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幕間
第三百一話 転生忍者、決闘で兄貴に勝利する
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俺は兄貴に勝った。ただ最後の火炎旋風には少しだけ驚いたかな。兄貴が死んだふり、いやまぁこっちも殺すつもりだったわけじゃないから倒れた振りか。
とにかくそこまでして勝利をつかもうとしたとはね。おかげでちょっとだけ火傷を負ってしまった。
普通ならあの程度はいくら喰らっても平気だけどね。そこはやはり封印した力の影響だ。
制限してなければチャクラの強化でどうとでもなったし。
「全く、よく考えてみたら揃いも揃ってなぜこんな無茶をするのかわからんのう」
姫様が兄貴を治療し、俺の火傷も治療してくれた。俺のは大したことないから別にいいと言ったのだけど、それで納得する姫様ではなかった。
「でも、本当にカグヤさんの回復魔法って凄いんだね」
「確かにここまでの使い手は教会でもそうはいないと思うぞ」
姫様へのデトラとミモザの評価だ。特に教会に関してはあの大叔父と一緒にいたミモザの言葉については信憑性がある。
それにチェストの治療一つとっても姫様の力が絶大なのはわかりきっていた。ただの水に力を込めただけで治療不可能とされた不可視の魔法器官とやらさえも再生してしまったからな。
だからこそ、本来はもっと慎重にすべきだったんだろうけど……姫様は元から自分以外の者に遠慮がなかったからな。力を施すという意味で。
「……やっぱり私は負けたんだな」
姫様から治療されても兄貴は暫く呆然として虚空を眺めていた。そんなにショックだったのか? と思いつつもしばらくはこっちからは声を掛けなかったが遂に語りだした。
「ロイス様、気を落とさず! こんなのはジンが規格外な人外ってだけですよ!」
「おい!」
バーモンドの発言に思わず突っ込んだ。だけど何故かデックがうんうんと頷いている。
「本人に自覚がないのがまたなんともな」
「いや友達とは言えそれは失礼だろっと」
思わずデックの肩をポンっと叩く。すると兄貴がフッと微笑んだ。
あれ? 今のでちょっと気が紛れたのかな?
「全く。ここまで負けるといっそ清々しいぐらいだ。やはり本気のジンには勝てなかったか」
「……本気、ねぇ」
あ、あれ? 何かマグのジトッとした視線が俺に……マグは妙に感づくところあるからなぁ。肩ではサラぽんがやっぱり火を吐いていた。可愛い。
「しかしロイス、何故こうまでして決闘に拘ったのだ?」
父上が兄貴に問う。
「知りたかったからですよ。自分の今の力と身の程を。これまで私は皆から天才だと神童だと神様が逆立ちしても勝てない才能と容姿をもちあわせていると、一千万年に一人の奇跡の子だとそう持ち上げられて生きてきました」
「いや、神童から先は初めてきいたんだが……」
父上が冷静に返した。それって殆ど嘘か誇張だな。
「ですが、この決闘ではっきりとわかった。そして痛感したのです。私はまだまだ未熟で将来の大魔導師を語るなどあまりに烏滸がましい存在だとね」
「ロイス……」
兄貴がとても殊勝だ。過去を知っている俺からしたら些か不気味に思うぐらいだ。
ただ、父上はどこか感慨深い顔を見せている。兄貴の変貌に日々驚かされているのは父上なのだろう。
「……むしろ何故勝てると思ったのか意味不明」
「ちょ、マグちゃんっては!」
一方様子を見ていたマグの言葉に容赦はなかった。デトラがちょっと慌てている。
「マグ、中々毒舌だったんだな……」
「敗者の傷口に塩を塗るような発言だぞ……」
「ガウ……」
デックとミモザは揃って苦笑いだ。ただ、マグが毒舌なのはわりと最初からだぞ。マガミはなんていっていいのかと複雑な顔だ。
「ウキィ」
『エンコウ様はマグ殿に抱きしめられて嬉しそうですぞ』
「ケーンケーン……」
エンコウ……マグにすっかり懐いているな。下心の方が強そうにも見える上、エンサイに見抜かれてそうだけど。
あと、キジムナから、もう帰っていい? と呆れたような疲れたような空気を感じたから戻ってもらった。姫様に戯れるホウライを見て子どもに関しては安心してそうだったし。
「それにしてもお主は結局何がしたかったんじゃ? 負けるのが趣味なのか?」
「ピィピィ」
「ちょ、失礼ですぞ! ロイス様がまるで常に負けているようではありませんか! 言っておきますがロイス様は格下には圧倒的に強いのですからね!」
「お主、褒めておるのか? 貶しておるのか?」
姫様の発言に反論するバーモンドだが、確かにどっちだと言いたい。姫様のツッコミは的確だ。
「いいんだバーモンド。別に負けるつもりでやっていたわけではないが、確かに今の私には勝てる要素がなかった」
兄貴が素直だ。不気味だ。ただ、今のと言ってある辺りやる気は残ってそうだ。
「父様――」
そして兄貴が立ち上がり、真剣な目を父上に向ける。
「私は今の決闘で確信しました。このまま屋敷でぬくぬくと魔法の勉強をしているだけでは何もかわりはしないと。ですから私はもっと自分を鍛えたいと思うのです。そのためには先ずこの屋敷を出なければならない」
「や、屋敷を出るだと?」
兄貴がまた、とんでもないことを言い出した。屋敷を出るだって? 兄貴が? まさか武者修行の旅にでも出るつもりなのか?
だとしても兄貴の体力じゃ厳しいと思うのだが……
「ロイス、お前の気持ちはわかるが、屋敷を出てただ漫然と修行しても意味はないぞ。それならば先生にしっかり教わった方がいい」
「勿論それはわかってます。そもそも天才とは言え、今はまだ未熟な私が誰にも師事せずふらふらしていても意味がないことぐらいわかってます」
あ、天才だという自信は残ってるんだ。そこはちょっと安心した。
「ですが、このまま屋敷にいても限界があります。きっと壁にぶちあたり、結果的に私は多少魔法が人より優れている程度のかっこいい魔法士で終わってしまう可能性も高い」
「……ジン。あいつは頭を打っていたようだ。そこは回復しきれていないからもう一度殴った方がいい」
マグが兄貴を指差しながら言った。目を細めてちょっとイラッとしているのも感じる。
だけどそこは寛大な気持ちで見てやってほしい。むしろこれがあるから兄貴は兄貴なんだ。
「とにかく、私には優れた師匠が必要と考えているのです。ですから父様お願いします! あのエイガ家の伝説として知られている元七星大魔導師が一人メラク・エイガ様の下へ修行にいかせて欲しいのです!」
「な、め、メラク様だって?」
父上が目をパチクリさせた。そんな父上に兄貴が必死の頼み込んでいる。
でも、メラク? うん? 何か最近どっかで効いたような? メラ、メラク、ふむ――
とにかくそこまでして勝利をつかもうとしたとはね。おかげでちょっとだけ火傷を負ってしまった。
普通ならあの程度はいくら喰らっても平気だけどね。そこはやはり封印した力の影響だ。
制限してなければチャクラの強化でどうとでもなったし。
「全く、よく考えてみたら揃いも揃ってなぜこんな無茶をするのかわからんのう」
姫様が兄貴を治療し、俺の火傷も治療してくれた。俺のは大したことないから別にいいと言ったのだけど、それで納得する姫様ではなかった。
「でも、本当にカグヤさんの回復魔法って凄いんだね」
「確かにここまでの使い手は教会でもそうはいないと思うぞ」
姫様へのデトラとミモザの評価だ。特に教会に関してはあの大叔父と一緒にいたミモザの言葉については信憑性がある。
それにチェストの治療一つとっても姫様の力が絶大なのはわかりきっていた。ただの水に力を込めただけで治療不可能とされた不可視の魔法器官とやらさえも再生してしまったからな。
だからこそ、本来はもっと慎重にすべきだったんだろうけど……姫様は元から自分以外の者に遠慮がなかったからな。力を施すという意味で。
「……やっぱり私は負けたんだな」
姫様から治療されても兄貴は暫く呆然として虚空を眺めていた。そんなにショックだったのか? と思いつつもしばらくはこっちからは声を掛けなかったが遂に語りだした。
「ロイス様、気を落とさず! こんなのはジンが規格外な人外ってだけですよ!」
「おい!」
バーモンドの発言に思わず突っ込んだ。だけど何故かデックがうんうんと頷いている。
「本人に自覚がないのがまたなんともな」
「いや友達とは言えそれは失礼だろっと」
思わずデックの肩をポンっと叩く。すると兄貴がフッと微笑んだ。
あれ? 今のでちょっと気が紛れたのかな?
「全く。ここまで負けるといっそ清々しいぐらいだ。やはり本気のジンには勝てなかったか」
「……本気、ねぇ」
あ、あれ? 何かマグのジトッとした視線が俺に……マグは妙に感づくところあるからなぁ。肩ではサラぽんがやっぱり火を吐いていた。可愛い。
「しかしロイス、何故こうまでして決闘に拘ったのだ?」
父上が兄貴に問う。
「知りたかったからですよ。自分の今の力と身の程を。これまで私は皆から天才だと神童だと神様が逆立ちしても勝てない才能と容姿をもちあわせていると、一千万年に一人の奇跡の子だとそう持ち上げられて生きてきました」
「いや、神童から先は初めてきいたんだが……」
父上が冷静に返した。それって殆ど嘘か誇張だな。
「ですが、この決闘ではっきりとわかった。そして痛感したのです。私はまだまだ未熟で将来の大魔導師を語るなどあまりに烏滸がましい存在だとね」
「ロイス……」
兄貴がとても殊勝だ。過去を知っている俺からしたら些か不気味に思うぐらいだ。
ただ、父上はどこか感慨深い顔を見せている。兄貴の変貌に日々驚かされているのは父上なのだろう。
「……むしろ何故勝てると思ったのか意味不明」
「ちょ、マグちゃんっては!」
一方様子を見ていたマグの言葉に容赦はなかった。デトラがちょっと慌てている。
「マグ、中々毒舌だったんだな……」
「敗者の傷口に塩を塗るような発言だぞ……」
「ガウ……」
デックとミモザは揃って苦笑いだ。ただ、マグが毒舌なのはわりと最初からだぞ。マガミはなんていっていいのかと複雑な顔だ。
「ウキィ」
『エンコウ様はマグ殿に抱きしめられて嬉しそうですぞ』
「ケーンケーン……」
エンコウ……マグにすっかり懐いているな。下心の方が強そうにも見える上、エンサイに見抜かれてそうだけど。
あと、キジムナから、もう帰っていい? と呆れたような疲れたような空気を感じたから戻ってもらった。姫様に戯れるホウライを見て子どもに関しては安心してそうだったし。
「それにしてもお主は結局何がしたかったんじゃ? 負けるのが趣味なのか?」
「ピィピィ」
「ちょ、失礼ですぞ! ロイス様がまるで常に負けているようではありませんか! 言っておきますがロイス様は格下には圧倒的に強いのですからね!」
「お主、褒めておるのか? 貶しておるのか?」
姫様の発言に反論するバーモンドだが、確かにどっちだと言いたい。姫様のツッコミは的確だ。
「いいんだバーモンド。別に負けるつもりでやっていたわけではないが、確かに今の私には勝てる要素がなかった」
兄貴が素直だ。不気味だ。ただ、今のと言ってある辺りやる気は残ってそうだ。
「父様――」
そして兄貴が立ち上がり、真剣な目を父上に向ける。
「私は今の決闘で確信しました。このまま屋敷でぬくぬくと魔法の勉強をしているだけでは何もかわりはしないと。ですから私はもっと自分を鍛えたいと思うのです。そのためには先ずこの屋敷を出なければならない」
「や、屋敷を出るだと?」
兄貴がまた、とんでもないことを言い出した。屋敷を出るだって? 兄貴が? まさか武者修行の旅にでも出るつもりなのか?
だとしても兄貴の体力じゃ厳しいと思うのだが……
「ロイス、お前の気持ちはわかるが、屋敷を出てただ漫然と修行しても意味はないぞ。それならば先生にしっかり教わった方がいい」
「勿論それはわかってます。そもそも天才とは言え、今はまだ未熟な私が誰にも師事せずふらふらしていても意味がないことぐらいわかってます」
あ、天才だという自信は残ってるんだ。そこはちょっと安心した。
「ですが、このまま屋敷にいても限界があります。きっと壁にぶちあたり、結果的に私は多少魔法が人より優れている程度のかっこいい魔法士で終わってしまう可能性も高い」
「……ジン。あいつは頭を打っていたようだ。そこは回復しきれていないからもう一度殴った方がいい」
マグが兄貴を指差しながら言った。目を細めてちょっとイラッとしているのも感じる。
だけどそこは寛大な気持ちで見てやってほしい。むしろこれがあるから兄貴は兄貴なんだ。
「とにかく、私には優れた師匠が必要と考えているのです。ですから父様お願いします! あのエイガ家の伝説として知られている元七星大魔導師が一人メラク・エイガ様の下へ修行にいかせて欲しいのです!」
「な、め、メラク様だって?」
父上が目をパチクリさせた。そんな父上に兄貴が必死の頼み込んでいる。
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