河童のカンカン

あらら

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コンビ

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それから、毎日、フトシは勇気の家の前で待っていた。

少し過去‥。

「あのさ、嬉しいんだけど漫才観たこともないし。」

「じゃあ、DVDたくさんあるから。」

と白い紙袋を渡された。

で、今。

「毎日、借金取りみたいに家の前に現れないでくれる?」

「だって俺、マジノスケだもん。ついでに昨日のツッコミ良かったよ。あれ?あれはボケかな?」

「知らねーよ!湖で泳いで頭冷やしてこいや!」

「ナイスツッコミ!」

「うるさい!」 

と言って勇気は扉を閉めた。

フトシは、肩を少し落として湖に飛び込んだ。

それを見てタンタンが助けた。

フトシを。

「漫才?」

「はい。田畑君と漫才したいんです。」

フトシは、タンタンに悩み相談を始めた。

「あいつからイケメンと頭脳明晰を消したら即廃人になるぜ。」

「廃人になるくらい漫才したいです。」

「分かった。勇気に頼んでみるわ。」

タンタンは、漫才とほぼ逆な生活をしている勇気の手助けをしたかった。
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