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バドミントン・推薦図書(全2話)
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【バドミントン】~ナタモチ~
ある公園へ訪れていた美優と藍夏は、借りてきた器具でバドミントンを始めた。
その様子を美浦は、先ほど敷いたレジャーシートに座って眺める。
隼士「たまにはこうして外に出るのもいいだろ?」
無理やり連れられた賢澄にそう言うと、彼は「まあ...気分転換くらいにはかな。」と呟く。
バドミントンで遊ぶ様子を、携帯のカメラで撮っていた美浦。
こちらに振り向き「賢澄はやらないの?」と尋ねてくるが、賢澄は首を振って答えた。
賢澄「僕はいいかな、木陰で本でも読むことにするよ。」
遠慮をする賢澄に向けて、藍夏は美優が打ち返した羽根をキャッチしながら言葉を投げかける。
藍夏「せっかく来たんだしやりなよ。ほらそこ、余りあるから。」
腰に手を当て、レジャーシートの上に置かれたラケットを指差す。
彼女はスマッシュの構えをとると、藍夏「あたしのスマッシュで、ボコしてあげる。」と言いながら、ラケットを素早く振り落とした。
美優「それテニスだよ...」
その様子を見て、美優は苦笑いを浮かべていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【推薦図書】~四元戦士の理~
アルスは部屋で本を読んでいると、閏がノックをして部屋に入ってきた。
閏「お兄、読書感想文に向いてる本とかあったりする?今日本屋さんに行ったんだけど、なんだか微妙で~。」
そう話す彼女に、俺は「ほんなら、俺が去年読んだ本をやるわ。」と言って、本棚から一冊の小説を抜き出す。
アルス「スケールは結構大きいんやけど、ええ感じに短い話にまとめられとるで読みやすいと思うわ。」
軽く説明をしながら、閏に本を渡す。
閏は「ありがとう!早速読んでみるね~!」と言って、部屋を出ていった。
多少のSFチックさはあるものの、現実世界のやうな日常生活とのリンクもあって、2つのジャンルが上手い具合に調和されている。
そういうのはきっと、彼女好みだろうなと。
そう考えてあの本を推薦したというわけだ。
ある公園へ訪れていた美優と藍夏は、借りてきた器具でバドミントンを始めた。
その様子を美浦は、先ほど敷いたレジャーシートに座って眺める。
隼士「たまにはこうして外に出るのもいいだろ?」
無理やり連れられた賢澄にそう言うと、彼は「まあ...気分転換くらいにはかな。」と呟く。
バドミントンで遊ぶ様子を、携帯のカメラで撮っていた美浦。
こちらに振り向き「賢澄はやらないの?」と尋ねてくるが、賢澄は首を振って答えた。
賢澄「僕はいいかな、木陰で本でも読むことにするよ。」
遠慮をする賢澄に向けて、藍夏は美優が打ち返した羽根をキャッチしながら言葉を投げかける。
藍夏「せっかく来たんだしやりなよ。ほらそこ、余りあるから。」
腰に手を当て、レジャーシートの上に置かれたラケットを指差す。
彼女はスマッシュの構えをとると、藍夏「あたしのスマッシュで、ボコしてあげる。」と言いながら、ラケットを素早く振り落とした。
美優「それテニスだよ...」
その様子を見て、美優は苦笑いを浮かべていた。
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【推薦図書】~四元戦士の理~
アルスは部屋で本を読んでいると、閏がノックをして部屋に入ってきた。
閏「お兄、読書感想文に向いてる本とかあったりする?今日本屋さんに行ったんだけど、なんだか微妙で~。」
そう話す彼女に、俺は「ほんなら、俺が去年読んだ本をやるわ。」と言って、本棚から一冊の小説を抜き出す。
アルス「スケールは結構大きいんやけど、ええ感じに短い話にまとめられとるで読みやすいと思うわ。」
軽く説明をしながら、閏に本を渡す。
閏は「ありがとう!早速読んでみるね~!」と言って、部屋を出ていった。
多少のSFチックさはあるものの、現実世界のやうな日常生活とのリンクもあって、2つのジャンルが上手い具合に調和されている。
そういうのはきっと、彼女好みだろうなと。
そう考えてあの本を推薦したというわけだ。
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