涼子

詩織

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卒業

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卒業式の前にギャラリー展があり、見に行ってきた。

今までも色々出展とかしてたけど、これは人目に出る絵と思わなかったんで恥ずかしかった。

でもいい思い出にもなったので有難かった。




そして卒業式

宇敷君とはあまり話さないで結局この日を迎えてしまった。

まぁ仕方ないか、志穂がもう号泣して

「二十歳になったらガンガン飲もう!」

という約束をした。

志穂や美術部の後輩とかと話してたら

「柴崎さん」

振り向くと、草間さんがいた。

「クラス同じだったけどあまり話せなかったね!もしよかったら連絡先交換いいかな?」

え?私と?

ちょっと意外だった。

「あ、うん。いいけど」

そりゃ言葉詰まりますよ。ほとんど話してないもん。

といって、スマホで連絡を送受信しあった。

「じゃまたね」

といって、草間さんは行ってしまった。

「あの子、モデルの事務所行く子だよね?」

「うん。そそ」

「なんで涼子と?クラス同じだったけどあまり話してなかったよね?」

「そうなんだよね。クラスで集まって何かするとかあるのかな?今後」

若干謎はあったけど、まぁクラス会とかするのかも?程度で思うことにし、そこまで考えなかった。

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