…」
えっ!?
「…俺と付き合ってくれませんか?」
…
…
…
な、なに!?
「ゆ、夢?」
「…俺がそれを聞きたいよ、それ!こんな若くて可愛い子が俺の近くになるとか夢?って思うよ」
「あ、あの…」
「俺で本当にいいの?」
「…私みたいな子供でいいの?」
「杏璃ちゃんはもう立派な大人の女だよ」
引っ張って抱きしめられる。
「杏璃ちゃん…」
ギュッと抱きしめられる。
本当に本当なの?だって、そんな、まさか…
「…いいんだね?」
「…はい!」
「じゃ、上書きさせて」
そう言ってキスをしてきた。
上書き!?
キスが深くなる。そして凄い野性的な…
「ちょ、ちょ、上書きって?」
やっと少し口が離れて聞いた。
「平良に抱かれたんだろ?」
「へ?」
「…えっ?」
な、なに?
「平良と会ったんだろ?」
「確かに会ったけど、仕事終って拉致られて遊園地に行ったけど」
「遊園地!?」
「うん。発散しようぜ!って言って…」
「あいつ…」
「え、えっと、亮平さん?」
「やられた!」
「えっ?」
「いや、こっちのことだから気にしないで」
「あ、あ、うん」
「…ごめん、抱きたい。我慢出来ない!がっついたオヤジでごめん」
そう言って押し倒された。
私は何も言わず目を瞑った。
「杏璃ちゃん、好きだよ」
夢にまでみたセリフに鼓動が五月蝿すぎて余裕がなかった。
キスも本当にがっつくと言ったそのままのキス。
求められてることに嬉しくって幸せを感じる。
「あー」
声を我慢する余裕すらない。
「あっ…」
喘ぎ声しかもうでない。
服がどんどんと脱がされて
「杏璃ちゃん…、杏璃…」
色っぽい声が部屋に響き、もう言葉にならない。
「あー!!亮平さん、もう…」
「…杏璃、顔見せて」
見つめ合ってキスをする。
その間にも手を休めずアチコチ触りだす
胸にも何度もキスをされ、そして
チクッという痛みも感じる。
もしかしてって思うけど見る余裕がない。
「あっ、凄い…」
そう言って、下半身を触りだす。
「こんなになってくれて嬉しいよ」
「あっ、そ…」
そんなこと…
「いやー!!そんな!」
下半身に生暖かいものが…
「お願い!そんなところ…」
亮平さんの顔が私の下半身にあって、見るのも恥ずかしい
ガッチリ摑んでお構いなくガンガン攻めてくる。
「あーー!!」
だめ、もう力が…
遠くに感じる意識を感じながら、亮平さんの頭を掴みながら達してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
あまりの快楽に涙が出る。
亮平さんの大人の行為がまた興奮する。
そして
「あーー!!」
中に入るのがわかる。
「…杏璃」
愛しそうに見る目を見つめてしまう。
「あー、もう、」
「最高だよ!」
そう言って動き出す。
もう喘ぎ声も半分枯れてる。
下からみる亮平さんは、色っぽくって、男の顔で、魅了されてしまう。
「うっ」
少し声が聞こえて、亮平さんの限界が近いことを察する。
私はもう力が出ず、されるがまま。
「こんな綺麗な身体、俺のものにしていいなんて贅沢すぎるよ」
声が聞こえる。
私も、あなたを私のものにしていいなんて贅沢すぎる。
動きが一気に早くなる。
「んー!!!」
こんなスピードについていけない!そう思いながら二人で達してしまった。
「…大丈夫?」
動きが止まった亮平さんが私をみて言う。
「…うん」
チュッとキスをしてそして笑顔になる。
「俺、がっつきまくり」
少し照れてる亮平さんが可愛い。
こうして私達は19歳離れた恋人同士になった。
それからしばらくは、亮平さんのお仕事が忙しく会うこともそこまではない。
でも週末は会ってくれる。
平良が家にいるので流石に泊まりはないけど。
ん?
「あ、お母さん?」
スマホを見ると母から電話が掛かってきた。
「どお?仕事頑張ってる?」
「うん。ボチボチかなー」
「…」
?
「…お母さん?」
「昨日ね、平良君のお父さんが来たのよ」
「え?」
「杏璃と正式にお付き合いしたいと」
!!?
「びっくりしたわ!本当に。平良君とじゃなくって?て聞いたけど自分だって」
亮平さん、そんなことを…
「ずっと長い付き合いだし、隠すのもねやっぱり気が引けたみたい」
「…うん」
「でもまぁ、その前に平良君がきてね、親父が杏璃とのこと本気で考えてるのでよろしくおねがいします!って言ってくれたから、少しは知ってたんだけどね」
「え?」
「杏璃はずっと親父に恋をしててようやく実ったから、どうか見守って欲しいってね」
まさか平良がそんなこと言うなんて…
「別に反対はしてないわよ!でもね、世の中色々あるからしっかりね」
「…うん」
両親にも公認されてしまった。
「そりゃまぁ、知らない間柄じゃないし、しっかり報告しないとな」
という亮平さん。
「嬉しい。ありがとう」
「大事な娘がこんなオヤジと付き合うんだもんな。そのくらいは…それに平良に殴られた」
「えっー!?」
「気が済まないから一発殴らせろ!ってな」
笑いながら言う。
「…えっと…」
「心配することないよ。平良は応援してくれてるよ!まぁ、全て応援する気持ちにはまだなれないと思うけどな」
「…うん」
今回は平良に本当にお世話になった。私より全然大人の行動に驚く
「…足りない」
そう言って何度もキスをされる。
「ん、」
「…やばいな」
「え?」
「…独占欲強くなりそう」
独占欲!?
「こんなおっさんに独占欲強いって言われてもな…」
「…して」
「え?」
「独占欲して」
「…」
「…亮平さんに全て…全部、亮平さんのものになりたい」
「…なに、それ!?」
またギュッと抱きしめられて、深いキスが始まる。
そしてまた亮平さんに情熱的に抱かれてしまった。
「なんか幸せそうだね」
「同僚の子とランチ食べながら言われる」
「ちょっと前の杏璃ってなんか思い詰めていた。」
「…うん」
「なになに?なんかあったの?」
「…ずっと好きだった人と付き合えることになったの」
「「えっ!!」」
「確か片想いしてたのって幼なじみのお父さんだったよね?」
同僚の2人だけには実は話していて、随分前に飲んだときに辛くってポロッと言ってしまってた。
「…うん」
「そっかぁー、よかったね」
「うんうん、今の年の差なんか関係ないもん」
「そそ」
そう言ってもらえるのが嬉しい。
スマホが震えて、見ると亮平さんからチャットで
早く週末になりたい。会いたい
と書かれてた。
私も会いたいと返信して週末が待ち遠しくなる。
こんなラブラブな付き合いが4ヶ月続いた頃
「えっ?平良が!?」
「元々俺に誰か相手が出来たら家を出るってことは前から言ってたんだ」
「そっか…」
「それで…、すぐじゃなくてもいいけどくる?」
「え?」
「うちにくる?」
「…ええ!?」
「だって…」
「ちゃんと、ご両親には言うよ」
まぁ、実家が近所だからすぐ解るだろうけど…
でも、これで亮平さんの家に行ったらもう…
「だって、私がいったらもう…」
「もう…なに?」
「えっと…」
だって、それって…
「杏璃は、俺だけのなんでしょ?」
「えっ!?あ、そうだけど」
「じゃ、ずっと俺のでいいんじゃないの?」
それって、深い意味ない…よね?
「なに?不満?」
「そんなことないけど」
「じゃなに?」
「いや、えっと、あの…、両親にも公認になりすぎてなんていうか…、ずっと一緒にいるなら、形にしろとか言われないのかなーと」
「形…?、あーなるほど、問題ないんじゃない?」
「えっ?」
「…おれは構わないってか、バツイチだけど…、それでいいなら」
えっあ、ちょ、ちょと…
「あっ、そか、こんな曖昧じゃ、ついでみたいだな。しっかり改めて言うよ」
しっかり?改めて?
それから数日して
「よう!」
え?
仕事から帰ってくると平良がいた。
「元気してた?」
「あ、うん」
「ちょっといい?」
近くにある公園に移動して
「聞いたと思うけど、俺家出るから」
「あっ、うん」
「杏璃、幸せか?」
「…うん」
「ならいい。俺も最近友達からだけど付き合うこと前提でって人居るから」
「えっ!?そうなの?」
「まぁ、まだ先のことだから解らないけどな」
「…うん」
「親父に大事にしてもらえ!」
「…うん」
その後少し近況の話をして平良は帰って行った。
「こんな俺でよければ結婚してほしい」
「…はい」
恋人期間半年。私は長い間恋してる人と結ばれることができた。
両親は、平良君が孫になるの?と言ってるし、弟は平良が甥っ子…と言っている。
それを聞いて私達は笑ってる。
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