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獣国編
31 受入 受止 ② ★
しおりを挟むリオンの欲情の瞳に快感を増幅させられながら私はリオンに続けて喘がされていた。
「ぁ、ぁ…や、リオン !! つ、づけてなんて…あ !! む、り…ぃぁぁ !!」
「はっ…まだだ」
「やぁーぁ !!」
私はまた絶頂させられると熱い塊を一度抜かれ、リオンに身体をくるりと回転させられうつ伏せにされた。膝にも腕にも力の入らない私の腰をリオンは引き上げ無理やり腰をつき出す格好をさせると一気にバチュンッと大きな音をならしながら最奥に塊を押し込み、さっきまでとは違う敏感なところを何度も突いてきた。快楽で背中を反りリオンに引き上げられた腰を支える力ない足がプルプルと震える。
「ぁ、や…や…ん…ぁ」
「はっ、こっちも良さそうだな」
「そ、んな…ぁあ !!」
子宮口に何度もノックし突かれ喘ぎ声が大きくなっていく。
「後ろが好きみたいだな」
「ぁ、ぁ…や、そこ………ちぃ…あ !!」
「リア…」
リオンの突き上げに合わせて上半身まで揺さぶられ大きな胸がぷるんと揺れる、粘り気のあるいやらしい水音が耳を犯し官能を引き出されなにも考えれなくなっていく。
ズプッ、ズチュッという音をならすリオンの塊に突かれ、ついにから腕から力が抜けていきとうとう踏ん張り切れずに突っ伏してしまう、枕に顔を押し付けてリオンの責めを必死に受け止めた続けた。
もぅむり、私リオンに滅茶苦茶にされてる……っ
揺さぶられるたびにシーツに押し付けた乳房が擦れ、その刺激に感じ膣内を擦り上げるリオンの塊の生々しい感触に、脳や背筋が震え内腿を伝う愛液を感じていた。
深くまた突かれ絶頂するとリオンに左右のお尻を開かれる感覚を受け恥ずかしくて無い力を総動員させ抵抗しようともがく。だが次の瞬間リオンに力強く腰を引かれズンッと最奥を突かれてしまい悲鳴のような甲高い喘ぎ声を上げた
「ゃ、ぁ、や、ああっ !! ゃ…やだっ、リオン、おね、がぃ、それやめてぇ…… !!」
「ああ、ここか ?」
「ひぅ !! や、やだ、ぁ、ぁ、そこイヤー」
「っ…… !! はっ、なら質問に答えろ」
「うんうん、ぁ、はっ」
リオンの指はお尻を揉みながら蕾近くを撫でる。
前世でもそこは本で読んでもありえないと思っていた場所で、触られるのも見られるのも嫌だった。だからリオンが言った言葉、「質問」について答えることを認め私は速攻で首を何度もふって頷いた。
「や、んん…ぁ」
「名前は」
「ぁ、ぁ…マリ、アン…」
「前世の…だっ」
名前を聞かれ今の名前マリアンだと答えれば、前世の名前だと強く言われ奥をグリグリと擦りつけてくる。
「ひぁ ! ゃ、あ、ゅ、ゆき…冬空、雪…あ」
「この世界の事は」
「やぁ…あ、ゲーム、の中の…ひ !!」
「ゲーム ?」
「れん、あい…ものがたりぃ、んぁあ !!」
「ほう…それで」
「ひぁー、やらー、や、ぁあ !!」
「はっ締める…な」
「や、あ、むりぃ…あ !!」
「くっ…… !!」
「この世界の事」と聞かれ直ぐ浮かんだのはゲームの事で、私はそれを答えていたが、リオンは勿論この世界に乙女ゲーム、テレビゲームなど分かるはずもなく聞かれたので恋愛物語として説明した瞬間、私はリオンにお尻の蕾が丸見えになるほどまた広げられ、蕾を撫でられながら膣の子宮口にまた勢いよく突かれ絶頂…イッてしまった。
それなのにリオンはイッている私を更に追い詰めるようにギリギリまで抜きゴチュンッと最奥まで突いてきた。続け様絶頂させられ「締めるな」といわれてもむりなのは当たり前なことで、私はリオンのモノをずっと締め付け子種を奥に注いでもらおうと膣の中でリオンのモノを包み締め付け続けた。
何度か続けて突いたリオンはそのまま私の中に熱い液を注ぎこんだ。イッている最中も二度、三度と突き上げられる。
それから何度イカされただろう…
疲れを知らないかのようなリオンのモノにさんざんに啼かされ、下半身は熱くしびれたようになっていった。
「まっ、も、むりぃ……ゃっ、ぁぁっ、ぃれ…ぃでェ……ッ」
体力はとっくに限界を超えているのに、リオンはまだ満足できないようで、私は質問をされながら永遠とリオンに貪られ続けた。私もリオンを求めてあんなことを言い、何度も彼を受け入れていたけれどこんなに立て続けに入れられたのは初めてで…もう何をしているのか、何を答えたのか分からなくなるほど思考が鈍くなっている。
ビクビクと勝手に跳ねる腰を押さえつけられ、呼吸もままならないほどに敏感な箇所を責められる。
「は、ぁっ、ぁッ、ゃっ、ぁぅッ !!」
終わらない快楽に腹上死するのでは…と思うほどで快楽に溺れさせられる、強すぎる快感により目尻から涙が零れ、口から出てくる喘ぎ声は小さくなっていく時、リオンがリアの脚を担ぐようにして覆い被さってきた。
体重をかけられて少し苦しいけれどそれ以上により深く侵入してくる肉棒に悲鳴を上げてしまう。繋がっている部分が大きくグチュッと音を立てた。下腹部の、膣の奥深くが震えた。
「リア」
すぐ近くで情事の色気を持った声で囁かれ背筋がゾクゾクとする。
「聖地まで、何が起こるか分かっていると言ったな」
「ぅ、ん……」
話している最中もゆるく揺さぶられ、ニチャニチャと…恥ずかしい水音がしている。
「最後は聖地で…か」
「ぁ、ぁ…そぅ、ぁ、世界、樹を、まもるためにぃ…ぁぁっ !!」
「アンデットと戦うんだろう」
「ひぁぁぁ…;… !!」
「その後聖地で暮らすか。それも……悪くない」
「ゃぁー !! ぁ、ぁ、ぁっ !!」
「くく、子供を沢山つくるか」
リオンの最後の言葉に え?? と思った時はもう遅く…
私の膣内は激しく擦り上げられた。いや…、実際はリオンはそんなに激しくしていないのかもしれない。でも、もう何度も絶頂を迎えている私には少しの刺激もいつもの何倍にも感じられる。そんな身体をしっかり固定されたリオンにされるがまま与えられる快感を受け止め続けた。
「ぁッ、ぁ、ぁんッ、ゃっ、もぅ、ゆ、ゆるしてぇー、んッ !!、ぁっ !! アァッ!!」
「許す…か。…なら、今後俺に、なにも隠さないことだな…」
「アァァッ、やぁッ、んっ、ぁっ、あぁんッ !!」
ズプッズチュッ、と最奥を貫かれる刺激から逃れようとしても…今のマリアンに動かせるのはせいぜい頭くらいだった。突き上げられるたびに全身を快感が駆け巡る。うっすらと開けられる目を開けると恥ずかしいくらいに広げられた両脚が、リオンの動きに合わせて頼りなく揺れているのが見えた。それから、リオンのたくましいモノが出入りしている濡れた秘部…とても官能的でいやらしい様に全身がカッと熱くなり私はきつく目を瞑った、するとリオンが小さく笑う声が聞こえる。
「リアの顔や声も、全てがエロい」
「ゃ、ゃぁ……」
「俺はそんなリアも好きだ」
「ひぁぅっ !!」
いやらしい顔の自分を好きだと言われどう反応していいのかわからない。それよりも、また絶頂を迎えそうな感覚にゾクゾクしていた。
「はぅっ、う、あ、んああぁぁぁーッ !!」
秘部から背筋へ強烈が快感が駆け上がりビクビクと腰が跳ねる。リオンに体重をかけられて押さえられより深くモノを咥え込まされまた絶頂する。その後少し意識が飛びふと目が覚めると私はリオンの上になっていた。
でも、私にはもう自分で動くだけの力が残っていない。膣内を占領しているリオンのモノに身体が勝手に反応して締め付けているだけだった。
「意識が飛んでまだ五分もたっていない、まだできそうだな」
「ぁ、やら、リオン……」
もぅ無理だという私のお願いに対し、返ってきたのはクスクス笑いだった。
「むりぃ」
「ああ、すまん。だが、リアがイッた後の恍惚とした顔は何度見ても見飽きない」
「そんな、ぁっ、こと…ぁ、なぃ」
「エロい顔だ」
「ぃゃぁ、いわ、ないでぇ…っ !!」
「じゃあ言い換えよう。……とても綺麗でそそる顔だ」
「やぁ !!」
私は顔を真っ赤にして逃げようと微かに起き上がった。
そんな私の腰をリオンの手がするりと撫で脇腹を上り胸にに到達する。
やわやわと揉まれると触られてもいない先の尖りが疼き出す。
強弱をつけてリオンの手に弄ばれているうちにリアの口から熱っぽい吐息が零れた。もう限界を迎えていたはずの下腹部が物寂しくなり腰が少しずつ揺れ始める。ツンと立った敏感な尖りをリオンの指先が掠めた途端私はビクッと震えた。
「ココ触られると、リアの下は物欲しそうにするな」
意地悪そうな顔で言ったリオンにキュッと左右の尖りを摘ままれる。
「……っ」
私は官能的で刺激的な快感にヒュッと息を飲み眉を寄せてリオンを見た。
リオンはそんな私の表情のをずっと見ていた。
「リア、好きに動いて」
「そん、な……むりぃ」
そう言えば、リオンが腰に掌を当て呟く。するとあれだけ重かった腰が少し軽くなっていく。そして私は無意識に快感を求め腰の動き、次第に大胆になっていった。それにつれて、恥ずかしい水音も大きくなっていく。
「んっ、んぅ……」
彼女の中にまだ残る理性が「だめ」と訴えるが、身体は言うことを聞かず快感を貪ろうとして煽情的に腰をくねらせる。
そしてそんな理性をさらに崩そうと胸をまさぐるリオンの手は止まらない。
胸のやわらかさを確かめるように、強く弱く揉んだり尖りを摘まんだりしてくる
「ふ、あ…ぁ…っ」
私は背を反らせて胸からの快感に震えた。そして、いつの間にか上体を起こしたリオンにしっかり抱き込まれ下からメチャクチャに突き上げられながら果てたのだった。
ーーーーーーー
長くなりすみません !!
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