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第四章
第37話 やってきましたベールズ・シティのハンターギルド
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ベールズ・シティのハンターギルドは巨大な煉瓦造りの建物で、外観からしてノーステールのハンターギルドとは随分違いすごく立派だ。
例の如く装備のみなさまにはアイテム化してもらい中に入る。夕方という時間もあり多くのハンターで混み合っている。そんな中、買い取りカウンターを探すと。
「おっ! あそこだ。思ったよりすいてるね」
買い取りカウンターには一組のハンターパーティーしかおらず誰も並んでいな。これはラッキーと思い早速後ろに並ぶと。
「そこの少年。番号札を取って下さい」
と査定中の女性ギルド職員さんに言われてしまった。
番号札? よく見ると買い取りカウンターの脇に番号の書かれた木札が置かれていた。
これを取ればいいのか。木札を取ってみると。木札には39番と書かれていた。
げっ! 39番待ちですか? そんなに待ってたら日が暮れてしまう。今夜も魔法のテントで寝るのだからまた街の外に出ないといけないのに、夜になったら門が閉まっちゃうよ。素材を売るのまた後日にしようかな。などと考えていると。
「次! 31番の人! 買い取りカウンターに来て下さい」と先ほどの女性職員が大きな声を上げて呼びかける。
あっ! そうか、別に39番待ちじゃなくて39番目に札を取っただけなんだ。よく考えれば分かる事なのにやっぱり初めて来た街だから少し舞い上がっていたのかな。
しかし、どの道まだ時間がかかりそうなので空いている席を探し、自分が呼ばれるのを待つ事にした。
とはいえ暇だ。なんかないかな。…………!! そうだ! せっかくだからここにいる人達のレベルを調べてみよう。という事で、先ずは今、買い取りカウンターで買い取りしてもらっている4人組の冒険者のレベルをセバスさんに聞いてみた。
『畏まりました。右の者から45・39・48・41で御座います』
思ったよりレベルが低いな。他人はどうだろう? という事で次々セバスさんに鑑定してもらった。すると全体の95パーセントのハンターはレベル60以下で、レベル100オーバーのハンターは2パーセントしかいない事が分かった。
僕ってレベル109だし結構強いのかな? 実感全くないけど。やっぱりレヴィが強すぎるんだよな。いっつもボコられるし、ちっとも成長している感が無いんだよね。
くそっ! いつかレヴィをギャフンと言わせてやる。
「次! 39番! 買い取りカウンターにお願いします」
そうこうしているうちのどうやら僕の番が回ってきたようだ。待たせては悪いとすぐの買い取りカウンターに向かう。
買い取りカウンターには先ほどの女性職員が待っていた。歳の頃は20代半ばくらいだろうか。ショートカットの黒髪と黒い目が印象的な美人さんだ。早速木札を渡すと。
「じゃあ、ギルドカードと素材を出して下さい」
ラムさんのような対応もいいが、こういった丁寧な対応がやっぱり僕としては安心出来る。
早速、オーガとオーガロード、それから訓練の時に倒したレベル50以上の魔物の素材を追加で10体分出し、最後にギルドカードを出して渡そうとすると。
「…………」
あれ? 女性職員さんが素材を見て口を開けたまま固まっている。あっ! オーガロードか! オーガロードに驚いているのか。
「あ、あの……。ギルドカード」
僕が声を掛けると、ハッ! と我に返った女性職員さんは、僕のギルドカードをひったくるように奪うと、食い入るようにギルドカードを見ている。ちなみにラムさん見せた時と内容は変わっておらずランクはBでランキングは圏外だ。
僕的にはあれだけ高ランクの魔物を連続で倒しているんだから、そろそろランキング入りしてもいい気がするんだけど中々ランキング入りしない。やっぱり3年間の累積ポイントなだけに3年以上前からやっている人達に混ざってランキング入りするのはさすがに大変そうだ。
「Bランク……。どう見てもまだ子供なのに……」
確かに子供なのは否定しないけど、一応こう見えて正式に仕事が出来る16歳にはなっているんだけどね。
ちなみに大人と認められる年齢は18歳からだ。16歳は成人ではないが、一応働き手として仕事に就ける年齢だ。だから、多くの孤児は16歳でひとり立ちして働き始める。
「あの、何か問題ありましたか?」
僕が女性職員さんに聞くと。
「こ、これは失礼しました。まさかそんなにお若いのにBランクになられているとは思いませんでしたので」
慌てた女性職員さんは大きさの声で言い訳を始める。その声を聞き、周りのハンター達がざわつき始める。
「おい、あのガキBランクらしいぞ」や「信じられん」などの声が聞こえてくる。みなさん、せめて本人に聞こえないように話してください。と言うより、女性職員さん。僕の個人情報をそんな大きい声で発表しないで下さい。
「あっ! 失礼しました。私なんて事を……」
どうやら自分がやらかした事に気が付いたようだ。まあ、言っちゃったものはどうしようも無いんだけど。
「えっと、色々言いたいですが、今回はいいですから、はやく査定してもらえませんか?」
兎に角早くここから立ち去りたい。注目されるのは苦手だ。
「はい! 畏まりました。直ちに」
そういうと早速査定を始める。その間周りを見ると、多くのハンターが僕の方を見ながらヒソヒソ話をしている。ただ、結構内容が聞こえるんだよね。どうやら僕を仲間に引き入れないか相談している声が多いようだ。僕的にはみんなもいるし今更誰かとパーティーを組む気はないんだけどね。
しばらく待っていると、査定が終わったようで、女性職員さんが声を掛けて来た。
「お待たせしました。今回の査定額ですが、金貨26枚と銀貨45枚です。よろしいでしょうか」
おお、流石オーガ37体+オーガロード更に+αだ。この前騎士団に貰った分を合わせるとしばらくは働かなくても有意義な生活が送れそうだ。
「それで願いします」
その後、待っていましたとばかりに一気に僕の前にハンター達が集まり、スカウト合戦が始まってしまった。そしてすべての誘いを断り、僕がギルドから出られたのはお金を受け取ってから1時間もたった後だでした。
この時ばかりは魔物と戦っている方が楽だなと思ったひと時でした。
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ベールズ・シティのハンターギルドは巨大な煉瓦造りの建物で、外観からしてノーステールのハンターギルドとは随分違いすごく立派だ。
例の如く装備のみなさまにはアイテム化してもらい中に入る。夕方という時間もあり多くのハンターで混み合っている。そんな中、買い取りカウンターを探すと。
「おっ! あそこだ。思ったよりすいてるね」
買い取りカウンターには一組のハンターパーティーしかおらず誰も並んでいな。これはラッキーと思い早速後ろに並ぶと。
「そこの少年。番号札を取って下さい」
と査定中の女性ギルド職員さんに言われてしまった。
番号札? よく見ると買い取りカウンターの脇に番号の書かれた木札が置かれていた。
これを取ればいいのか。木札を取ってみると。木札には39番と書かれていた。
げっ! 39番待ちですか? そんなに待ってたら日が暮れてしまう。今夜も魔法のテントで寝るのだからまた街の外に出ないといけないのに、夜になったら門が閉まっちゃうよ。素材を売るのまた後日にしようかな。などと考えていると。
「次! 31番の人! 買い取りカウンターに来て下さい」と先ほどの女性職員が大きな声を上げて呼びかける。
あっ! そうか、別に39番待ちじゃなくて39番目に札を取っただけなんだ。よく考えれば分かる事なのにやっぱり初めて来た街だから少し舞い上がっていたのかな。
しかし、どの道まだ時間がかかりそうなので空いている席を探し、自分が呼ばれるのを待つ事にした。
とはいえ暇だ。なんかないかな。…………!! そうだ! せっかくだからここにいる人達のレベルを調べてみよう。という事で、先ずは今、買い取りカウンターで買い取りしてもらっている4人組の冒険者のレベルをセバスさんに聞いてみた。
『畏まりました。右の者から45・39・48・41で御座います』
思ったよりレベルが低いな。他人はどうだろう? という事で次々セバスさんに鑑定してもらった。すると全体の95パーセントのハンターはレベル60以下で、レベル100オーバーのハンターは2パーセントしかいない事が分かった。
僕ってレベル109だし結構強いのかな? 実感全くないけど。やっぱりレヴィが強すぎるんだよな。いっつもボコられるし、ちっとも成長している感が無いんだよね。
くそっ! いつかレヴィをギャフンと言わせてやる。
「次! 39番! 買い取りカウンターにお願いします」
そうこうしているうちのどうやら僕の番が回ってきたようだ。待たせては悪いとすぐの買い取りカウンターに向かう。
買い取りカウンターには先ほどの女性職員が待っていた。歳の頃は20代半ばくらいだろうか。ショートカットの黒髪と黒い目が印象的な美人さんだ。早速木札を渡すと。
「じゃあ、ギルドカードと素材を出して下さい」
ラムさんのような対応もいいが、こういった丁寧な対応がやっぱり僕としては安心出来る。
早速、オーガとオーガロード、それから訓練の時に倒したレベル50以上の魔物の素材を追加で10体分出し、最後にギルドカードを出して渡そうとすると。
「…………」
あれ? 女性職員さんが素材を見て口を開けたまま固まっている。あっ! オーガロードか! オーガロードに驚いているのか。
「あ、あの……。ギルドカード」
僕が声を掛けると、ハッ! と我に返った女性職員さんは、僕のギルドカードをひったくるように奪うと、食い入るようにギルドカードを見ている。ちなみにラムさん見せた時と内容は変わっておらずランクはBでランキングは圏外だ。
僕的にはあれだけ高ランクの魔物を連続で倒しているんだから、そろそろランキング入りしてもいい気がするんだけど中々ランキング入りしない。やっぱり3年間の累積ポイントなだけに3年以上前からやっている人達に混ざってランキング入りするのはさすがに大変そうだ。
「Bランク……。どう見てもまだ子供なのに……」
確かに子供なのは否定しないけど、一応こう見えて正式に仕事が出来る16歳にはなっているんだけどね。
ちなみに大人と認められる年齢は18歳からだ。16歳は成人ではないが、一応働き手として仕事に就ける年齢だ。だから、多くの孤児は16歳でひとり立ちして働き始める。
「あの、何か問題ありましたか?」
僕が女性職員さんに聞くと。
「こ、これは失礼しました。まさかそんなにお若いのにBランクになられているとは思いませんでしたので」
慌てた女性職員さんは大きさの声で言い訳を始める。その声を聞き、周りのハンター達がざわつき始める。
「おい、あのガキBランクらしいぞ」や「信じられん」などの声が聞こえてくる。みなさん、せめて本人に聞こえないように話してください。と言うより、女性職員さん。僕の個人情報をそんな大きい声で発表しないで下さい。
「あっ! 失礼しました。私なんて事を……」
どうやら自分がやらかした事に気が付いたようだ。まあ、言っちゃったものはどうしようも無いんだけど。
「えっと、色々言いたいですが、今回はいいですから、はやく査定してもらえませんか?」
兎に角早くここから立ち去りたい。注目されるのは苦手だ。
「はい! 畏まりました。直ちに」
そういうと早速査定を始める。その間周りを見ると、多くのハンターが僕の方を見ながらヒソヒソ話をしている。ただ、結構内容が聞こえるんだよね。どうやら僕を仲間に引き入れないか相談している声が多いようだ。僕的にはみんなもいるし今更誰かとパーティーを組む気はないんだけどね。
しばらく待っていると、査定が終わったようで、女性職員さんが声を掛けて来た。
「お待たせしました。今回の査定額ですが、金貨26枚と銀貨45枚です。よろしいでしょうか」
おお、流石オーガ37体+オーガロード更に+αだ。この前騎士団に貰った分を合わせるとしばらくは働かなくても有意義な生活が送れそうだ。
「それで願いします」
その後、待っていましたとばかりに一気に僕の前にハンター達が集まり、スカウト合戦が始まってしまった。そしてすべての誘いを断り、僕がギルドから出られたのはお金を受け取ってから1時間もたった後だでした。
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