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【4月編】先生と生徒達・部活動について・校外学習(全3話)
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【篠原先生と女子高生】~4月編~
●登場人物
・椎原刻奈
・永野美里
・木村日向子
・瀬戸双海
・ラテララ・リリエル
・東雲蓮菜
・篠原先生
●目次
第一話...先生と生徒達
第二話...部活動について
第三話...校外学習
■■■■■■■《第一話》■■■■■■■
高校一年の、桜が散る頃。
刻奈は新しい環境にも慣れ、クラスメイトとも打ち解け友達もできた。
数学の授業が終わると私はテキストを持って、教卓に立つ先生の元へと駆け寄る。
刻奈「先生、ここの問題ってこの公式を使えばいいんですか?」
数学の授業が終わると私はテキストを持って、教卓に立つ先生の元へと駆け寄る。
篠原先生「そうだね、当てはめていけば答えにたどり着けるよ~。」
優しい口調でそう話す篠原先生に、私はニコッと笑って「ありがとうございます!」とお礼を言った。
美里「相変わらず真面目だね~あんたは」
背後から、女子生徒の声が聞こえた。
振り返ると、美里がこちらへ歩み寄るのが見える。
彼女は教卓に飛び乗り、そのまま腰掛けた。
篠原先生「こら!机に乗らない!」
先生は少し甘めに注意をするが、美里は「さーせーん」と軽く受け流していた。
美里はいつも明るくてクラスを引っ張る、リーダー的な存在だ。
少しおてんばな一面もあるが、そんな彼女に私は好感を持っていた。
美里「あ、そうだ刻奈。放課後空いてる?カラオケ行こうよ。」
教卓に座ったまま美里は、私をカラオケに誘う。
刻奈「うん!いいよ!」
そう返事をする私の肩に、美里は手を置き笑顔を見せてくれた。
その時、一人の女子生徒がこちらへと駆け寄ってきた。
日向子「ちょっと美里!刻奈は私が誘おうと思ってたのに!」
頬を膨らませながら、美里に顔を近付ける日向子。
笑いながら「早い者勝ちだもんね~」と舌を出す美里に、日向子は小さく「ぐぬぬ...」と声を漏らした。
双海「はいはい、仲良くしようね。」
日向子に遅れて、クールな双海が後ろからやって来る。
リリエル「喧嘩はダメだよ~二人共ぉ」
先生用の回転椅子でクルクル回りながら、リリエルはニコニコしながら言った。
日向子「別に喧嘩してるわけじゃないさ」
腕を組み、ツーンとそっぽを向く。
そんな日向子をリリエルは微笑ましく思えた。
美里「あんたももちろん来るよね?カラオケ。」
美里は教卓から飛び降りると、リリエルに向けてそう尋ねる。
それを聞いたリリエルの表情は、パッと明るくなった。
リリエルは勢いよく立ち上がりながら「やったぁ~、行く行く~!」と歓喜する。
美里の手を握り「楽しみだね~、待ち遠しいよぉ。」と言う彼女は、とてもワクワクしている様子であった。
美里「センセも一緒に来る?」
その場の流れで、先生を誘ってみる。
しかし「い、いや!僕は大丈夫かな!」と言う先生は、なんだか焦っているようにも見えた。
双海は腰に手を当て「冗談だから安心しなよ」と静かに呟く。
日向子「女の子に囲まれて、きっと楽しいよ~。」
ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら、日向子はそう茶化していた。
篠原先生「先生をからかわない!」
そう精一杯注意をする先生と、今の状況を楽しむ生徒達。
私もなんだかおかしくて、みんなと一緒に声を出して笑っていた。
■■■■■■■《第二話》■■■■■■■
美里「刻奈、あんた部活どうすんの?」
休み時間、ノートまとめをしていた私の元へ美里がやってきた。
彼女は入部届という、部活動に所属するための書類を手にしていた。
刻奈「ん~...今のところだけど、陸上部かテニス部に入ろうかなって思ってるよ。」
私がそう言うと、美里は少し意外そうにしていた。
美里「へぇ、テニス興味あるんだ。」
刻奈「うん、昔ちょっとだけやってたくらいだけどね。」
美里は腕を組んで考え込むと「あんた体力測定の時速かったもんね~。練習とかキツそうだし、足にも練習にも追い付けないかも。」と呟くように言った。
美里「あたしはテニスくらいにしとこうかね、色々と楽そうだし。」
なんて話をしていると、双海と日向子がやってきた。
双海「美里、テニスにするの?」
美里「そう、楽そうだしさ。偏見だけど。」
それを聞いた日向子は少しガッカリした様子で「私バスケ部に入ろうと思うんだけど、誰とも一緒になれない...。」と呟いた。
それを聞いた双海は、肩を落とす日向子の頭を撫でた。
双海「私は隣のバレー部なんだから、帰りが被ることはあるかもね。」
寂しがる彼女に双海は「そのときは一緒に帰ろ」と微笑みかけた。
日向子は照れ臭そうにしながらも、「...うん!」と頷き頬を赤らめていた。
美里「てか、リリエルはどうなの?あんたどんくさいけど。」
刻奈「ちょっと美里...」
正直すぎる美里に、刻奈は少し遅いが引き止める。
しかしリリエルは微笑みながら答えた。
リリエル「私は合唱部にするよぉ~、みんなみたいには動けないしぃ。」
リリエルの答えを聞いた美里は、やっぱりといった表情を浮かべていた。
美里「あんた歌上手いもんね~、いいと思う。」
そう言って、彼女の背中を軽くポンポンと叩く。
リリエルは「えへへ~ありがとぉ!頑張る~!」と嬉しそうだった。
双海「それで、刻奈は結局どうするの?」
日向子に抱きつかれながらも、双海は私に尋ねる。
刻奈「私は...」
一瞬、過去の出来事が脳をよぎる。
それから少しだけ考え込み、私は決断した。
刻奈「...陸上部にするよ」
私の意見に美里は頷いていた。
美里「そうよね、あんたにはその足があるんだから。」
日向子「頑張ってね~!」
みんなに励まされ、嬉しくなった私は「ありがとう!お互い頑張ろうね!」と言った。
■■■■■■■《第三話》■■■■■■■
『校外学習』
刻奈達は校外学習で、水族館へと来ていた。
班別行動で、刻奈達は指定の場所を回っていた。
水槽の中を泳ぐ魚達を、キラキラと目を輝かせながら魚を追いかけるリリエル。
それを微笑ましく見守る美里と日向子。
私と双海はそんな三人を後ろから眺めながら歩いていた。
刻奈「プチ旅行みたいで楽しいね」
隣を歩いていた双海にそう投げ掛けると、彼女も小さく笑って「そうだね」と優しく答えた。
そんな話をしていた時、足元に何かが落ちているのが見えた。
それは模様の描かれたハンカチだった。
おそらく前の人が落としたものだろうと思い、私がそれを拾い上げると双海が声をかけた。
双海「これ落としたよ」
持ち主であろう女子高生にハンカチを差し出す双海。
蓮菜「え、嘘?落としてた?」
相手は急いでポケットを確認するが、その中は空であった。
蓮菜「ホントだ、ありがと!」
私がハンカチを差し出すと、彼女はそれを受け取りながらお礼を言った。
双海「普段の君は熱いから思ってもなかったけど、女子らしい一面もあるんだね。」
蓮菜の手にするハンカチを指差しながら、双海はそう呟く。
彼女のハンカチには、可愛い花の模様が描かれていたからだ。
蓮菜「あはは~、バレちゃったか...。」
いつも元気な蓮菜の、少し恥ずかしそうな表情。
私達にとってはそれが、珍しく思えた。
蓮菜は熱血系で、美里と一緒にクラスをまとめるリーダーのようだった。
運動神経も良くて、スポーツならなんでもできるような勢いだった。
そんな彼女の、普段見せることのない表情にすこし驚いてしまった。
校外学習の帰り道。
皆疲れていたのか口数は少なく、バスの中は静まり返っていた。
後ろの席で眠る日向子と美里の寝顔を、私はこっそりと写真に収めていた。
するとそこへ、担任の篠原先生がやってきた。
篠原先生「今日は楽しめたかな?」
手すりを持ちながら、先生は私に尋ねた。
刻奈「はい!とても楽しかったです!」
私は先生にスマホの画面を見せると、そこには2人の寝顔が映し出されていた。
それを見て先生は「疲れちゃったんだね」とニコニコしながら言う。
双海「あの子達ったらすぐどっか行っちゃうんだから、大変だったよ。」
刻奈「3回くらいはぐれちゃったよね~」
呆れたような表情を浮かべる双海に、私は苦笑いを浮かべる。
先生は小さく笑うと「みんなの成長を見守る立場として、僕は凄く嬉しいよ。」と言って、いつもの優しい笑顔を見せてくれた。
バスに揺さぶられる私達の顔は夕日に照らされて、オレンジ色に染まっていた。
●登場人物
・椎原刻奈
・永野美里
・木村日向子
・瀬戸双海
・ラテララ・リリエル
・東雲蓮菜
・篠原先生
●目次
第一話...先生と生徒達
第二話...部活動について
第三話...校外学習
■■■■■■■《第一話》■■■■■■■
高校一年の、桜が散る頃。
刻奈は新しい環境にも慣れ、クラスメイトとも打ち解け友達もできた。
数学の授業が終わると私はテキストを持って、教卓に立つ先生の元へと駆け寄る。
刻奈「先生、ここの問題ってこの公式を使えばいいんですか?」
数学の授業が終わると私はテキストを持って、教卓に立つ先生の元へと駆け寄る。
篠原先生「そうだね、当てはめていけば答えにたどり着けるよ~。」
優しい口調でそう話す篠原先生に、私はニコッと笑って「ありがとうございます!」とお礼を言った。
美里「相変わらず真面目だね~あんたは」
背後から、女子生徒の声が聞こえた。
振り返ると、美里がこちらへ歩み寄るのが見える。
彼女は教卓に飛び乗り、そのまま腰掛けた。
篠原先生「こら!机に乗らない!」
先生は少し甘めに注意をするが、美里は「さーせーん」と軽く受け流していた。
美里はいつも明るくてクラスを引っ張る、リーダー的な存在だ。
少しおてんばな一面もあるが、そんな彼女に私は好感を持っていた。
美里「あ、そうだ刻奈。放課後空いてる?カラオケ行こうよ。」
教卓に座ったまま美里は、私をカラオケに誘う。
刻奈「うん!いいよ!」
そう返事をする私の肩に、美里は手を置き笑顔を見せてくれた。
その時、一人の女子生徒がこちらへと駆け寄ってきた。
日向子「ちょっと美里!刻奈は私が誘おうと思ってたのに!」
頬を膨らませながら、美里に顔を近付ける日向子。
笑いながら「早い者勝ちだもんね~」と舌を出す美里に、日向子は小さく「ぐぬぬ...」と声を漏らした。
双海「はいはい、仲良くしようね。」
日向子に遅れて、クールな双海が後ろからやって来る。
リリエル「喧嘩はダメだよ~二人共ぉ」
先生用の回転椅子でクルクル回りながら、リリエルはニコニコしながら言った。
日向子「別に喧嘩してるわけじゃないさ」
腕を組み、ツーンとそっぽを向く。
そんな日向子をリリエルは微笑ましく思えた。
美里「あんたももちろん来るよね?カラオケ。」
美里は教卓から飛び降りると、リリエルに向けてそう尋ねる。
それを聞いたリリエルの表情は、パッと明るくなった。
リリエルは勢いよく立ち上がりながら「やったぁ~、行く行く~!」と歓喜する。
美里の手を握り「楽しみだね~、待ち遠しいよぉ。」と言う彼女は、とてもワクワクしている様子であった。
美里「センセも一緒に来る?」
その場の流れで、先生を誘ってみる。
しかし「い、いや!僕は大丈夫かな!」と言う先生は、なんだか焦っているようにも見えた。
双海は腰に手を当て「冗談だから安心しなよ」と静かに呟く。
日向子「女の子に囲まれて、きっと楽しいよ~。」
ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら、日向子はそう茶化していた。
篠原先生「先生をからかわない!」
そう精一杯注意をする先生と、今の状況を楽しむ生徒達。
私もなんだかおかしくて、みんなと一緒に声を出して笑っていた。
■■■■■■■《第二話》■■■■■■■
美里「刻奈、あんた部活どうすんの?」
休み時間、ノートまとめをしていた私の元へ美里がやってきた。
彼女は入部届という、部活動に所属するための書類を手にしていた。
刻奈「ん~...今のところだけど、陸上部かテニス部に入ろうかなって思ってるよ。」
私がそう言うと、美里は少し意外そうにしていた。
美里「へぇ、テニス興味あるんだ。」
刻奈「うん、昔ちょっとだけやってたくらいだけどね。」
美里は腕を組んで考え込むと「あんた体力測定の時速かったもんね~。練習とかキツそうだし、足にも練習にも追い付けないかも。」と呟くように言った。
美里「あたしはテニスくらいにしとこうかね、色々と楽そうだし。」
なんて話をしていると、双海と日向子がやってきた。
双海「美里、テニスにするの?」
美里「そう、楽そうだしさ。偏見だけど。」
それを聞いた日向子は少しガッカリした様子で「私バスケ部に入ろうと思うんだけど、誰とも一緒になれない...。」と呟いた。
それを聞いた双海は、肩を落とす日向子の頭を撫でた。
双海「私は隣のバレー部なんだから、帰りが被ることはあるかもね。」
寂しがる彼女に双海は「そのときは一緒に帰ろ」と微笑みかけた。
日向子は照れ臭そうにしながらも、「...うん!」と頷き頬を赤らめていた。
美里「てか、リリエルはどうなの?あんたどんくさいけど。」
刻奈「ちょっと美里...」
正直すぎる美里に、刻奈は少し遅いが引き止める。
しかしリリエルは微笑みながら答えた。
リリエル「私は合唱部にするよぉ~、みんなみたいには動けないしぃ。」
リリエルの答えを聞いた美里は、やっぱりといった表情を浮かべていた。
美里「あんた歌上手いもんね~、いいと思う。」
そう言って、彼女の背中を軽くポンポンと叩く。
リリエルは「えへへ~ありがとぉ!頑張る~!」と嬉しそうだった。
双海「それで、刻奈は結局どうするの?」
日向子に抱きつかれながらも、双海は私に尋ねる。
刻奈「私は...」
一瞬、過去の出来事が脳をよぎる。
それから少しだけ考え込み、私は決断した。
刻奈「...陸上部にするよ」
私の意見に美里は頷いていた。
美里「そうよね、あんたにはその足があるんだから。」
日向子「頑張ってね~!」
みんなに励まされ、嬉しくなった私は「ありがとう!お互い頑張ろうね!」と言った。
■■■■■■■《第三話》■■■■■■■
『校外学習』
刻奈達は校外学習で、水族館へと来ていた。
班別行動で、刻奈達は指定の場所を回っていた。
水槽の中を泳ぐ魚達を、キラキラと目を輝かせながら魚を追いかけるリリエル。
それを微笑ましく見守る美里と日向子。
私と双海はそんな三人を後ろから眺めながら歩いていた。
刻奈「プチ旅行みたいで楽しいね」
隣を歩いていた双海にそう投げ掛けると、彼女も小さく笑って「そうだね」と優しく答えた。
そんな話をしていた時、足元に何かが落ちているのが見えた。
それは模様の描かれたハンカチだった。
おそらく前の人が落としたものだろうと思い、私がそれを拾い上げると双海が声をかけた。
双海「これ落としたよ」
持ち主であろう女子高生にハンカチを差し出す双海。
蓮菜「え、嘘?落としてた?」
相手は急いでポケットを確認するが、その中は空であった。
蓮菜「ホントだ、ありがと!」
私がハンカチを差し出すと、彼女はそれを受け取りながらお礼を言った。
双海「普段の君は熱いから思ってもなかったけど、女子らしい一面もあるんだね。」
蓮菜の手にするハンカチを指差しながら、双海はそう呟く。
彼女のハンカチには、可愛い花の模様が描かれていたからだ。
蓮菜「あはは~、バレちゃったか...。」
いつも元気な蓮菜の、少し恥ずかしそうな表情。
私達にとってはそれが、珍しく思えた。
蓮菜は熱血系で、美里と一緒にクラスをまとめるリーダーのようだった。
運動神経も良くて、スポーツならなんでもできるような勢いだった。
そんな彼女の、普段見せることのない表情にすこし驚いてしまった。
校外学習の帰り道。
皆疲れていたのか口数は少なく、バスの中は静まり返っていた。
後ろの席で眠る日向子と美里の寝顔を、私はこっそりと写真に収めていた。
するとそこへ、担任の篠原先生がやってきた。
篠原先生「今日は楽しめたかな?」
手すりを持ちながら、先生は私に尋ねた。
刻奈「はい!とても楽しかったです!」
私は先生にスマホの画面を見せると、そこには2人の寝顔が映し出されていた。
それを見て先生は「疲れちゃったんだね」とニコニコしながら言う。
双海「あの子達ったらすぐどっか行っちゃうんだから、大変だったよ。」
刻奈「3回くらいはぐれちゃったよね~」
呆れたような表情を浮かべる双海に、私は苦笑いを浮かべる。
先生は小さく笑うと「みんなの成長を見守る立場として、僕は凄く嬉しいよ。」と言って、いつもの優しい笑顔を見せてくれた。
バスに揺さぶられる私達の顔は夕日に照らされて、オレンジ色に染まっていた。
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