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両親からの告白
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ちょっと話があるっと父に言われ、父と母とリビングで3人で話すことになった。
「なに?どうしたの?」
「修一君と1度家で会ったようだが、今後は会わないようにしてほしい」
「え?」
確かにカウンセリングの先生にも気を付けるように言われたけど
「家に来ても、私達がいなかったら家に上げないで」
と、母にも言われた。
「何か知ってるの?」
私もは聞いた。
「いや、知らない」
「何?なにか気になることあるの?」
両親に問い詰めても答えてくれず、何か知ってるんだろうと思うけど言ってくれない。誰かに口止めされてるとか?
記憶がない私には知らないほうがいってことか...
あまり言っても答えてくれないのが解ったので諦めて、部屋に戻った。
記憶がなくなるってこと事態、きっと大きな出来事があったんだろうな。
「何があったんだろ」
気にはなっても思い出せないし、もしかしたらもう思い出さないほうがいいのかも?
部屋に戻って間もなく凛子からLINEがきた。
<たまに河野さん会社にくるけど、以前みたいに話すことなくなったな>
<何か変わったの?>
<絵里香がこういうことになったと知って意識したのもあるけど、最近全然話してなかったなと思った。以前は結構絵里香の話とか世間話とかしてたんだけどね。>
<へぇ、そうだったんだ。>
<数日前も「こんにちわ」って声かけたら、挨拶はしてくれたけど逃げるように離れて行ったから>
どんどん河野さんの態度が疑問に感じる。
ここまで河野さんに対して疑問が出ると、どうしてこうなったのか知りたくなる。
もし知ったことで、私が立ち直れなくなるかもしれない。
でも両親も含めて回りに気を使わせて、これから生活するのはやっぱり気が重い。
ただ、河野さんとは会うのは基本止められてる。
そうなると...
<ねぇ、河野さんの会社ってどこ?>
翌日、両親には友達と会うから遅くなると言って出掛けた。
河野さんが何をしてる確かめたかった。
河野さんの会社はK商事。確かにK商事の会社とは取引してたのは覚えてるが...河野さんは覚えてない。
私はK商事で夕方から河野さんが出てくるのを待った。目の前の喫茶で待った。
ただ、見逃したのかその日は見つからなかった。
直帰だったかもしれない。出直すか。
こうして、河野さんが会社から出て探す日々が始まった。
「なに?どうしたの?」
「修一君と1度家で会ったようだが、今後は会わないようにしてほしい」
「え?」
確かにカウンセリングの先生にも気を付けるように言われたけど
「家に来ても、私達がいなかったら家に上げないで」
と、母にも言われた。
「何か知ってるの?」
私もは聞いた。
「いや、知らない」
「何?なにか気になることあるの?」
両親に問い詰めても答えてくれず、何か知ってるんだろうと思うけど言ってくれない。誰かに口止めされてるとか?
記憶がない私には知らないほうがいってことか...
あまり言っても答えてくれないのが解ったので諦めて、部屋に戻った。
記憶がなくなるってこと事態、きっと大きな出来事があったんだろうな。
「何があったんだろ」
気にはなっても思い出せないし、もしかしたらもう思い出さないほうがいいのかも?
部屋に戻って間もなく凛子からLINEがきた。
<たまに河野さん会社にくるけど、以前みたいに話すことなくなったな>
<何か変わったの?>
<絵里香がこういうことになったと知って意識したのもあるけど、最近全然話してなかったなと思った。以前は結構絵里香の話とか世間話とかしてたんだけどね。>
<へぇ、そうだったんだ。>
<数日前も「こんにちわ」って声かけたら、挨拶はしてくれたけど逃げるように離れて行ったから>
どんどん河野さんの態度が疑問に感じる。
ここまで河野さんに対して疑問が出ると、どうしてこうなったのか知りたくなる。
もし知ったことで、私が立ち直れなくなるかもしれない。
でも両親も含めて回りに気を使わせて、これから生活するのはやっぱり気が重い。
ただ、河野さんとは会うのは基本止められてる。
そうなると...
<ねぇ、河野さんの会社ってどこ?>
翌日、両親には友達と会うから遅くなると言って出掛けた。
河野さんが何をしてる確かめたかった。
河野さんの会社はK商事。確かにK商事の会社とは取引してたのは覚えてるが...河野さんは覚えてない。
私はK商事で夕方から河野さんが出てくるのを待った。目の前の喫茶で待った。
ただ、見逃したのかその日は見つからなかった。
直帰だったかもしれない。出直すか。
こうして、河野さんが会社から出て探す日々が始まった。
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