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きぐるみ幼女編

49話 それからの、女子会

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鈴達5人は、楽しそうに

パジャマパーティーを来月の何時にしようかと

楽しく話していた



優美は、何かを思い立ったかのように違う話題を、口にする



優「来月と言えば、学年別の模擬戦が始まるのでは?」



か「そういえば・・・」



優「たぶん私は立場上、参加せざるえないのですが

 皆さんは参加するのですか?」



一瞬考えた、かんなが



か「私は参加したいけどね

 そのへんは、どうなの、なつ?」



夏「そうですね、学年別2年の模擬戦は

 9人対9人の団体戦、勝利条件は

 9人全員を戦闘不能にするか

 敵陣地の何処かにある、敵シンボルの破壊の2択

 私達のクラスが36人で

 模擬戦の登録は、メイン選手9人と、サブで9人

 これは、模擬戦がトーナメントの為

 1戦ごとの、メンバー変更は可能です

 この18人なら、何人でも変更可能です

 そして最大で4戦、私たちはBクラスなので、たぶん3戦ですね

 それで、私達のクラスの選出メンバーですが

 私の知り得た情報から推測するなら

 上位ランクトップ10に入る人間が、岡山君と優美、桜

 それに、トップ30のランカーの5人

 それを合わせれば、8人いますから

 そのメンバーは確実に、メイン選手登録でしょうから

 かんなは、入れてもサブに、でも試合に出れるかは分かりませんね

 あと、たぶんですが、生徒会特権で・・・

 いえ多分、生徒会長の強制で、愛樹と古都は、登録メンバーかと

 残念ですが、鈴のシミュレーション成績では

 メンバー登録は無理かと」



鈴「え?私?いや、参加する気無いから

 戦いとか、無理だからホントに

 でも、そういう、なっちゃんは?」



夏「私?見る専門ですが?何か?」



いったい何を聞くの?私が戦うわけないでしょ、と言わんばかりに

首を傾げ返事をする夏目



鈴「わかった、一緒に観戦しよう」



夏「分かりました!かんな、優美、桜、応援は私達に任しください」



桜「まかしたぁぁ~~」



か「サブかぁ・・・試合出れないとなると、あの子達のお披露目がぁぁぁ・・・・・」



優「お願いしますね、ですが夏目

 やっぱりAクラスが優勝候補ですか?」



夏「そうですね・・・・ランクトップ10の7人がAですからね

 とくに、その中でも戦闘技術で言えば、志摩君、倭 (やまと)さん

 魔法技術では、グリエン君、雪村さん、4人が、最大の敵だと思いますね

 ですが、Cクラスの、バラッカ君とフォンクさんの魔法コンビも強敵かと

 他のクラスにも、注目すべき、特化型の生徒は何人かいますが 

 その中でも、Jクラスの、宮守君とカレラは、ランク外ですが

 トップ10クラスの実力がありますね」



優「え?カレラさんJクラスなんですか?

 小等部では上位クラスだったと思いますが?」



夏「それは、色々とね、あるんですよ」



鈴「カレラさんて?」



夏「鈴は知らないですか、小等部から居る、ある意味有名人なんだけど

 一言で言うなら【拳銃 (ガン)マニア】なんですよ

 そのへんは、紫音君か、宮守君にでも聞いてください

 同じクラスですから」



ガンマニア・・・私の知らない世界・・・紫音に聞いてみよう



夏「色々言ってみたみた物の

 最大の強敵は、やっぱりAクラスですが

 単騎突破能力は、多分桜が1番でしょうし

 岡山君は1年以上ランク1位の座を守ってる強者ですし

 戦略次第としか言えませんね

 対戦相手も、岡山君を始め、桜、優美は警戒されてますから」



優「そうですか・・・・ 

 1年の時、あまり成績が良くなく、色々と怒られましたから

 最低でも今年は準優勝はしないと・・・」



鈴「優美ちゃんも大変だね

 私も応援だけしかできないけど、頑張ってね」



優「鈴、ありがとうございます

 それでも、チーム戦ですし

 私1人では、どうしようも無いですから

 楽しめればと思っています」



か「だね~~~でもね、ゆみちゃん

 今一番大切な事何かわかる?」



優「模擬戦に向けての鍛錬ですか?」



か「なわけ、あるかぁぁぁああ!!

 お泊りいつにするかだよ!!」



両手をあげて、優美を襲う仕草をしばがら

笑いながら怒る、かんなに

そして、クスクスと笑いながら「そうでした」と答える優美であった





そして、優美のお迎えの車が来るまで

彼女達は、まだ来ない、お泊まり会にむけて

期待を膨らませながら、女子会を続けるのだった
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