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第2章 キール・フェルト・ユグドラシル
6 出会い
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淡く青く光、大きく重ためな音をならし開いてあった扉の先には
アメジスト瞳、ピンクアメジストの髪の綺麗な女性と黒曜石の瞳、漆黒の髪の明らかに魔力が強く剣術にもたけてそうな男性が立っていた。
なにか警戒されていると感じこちらから動かずに待機していると向こうから声をかけてきた。
「お前は誰だ」
「…私はキール・フェルト・ユグドラシル、時空の歪みによりこの世界に来たハーフエルフです」
「この世界…だと」
「はい、私はデスティニという世界から来たものです」
「他世界か」
「そのようですね」
先程聞いた異なる世界から来たことを伝えれば、何か考えすぐに納得した様子を見せた。
そして目の前の男性がシルフ達を気にしていないことから、認識していないのではと考え、その話には触れずにいようとしたところで大きな音がなり始めた。
先程感じた魔力と気配から、何か仕掛けているのがドラゴン系統だということは理解できました。そして、この世界ではどれだけの精霊魔法を使うことができるのか、自分の力がどれだけあるのか知りたくなり戦いに行こうと思った時女性と目が合った。
「そちらのお嬢さん私のことはキールで構いませんよ。それから外のは私が相手します、どれだけ力を出せるかも気になりますからね」
そういえば、少し驚いた顔をしていたが軽く頷いたのを見てシルフ達に目線を送り歩き出した。
シルフがしまっていた羽をだし空を飛び自由に動きだした時、女性が急に呟いた言葉に驚いた。
「…シルフ…」
… へぇー、僕を知る人がこの世界にもいるなんて驚きだよ …
… のーん、僕は僕は ?? …
「初に御目にかかります、私マリアン・マギア・グリアモールともうします。風の大精霊シルフ様、地の大精霊ノーム…様 ? 」
「リア ? 」
シルフだけではなくノームまでも名前を当て、話もできていることに驚いて振り向けば、綺麗なカッテーシーを決めたまま頭を下げ続けている。
… のーん、僕の名前も知ってたの …
… 普通は名乗らないと知らないはずなんだけどね …
… のーん、嬉しいの …
… 君、不思議な魂を持ってるね …
そして、自分達精霊を認識し話せまでする人は向こうの世界でも少ないためシルフ達が興奮し始めた。
そしてそれを止めるように声をかけ外にいるものを討伐しに行くのだった。
… さっきの彼女僕たちを認識して話までできていたね …
… のーん、彼女優しくて暖かい魔力持ってるの …
… 彼女が僕の名前当てた瞬間彼の方も僕達に気付いたみたい …
… のーん、彼の魔力は混ざっているけど暖かいの …
そう言い合いながらシルフ達は楽しそうにしている。階段をおり扉から出ていけばそこには赤く目が血走ったレッドドラゴンがいた
「これは大きいですね」
… へぇー、結構大きいね …
… のーん、地についていれば僕が仕留められるの …
… ノーム、空は僕担当だからてを出さないでよね …
… のーん、つまんないけどいいのん…
… キール、こんな雑魚さっさとヤっちゃおうよ …
… のーん、シルフ怖いの …
… 何言ってるんだよ、こんぐらい普通だろ …
「どこまでやりますか」
… そうだなぁ …
… のーん …
… お、それじゃあキール魔力だけ頂戴 …
「魔力だけですか ? 」
… そう、あとは俺とノーム、この世界のマナ使ってみる …
… のーん、この世界のマナきになるの …
「そういうことですか。分かりました、好きなだけ持っていってください」
… ありがと、行くよノーム …
… のーん、楽しみにしてるの …
「お気をつけて」
… のーん、わかったの …
そして二人は私からごっそりと魔力を奪っていき離れていった。
そして次々とシルフの周りに集まる精霊の魔力とこの世界のマナに見惚れていた
アメジスト瞳、ピンクアメジストの髪の綺麗な女性と黒曜石の瞳、漆黒の髪の明らかに魔力が強く剣術にもたけてそうな男性が立っていた。
なにか警戒されていると感じこちらから動かずに待機していると向こうから声をかけてきた。
「お前は誰だ」
「…私はキール・フェルト・ユグドラシル、時空の歪みによりこの世界に来たハーフエルフです」
「この世界…だと」
「はい、私はデスティニという世界から来たものです」
「他世界か」
「そのようですね」
先程聞いた異なる世界から来たことを伝えれば、何か考えすぐに納得した様子を見せた。
そして目の前の男性がシルフ達を気にしていないことから、認識していないのではと考え、その話には触れずにいようとしたところで大きな音がなり始めた。
先程感じた魔力と気配から、何か仕掛けているのがドラゴン系統だということは理解できました。そして、この世界ではどれだけの精霊魔法を使うことができるのか、自分の力がどれだけあるのか知りたくなり戦いに行こうと思った時女性と目が合った。
「そちらのお嬢さん私のことはキールで構いませんよ。それから外のは私が相手します、どれだけ力を出せるかも気になりますからね」
そういえば、少し驚いた顔をしていたが軽く頷いたのを見てシルフ達に目線を送り歩き出した。
シルフがしまっていた羽をだし空を飛び自由に動きだした時、女性が急に呟いた言葉に驚いた。
「…シルフ…」
… へぇー、僕を知る人がこの世界にもいるなんて驚きだよ …
… のーん、僕は僕は ?? …
「初に御目にかかります、私マリアン・マギア・グリアモールともうします。風の大精霊シルフ様、地の大精霊ノーム…様 ? 」
「リア ? 」
シルフだけではなくノームまでも名前を当て、話もできていることに驚いて振り向けば、綺麗なカッテーシーを決めたまま頭を下げ続けている。
… のーん、僕の名前も知ってたの …
… 普通は名乗らないと知らないはずなんだけどね …
… のーん、嬉しいの …
… 君、不思議な魂を持ってるね …
そして、自分達精霊を認識し話せまでする人は向こうの世界でも少ないためシルフ達が興奮し始めた。
そしてそれを止めるように声をかけ外にいるものを討伐しに行くのだった。
… さっきの彼女僕たちを認識して話までできていたね …
… のーん、彼女優しくて暖かい魔力持ってるの …
… 彼女が僕の名前当てた瞬間彼の方も僕達に気付いたみたい …
… のーん、彼の魔力は混ざっているけど暖かいの …
そう言い合いながらシルフ達は楽しそうにしている。階段をおり扉から出ていけばそこには赤く目が血走ったレッドドラゴンがいた
「これは大きいですね」
… へぇー、結構大きいね …
… のーん、地についていれば僕が仕留められるの …
… ノーム、空は僕担当だからてを出さないでよね …
… のーん、つまんないけどいいのん…
… キール、こんな雑魚さっさとヤっちゃおうよ …
… のーん、シルフ怖いの …
… 何言ってるんだよ、こんぐらい普通だろ …
「どこまでやりますか」
… そうだなぁ …
… のーん …
… お、それじゃあキール魔力だけ頂戴 …
「魔力だけですか ? 」
… そう、あとは俺とノーム、この世界のマナ使ってみる …
… のーん、この世界のマナきになるの …
「そういうことですか。分かりました、好きなだけ持っていってください」
… ありがと、行くよノーム …
… のーん、楽しみにしてるの …
「お気をつけて」
… のーん、わかったの …
そして二人は私からごっそりと魔力を奪っていき離れていった。
そして次々とシルフの周りに集まる精霊の魔力とこの世界のマナに見惚れていた
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