真実の愛がどうなろうと関係ありません。
伯爵令息サディアスはメイドのリディと恋に落ちた。
婚約者であった伯爵令嬢フェルネは無残にも婚約を解消されてしまう。
「僕はリディと真実の愛を貫く。誰にも邪魔はさせない!」
サディアスの両親エヴァンズ伯爵夫妻は激怒し、息子を勘当、追放する。
それもそのはずで、フェルネは王家の血を引く名門貴族パートランド伯爵家の一人娘だった。
サディアスからの一方的な婚約解消は決して許されない裏切りだったのだ。
一ヶ月後、愛を信じないフェルネに新たな求婚者が現れる。
若きバラクロフ侯爵レジナルド。
「あら、あなたも真実の愛を実らせようって仰いますの?」
フェルネの曾祖母シャーリンとレジナルドの祖父アルフォンス卿には悲恋の歴史がある。
「子孫の我々が結婚しようと関係ない。聡明な妻が欲しいだけだ」
互いに塩対応だったはずが、気づくとクーデレ夫婦になっていたフェルネとレジナルド。
その頃、真実の愛を貫いたはずのサディアスは……
(予定より長くなってしまった為、完結に伴い短編→長編に変更しました)
婚約者であった伯爵令嬢フェルネは無残にも婚約を解消されてしまう。
「僕はリディと真実の愛を貫く。誰にも邪魔はさせない!」
サディアスの両親エヴァンズ伯爵夫妻は激怒し、息子を勘当、追放する。
それもそのはずで、フェルネは王家の血を引く名門貴族パートランド伯爵家の一人娘だった。
サディアスからの一方的な婚約解消は決して許されない裏切りだったのだ。
一ヶ月後、愛を信じないフェルネに新たな求婚者が現れる。
若きバラクロフ侯爵レジナルド。
「あら、あなたも真実の愛を実らせようって仰いますの?」
フェルネの曾祖母シャーリンとレジナルドの祖父アルフォンス卿には悲恋の歴史がある。
「子孫の我々が結婚しようと関係ない。聡明な妻が欲しいだけだ」
互いに塩対応だったはずが、気づくとクーデレ夫婦になっていたフェルネとレジナルド。
その頃、真実の愛を貫いたはずのサディアスは……
(予定より長くなってしまった為、完結に伴い短編→長編に変更しました)
あなたにおすすめの小説
貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
夫のかつての婚約者が現れて、離縁を求めて来ました──。
Nao*
恋愛
結婚し一年が経った頃……私、エリザベスの元を一人の女性が訪ねて来る。
彼女は夫ダミアンの元婚約者で、ミラージュと名乗った。
そして彼女は戸惑う私に対し、夫と別れるよう要求する。
この事を夫に話せば、彼女とはもう終わって居る……俺の妻はこの先もお前だけだと言ってくれるが、私の心は大きく乱れたままだった。
その後、この件で自身の身を案じた私は護衛を付ける事にするが……これによって夫と彼女、それぞれの思いを知る事となり──?
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)
心から愛しているあなたから別れを告げられるのは悲しいですが、それどころではない事情がありまして。
ふまさ
恋愛
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どころか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
幼馴染が好きなら幼馴染だけ愛せば?
新野乃花(大舟)
恋愛
フーレン伯爵はエレナとの婚約関係を結んでいながら、仕事だと言って屋敷をあけ、その度に自身の幼馴染であるレベッカとの関係を深めていた。その関係は次第に熱いものとなっていき、ついにフーレン伯爵はエレナに婚約破棄を告げてしまう。しかしその言葉こそ、伯爵が奈落の底に転落していく最初の第一歩となるのであった。
愛を求めることはやめましたので、ご安心いただけますと幸いです!
風見ゆうみ
恋愛
わたしの婚約者はレンジロード・ブロフコス侯爵令息。彼に愛されたくて、自分なりに努力してきたつもりだった。でも、彼には昔から好きな人がいた。
結婚式当日、レンジロード様から「君も知っていると思うが、私には愛する女性がいる。君と結婚しても、彼女のことを忘れたくないから忘れない。そして、私と君の結婚式を彼女に見られたくない」と言われ、結婚式を中止にするためにと階段から突き落とされてしまう。
レンジロード様に突き落とされたと訴えても、信じてくれる人は少数だけ。レンジロード様はわたしが階段を踏み外したと言う上に、わたしには話を合わせろと言う。
こんな人のどこが良かったのかしら???
家族に相談し、離婚に向けて動き出すわたしだったが、わたしの変化に気がついたレンジロード様が、なぜかわたしにかまうようになり――
彼と婚約破棄しろと言われましても困ります。なぜなら、彼は婚約者ではありませんから
水上
恋愛
「私は彼のことを心から愛しているの! 彼と婚約破棄して!」
「……はい?」
子爵令嬢である私、カトリー・ロンズデールは困惑していた。
だって、私と彼は婚約なんてしていないのだから。
「エリオット様と別れろって言っているの!」
彼女は下品に怒鳴りながら、ポケットから出したものを私に投げてきた。
そのせいで、私は怪我をしてしまった。
いきなり彼と別れろと言われても、それは無理な相談である。
だって、彼は──。
そして勘違いした彼女は、自身を破滅へと導く、とんでもない騒動を起こすのだった……。
※この作品は、旧作を加筆、修正して再掲載したものです。
【完結】君の世界に僕はいない…
春野オカリナ
恋愛
アウトゥーラは、「永遠の楽園」と呼ばれる修道院で、ある薬を飲んだ。
それを飲むと心の苦しみから解き放たれると言われる秘薬──。
薬の名は……。
『忘却の滴』
一週間後、目覚めたアウトゥーラにはある変化が現れた。
それは、自分を苦しめた人物の存在を全て消し去っていたのだ。
父親、継母、異母妹そして婚約者の存在さえも……。
彼女の目には彼らが映らない。声も聞こえない。存在さえもきれいさっぱりと忘れられていた。
私の愛した婚約者は死にました〜過去は捨てましたので自由に生きます〜
みおな
恋愛
大好きだった人。
一目惚れだった。だから、あの人が婚約者になって、本当に嬉しかった。
なのに、私の友人と愛を交わしていたなんて。
もう誰も信じられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
地獄夫婦から地獄母子へとフェーズが拡大したサディアスでした。
リディはなんだかんだでサディアスとお似合いな感じだと思っているのですが、それが愛だと思っているのはサディアスだけだと思われます💦
どうでしょう(・・?
先の展開をお待ちください✨
脱字報告ありがとうございます!
大変助かりました!
即刻修正して参りました!
しました!
この先もぜひお楽しみください✨
深刻な状況なのに空気読まんクシャミさん。好き♥
でも花粉症は勘弁な! そろそろお粉が忍び寄って来とります(ヽ´ω`)ウッベーックショオオイ!コンチクショー!
せっかちな夏で火のついていた鼻には、塵がきつかったようですね。
我々の住む現実世界でも脅威が…
やっと分かりました。
この基地外はただ単に自身の王国が欲しいだけで、でも貴族で何も出来ないから逆恨みをしているわけですね。
そしてこの考えは母親の「思い込みの強さ」を受け継いでいたと言うことですね。
そして辺境にいたシスターは王太子が探していた人物で、本当の意味で「騎士」が守っていたのですね。
そこで問題を起こした夫人と基地外がこれから自身達の罪により『ざまぁ』されるという展開ですか?
私としては、すこし基地外を使いすぎているような気がします。
このような基地外はただただ気持ち悪いので、処刑されたことにして夫人が村を襲ったことで『ざまぁ』されるという展開の方が読みやすいと思います。
すみません、自分の好みのみを述べさせて貰ってしまい申し訳ありません。
ただちょっと、息切れというか胸がもたれるというかそんなかんじがしたので書いてしまいました。
貴重なご意見ありがとうございます☺
大変申し訳無いのですが、サディアスはまだ7分目くらいです。
好みではない展開や物語に貴重なお時間を割いてくださりありがとうございました。
フェルネとレジナルド♡♡2人の会話が好きなので♡もっとお願いします(ㅅ˙³˙)♡
嬉しいご感想ありがとうございます☺
クールながらも仲良し夫婦ですよね✨
状況が落ち着けば(そして秋冬くらいなら)二人なりのイチャイチャな日常がお見せできると思うので、ぜひ先の展開をお待ちください✨
末路は先の展開をお待ちください😊
イライザとサディアスは似た者親子ですね。
独りよがりな自分だけ得する計画に酔っているわけですが…そうは問屋が卸しません😊
教会から破門され命を狙われている関係でヒルダは真っ先に隠れた為イライザに気づかれてもいませんでしたが、この存在が明かされてどうなるか…続く展開をお待ちください✨
ありがとうございます✨
そうなんです。ここで死んでもサディアスは真実の愛を貫いて死んだと悦に浸ってしまう為、ここではざまぁになりません。
しかし私もこの男の死を願う一人ですので、先の展開をお待ち頂けたら嬉しいです😊
サディアスの死を願っているのはななし様だけではありません、私もです✨
助かったように見えて、ついにサディアスの為の地獄の門が開いたと思って頂ければと思います😊
ご安心くださいませ。ヒルダは血筋的にエヴァンズ伯爵家より格上です✨
ガッカリさせてしまい申し訳ありません😅
こんな辺鄙な村で死んでもざまぁとして甘いので、サディアスの罪を重ねてリディがざまぁという部分でしたが…
この先の地獄夫婦は「助からないほうが楽だった」のフェーズに入りますが、お楽しみ頂けたら嬉しいです☺
リディもでした。
これは子供に悪影響ですよね。
先の展開ををお待ちください。
まったくその通りです!
ヒルダに当たり散らかしたリディでした。
ヒルダのほうが大人ではありますが、酷い仕打ちでしたね😓
恩知らずな地獄夫婦です😓
命を削っていくタイプですよね…
嫁ええええ!!!お前もかああああ!!!
嫁もでした…
残念です…😓
ヒルダに寄り添ったご意見ありがとうございます!
本当にその通りで、ヒルダに当たるのは間違いですよね。
勘違い浮気男と恩知らずと馬鹿母、ついにトリオ集結となりました。
追放に追放を重ねるリディでしたが、今後この夫婦がどうなるかぜひお楽しみ頂けたら嬉しいです✨
驚きのご感想ありがとうございます☺
リディ、打ってしまいましたね…
恩知らずエピソードを上書きしたリディでありました。
お似合い夫婦なのです😅
…馬鹿坊ちゃんは関わるもの皆を不幸にすることしかできない…。
本当にそのとおりです…しかし本人は愛に燃えているつもりです…恐ろしい…
こってりご尤もなご感想ありがとうございます!
そうなのです!リディは夫を信じてるのではなく、奪われて、相手にキレてるだけです😓
ヒルダは本当に襲われただけですし、さすがのリディでした。
地獄夫婦は次のフェーズに進みますので、ぜひお楽しみください✨
サディアスにとっては、嘲笑も愛の微笑みに見えるのか?
見えてそうですね😱
ご尤もです!
○んで治ればまだいいですが…
○でもパパのところへは行けそうにありませんよね☺
とりあえず勘当は本気にしてなさそうです😓
サディアス、キモいですよね😱
美形な貴族坊っちゃんで誰にも否定されずチヤホヤと育てられて、こんな風に仕上がった…んでしょうね😫
調子に乗ってる感じというだけで、意図せず有名な歌手の歌に似てしましました。
サディアスにかわり私からお詫びいたします。申し訳ありません🙇
あとはワイラーにお任せください✨
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。