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ぶどうタルトの回・期待は冷、実際は温。(全2話)
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【ぶどうタルトの回】~アルスの日常~
おやつの時間になると、エルはダイニングテーブルにあるものを運んできた。
それがなんなのかを確認しに来た颯太は「すご!美味しそう!」と歓喜していた。
エルが持ってきたのは、ぶどうをふんだんに使った巨大タルトだった。
腰に手を当てるとエルは「でしょ~!」と得意気になる。
エル「最近話題だから作ってみたんだ!」
そう言うと、エルはキッチンへナイフを取りに行く。
切り分けて早速食べることにしたようだ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【期待は冷、実際は温。】~電脳戦士の理~
猿橋の家に遊びに来ていたアツシは、2人で携帯のゲームをやっていた。
しばらく白熱とした戦いを繰り広げていたが、一段落ついたところで猿橋が尋ねてきた。
猿橋「お茶でも飲む?」
それを聞いたアツシは「おお!頼む!」と言って、彼のご厚意を受けることにした。
携帯を置くと猿橋は「ちょっと待っていてな」と言ってキッチンへと向かう。
しばらくして出てきたのは、湯呑みに入ったお茶だった。
アツシ「あのさ、これ...。」
それにアツシは少しためらいを見せる。
なんでもその湯呑みからは、一本の湯気が立ち上がっているものだから。
冷えた麦茶でも出てくるのかと、そんな想像をしていた。
猿橋「ん?どした?」
彼は笑顔でそう聞いてくるが、それは悪意のあるものだろう。
徐々に意地悪な表情へと切り替わっていき「早く飲めよ、ぬるくなるぞ?」と催促する。
アツシは悔しがりながらも「い、いただくわ...。」と言って熱々のお茶を飲み始めた。
おやつの時間になると、エルはダイニングテーブルにあるものを運んできた。
それがなんなのかを確認しに来た颯太は「すご!美味しそう!」と歓喜していた。
エルが持ってきたのは、ぶどうをふんだんに使った巨大タルトだった。
腰に手を当てるとエルは「でしょ~!」と得意気になる。
エル「最近話題だから作ってみたんだ!」
そう言うと、エルはキッチンへナイフを取りに行く。
切り分けて早速食べることにしたようだ。
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猿橋の家に遊びに来ていたアツシは、2人で携帯のゲームをやっていた。
しばらく白熱とした戦いを繰り広げていたが、一段落ついたところで猿橋が尋ねてきた。
猿橋「お茶でも飲む?」
それを聞いたアツシは「おお!頼む!」と言って、彼のご厚意を受けることにした。
携帯を置くと猿橋は「ちょっと待っていてな」と言ってキッチンへと向かう。
しばらくして出てきたのは、湯呑みに入ったお茶だった。
アツシ「あのさ、これ...。」
それにアツシは少しためらいを見せる。
なんでもその湯呑みからは、一本の湯気が立ち上がっているものだから。
冷えた麦茶でも出てくるのかと、そんな想像をしていた。
猿橋「ん?どした?」
彼は笑顔でそう聞いてくるが、それは悪意のあるものだろう。
徐々に意地悪な表情へと切り替わっていき「早く飲めよ、ぬるくなるぞ?」と催促する。
アツシは悔しがりながらも「い、いただくわ...。」と言って熱々のお茶を飲み始めた。
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