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近場の馬刺しの回・脚立の代用と耐久性・お吸い物(全3話)
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【近場の馬刺しの回】~アルスの日常~
アルス「あ~なんか、めっちゃ馬刺し食いてぇ。」
友人の家へ向かう途中、アルスは唐突にそう呟いた。
テル「ここら辺、そういうお店ないもんね。」
隣を歩くテルが言うと、アルスは「せやねん」と言って携帯を取り出す。
マップアプリを立ち上げて探しても、数十kmは離れている。
近場に無いことがとても残念だった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【脚立の代用と耐久性】~四元戦士の理~
カツキは本棚から、漫画を取り出そうとしていた。
しかし、上段にあるそれはギリギリ届かない位置にあった。
カツキ「脚立とか無いかな...」
台がないかあたりを見渡していると、押し入れからあるものを見つけたカツキは「そうだ!」と声を上げた。
今では使っていない、木製の小さな机を見つけた。
これを台の代わりにして漫画を取ろう。
そう思い立ったカツキは机を運び出す。
棚の前に設置すると、なんの躊躇もなくその上に乗った。
手を伸ばし、なんとか漫画を手に取ることはできたが...。
乗っていた机からはミシミシ...といった軋む音が聞こえてきた。
慌てて降りようとするが、机はバキッと音を立て割れてしまった。
壊れた机を見て、カツキは「あーあー...」と呟く。
まあ...もう使わない物だし別にいいんだけどね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【お吸い物】~電脳戦士の理~
颯太「今日の夜なに~?」
リビングでテレビを観ていた颯太は、キッチンへと向かいながらそう尋ねる。
エル「昨日のちらし寿司が残ってるからそれと~、あと昨日できなかったお吸い物も!」
キッチンに立っていたエルは、冷蔵庫を開けながら言う。
颯太「汚水?」
エル「お吸い!」
アルス「あ~なんか、めっちゃ馬刺し食いてぇ。」
友人の家へ向かう途中、アルスは唐突にそう呟いた。
テル「ここら辺、そういうお店ないもんね。」
隣を歩くテルが言うと、アルスは「せやねん」と言って携帯を取り出す。
マップアプリを立ち上げて探しても、数十kmは離れている。
近場に無いことがとても残念だった。
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【脚立の代用と耐久性】~四元戦士の理~
カツキは本棚から、漫画を取り出そうとしていた。
しかし、上段にあるそれはギリギリ届かない位置にあった。
カツキ「脚立とか無いかな...」
台がないかあたりを見渡していると、押し入れからあるものを見つけたカツキは「そうだ!」と声を上げた。
今では使っていない、木製の小さな机を見つけた。
これを台の代わりにして漫画を取ろう。
そう思い立ったカツキは机を運び出す。
棚の前に設置すると、なんの躊躇もなくその上に乗った。
手を伸ばし、なんとか漫画を手に取ることはできたが...。
乗っていた机からはミシミシ...といった軋む音が聞こえてきた。
慌てて降りようとするが、机はバキッと音を立て割れてしまった。
壊れた机を見て、カツキは「あーあー...」と呟く。
まあ...もう使わない物だし別にいいんだけどね。
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【お吸い物】~電脳戦士の理~
颯太「今日の夜なに~?」
リビングでテレビを観ていた颯太は、キッチンへと向かいながらそう尋ねる。
エル「昨日のちらし寿司が残ってるからそれと~、あと昨日できなかったお吸い物も!」
キッチンに立っていたエルは、冷蔵庫を開けながら言う。
颯太「汚水?」
エル「お吸い!」
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