妊娠条令

革命

老人達は、マジックミラーに釘付けである。

若い男が若い女と性交する。

中には刺激が強すぎて倒れてしまう老人が多数出たが入居者が増加して

第一工場にも老人ホームを設立した。

孝が怒鳴り込んで来た。

「お前は何をしてるのか、分かっているのか？」

「分かってますよ、お父さん。」

「分かってない！少子高齢化といっても老人達には法令はとうしてないんだぞ！今すぐにやめさせろ！」

「それはお父さんと力の仕事です。」

孝は圭介の胸ぐらを掴んだ。

「お父さん、これは革命なんだよ。お父さんが力を注いだ結果なんだよ。」

「バカもん！」

孝は拳を上げたが圭介のボディーガードに押さえられた。

「ただのストリップ劇場だろうが！」

「お父さん、冷静になってくださいよ。少子高齢化に歯止めをかけてるじゃないですか。」


「妊娠条令執行は国会で一時的にやめるように法案が出たんだ。」

「お父さん、さっきも言ったよね。これは革命だと。

俺は、やめないよ。この世に煩悩が有る限りはね。」

と圭介は言って用意してあったヘリコプターに乗って行ってしまった。