48 / 58
48
しおりを挟む
私の乳母であったアニスの姪アイヴィとその夫が私の出産に合わせ移り住んでいた。アイヴィが私の子どもの乳母になるからである。
出産で命を落とすことを恐れていたレジナルドは医者と産婆も厳選し、徹底した健康管理を強いて来たが、生命に直結する新たな規律に従っての暮らしは快適で興味深いものだった。
医者と産婆とジェマとアイヴィと他入れ代わり立ち代わりするメイドたちの協力の下、私は娘を産み、ミスティと名付けた。
産後、疲れ果てた私は眠り続けたが、その間に義父が塔から走り出て泣いて喜んでくれたと聞き、朦朧とした意識の中で非常に印象深かった記憶がある。
一度だけミスティを抱き、安静第一という方針の下で十日以上は顔も見ず別々の部屋で養生していたように思われる。
静かな寝室で手厚い看護を受けながら過ごすのは窮屈であり、同時に心地よいものだった。
そしてある時、夫レジナルドが枕元に跪き私の手を握りしめ頭を垂れた。
「君なら遣り遂げると信じていた。君は私に親となる資格を与え、美しい娘を与えてくれた。君によって齎されたこの幸福を当たり前と思わず、生涯を通じて守り抜くとともに、善き父、善き夫であると約束する」
「死人に祈るように言わないで」
「娘が産まれた」
「知ってるわ。私が産んだ」
「ありがとう」
「くしゃみが出ないといいけど」
このミスティという娘は驚く程すくすくと成長し、言葉を覚えるのも歩くのも早く、周囲の大人を喜ばせる才能に長けていた。
成長するにつれてミスティが客観的に見ても美しい娘であることを母である私自身認めずにはいられなかった。
利発な子である。
父親譲りの艶めく黒髪と、私と同じ琥珀色の瞳。目の形そのものはレジナルドに似ている。
「ミスティは君にそっくりだ」
「いいえ、あなたに似てるのよ」
「何を言う。似ているのは髪の色だけでつまり単なる遺伝だ」
「それを似てると言うのでしょう?性格はほぼあなたよ」
「まさか」
こういう会話を聞きつけ、ジェマやアイヴィが揶揄ってくるのだ。
「お父様とお母様は仲良しですね」
同意を求められたミスティは常に真顔だった。
その顔は『何を今更?』と言う時のレジナルドの生き写しと言っても過言ではない。
さて、このミスティの喜ばせた大人の中に義父がいる。
義父は頻繁に塔から出てくるようになり、その目尻を下げた温厚な顔で孫娘であるミスティを会話や散歩に誘った。実に和やかな光景だった。
ミスティ5才の秋。
「おじいさま?おひげがおじゃまなのではなくて?むすんであげる」
暖炉の間でお茶を飲んでいた時に、ミスティが義父の髭をリボンで結び始めた。義父は大喜びでされるがままになっていたので、思わず尋ねてしまった。
「ミスティは奥様に似ていますか?」
「……」
義父の目は忽ち過去への旅を始めたが、もう嘆き悲しむだけの日々は終わりを迎えて久しい。
「いいや。この子は母親似だろう」
「そうですか」
「息子は、本来はやんちゃだった」
この些細な会話がきっかけだったのか、冬を目前にした晩秋の朝、義父は私を散歩に誘った。既に粉雪が舞い、景色を白く翳ませていた。
義父はゆっくりと歩みを進めながら言った。
「あなたを長い間、無視してしまった」
「いいえ」
互いに白い息を吐いているが、相手の顔を観察しているのは私だけだった。
義父は遥か彼方の過去を見ていたのだ。
「父から聞いたシャーリン王女という人は、あなたと全く似ていない」
「……そうですか」
義父の髭に粉雪が付着する。
ミスティの影響か、払って差し上げた方がいいような気がしてしまったが留まった。
「あなたが一つの村を救い始めた時、初めて、あなたの為人に気づいた。息子が何を考えてあなたに求婚したか理解に苦しんだが、単純だった。あなたに惹かれたんだ」
「そうかもしれませんね」
「息子は幸せそうだ。私は不幸ばかり教えた。だがあなたが……」
そこで義父は言葉を区切り、歩みを止めた。
「意識がはっきりしているうちに、私があなたを義理の娘として敬愛していると伝えておきたかった。今日はありがとう」
義父が笑顔を向ける。
私は粉雪と義父を同時に眺め尋ねた。
「御病気ですか?」
「否。そろそろ、父の年齢を越える。その内、呆けて老衰する」
「ミスティが刺激になります」
「ああ、あの子は可愛い」
私の娘にいつも優しい微笑みを浮かべ接する義父の心に何があるか、私は理解しているだろう。
私は義父に触れず、ただ皴に囲まれた目を見つめ、告げた。
「愛というものが存在するのだとしたら、私はレジナルドを愛していると思います。ミスティを、あなたと同じように愛していると思います」
「知っているよ」
義父が嬉しそうに目を細めた。
今だ、と。私は悟った。
「お義父様」
「なんだい?」
「夫の、弟の名前を教えて頂けませんか?」
「──」
義父が瞠目する。
その瞳は忽ち潤み、義父は再び笑顔を浮かべたが、同時に滂沱の涙を流していた。
そしてその長く秘められていた名を呟いた。
「セドリック……」
私が同じ名を口にしようとした瞬間に、義父は薄い雪化粧を施した小径に膝から崩れ落ちた。そして肩を震わせて泣き始める。
私は義父の肩に手を振れ、その時、わかった。私はミスティのような気持ちだろうと考えながら義父を抱きしめた。
義父さえも家族として愛しているのだと、この時、気づかされた。
数日後。
私とレジナルドは義父と共にその定められた悲しき日の朝、小さな墓石の前に集った。雪の中で跪き、義父がその名を墓石に刻む。セドリック。
「……」
レジナルドは震えもせず、泣きもせず、全く義父とは似ても似つかない様子で静かに佇み続けていたが、私は夫の指先を強く握った。夫は即座に握り返し、私の手に思いの丈をぶつけてくる。
だから私も握り続けた。
レジナルドと手を繋ぎ、深い愛に生きた一人の男の老いた背中を見つめていた。
出産で命を落とすことを恐れていたレジナルドは医者と産婆も厳選し、徹底した健康管理を強いて来たが、生命に直結する新たな規律に従っての暮らしは快適で興味深いものだった。
医者と産婆とジェマとアイヴィと他入れ代わり立ち代わりするメイドたちの協力の下、私は娘を産み、ミスティと名付けた。
産後、疲れ果てた私は眠り続けたが、その間に義父が塔から走り出て泣いて喜んでくれたと聞き、朦朧とした意識の中で非常に印象深かった記憶がある。
一度だけミスティを抱き、安静第一という方針の下で十日以上は顔も見ず別々の部屋で養生していたように思われる。
静かな寝室で手厚い看護を受けながら過ごすのは窮屈であり、同時に心地よいものだった。
そしてある時、夫レジナルドが枕元に跪き私の手を握りしめ頭を垂れた。
「君なら遣り遂げると信じていた。君は私に親となる資格を与え、美しい娘を与えてくれた。君によって齎されたこの幸福を当たり前と思わず、生涯を通じて守り抜くとともに、善き父、善き夫であると約束する」
「死人に祈るように言わないで」
「娘が産まれた」
「知ってるわ。私が産んだ」
「ありがとう」
「くしゃみが出ないといいけど」
このミスティという娘は驚く程すくすくと成長し、言葉を覚えるのも歩くのも早く、周囲の大人を喜ばせる才能に長けていた。
成長するにつれてミスティが客観的に見ても美しい娘であることを母である私自身認めずにはいられなかった。
利発な子である。
父親譲りの艶めく黒髪と、私と同じ琥珀色の瞳。目の形そのものはレジナルドに似ている。
「ミスティは君にそっくりだ」
「いいえ、あなたに似てるのよ」
「何を言う。似ているのは髪の色だけでつまり単なる遺伝だ」
「それを似てると言うのでしょう?性格はほぼあなたよ」
「まさか」
こういう会話を聞きつけ、ジェマやアイヴィが揶揄ってくるのだ。
「お父様とお母様は仲良しですね」
同意を求められたミスティは常に真顔だった。
その顔は『何を今更?』と言う時のレジナルドの生き写しと言っても過言ではない。
さて、このミスティの喜ばせた大人の中に義父がいる。
義父は頻繁に塔から出てくるようになり、その目尻を下げた温厚な顔で孫娘であるミスティを会話や散歩に誘った。実に和やかな光景だった。
ミスティ5才の秋。
「おじいさま?おひげがおじゃまなのではなくて?むすんであげる」
暖炉の間でお茶を飲んでいた時に、ミスティが義父の髭をリボンで結び始めた。義父は大喜びでされるがままになっていたので、思わず尋ねてしまった。
「ミスティは奥様に似ていますか?」
「……」
義父の目は忽ち過去への旅を始めたが、もう嘆き悲しむだけの日々は終わりを迎えて久しい。
「いいや。この子は母親似だろう」
「そうですか」
「息子は、本来はやんちゃだった」
この些細な会話がきっかけだったのか、冬を目前にした晩秋の朝、義父は私を散歩に誘った。既に粉雪が舞い、景色を白く翳ませていた。
義父はゆっくりと歩みを進めながら言った。
「あなたを長い間、無視してしまった」
「いいえ」
互いに白い息を吐いているが、相手の顔を観察しているのは私だけだった。
義父は遥か彼方の過去を見ていたのだ。
「父から聞いたシャーリン王女という人は、あなたと全く似ていない」
「……そうですか」
義父の髭に粉雪が付着する。
ミスティの影響か、払って差し上げた方がいいような気がしてしまったが留まった。
「あなたが一つの村を救い始めた時、初めて、あなたの為人に気づいた。息子が何を考えてあなたに求婚したか理解に苦しんだが、単純だった。あなたに惹かれたんだ」
「そうかもしれませんね」
「息子は幸せそうだ。私は不幸ばかり教えた。だがあなたが……」
そこで義父は言葉を区切り、歩みを止めた。
「意識がはっきりしているうちに、私があなたを義理の娘として敬愛していると伝えておきたかった。今日はありがとう」
義父が笑顔を向ける。
私は粉雪と義父を同時に眺め尋ねた。
「御病気ですか?」
「否。そろそろ、父の年齢を越える。その内、呆けて老衰する」
「ミスティが刺激になります」
「ああ、あの子は可愛い」
私の娘にいつも優しい微笑みを浮かべ接する義父の心に何があるか、私は理解しているだろう。
私は義父に触れず、ただ皴に囲まれた目を見つめ、告げた。
「愛というものが存在するのだとしたら、私はレジナルドを愛していると思います。ミスティを、あなたと同じように愛していると思います」
「知っているよ」
義父が嬉しそうに目を細めた。
今だ、と。私は悟った。
「お義父様」
「なんだい?」
「夫の、弟の名前を教えて頂けませんか?」
「──」
義父が瞠目する。
その瞳は忽ち潤み、義父は再び笑顔を浮かべたが、同時に滂沱の涙を流していた。
そしてその長く秘められていた名を呟いた。
「セドリック……」
私が同じ名を口にしようとした瞬間に、義父は薄い雪化粧を施した小径に膝から崩れ落ちた。そして肩を震わせて泣き始める。
私は義父の肩に手を振れ、その時、わかった。私はミスティのような気持ちだろうと考えながら義父を抱きしめた。
義父さえも家族として愛しているのだと、この時、気づかされた。
数日後。
私とレジナルドは義父と共にその定められた悲しき日の朝、小さな墓石の前に集った。雪の中で跪き、義父がその名を墓石に刻む。セドリック。
「……」
レジナルドは震えもせず、泣きもせず、全く義父とは似ても似つかない様子で静かに佇み続けていたが、私は夫の指先を強く握った。夫は即座に握り返し、私の手に思いの丈をぶつけてくる。
だから私も握り続けた。
レジナルドと手を繋ぎ、深い愛に生きた一人の男の老いた背中を見つめていた。
51
お気に入りに追加
2,999
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に仕立て上げたいのならば、悪役令嬢になってあげましょう。ただし。
三谷朱花
恋愛
私、クリスティアーヌは、ゼビア王国の皇太子の婚約者だ。だけど、学院の卒業を祝うべきパーティーで、婚約者であるファビアンに悪事を突き付けられることになった。その横にはおびえた様子でファビアンに縋り付き私を見る男爵令嬢ノエリアがいる。うつむきわなわな震える私は、顔を二人に向けた。悪役令嬢になるために。
嘘つきな唇〜もう貴方のことは必要ありません〜
みおな
恋愛
伯爵令嬢のジュエルは、王太子であるシリウスから求婚され、王太子妃になるべく日々努力していた。
そんなある日、ジュエルはシリウスが一人の女性と抱き合っているのを見てしまう。
その日以来、何度も何度も彼女との逢瀬を重ねるシリウス。
そんなに彼女が好きなのなら、彼女を王太子妃にすれば良い。
ジュエルが何度そう言っても、シリウスは「彼女は友人だよ」と繰り返すばかり。
堂々と嘘をつくシリウスにジュエルは・・・
彼と婚約破棄しろと言われましても困ります。なぜなら、彼は婚約者ではありませんから
水上
恋愛
「私は彼のことを心から愛しているの! 彼と婚約破棄して!」
「……はい?」
子爵令嬢である私、カトリー・ロンズデールは困惑していた。
だって、私と彼は婚約なんてしていないのだから。
「エリオット様と別れろって言っているの!」
彼女は下品に怒鳴りながら、ポケットから出したものを私に投げてきた。
そのせいで、私は怪我をしてしまった。
いきなり彼と別れろと言われても、それは無理な相談である。
だって、彼は──。
そして勘違いした彼女は、自身を破滅へと導く、とんでもない騒動を起こすのだった……。
※この作品は、旧作を加筆、修正して再掲載したものです。
あなたに未練などありません
風見ゆうみ
恋愛
「本当は前から知っていたんだ。君がキャロをいじめていた事」
初恋であり、ずっと思いを寄せていた婚約者からありえない事を言われ、侯爵令嬢であるわたし、アニエス・ロロアルの頭の中は真っ白になった。
わたしの婚約者はクォント国の第2王子ヘイスト殿下、幼馴染で親友のキャロラインは他の友人達と結託して嘘をつき、私から婚約者を奪おうと考えたようだった。
数日後の王家主催のパーティーでヘイスト殿下に婚約破棄されると知った父は激怒し、元々、わたしを憎んでいた事もあり、婚約破棄後はわたしとの縁を切り、わたしを家から追い出すと告げ、それを承認する書面にサインまでさせられてしまう。
そして、予告通り出席したパーティーで婚約破棄を告げられ絶望していたわたしに、その場で求婚してきたのは、ヘイスト殿下の兄であり病弱だという事で有名なジェレミー王太子殿下だった…。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※中世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物などは現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
【完結済】次こそは愛されるかもしれないと、期待した私が愚かでした。
こゆき
恋愛
リーゼッヒ王国、王太子アレン。
彼の婚約者として、清く正しく生きてきたヴィオラ・ライラック。
皆に祝福されたその婚約は、とてもとても幸せなものだった。
だが、学園にとあるご令嬢が転入してきたことにより、彼女の生活は一変してしまう。
何もしていないのに、『ヴィオラがそのご令嬢をいじめている』とみんなが言うのだ。
どれだけ違うと訴えても、誰も信じてはくれなかった。
絶望と悲しみにくれるヴィオラは、そのまま隣国の王太子──ハイル帝国の王太子、レオへと『同盟の証』という名の厄介払いとして嫁がされてしまう。
聡明な王子としてリーゼッヒ王国でも有名だったレオならば、己の無罪を信じてくれるかと期待したヴィオラだったが──……
※在り来りなご都合主義設定です
※『悪役令嬢は自分磨きに忙しい!』の合間の息抜き小説です
※つまりは行き当たりばったり
※不定期掲載な上に雰囲気小説です。ご了承ください
4/1 HOT女性向け2位に入りました。ありがとうございます!
もう、愛はいりませんから
さくたろう
恋愛
ローザリア王国公爵令嬢ルクレティア・フォルセティに、ある日突然、未来の記憶が蘇った。
王子リーヴァイの愛する人を殺害しようとした罪により投獄され、兄に差し出された毒を煽り死んだ記憶だ。それが未来の出来事だと確信したルクレティアは、そんな未来に怯えるが、その記憶のおかしさに気がつき、謎を探ることにする。そうしてやがて、ある人のひたむきな愛を知ることになる。
【完結】もう結構ですわ!
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
恋愛
どこぞの物語のように、夜会で婚約破棄を告げられる。結構ですわ、お受けしますと返答し、私シャルリーヌ・リン・ル・フォールは微笑み返した。
愚かな王子を擁するヴァロワ王家は、あっという間に追い詰められていく。逆に、ル・フォール公国は独立し、豊かさを享受し始めた。シャルリーヌは、豊かな国と愛する人、両方を手に入れられるのか!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/29……完結
2024/09/12……小説家になろう 異世界日間連載 7位 恋愛日間連載 11位
2024/09/12……エブリスタ、恋愛ファンタジー 1位
2024/09/12……カクヨム恋愛日間 4位、週間 65位
2024/09/12……アルファポリス、女性向けHOT 42位
2024/09/11……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる