84 / 125
第二章 サムジャともふもふ編
第83話 サムジャと慎重な蛇使い
しおりを挟む
俺とヴェムの戦いは続いていた。流石にあの派手な爆発はそう何度も使えないのか、必要ないと考えたのか――しかし執拗な蛇の猛攻は続く。既に分身も残っていないし、中々キツい戦いだ。
「千蛇咬音――」
ヴェムの両手から大量の蛇が伸長し俺に迫ってきた。こんなの避けるだけで一苦労だ。というよりも全ては躱しきれない。
ある程度のダメージは覚悟する必要がある。何より厄介なのはこういった攻撃の最中にも数珠丸を狙っているのがひしひしと伝わってくることだ。
俺の命を狙っているのは間違いないが、優先順位は刀を奪うことの方が高そうだ。
「全くしぶとい奴だ。そろそろ覚悟を決めたら楽になるぜぇ~。なぁどうよ? あぁそうだ。なんなら交換条件を提示してやってもいい。その刀を寄越しな。そうすれば命だけは助けてやるぜ?」
「そんなもの信じるわけがないだろう――居合忍法・抜刀鎌鼬!」
「蛇腹の盾――」
俺の鎌鼬は蛇の盾で防がれてしまった。チャクラは体力と直結しているが、怪我の影響もあってチャクラを練れる量が明らかに減っているんだ。
このままだとジリ貧だ。ここから先は無駄な戦いは一切できない。
「どうやらテメェのスキルの威力も落ちているようだな。そろそろ限界ってとこかぁ~?」
まるで蛇のようにねちっこい喋り方だ。そして蛇のように執拗にこちらの動きを観察し、用心深く手を考えてきている。
油断のならない相手だ。レベルの上では相手の方が格上だということを忘れてはならないだろう。
「居合忍法・水霧の術」
「しゃらくせぇ!」
「チッ、居合忍法・抜刀土返し!」
水の忍法を発動した直後、相手が蛇を伸ばしてきた。俺は続けて忍法を行使し捲れた土でそれをガードした。
「何? 霧だと?」
そして蛇による攻撃をガードしたタイミングで霧が立ち込め、視界を遮った。これで多少は相手の攻撃が弱まるだろう。
その間に準備しておかなければいけない。
「居合忍法・土錬金の術」
「チッ、一体何を考えてやがるんだコラッ!」
口調が乱暴な奴だな!
「チッ!」
土錬金で作成した苦無や手裏剣を投げる。だがかわされているのがわかった。相手の蛇が特に狙いを定めることもなく飛んでくる。
「居合忍法・抜刀土返し!」
とにかく防御も忘れない。そして、まだまだここからだ。俺は手裏剣を投げ続ける。
「――霧の中からチクチクと攻撃してくる作戦か? セコいんだよテメェは!」
「なんとでも言え。勝つことのほうが大事だ」
「こんな武器で俺が倒せるかよ! ちっとは考えろこのボケがぁ!」
「うるさい!」
俺は更に手裏剣を投げる。
「無駄だと言ってるだろうがぁ。そんなものに頼ってもなぁ。その刀が得意なんだろう? だったらそんなセコい真似してないで来いよ! おらぁ!」
「断る。お前の魂胆はわかってる。俺を近づかせてあわよくばこの刀を奪ってやろうと、そういうつもりだろう?」
「……なるほど。それなりに頭は働くってことか。だったらこれは知っているか? 蛇は一体どうやって――相手の位置を掴んでいるかってな!」
その時、地面から飛び出た蛇が俺に――くっ!
地面からの蛇の攻撃を避けたが、同時に霧が晴れていった。この霧も永久に続くわけじゃない。
「正解は熱だ。目に頼らなくても相手の熱を頼りに位置がわかる。霧でうまいことやったつもりだったか? 残念だったなぁ~」
視界が開けた直後、目に飛び込んできたのは蛇で奪った刀を手ににやけ顔を見せるヴェムの姿だった――
「はは、どうしたその顔は? これが俺の手にあるのがそんなに不思議か?」
「チッ……」
舌打ちし奴を睨めつける。
「かかっ、これでお前はもうチェックメイトだなぁ~おい。お前はこれで――いや、違うなぁその顔は何かを企んでる顔だぁああ一体何を――」
その時、ヴェムの首が回り、そしてハッとした顔を見せ跳躍した。戻ってきた手裏剣が命中することなく地面に突き刺さる。
「残念だったな! 刃蛇!」
「がッ!?」
刃のような鱗を持つ蛇が俺の身を切り裂いた。その衝撃で俺も横に流されるように飛ばされる。
「は、ガハッ!」
「おっと早速毒が効いたか? しかし残念だったなぁ~俺もまさか投げていた武器に戻ってくるのがあるとは思わなかったぜぇ~惜しかったなぁ~」
手裏剣も上手く扱えばそういうことも出来る。あわよくばと思ったんだがな……ぐっ、しかし思ったより毒がキツい……
「ぎゃははははははっ! 毒が回ってきたな! わかるぜその苦しそうな表情! 悔しいか? 悔しいよなぁ? この数珠丸を失えばお前はもう毒を防ぐ手立てはないんだからなぁ!」
「はぁ、はぁ……」
目がかすむ。言葉を発するのも難しい。
「放っておいても死にそうだが万が一ってこともある。直接トドメを刺すとするか――」
そういったヴェムが俺に近づいてこようとする。だが、その足がピタリと止まった。
「いや、違う。お前がそれで終わるたまか? 匂う、プンプンと匂いやがる! 何せさっきも妙な武器で引っかけようとした男だ。この状況でも何を考えているかわからねぇなぁおいぃ~だから決めたぜぇ~俺はお前に近づかない! 近づかずに殺す! それがぁ、最善策だぁ~」
「くっ……」
「はは、どうだ? 何か考えていたとしても近づかなきゃ何も出来ないだろう? その上で俺は最高の技で貴様にトドメを刺してやるよぉ。さっき見ただろう? 俺の持つスキルで最強! 大蛇を生み出すあれでテメェの息の根を止めてやるぅ。そうさ。俺は決して油断はしねぇ。例えぇええぇえ死にそうな鼠一匹を狩るにしてもだぁぁああ! 追い詰められた鼠は何をしでかすかわからねぇもんなぁ! 窮鼠が蛇を噛む可能性は十分にありえるのさぁ。だからぁ、これで終わりだぁああ!」
あぁ、まさか、ここまでとはな――
「死ねやぁ! 大蛇!」
ヴェムの口が大きく開き、そこから大蛇の頭が見えた。ここまでか。まさかここまで――
「計算通りにいくとはな!」
そして俺は地面に手を突っ込み土中から数珠丸恒次を取り出した。全く危なかったぜ。奴が慎重だから、その考えを信用したから、上手くいった。
俺は一つのミスも許されなかった。だからこそ霧の中で先ずやったのは土錬金での刀の作成だった。数珠丸恒次にそっくりな偽物のだ。途中で土返しを挟んだのは本物を一旦土に中に隠しておくためだ。勿論後で取り出せるよう仕掛けを施した上でだ。
その上で手裏剣も作成し、霧の中からチクチクと攻撃する手しかないものだと思わせた。蛇が熱を感知するのは想定内だった。お前なら蛇を利用し、霧を逆に利用し刀を狙うと思っていた。
毒を敢えて喰らったのも慎重なお前が奪った刀に疑いを向けないようにだ。その上で手裏剣で背後から狙うように調整し警戒心を強めた。それはお前が確実な手段として大蛇を使うと想定していたからだ。
その読みは見事に的中した。時間との勝負だったがお前は今まさに大蛇を使った。
そのスキルには大きな欠点がある。大蛇を使った後、ヴェム自身はスキルの発動中動くことが出来ない。最初に使った時も元の位置から動く様子がなかった。つまり大蛇を放っている間のお前は――
「隙だらけだってことだ」
数珠丸のおかげで毒が消えた。大蛇の攻撃は変わり身で避けた。今頃丸太が転がっている。その上でヴェムの背中を取った。
「う、うぐうぅううぉおぉぉぉおおお!」
「残念だったな。その用心深さが仇となった――居合忍法・抜刀影分身燕返し!」
そして完全に無防備となったヴェムが俺の斬撃によって切り刻まれた。結果は――眼の前に転がった肉片が全てだ。
はぁ、しかし、騙すためとは言え少々毒を喰らいすぎたか、しんど――とにかくこれで、俺の、勝ちだ!
「千蛇咬音――」
ヴェムの両手から大量の蛇が伸長し俺に迫ってきた。こんなの避けるだけで一苦労だ。というよりも全ては躱しきれない。
ある程度のダメージは覚悟する必要がある。何より厄介なのはこういった攻撃の最中にも数珠丸を狙っているのがひしひしと伝わってくることだ。
俺の命を狙っているのは間違いないが、優先順位は刀を奪うことの方が高そうだ。
「全くしぶとい奴だ。そろそろ覚悟を決めたら楽になるぜぇ~。なぁどうよ? あぁそうだ。なんなら交換条件を提示してやってもいい。その刀を寄越しな。そうすれば命だけは助けてやるぜ?」
「そんなもの信じるわけがないだろう――居合忍法・抜刀鎌鼬!」
「蛇腹の盾――」
俺の鎌鼬は蛇の盾で防がれてしまった。チャクラは体力と直結しているが、怪我の影響もあってチャクラを練れる量が明らかに減っているんだ。
このままだとジリ貧だ。ここから先は無駄な戦いは一切できない。
「どうやらテメェのスキルの威力も落ちているようだな。そろそろ限界ってとこかぁ~?」
まるで蛇のようにねちっこい喋り方だ。そして蛇のように執拗にこちらの動きを観察し、用心深く手を考えてきている。
油断のならない相手だ。レベルの上では相手の方が格上だということを忘れてはならないだろう。
「居合忍法・水霧の術」
「しゃらくせぇ!」
「チッ、居合忍法・抜刀土返し!」
水の忍法を発動した直後、相手が蛇を伸ばしてきた。俺は続けて忍法を行使し捲れた土でそれをガードした。
「何? 霧だと?」
そして蛇による攻撃をガードしたタイミングで霧が立ち込め、視界を遮った。これで多少は相手の攻撃が弱まるだろう。
その間に準備しておかなければいけない。
「居合忍法・土錬金の術」
「チッ、一体何を考えてやがるんだコラッ!」
口調が乱暴な奴だな!
「チッ!」
土錬金で作成した苦無や手裏剣を投げる。だがかわされているのがわかった。相手の蛇が特に狙いを定めることもなく飛んでくる。
「居合忍法・抜刀土返し!」
とにかく防御も忘れない。そして、まだまだここからだ。俺は手裏剣を投げ続ける。
「――霧の中からチクチクと攻撃してくる作戦か? セコいんだよテメェは!」
「なんとでも言え。勝つことのほうが大事だ」
「こんな武器で俺が倒せるかよ! ちっとは考えろこのボケがぁ!」
「うるさい!」
俺は更に手裏剣を投げる。
「無駄だと言ってるだろうがぁ。そんなものに頼ってもなぁ。その刀が得意なんだろう? だったらそんなセコい真似してないで来いよ! おらぁ!」
「断る。お前の魂胆はわかってる。俺を近づかせてあわよくばこの刀を奪ってやろうと、そういうつもりだろう?」
「……なるほど。それなりに頭は働くってことか。だったらこれは知っているか? 蛇は一体どうやって――相手の位置を掴んでいるかってな!」
その時、地面から飛び出た蛇が俺に――くっ!
地面からの蛇の攻撃を避けたが、同時に霧が晴れていった。この霧も永久に続くわけじゃない。
「正解は熱だ。目に頼らなくても相手の熱を頼りに位置がわかる。霧でうまいことやったつもりだったか? 残念だったなぁ~」
視界が開けた直後、目に飛び込んできたのは蛇で奪った刀を手ににやけ顔を見せるヴェムの姿だった――
「はは、どうしたその顔は? これが俺の手にあるのがそんなに不思議か?」
「チッ……」
舌打ちし奴を睨めつける。
「かかっ、これでお前はもうチェックメイトだなぁ~おい。お前はこれで――いや、違うなぁその顔は何かを企んでる顔だぁああ一体何を――」
その時、ヴェムの首が回り、そしてハッとした顔を見せ跳躍した。戻ってきた手裏剣が命中することなく地面に突き刺さる。
「残念だったな! 刃蛇!」
「がッ!?」
刃のような鱗を持つ蛇が俺の身を切り裂いた。その衝撃で俺も横に流されるように飛ばされる。
「は、ガハッ!」
「おっと早速毒が効いたか? しかし残念だったなぁ~俺もまさか投げていた武器に戻ってくるのがあるとは思わなかったぜぇ~惜しかったなぁ~」
手裏剣も上手く扱えばそういうことも出来る。あわよくばと思ったんだがな……ぐっ、しかし思ったより毒がキツい……
「ぎゃははははははっ! 毒が回ってきたな! わかるぜその苦しそうな表情! 悔しいか? 悔しいよなぁ? この数珠丸を失えばお前はもう毒を防ぐ手立てはないんだからなぁ!」
「はぁ、はぁ……」
目がかすむ。言葉を発するのも難しい。
「放っておいても死にそうだが万が一ってこともある。直接トドメを刺すとするか――」
そういったヴェムが俺に近づいてこようとする。だが、その足がピタリと止まった。
「いや、違う。お前がそれで終わるたまか? 匂う、プンプンと匂いやがる! 何せさっきも妙な武器で引っかけようとした男だ。この状況でも何を考えているかわからねぇなぁおいぃ~だから決めたぜぇ~俺はお前に近づかない! 近づかずに殺す! それがぁ、最善策だぁ~」
「くっ……」
「はは、どうだ? 何か考えていたとしても近づかなきゃ何も出来ないだろう? その上で俺は最高の技で貴様にトドメを刺してやるよぉ。さっき見ただろう? 俺の持つスキルで最強! 大蛇を生み出すあれでテメェの息の根を止めてやるぅ。そうさ。俺は決して油断はしねぇ。例えぇええぇえ死にそうな鼠一匹を狩るにしてもだぁぁああ! 追い詰められた鼠は何をしでかすかわからねぇもんなぁ! 窮鼠が蛇を噛む可能性は十分にありえるのさぁ。だからぁ、これで終わりだぁああ!」
あぁ、まさか、ここまでとはな――
「死ねやぁ! 大蛇!」
ヴェムの口が大きく開き、そこから大蛇の頭が見えた。ここまでか。まさかここまで――
「計算通りにいくとはな!」
そして俺は地面に手を突っ込み土中から数珠丸恒次を取り出した。全く危なかったぜ。奴が慎重だから、その考えを信用したから、上手くいった。
俺は一つのミスも許されなかった。だからこそ霧の中で先ずやったのは土錬金での刀の作成だった。数珠丸恒次にそっくりな偽物のだ。途中で土返しを挟んだのは本物を一旦土に中に隠しておくためだ。勿論後で取り出せるよう仕掛けを施した上でだ。
その上で手裏剣も作成し、霧の中からチクチクと攻撃する手しかないものだと思わせた。蛇が熱を感知するのは想定内だった。お前なら蛇を利用し、霧を逆に利用し刀を狙うと思っていた。
毒を敢えて喰らったのも慎重なお前が奪った刀に疑いを向けないようにだ。その上で手裏剣で背後から狙うように調整し警戒心を強めた。それはお前が確実な手段として大蛇を使うと想定していたからだ。
その読みは見事に的中した。時間との勝負だったがお前は今まさに大蛇を使った。
そのスキルには大きな欠点がある。大蛇を使った後、ヴェム自身はスキルの発動中動くことが出来ない。最初に使った時も元の位置から動く様子がなかった。つまり大蛇を放っている間のお前は――
「隙だらけだってことだ」
数珠丸のおかげで毒が消えた。大蛇の攻撃は変わり身で避けた。今頃丸太が転がっている。その上でヴェムの背中を取った。
「う、うぐうぅううぉおぉぉぉおおお!」
「残念だったな。その用心深さが仇となった――居合忍法・抜刀影分身燕返し!」
そして完全に無防備となったヴェムが俺の斬撃によって切り刻まれた。結果は――眼の前に転がった肉片が全てだ。
はぁ、しかし、騙すためとは言え少々毒を喰らいすぎたか、しんど――とにかくこれで、俺の、勝ちだ!
0
お気に入りに追加
882
あなたにおすすめの小説
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
職種がら目立つの自重してた幕末の人斬りが、異世界行ったらとんでもない事となりました
飼猫タマ
ファンタジー
幕末最強の人斬りが、異世界転移。
令和日本人なら、誰しも知ってる異世界お約束を何も知らなくて、毎度、悪戦苦闘。
しかし、並々ならぬ人斬りスキルで、逆境を力技で捩じ伏せちゃう物語。
『骨から始まる異世界転生』の続き。
ワンダラーズ 無銘放浪伝
旗戦士
ファンタジー
剣と魔法、機械が共存する世界"プロメセティア"。
創国歴という和平が保証されたこの時代に、一人の侍が銀髪の少女と共に旅を続けていた。
彼は少女と共に世界を周り、やがて世界の命運を懸けた戦いに身を投じていく。
これは、全てを捨てた男がすべてを取り戻す物語。
-小説家になろう様でも掲載させて頂きます。
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
ゲームの世界に堕とされた開発者 ~異世界化した自作ゲームに閉じ込められたので、攻略してデバックルームを目指す~
白井よもぎ
ファンタジー
河井信也は会社帰りに、かつての親友である茂と再会する。
何年か振りの再会に、二人が思い出話に花を咲かせていると、茂は自分が神であると言い出してきた。
怪しい宗教はハマったのかと信也は警戒するが、茂は神であることを証明するように、自分が支配する異世界へと導いた。
そこは高校時代に二人で共同制作していた自作ゲームをそのまま異世界化させた世界だという。
驚くのも束の間、茂は有無を言わさず、その世界に信也を置いて去ってしまう。
そこで信也は、高校時代に喧嘩別れしたことを恨まれていたと知る。
異世界に置いてけぼりとなり、途方に暮れる信也だが、デバックルームの存在を思い出し、脱出の手立てを思いつく。
しかしデバックルームの場所は、最難関ダンジョン最奥の隠し部屋。
信也は異世界から脱出すべく、冒険者としてダンジョンの攻略を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる