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第三章 第十一話
109 お得意様同士の会話
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「お久しぶりです。…先ほどは有難うございました」
聖月がお辞儀をすると、宗祐は驚いた顔をしていた。驚いた顔でもカッコいいなぁ、と聖月はしみじみと宗祐の容姿を見て思う。男でも惚れそうな美形な彼は、今日も惚れ惚れする程カッコいい。お礼を言った聖月に、宗祐は微笑む。
「いや、べつに大丈夫だけど…。きたじ…橘さんは、セイくんの知り合い?」
問われた言葉に、聖月は固まる。正直に言うか聖月は迷ってしまった。
だが宗祐が微笑んでいたこともあり、言っても大丈夫だろうと思い聖月は口を開く。
「…あっ、ええ、まあ……。橘さまは、俺のお客様です」
上客です、と言うのは何となく憚れた。
「そうなんだ。よくしてもらってる?」
「え、えぇ…、」
聖月は曖昧に頷いた。よくしてもらってる、というのは優しくしてもらっている―――そういう意味なのだろう。ここで本当のことを言うのは憚られた。橘はホントは鬼畜野郎で人をいたぶるのが大好きなクソ野郎なんです―――。そう言ったらどうなるかなんて頭の悪い聖月でも分かる。
曖昧に濁したように頷いた聖月に宗祐はフフっと笑った。
「じゃあ、さっき声かけない方がよかったかな。邪魔しちゃったね」
「えっ、い、いやっ、そ、そんなことないですっ」
宗祐の言葉に聖月は大きく首を振る。
必死になる聖月を見て宗祐は口元を手で覆っている。笑いを噛み殺しているようで、クククッと低い笑い声が聞こえてくる。パニックになっている聖月にはその笑い声は聞こえなかった。
「あまりよくしてもらってるわけじゃないんだね」
さっきも助けてくれてありがとうって言ってくれたしね―――。
そう言われて、聖月はあっ、と気づく。自分の言った言葉の矛盾を。そんな気づいた聖月の顔が間抜けだったのだろう。宗祐はプッと噴き出した。顔を真っ赤にさせ驚きと恥ずかしさが入り混じった表情をしている聖月は、
「そ、そんなことは…」
と、必死に弁解しようとする。そんな聖月に宗祐は少し幼さが残った顔をする。
「ごめんね。カマかけちゃって。ちょっと、意地悪したくなって」
「えっ…」
「必死に橘さんを守ろうとするセイくんが可愛くて、つい…ね」
フフっと笑った宗祐は、いつもと違った男の顔をしていた。優しくて紳士な彼じゃない。ディメントにいるのが相応しいサディストの顔だ。だが聖月はそんな彼の表情を見て嫌悪感は湧かなかった。むしろドキッとしてしまう。
何も言えず顔を真っ赤にして俯いている聖月に優しい紳士が笑いかけた。
「もうこんなことは言わないから、顔をあげてくれないかな」
「…あ……」
宗祐の優しい声が耳朶に入りこみ、聖月の身体は震えた。まるで脳に命令されたように聖月は彼に言われた通り顔をあげる。
恐る恐る上げた顔の傍に宗祐の精悍な顔立ちがありドキドキとしてしまう。宗祐と聖月の視線が通った瞬間だった。
「―――セイ」
声をかけられ呼ばれた方へ振り向くと、そこには橘が居た。先程まで隣に居たはずの小太りの男は消えている。どこか不機嫌そうな表情で二人を見つめる橘は距離の近い二人の間に割って入る。
「羽山くんと知り合いだったのかい?」
あの行為中の時よりも厳しい顔をしている橘は、聖月にそんな言葉で詰め寄る。聖月は冷や汗が背中に浮かぶ。汗が噴き出るのを感じながら聖月は答えることにした。
「え、えぇ…まあ、俺のお客様です」
聖月は焦ってしまい先程宗祐へ橘を紹介するときと同じことを言ってしまう。
「…そうか。キミもか」
橘が宗祐のことを一瞥すると、彼は優しく笑っているだけだ。だがそんな2人の雰囲気はピリピリとしたものが漂っていた。鈍感だと言われている聖月でも、こんなに近くに居れば空気が普段と違うことには分かる。橘は感慨深そうに言って見せたが、目は笑っていない。それが恐ろしかった。
「セイは最高だろう?」
と、橘が言うと宗祐は頷く。
「―――そうですね」
クスクスと笑い合う二人が恐ろしくて聖月は逃げ出したくなった。空気がどこか穏やかじゃないのも、聖月の弱気な心を揺らしてくる。本人の目の前にして言うことじゃないだろう、と思った。聖月が居心地悪そうに小さくなっている姿に橘がほくそ笑む。
「若い羽山くんに抱かれて嬉しかったかい?」
「――――」
このオッサン何言ってやがるんだよ―――!
聖月は思わずそう叫びそうになるのをグッと堪える。それは俺だけじゃなくて羽山さんにもセクハラじゃないのか?―――そんな思いで宗祐の方を見たけれど宗祐は怒っているわけでもなく口角をあげ微笑えんでいるだけだ。その笑みにはどんな気持ちが隠れているのか聖月には分からない。
怒りなのか恥ずかしさなのか、それとも両方なのか聖月の身体がプルプルと震えていると、宗祐に優しく肩を叩かれた。
宗祐の顔を見ると、表情で『言ってあげないと』と書いてある。聖月は意を決して『嘘』を吐いた。
「そ…うですね」
聖月は隣の男に未だに抱かれたことがないのにそんなことを答えていた。それはとても羞恥を煽るモノで。頭の中に、あの夜のことが思い浮かび思わず目を瞑る。肯定の言葉を答えた聖月に橘は目を細める。
「私に抱かれるより?」
「……」
そりゃ鬼畜野郎より絶対にマシだろうし当たり前だろ―――そう橘の問いに言ってしまいそうになる。聖月はまだ宗祐とはしていないので何を言っても墓穴を掘りそうだ。聖月は唇を噛み締める。何も言えない聖月に、思わぬ助け舟がやってきた。
「それを聞くのは私にとっても、セイくんにとっても酷じゃないでしょうか」
橘さんとしても、と言わなかった宗祐は橘に謙遜していることが分かる。宗祐の言葉に橘は不思議そうな表情をする。
「そうかい? 私としてはハッキリしていいと思ったんだがな」
答えは決まっているだろうけどな、と言いたげな表情をする橘は自分が選ばれることが当たり前だと思っているもので。聖月はどこからその自信は来るんだろう、と思ってしまう。妙な雰囲気が流れているこの場所から聖月は早く消えてしまいたかった。
だから聖月はそう言ってしまった。
「俺には…決められないです…」
聖月の逃げるような言葉に、橘が眉を顰めた瞬間だった。
『ここで、パーティーも途中ですが、オーナー、一言をお願い致します』
声で神山が言っていることが分かる。檀上を見上げると、小向がマイクを握っているのが見えて聖月はついそちらを見てしまう。それは橘も宗祐も同じだったようで、3人の会話は自然に消え、高そうなスーツ姿の小向の方を見ていた。
会場の男たちの視線が小向に注がれる。
『えー、交流パーティーも中盤に差し掛かり、まだ話していないメンバーもいるとは思います。ですので、なるべく違う人々と交流をお願い致します』
宜しくお願いいたします、とペコリと頭を下げた小向に拍手が送られる。先程からグループのようなものが出来ており、決まった人と話していない人が多くいた。それを見た小向が会場に呼びかけたのだろう。普段だったら面倒くさいと思う聖月だったが、今の状況ではこれはチャンスと思った。
小向の言葉を受け、会場の雰囲気が一変する。人々が元の場所から離れていく。それを見て、聖月は慌ただしくする。
「あっ、俺も、ちょっと挨拶したい人が居るので失礼します。また宜しくお願いいたしますっ」
「セイっ」
背中に橘の引き留める声が投げかけられる。だが聖月はぶっきら棒にお辞儀をした後は振り返らなかった。羽山さんごめんなさい、と心の中で宗祐に謝る。憤りを見せる橘に対し、宗祐は愉しそうにまるで水を得た魚のように素早く二人から離れていく聖月のことを見ていた。
そんな運よく逃げてきた聖月は、その場を離れたいがために適当なことを言ったので、離れたのはいいが話す相手がいない。
誰か知っている人はいないかと会場をウロウロとしていたら可愛らしい声と共に肩を叩かれた。
「君塚くん」
「…小田桐さんっ」
振り向いた先に居たのは、同じ大学でディメントで働いているナンバー15の小田桐 きり(おだぎり きり)で聖月は瞠目する。彼女は白いドレスを着ており、とても綺麗だった。
「あたしもいるよ」
フフッと笑ったのは、きりの同室であるナンバー10の渡部夢(わたべ ゆめ)だった。彼女も赤いドレスを着ておりとても綺麗で似合っている。そんな2人に聖月は深々とお辞儀をした。
「お久しぶりです」
「堅苦しいのはやめてよねぇ」
「確かに…君塚くん、前会ったよりよそよそしいかも」
あはは、と笑う夢とはにかむきりは前より明るくなっているように見えて聖月はほっと息を吐いた。
聖月がお辞儀をすると、宗祐は驚いた顔をしていた。驚いた顔でもカッコいいなぁ、と聖月はしみじみと宗祐の容姿を見て思う。男でも惚れそうな美形な彼は、今日も惚れ惚れする程カッコいい。お礼を言った聖月に、宗祐は微笑む。
「いや、べつに大丈夫だけど…。きたじ…橘さんは、セイくんの知り合い?」
問われた言葉に、聖月は固まる。正直に言うか聖月は迷ってしまった。
だが宗祐が微笑んでいたこともあり、言っても大丈夫だろうと思い聖月は口を開く。
「…あっ、ええ、まあ……。橘さまは、俺のお客様です」
上客です、と言うのは何となく憚れた。
「そうなんだ。よくしてもらってる?」
「え、えぇ…、」
聖月は曖昧に頷いた。よくしてもらってる、というのは優しくしてもらっている―――そういう意味なのだろう。ここで本当のことを言うのは憚られた。橘はホントは鬼畜野郎で人をいたぶるのが大好きなクソ野郎なんです―――。そう言ったらどうなるかなんて頭の悪い聖月でも分かる。
曖昧に濁したように頷いた聖月に宗祐はフフっと笑った。
「じゃあ、さっき声かけない方がよかったかな。邪魔しちゃったね」
「えっ、い、いやっ、そ、そんなことないですっ」
宗祐の言葉に聖月は大きく首を振る。
必死になる聖月を見て宗祐は口元を手で覆っている。笑いを噛み殺しているようで、クククッと低い笑い声が聞こえてくる。パニックになっている聖月にはその笑い声は聞こえなかった。
「あまりよくしてもらってるわけじゃないんだね」
さっきも助けてくれてありがとうって言ってくれたしね―――。
そう言われて、聖月はあっ、と気づく。自分の言った言葉の矛盾を。そんな気づいた聖月の顔が間抜けだったのだろう。宗祐はプッと噴き出した。顔を真っ赤にさせ驚きと恥ずかしさが入り混じった表情をしている聖月は、
「そ、そんなことは…」
と、必死に弁解しようとする。そんな聖月に宗祐は少し幼さが残った顔をする。
「ごめんね。カマかけちゃって。ちょっと、意地悪したくなって」
「えっ…」
「必死に橘さんを守ろうとするセイくんが可愛くて、つい…ね」
フフっと笑った宗祐は、いつもと違った男の顔をしていた。優しくて紳士な彼じゃない。ディメントにいるのが相応しいサディストの顔だ。だが聖月はそんな彼の表情を見て嫌悪感は湧かなかった。むしろドキッとしてしまう。
何も言えず顔を真っ赤にして俯いている聖月に優しい紳士が笑いかけた。
「もうこんなことは言わないから、顔をあげてくれないかな」
「…あ……」
宗祐の優しい声が耳朶に入りこみ、聖月の身体は震えた。まるで脳に命令されたように聖月は彼に言われた通り顔をあげる。
恐る恐る上げた顔の傍に宗祐の精悍な顔立ちがありドキドキとしてしまう。宗祐と聖月の視線が通った瞬間だった。
「―――セイ」
声をかけられ呼ばれた方へ振り向くと、そこには橘が居た。先程まで隣に居たはずの小太りの男は消えている。どこか不機嫌そうな表情で二人を見つめる橘は距離の近い二人の間に割って入る。
「羽山くんと知り合いだったのかい?」
あの行為中の時よりも厳しい顔をしている橘は、聖月にそんな言葉で詰め寄る。聖月は冷や汗が背中に浮かぶ。汗が噴き出るのを感じながら聖月は答えることにした。
「え、えぇ…まあ、俺のお客様です」
聖月は焦ってしまい先程宗祐へ橘を紹介するときと同じことを言ってしまう。
「…そうか。キミもか」
橘が宗祐のことを一瞥すると、彼は優しく笑っているだけだ。だがそんな2人の雰囲気はピリピリとしたものが漂っていた。鈍感だと言われている聖月でも、こんなに近くに居れば空気が普段と違うことには分かる。橘は感慨深そうに言って見せたが、目は笑っていない。それが恐ろしかった。
「セイは最高だろう?」
と、橘が言うと宗祐は頷く。
「―――そうですね」
クスクスと笑い合う二人が恐ろしくて聖月は逃げ出したくなった。空気がどこか穏やかじゃないのも、聖月の弱気な心を揺らしてくる。本人の目の前にして言うことじゃないだろう、と思った。聖月が居心地悪そうに小さくなっている姿に橘がほくそ笑む。
「若い羽山くんに抱かれて嬉しかったかい?」
「――――」
このオッサン何言ってやがるんだよ―――!
聖月は思わずそう叫びそうになるのをグッと堪える。それは俺だけじゃなくて羽山さんにもセクハラじゃないのか?―――そんな思いで宗祐の方を見たけれど宗祐は怒っているわけでもなく口角をあげ微笑えんでいるだけだ。その笑みにはどんな気持ちが隠れているのか聖月には分からない。
怒りなのか恥ずかしさなのか、それとも両方なのか聖月の身体がプルプルと震えていると、宗祐に優しく肩を叩かれた。
宗祐の顔を見ると、表情で『言ってあげないと』と書いてある。聖月は意を決して『嘘』を吐いた。
「そ…うですね」
聖月は隣の男に未だに抱かれたことがないのにそんなことを答えていた。それはとても羞恥を煽るモノで。頭の中に、あの夜のことが思い浮かび思わず目を瞑る。肯定の言葉を答えた聖月に橘は目を細める。
「私に抱かれるより?」
「……」
そりゃ鬼畜野郎より絶対にマシだろうし当たり前だろ―――そう橘の問いに言ってしまいそうになる。聖月はまだ宗祐とはしていないので何を言っても墓穴を掘りそうだ。聖月は唇を噛み締める。何も言えない聖月に、思わぬ助け舟がやってきた。
「それを聞くのは私にとっても、セイくんにとっても酷じゃないでしょうか」
橘さんとしても、と言わなかった宗祐は橘に謙遜していることが分かる。宗祐の言葉に橘は不思議そうな表情をする。
「そうかい? 私としてはハッキリしていいと思ったんだがな」
答えは決まっているだろうけどな、と言いたげな表情をする橘は自分が選ばれることが当たり前だと思っているもので。聖月はどこからその自信は来るんだろう、と思ってしまう。妙な雰囲気が流れているこの場所から聖月は早く消えてしまいたかった。
だから聖月はそう言ってしまった。
「俺には…決められないです…」
聖月の逃げるような言葉に、橘が眉を顰めた瞬間だった。
『ここで、パーティーも途中ですが、オーナー、一言をお願い致します』
声で神山が言っていることが分かる。檀上を見上げると、小向がマイクを握っているのが見えて聖月はついそちらを見てしまう。それは橘も宗祐も同じだったようで、3人の会話は自然に消え、高そうなスーツ姿の小向の方を見ていた。
会場の男たちの視線が小向に注がれる。
『えー、交流パーティーも中盤に差し掛かり、まだ話していないメンバーもいるとは思います。ですので、なるべく違う人々と交流をお願い致します』
宜しくお願いいたします、とペコリと頭を下げた小向に拍手が送られる。先程からグループのようなものが出来ており、決まった人と話していない人が多くいた。それを見た小向が会場に呼びかけたのだろう。普段だったら面倒くさいと思う聖月だったが、今の状況ではこれはチャンスと思った。
小向の言葉を受け、会場の雰囲気が一変する。人々が元の場所から離れていく。それを見て、聖月は慌ただしくする。
「あっ、俺も、ちょっと挨拶したい人が居るので失礼します。また宜しくお願いいたしますっ」
「セイっ」
背中に橘の引き留める声が投げかけられる。だが聖月はぶっきら棒にお辞儀をした後は振り返らなかった。羽山さんごめんなさい、と心の中で宗祐に謝る。憤りを見せる橘に対し、宗祐は愉しそうにまるで水を得た魚のように素早く二人から離れていく聖月のことを見ていた。
そんな運よく逃げてきた聖月は、その場を離れたいがために適当なことを言ったので、離れたのはいいが話す相手がいない。
誰か知っている人はいないかと会場をウロウロとしていたら可愛らしい声と共に肩を叩かれた。
「君塚くん」
「…小田桐さんっ」
振り向いた先に居たのは、同じ大学でディメントで働いているナンバー15の小田桐 きり(おだぎり きり)で聖月は瞠目する。彼女は白いドレスを着ており、とても綺麗だった。
「あたしもいるよ」
フフッと笑ったのは、きりの同室であるナンバー10の渡部夢(わたべ ゆめ)だった。彼女も赤いドレスを着ておりとても綺麗で似合っている。そんな2人に聖月は深々とお辞儀をした。
「お久しぶりです」
「堅苦しいのはやめてよねぇ」
「確かに…君塚くん、前会ったよりよそよそしいかも」
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