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同僚の合コンの誘いも、どうせ付き合えたとしても長く続かないし、欠席が多くなった。
私にとっては、全てが亮平さんなんだ。
諦めたくっても諦められない。
その週末洗濯掃除をしてると、チャイムがなった。
「はい」
「俺、平良」
「えっ?」
「話がある。」
「…」
「もう、あんなことしないから。」
「…話って何?」
「入れてくれね?」
「…」
「わかったよ!まぁ、この間あんなことしたしな。近くに喫茶店あったみたいだからそこで話そう。ここで待ってる」
出てこないとずっと待ってそうなので仕方なく…
「よう!」
「…ども」
喫茶店に移動した。
「杏璃、お前さ」
座ってすぐに平良が一言。
「親父が好きなのか?」
!?
「…まさかとは思ったが…」
ビックリした顔に答えは出てしまったようだ。
「親父をみたときのお前の顔初めてみたよ!女の顔してた」
「…」
「…だけどさ、親父のこと好きでもさー」
「わ、わかってるよ!そんなこと!!」
私が少し声をあげたことに驚いてる。
「…わかってるよ…」
下を向いてぐっと堪える。
「…まさか、親父とライバルになるとはな…」
「そんな、ライバルだなんて…、おじさんは何とも思ってないから」
「お前はそれでいいの?」
「えっ?」
「それでいいのかよ!」
「…平良って、どっちの味方よ!平良自身の気持は?それとも私の気持優先?」
「…正直複雑。杏璃のことは好きだよ!でも無理やり奪ってもこの間みたいになるし、全く俺には脈ないんだろ?」
「…ごめん」
「いつから親父のこと好きなんだよ?」
「…中学生の時にはもう…」
「マジか!?そんなに?ずっと好きだったの?」
「何度も忘れようとして何人もの人と付き合ってみたけど、でも…」
「杏璃、そこまで一途だったんだ。驚いた」
「…」
「…親父には言ったのか?」
「あのときの前日に…」
暫くは沈黙が流れた。
「…親父と話してみたら?」
「話すって何を?」
「解らねけど…、話してみたら?」
「親父のスマホの番号これな」
コースターに番号を書いて私に渡す。
「ちょ、ちょっと、平良!いいよ!」
「お前それでいいの?」
「振られて、次の恋したくなったら、俺が骨拾ってやってもいいぜ」
「…平良」
「ケジメつけないと進めないだろ?長い恋に」
そうかもしれない。
振られたらもしかしたら少しはスッキリするかもしれない。
「…平良、ありがとう!本当に大人になったね」
「普通、俺に惚れない?ほんと杏璃は見る目がない!」
笑って言う平良が余計たくましく感じた。
数日間、この番号とにらめっこしてる。
かけたいけど、かけれない。
どうしよう…
そんな日々が半月も続き、我ながらヤバい性格だと実感。
「よーし!!かける!!」
毎度気合をいれて、かけようとするけど掛けられない。
「今日こそは!!」
番号を押した!!そして呼び出してる!
あー、出ないで!!と、心で叫んでる。
「…はい」
…真っ白になった。
やばい!
「もしもし?」
あ、いや、どうしよう
「あのー、もしもし?」
い、いかん、言わないと
「あ、あのー」
「はい?」
「…杏璃です」
「…杏璃ちゃん!?」
「あの、えっと、お話いいでしょうか?」
「…ああ、いや、うん。」
亮平さんもびっくりしてたどたどしい。
「私、りょ…、おじさんにしっかり振られてたくってお電話しました。終止符打てるかは解らないけど、ハッキリ言ってもらえれば少しは気持が落ち着くかもしれません。」
「…杏璃ちゃん」
「お願いします!ハッキリと言ってください」
「…」
困惑してる亮平さんが目に浮かぶ。
でも、ハッキリ言ってほしい。
「…杏璃ちゃん、会えない?」
「…えっ?」
「会わないで言うなんてフェアじゃない気がして」
いや、電話でいいです!
と、心で言ったものの
「杏璃ちゃんに合わせるよ!」
結果は悲しい結末だけど、でも亮平さんに会いたい。
週末、亮平さんと会う約束をした。
土曜日の昼下り。私のマンションの近くの駅まで来てくれて
待ち合わせ時間より早くついて
「杏璃ちゃん」
改札口から出て亮平さんに声をかけられた。
何も言わず一礼だけすると、こっちにきて
「じゃ、行こっか!」
近くにカフェがあることを言ったのでそこに向かって歩きだした。
亮平さんとこうやって歩くなんて…
背が高くって、痩せ型体型。
所帯じみてないので、年齢よりも若くみえる。
カフェに付いて席に座ると
「杏璃ちゃん、連絡ありがとね」
優しい声にドキドキする。
「…俺、杏璃ちゃんが今までそういう風に見てたなんて思いもしなくって」
そりゃそうだろう。びっくりするに決まってる。
「杏璃ちゃんの気持はすごく嬉しいよ!でも…」
そうだよね…、そうなるよね。
「いえ、解ってたことですから」
「杏璃ちゃんには、若くって君相当に相応しい人が…」
そ、それって…
「若くないとだめなの?」
「えっ?」
「相応ってなに?私に合う人って…」
「あ、いや、あの、そうじゃなく…」
亮平さんの言い方になんか納得いかず言い返してしまった。
「だって、歳が離れた人と結婚してる人だって世の中いっぱいいるのに、私が異常なの?」
「いや、そういうことじゃ…」
ずっと下を向いていたけど、亮平さんをみて
「私、ずっと亮平さんに恋してます!」
「…」
「歳が離れて振るんじゃなくって、私とは恋愛対象外ってことで振ってほしい。」
「…」
「亮平さんがずっと好きなんです。だから…ちゃんと私を対象外として…」
「…杏璃ちゃんは、俺とそういうことできるの?」
「えっ?」
「セックスとかできる?俺と?」
!?
…
…
…
「…亮平さんと出来るなら幸せです」
「…」
「じゃ、今からする?」
「…えっ!?」
「今から俺とする?」
どういうつもりで言ったのかすらも聞けない。
でも…
私な小さく頷いた。
カフェを出て、マンション向かった。
まさかこんなことになるとは…
一人暮らし用のマンションで1DKで、お風呂トイレ別のオートロックの女性に人気のあるマンション。
恋人も居たけど入れたことはなかった。
まさか初めてが亮平さんになるとは…
ドアをあけると、先に私が入って亮平さんがあとに続いて入ってきた。
ドアが締まったと同時に後ろから抱きしめられる。
心臓がもうバクバクしてまるで初めてのようなそんな心境。
「こっち向いて」
振り向かされて
!?
キスをされる。
「んー」
びっくりしたけど、嫌じゃない。
亮平さんとしてるんだ。
大好きな人とキスをしてる。
夢なら覚めないで!と何度も願った。
「平良の時みたいに拒まないの?」
キスの合間にいわれ、そんなの拒むわけない!
そのキスに何度も酔いしれて幸せになる。
あまりの情熱的なキスに身体が熱くなりすぎて、両腕を首に絡める。
お姫様抱っこをされてベッドのある方に移動。
ベッドに寝かさられる。
「…杏璃ちゃん、本当にいいの?」
「うん。亮平さんがいい」
恥ずかしくって小さな声で答えた。
それでもきっと聞こえてるだろう。
上から見下される亮平さんが今まで見たことない顔をしてて色っぽくもあって、真剣で目が離せなかった。
夢にまでみた亮平さんと…
絶対あり得ないと思ってたことに未だ現実味がない。
またキスから始まり、亮平さんの改めて情熱的なキスにまた溺れてしまう。
息する暇もない。
それでも、食い込むようなキスに幸せを感じる。
首筋にキスが降りたとき、私は涙が止まらなかった。
「えっ!?やっぱり嫌だった?」
それをみて亮平さんがびっくりして言う。
「ち、ちがうの。ずっと夢にまでみてた亮平さんと…、絶対あり得ないと思ってたから!絶対無理だと思ってたから…」
と言うと
「…杏璃ちゃん…」
私の涙をキスしてくれる。
服を脱がし始めて、恥ずかしいけど嬉しくって
「…幻滅しないで…」
「するわけないでしょ」
身体中を見て
「綺麗」
そう言ってまたキスをしてくれた。
男の顔が見えてる亮平さんに私を女として見てることを自覚する。
お願い!ずっとこのままでいてほしい!!
先のない未来は解っててもそう思わないとやっていけない。
身体中キスをされ、何度も何度も声をだして
「あっ、もう…」
「ほんと可愛いよ!」
そういいながら下半身を集中的に攻める。
「りょ、へいさん」
「ここ?」
「んー」
「声は我慢しちゃだめだよ」
口の中に指を入れられる。
ぐっと口で抑えてたのに
「あっ…」
「そ、それでいいんだよ」
私の気持が高ぶって声がどんどんと…
「あー、あー、もうー」
目の前にある頂点が近くなるのがわかって、身体が硬直する。
「あー!!!」
声をあげて一気に脱力した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
半分意識が遠くなりかけてる。
「杏璃ちゃん、可愛かったよ」
そういうと亮平さんは、私を抱きしめてしばらくそのままだった。
しばらくしても何もしようとはせず
ま、まさか…
「あ、あの…」
「ん?」
「…このまま?」
「…これ以上は…、てかここまできてなんだけど、やっぱりね…」
「あっ…」
「ごめんね」
溢れてくる涙が止まらない。
「謝らないで!私が…いけないの」
そのまま抱きしめられながら涙をずっと流し、私は疲れ果てていつの間にか眠ってしまった。
起きたときは亮平さんは居なかった。
私にとっては、全てが亮平さんなんだ。
諦めたくっても諦められない。
その週末洗濯掃除をしてると、チャイムがなった。
「はい」
「俺、平良」
「えっ?」
「話がある。」
「…」
「もう、あんなことしないから。」
「…話って何?」
「入れてくれね?」
「…」
「わかったよ!まぁ、この間あんなことしたしな。近くに喫茶店あったみたいだからそこで話そう。ここで待ってる」
出てこないとずっと待ってそうなので仕方なく…
「よう!」
「…ども」
喫茶店に移動した。
「杏璃、お前さ」
座ってすぐに平良が一言。
「親父が好きなのか?」
!?
「…まさかとは思ったが…」
ビックリした顔に答えは出てしまったようだ。
「親父をみたときのお前の顔初めてみたよ!女の顔してた」
「…」
「…だけどさ、親父のこと好きでもさー」
「わ、わかってるよ!そんなこと!!」
私が少し声をあげたことに驚いてる。
「…わかってるよ…」
下を向いてぐっと堪える。
「…まさか、親父とライバルになるとはな…」
「そんな、ライバルだなんて…、おじさんは何とも思ってないから」
「お前はそれでいいの?」
「えっ?」
「それでいいのかよ!」
「…平良って、どっちの味方よ!平良自身の気持は?それとも私の気持優先?」
「…正直複雑。杏璃のことは好きだよ!でも無理やり奪ってもこの間みたいになるし、全く俺には脈ないんだろ?」
「…ごめん」
「いつから親父のこと好きなんだよ?」
「…中学生の時にはもう…」
「マジか!?そんなに?ずっと好きだったの?」
「何度も忘れようとして何人もの人と付き合ってみたけど、でも…」
「杏璃、そこまで一途だったんだ。驚いた」
「…」
「…親父には言ったのか?」
「あのときの前日に…」
暫くは沈黙が流れた。
「…親父と話してみたら?」
「話すって何を?」
「解らねけど…、話してみたら?」
「親父のスマホの番号これな」
コースターに番号を書いて私に渡す。
「ちょ、ちょっと、平良!いいよ!」
「お前それでいいの?」
「振られて、次の恋したくなったら、俺が骨拾ってやってもいいぜ」
「…平良」
「ケジメつけないと進めないだろ?長い恋に」
そうかもしれない。
振られたらもしかしたら少しはスッキリするかもしれない。
「…平良、ありがとう!本当に大人になったね」
「普通、俺に惚れない?ほんと杏璃は見る目がない!」
笑って言う平良が余計たくましく感じた。
数日間、この番号とにらめっこしてる。
かけたいけど、かけれない。
どうしよう…
そんな日々が半月も続き、我ながらヤバい性格だと実感。
「よーし!!かける!!」
毎度気合をいれて、かけようとするけど掛けられない。
「今日こそは!!」
番号を押した!!そして呼び出してる!
あー、出ないで!!と、心で叫んでる。
「…はい」
…真っ白になった。
やばい!
「もしもし?」
あ、いや、どうしよう
「あのー、もしもし?」
い、いかん、言わないと
「あ、あのー」
「はい?」
「…杏璃です」
「…杏璃ちゃん!?」
「あの、えっと、お話いいでしょうか?」
「…ああ、いや、うん。」
亮平さんもびっくりしてたどたどしい。
「私、りょ…、おじさんにしっかり振られてたくってお電話しました。終止符打てるかは解らないけど、ハッキリ言ってもらえれば少しは気持が落ち着くかもしれません。」
「…杏璃ちゃん」
「お願いします!ハッキリと言ってください」
「…」
困惑してる亮平さんが目に浮かぶ。
でも、ハッキリ言ってほしい。
「…杏璃ちゃん、会えない?」
「…えっ?」
「会わないで言うなんてフェアじゃない気がして」
いや、電話でいいです!
と、心で言ったものの
「杏璃ちゃんに合わせるよ!」
結果は悲しい結末だけど、でも亮平さんに会いたい。
週末、亮平さんと会う約束をした。
土曜日の昼下り。私のマンションの近くの駅まで来てくれて
待ち合わせ時間より早くついて
「杏璃ちゃん」
改札口から出て亮平さんに声をかけられた。
何も言わず一礼だけすると、こっちにきて
「じゃ、行こっか!」
近くにカフェがあることを言ったのでそこに向かって歩きだした。
亮平さんとこうやって歩くなんて…
背が高くって、痩せ型体型。
所帯じみてないので、年齢よりも若くみえる。
カフェに付いて席に座ると
「杏璃ちゃん、連絡ありがとね」
優しい声にドキドキする。
「…俺、杏璃ちゃんが今までそういう風に見てたなんて思いもしなくって」
そりゃそうだろう。びっくりするに決まってる。
「杏璃ちゃんの気持はすごく嬉しいよ!でも…」
そうだよね…、そうなるよね。
「いえ、解ってたことですから」
「杏璃ちゃんには、若くって君相当に相応しい人が…」
そ、それって…
「若くないとだめなの?」
「えっ?」
「相応ってなに?私に合う人って…」
「あ、いや、あの、そうじゃなく…」
亮平さんの言い方になんか納得いかず言い返してしまった。
「だって、歳が離れた人と結婚してる人だって世の中いっぱいいるのに、私が異常なの?」
「いや、そういうことじゃ…」
ずっと下を向いていたけど、亮平さんをみて
「私、ずっと亮平さんに恋してます!」
「…」
「歳が離れて振るんじゃなくって、私とは恋愛対象外ってことで振ってほしい。」
「…」
「亮平さんがずっと好きなんです。だから…ちゃんと私を対象外として…」
「…杏璃ちゃんは、俺とそういうことできるの?」
「えっ?」
「セックスとかできる?俺と?」
!?
…
…
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「…亮平さんと出来るなら幸せです」
「…」
「じゃ、今からする?」
「…えっ!?」
「今から俺とする?」
どういうつもりで言ったのかすらも聞けない。
でも…
私な小さく頷いた。
カフェを出て、マンション向かった。
まさかこんなことになるとは…
一人暮らし用のマンションで1DKで、お風呂トイレ別のオートロックの女性に人気のあるマンション。
恋人も居たけど入れたことはなかった。
まさか初めてが亮平さんになるとは…
ドアをあけると、先に私が入って亮平さんがあとに続いて入ってきた。
ドアが締まったと同時に後ろから抱きしめられる。
心臓がもうバクバクしてまるで初めてのようなそんな心境。
「こっち向いて」
振り向かされて
!?
キスをされる。
「んー」
びっくりしたけど、嫌じゃない。
亮平さんとしてるんだ。
大好きな人とキスをしてる。
夢なら覚めないで!と何度も願った。
「平良の時みたいに拒まないの?」
キスの合間にいわれ、そんなの拒むわけない!
そのキスに何度も酔いしれて幸せになる。
あまりの情熱的なキスに身体が熱くなりすぎて、両腕を首に絡める。
お姫様抱っこをされてベッドのある方に移動。
ベッドに寝かさられる。
「…杏璃ちゃん、本当にいいの?」
「うん。亮平さんがいい」
恥ずかしくって小さな声で答えた。
それでもきっと聞こえてるだろう。
上から見下される亮平さんが今まで見たことない顔をしてて色っぽくもあって、真剣で目が離せなかった。
夢にまでみた亮平さんと…
絶対あり得ないと思ってたことに未だ現実味がない。
またキスから始まり、亮平さんの改めて情熱的なキスにまた溺れてしまう。
息する暇もない。
それでも、食い込むようなキスに幸せを感じる。
首筋にキスが降りたとき、私は涙が止まらなかった。
「えっ!?やっぱり嫌だった?」
それをみて亮平さんがびっくりして言う。
「ち、ちがうの。ずっと夢にまでみてた亮平さんと…、絶対あり得ないと思ってたから!絶対無理だと思ってたから…」
と言うと
「…杏璃ちゃん…」
私の涙をキスしてくれる。
服を脱がし始めて、恥ずかしいけど嬉しくって
「…幻滅しないで…」
「するわけないでしょ」
身体中を見て
「綺麗」
そう言ってまたキスをしてくれた。
男の顔が見えてる亮平さんに私を女として見てることを自覚する。
お願い!ずっとこのままでいてほしい!!
先のない未来は解っててもそう思わないとやっていけない。
身体中キスをされ、何度も何度も声をだして
「あっ、もう…」
「ほんと可愛いよ!」
そういいながら下半身を集中的に攻める。
「りょ、へいさん」
「ここ?」
「んー」
「声は我慢しちゃだめだよ」
口の中に指を入れられる。
ぐっと口で抑えてたのに
「あっ…」
「そ、それでいいんだよ」
私の気持が高ぶって声がどんどんと…
「あー、あー、もうー」
目の前にある頂点が近くなるのがわかって、身体が硬直する。
「あー!!!」
声をあげて一気に脱力した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
半分意識が遠くなりかけてる。
「杏璃ちゃん、可愛かったよ」
そういうと亮平さんは、私を抱きしめてしばらくそのままだった。
しばらくしても何もしようとはせず
ま、まさか…
「あ、あの…」
「ん?」
「…このまま?」
「…これ以上は…、てかここまできてなんだけど、やっぱりね…」
「あっ…」
「ごめんね」
溢れてくる涙が止まらない。
「謝らないで!私が…いけないの」
そのまま抱きしめられながら涙をずっと流し、私は疲れ果てていつの間にか眠ってしまった。
起きたときは亮平さんは居なかった。
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