96 / 125
第二章 サムジャともふもふ編
第95話 ダミールとハデルの目論見
しおりを挟む
ダミールはイライラした様子でミレイユの部屋を出た。そのまま自分の部屋に戻り机の引き出しを開ける。
「くそ、これに頼ることになるとは――」
そして一本のワンドを手に彼は部屋を出て、至急だと言って使用人を全員エントランスに集めた。
「良く集まった。実はこの領地を揺るがす一大事が起きたのだ。お前たちも知っての通り昨晩からメイドのメイシルの姿がない。何故かわかるか?」
使用人たちがざわめき出す。するとダミールはワンドを手に更に続けた。ワンドからは淡い光が漏れ続けている。
「それは私の兄、カイエルに毒を盛り暗殺しようとしていたことが発覚したからだ! 実は以前から全く兄の意識が戻らないことをハデル大神官も危惧していた。同時にこれは何者かが兄が目を覚まさないよう毒を仕込んでいる可能性があると。そして私は遂にその証拠を見つけた。この瓶を見よ! これに毒が入っていた。そしてこれにはメイシルの指紋がベッタリと残っている!」
「え? 嘘メイシル様が?」
「そんなバカな……」
「冗談だろう?」
使用人たちの喧騒が増す。ダミールはしてやったりという顔を見せている。だが、勿論持っている瓶は毒が入っていた瓶などではないただの空き瓶だ。もともと調味料が入っていた瓶だけにメイシルの指紋は当然残っている。
だが、これが本物かどうかなどどうでも良かった。
「でも、ダミール様がこう申されているのだしな」
「そうよ! 旦那様を殺害しようとしたのはメイシルなんだわ!」
「とんでもない女ね!」
喧騒から徐々に怒りの声が漏れ始めていた。ダミールが邪悪な笑みを見せる。するとツカツカと近づいてくる一人の女性。ミレイユであった。
「これは一体何の騒ぎですか!」
「おやおや、お嬢様。ご機嫌麗しゅう」
「ダミール……一体何をしているのですか。説明しなさい」
ミレイユは眉を怒らせてダミールを問い詰めた。
「ふん。随分と偉そうだな。まぃいい。だったら聞かせてやろう。お前がかわいがっていたメイドのメイシルこそが私の兄を毒殺しようとした犯人だと使用人たちに教えていたところだ」
「な、何ですって! 貴方、何を馬鹿なことを!」
「何が馬鹿なことなものか。見よ! この空き瓶には毒が入っていた。メイシルの指紋だってある。それこそが何よりの証拠だ!」
「それは、我が家で調味料を入れていた空き瓶ではありませんか。そんなもの何の証拠にもなりませんよ」
「ならなおさらだ。調味料に毒を仕込むことで上手くごまかせると思ったのだろう。だが私の目は欺けなかった!」
ワンドを大仰に振り回し、周りにアピールするように語る。当然だがミレイユからしてみたらとんでもない話だ。そもそもミレイユは目の前にいるダミールこそが犯人だと睨んでいるし、間もなくその証拠だって届くはずだ。
「メイシルはとんでもない女だ!」
「メイドの風上にもおけないわ!」
「え? ちょ、皆どうしたの! こんなの嘘よデタラメよ! 信じちゃ駄目!」
「無駄ですよ。ここにいる連中は私の言うことを疑わない」
「何ですって?」
その時、ミレイユの視線がダミールが握っているワンドに向けられた。
「貴方、そんなもの最近まで……まさか!」
「さて、ここで皆さんに哀しいお知らせだ。実は兄であるカイエルの暗殺を目論見メイシルに実行させたのは姪であるミレイユだったのだ! 私は哀しいし信じられないという気持ちでいっぱいだ。だが、領主代理として見すごすわけにはいかないのだ!」
「そんな、貴方自分で何を言っているかわかっているの! こんな真似してもすぐに真実は明るみになる! そうなった時、そんな物で洗脳したと知れたら罪はますます重くなるわよ!」
「さて? 何の話かな。私はあくまで真実を明るみにしただけだ。さぁ、今すぐこの女を捕らえ地下牢に閉じ込めておけ!」
「「「「「ハッ!」」」」」
兵たちがやってきてミレイユを拘束した。
「こんな真似しても無駄よ! もうすぐ証拠が届く! そうなれば貴方がやったことが全て白日のもとに明るみになるんだから!」
「黙れ! とっとと来い!」
そしてダミールの目の前でミレイユが兵に連れていかれた。それを認めほくそ笑む。
もっともミレイユの言っていることは間違いではない。もし彼女の言うように筆跡鑑定の終わった手紙が戻って来たりしたらダミールはもう言い訳が効かない。
その上こんなものまで使用したとあっては死刑も免れないだろう。
「私はもう後戻り出来ないのだ……お前たち! メイシルは証拠を消すために冒険者を雇って屋敷に乗り込んでくる可能性がある! 歯向かうようなら殺しても構わん! 正当防衛だ! 絶対に中に入れるなよ!」
「「「「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」」」
一方でハデルもまた焦っていた。
「折角、眷属を降臨させる像まで造ったというのに、まさかセイラが消えていなくなるとは!」
理由はわかっていた。あの犬がいたということは、サムジャ持ちのあいつが生きていたということであり、教会に潜入し連れ去ったのだろう。
「まさかダクネイルが仕留め損なうとは……しかも召喚した魔物の反応も消えた……くそが!」
ハデルは教会を出て自ら乗り込もうかとも思ったが、下手に動いて怪しまれても厄介だ。聖女まで消えたとなると大騒ぎになる。とりあえず部屋には誰も近づくなと伝えてあるが、このままではジリ貧なのはわかりきっていた。
「どうやらいざというときのための準備は進めておいたほうが良さそうだな……」
そしてハデルもまた動き出す――
「くそ、これに頼ることになるとは――」
そして一本のワンドを手に彼は部屋を出て、至急だと言って使用人を全員エントランスに集めた。
「良く集まった。実はこの領地を揺るがす一大事が起きたのだ。お前たちも知っての通り昨晩からメイドのメイシルの姿がない。何故かわかるか?」
使用人たちがざわめき出す。するとダミールはワンドを手に更に続けた。ワンドからは淡い光が漏れ続けている。
「それは私の兄、カイエルに毒を盛り暗殺しようとしていたことが発覚したからだ! 実は以前から全く兄の意識が戻らないことをハデル大神官も危惧していた。同時にこれは何者かが兄が目を覚まさないよう毒を仕込んでいる可能性があると。そして私は遂にその証拠を見つけた。この瓶を見よ! これに毒が入っていた。そしてこれにはメイシルの指紋がベッタリと残っている!」
「え? 嘘メイシル様が?」
「そんなバカな……」
「冗談だろう?」
使用人たちの喧騒が増す。ダミールはしてやったりという顔を見せている。だが、勿論持っている瓶は毒が入っていた瓶などではないただの空き瓶だ。もともと調味料が入っていた瓶だけにメイシルの指紋は当然残っている。
だが、これが本物かどうかなどどうでも良かった。
「でも、ダミール様がこう申されているのだしな」
「そうよ! 旦那様を殺害しようとしたのはメイシルなんだわ!」
「とんでもない女ね!」
喧騒から徐々に怒りの声が漏れ始めていた。ダミールが邪悪な笑みを見せる。するとツカツカと近づいてくる一人の女性。ミレイユであった。
「これは一体何の騒ぎですか!」
「おやおや、お嬢様。ご機嫌麗しゅう」
「ダミール……一体何をしているのですか。説明しなさい」
ミレイユは眉を怒らせてダミールを問い詰めた。
「ふん。随分と偉そうだな。まぃいい。だったら聞かせてやろう。お前がかわいがっていたメイドのメイシルこそが私の兄を毒殺しようとした犯人だと使用人たちに教えていたところだ」
「な、何ですって! 貴方、何を馬鹿なことを!」
「何が馬鹿なことなものか。見よ! この空き瓶には毒が入っていた。メイシルの指紋だってある。それこそが何よりの証拠だ!」
「それは、我が家で調味料を入れていた空き瓶ではありませんか。そんなもの何の証拠にもなりませんよ」
「ならなおさらだ。調味料に毒を仕込むことで上手くごまかせると思ったのだろう。だが私の目は欺けなかった!」
ワンドを大仰に振り回し、周りにアピールするように語る。当然だがミレイユからしてみたらとんでもない話だ。そもそもミレイユは目の前にいるダミールこそが犯人だと睨んでいるし、間もなくその証拠だって届くはずだ。
「メイシルはとんでもない女だ!」
「メイドの風上にもおけないわ!」
「え? ちょ、皆どうしたの! こんなの嘘よデタラメよ! 信じちゃ駄目!」
「無駄ですよ。ここにいる連中は私の言うことを疑わない」
「何ですって?」
その時、ミレイユの視線がダミールが握っているワンドに向けられた。
「貴方、そんなもの最近まで……まさか!」
「さて、ここで皆さんに哀しいお知らせだ。実は兄であるカイエルの暗殺を目論見メイシルに実行させたのは姪であるミレイユだったのだ! 私は哀しいし信じられないという気持ちでいっぱいだ。だが、領主代理として見すごすわけにはいかないのだ!」
「そんな、貴方自分で何を言っているかわかっているの! こんな真似してもすぐに真実は明るみになる! そうなった時、そんな物で洗脳したと知れたら罪はますます重くなるわよ!」
「さて? 何の話かな。私はあくまで真実を明るみにしただけだ。さぁ、今すぐこの女を捕らえ地下牢に閉じ込めておけ!」
「「「「「ハッ!」」」」」
兵たちがやってきてミレイユを拘束した。
「こんな真似しても無駄よ! もうすぐ証拠が届く! そうなれば貴方がやったことが全て白日のもとに明るみになるんだから!」
「黙れ! とっとと来い!」
そしてダミールの目の前でミレイユが兵に連れていかれた。それを認めほくそ笑む。
もっともミレイユの言っていることは間違いではない。もし彼女の言うように筆跡鑑定の終わった手紙が戻って来たりしたらダミールはもう言い訳が効かない。
その上こんなものまで使用したとあっては死刑も免れないだろう。
「私はもう後戻り出来ないのだ……お前たち! メイシルは証拠を消すために冒険者を雇って屋敷に乗り込んでくる可能性がある! 歯向かうようなら殺しても構わん! 正当防衛だ! 絶対に中に入れるなよ!」
「「「「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」」」
一方でハデルもまた焦っていた。
「折角、眷属を降臨させる像まで造ったというのに、まさかセイラが消えていなくなるとは!」
理由はわかっていた。あの犬がいたということは、サムジャ持ちのあいつが生きていたということであり、教会に潜入し連れ去ったのだろう。
「まさかダクネイルが仕留め損なうとは……しかも召喚した魔物の反応も消えた……くそが!」
ハデルは教会を出て自ら乗り込もうかとも思ったが、下手に動いて怪しまれても厄介だ。聖女まで消えたとなると大騒ぎになる。とりあえず部屋には誰も近づくなと伝えてあるが、このままではジリ貧なのはわかりきっていた。
「どうやらいざというときのための準備は進めておいたほうが良さそうだな……」
そしてハデルもまた動き出す――
0
お気に入りに追加
882
あなたにおすすめの小説
異世界営生物語
田島久護
ファンタジー
相良仁は高卒でおもちゃ会社に就職し営業部一筋一五年。
ある日出勤すべく向かっていた途中で事故に遭う。
目覚めた先の森から始まる異世界生活。
戸惑いながらも仁は異世界で生き延びる為に営生していきます。
出会う人々と絆を紡いでいく幸せへの物語。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
とある中年男性の転生冒険記
うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。
半分異世界
月野槐樹
ファンタジー
関東圏で学生が行方不明になる事件が次々にしていた。それは異世界召還によるものだった。
ネットでも「神隠しか」「異世界召還か」と噂が飛び交うのを見て、異世界に思いを馳せる少年、圭。
いつか異世界に行った時の為にとせっせと準備をして「異世界ガイドノート」なるものまで作成していた圭。従兄弟の瑛太はそんな圭の様子をちょっと心配しながらも充実した学生生活を送っていた。
そんなある日、ついに異世界の扉が彼らの前に開かれた。
「異世界ガイドノート」と一緒に旅する異世界
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる