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しおりを挟む手の甲で口を覆い、控えめに腰を揺らす。
「ふ...っ、ぅん...♡」
「ぁ...」
こうして見ると、やっぱり俺のより椿さんのち〇ぽの方がデカい...色も形も全然違う。
やっぱ、ち〇ぽまでカッコイイ...。
「何考えてるの...?オレの方見て」
余計なことを考えているのが分かったのか、黒田はわざと俺の視界に入ろうとする。
「っ...ゃ、恥ずかし...」
騎乗位の体勢で黒田の自身に腰を押し付ける姿を熱い眼差しで見られているのが、どうにも落ち着かない。
その思いとは裏腹にダラダラと愛液を滴らせるものだから、余計に羞恥心だけが積もっていった。
ぬちゅ、ぬちゅ...
しかもこの音の発生源が自分の先走りからとなると、彼の顔を直視することすら出来ない。
早くイって終わらせてしまいたい...!
「腰振るの下手だね...」
当たり前だ。
俺は腰を振らせる側なのだから、拙い腰使いについての指摘はしないで貰いたい。
馬鹿にするような発言を無視していると、黒田の手が俺の頬をそっと撫でた。
「ぁ...、♡?」
「下手なりにヘコヘコ腰振って、必死にち〇ぽ擦り付ける姿かわい...。キスしたくなっちゃうな...」
き、キス...
小さく口を開けた彼の白い歯と赤い舌が、ちらりと覗くと堪らなくなる。
身体を倒し、口に視線を落とした俺は意を決して...
「椿さ...、ベロだして...」
「ん...?んっ...ちゅ、...」
自ら彼の舌に吸い付いて舌を絡めた。
その行為に反応した彼の手が、俺の頭と腰をグッ、と抱き寄せると胸が少女のように高鳴る。
「ふ、ぁ♡あ...んん...っ♡」
「...、...」
静かな空間に広がるリップ音と水音に光悦と進が目を覚まさないかが心配になるが、その心配も口の中を蹂躙する舌によって掻き消された。
「んっ、くちゅ...ふ、...ぁ♡」
黒田とのキスが気持ちよすぎて、身体はおろか脳内まで蕩けそうになる。
「は...、腰...止まってる...。動かないならもう寝ようよ...」
離れた唇に吸い付き、すぐさまキスと腰振り再開すれば彼は鼻で笑った。
「ん、ふぅ...っ、ん、ちゅっ...♡」
舌が絡み合ういやらしいキスに身体が高揚してしまう。
それに加えて、後ろもヒクヒクと蠢いて切ない。
「ぅ、む...っちゅ、ばき...しゃ...んんっ♡んっ、んぁ...っ♡」
「っ...あー...はは、凄いね...キスしただけでびちゃびちゃ...。ち〇ぽから先走り垂らしてオレの腹汚して...、そんなにキス良かった...?」
「ひぁ...っ!」
肩で息をする俺を嘲笑うかの様に、黒田は突然乳首を弾いた。
「しー...大きな声出しちゃダメだって...。こんな生ぬるい腰使いじゃ、お互いいつまで経ってもイけないでしょ...」
ぐちゅっ
「ンンっ...♡ゃ、待って...手やだ...っ♡」
彼の大きな手が2本の肉棒を包み込むだけで、ゾワリとした快楽が腰奥から染み出す。
「裏筋ピッタリくっつけたまま...亀頭くちゅくちゅしたら、鏡夜からどんな声が出るかな...」
「そ、な...ことされたら...っ俺...♡」
薄暗い中で、彼が胸板にキスをしながら、俺にしか聞こえない声で囁いた。
「うん...だから、ちゃーんと...我慢するんだよ...?」
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