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中等部・合宿編

54話 それからの 速見 山本 達

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神奈川県、とある街


うっすらと、空が明るくなりはじめ


朝の早い人間は既に動き出す時間帯であった


静まりかえる町並み、微かに聞こえるは、鳥達のこえであろう


これぞ気持ちの良い朝の風景とも言える


そんな街の通りに出てきた男、大きく両手を上げ深呼吸をする

一瞬足元が、ふらついたが、頭を押さえ足を踏ん張る

その男の名前は山本という

仲間達と今まで数時間近く飲んでいたのだった

さすがの山本も、ビールから始まり、カクテル、日本酒、芋焼酎と
飲みまくっていた、芋焼酎に関しては、一人で1升空けたのだから
足元がふらつかない方がおかしいのだ

山本が出てきた店から、一緒に飲んでいた10数人の仲間達が出てくる






** 音声だけをお楽しみください **






「う、、、」


オエ、、、、ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ



・・・・・・・・・・・・・・




「や、山本さん、速見が吐きやがった」

「そんなとこで吐くな!」


「ぅわ・・・ヴぇ・・・・」



ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ





オエ・・・・・・・

「もう・・・だ・・・・め・・・・」

  ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ






「うわぁ、もらいゲロで祐也と近藤も、誰かどうにかしろ」


「う・・・・・・オ・レ・モ・・・」



 ゲロゲロゲロゲオrゲロゲロゲロゲロ


ゲロゲロゲロゲロゲロ


「がまんで  ォェ  きませ   ゥェ  」


ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ



「山本さん大吾と真一と修二も」




 バタ!  ・・・・ぐぅ・・・・・ぐぅ・・・


「祐也も潰れたぞー おい健吾そこで寝るな!」



カンカンカン・・・・

「アハハ たか~~い アハハ  ウッキィーーーーーー」


「ヒャヒャヒャヒャ サルだ!サルがいるぅ~~~~」



「山本さん、権田が電信柱に登りました」

「叩き落とせ!」

               「かわいいこいるじゃんよ」

ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ



「あぁぁああああーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・オエ」

ゲロゲロゲロゲロ


「ねぇ、彼女~かわいいね~~ヒック、一緒にあそばなうぃ ヒック」

「バカがいるぞ~ヒカルが、ポスターの女、ナンパしてやがるぅ」



ゲロゲロゲロゲロ


                  「ウキウキウッキーー」


「ゲロ吐きながら、こっちくんな!」


カチャ、・・・シャーーーーーーーーーーーーーーーー


「あ!速見さんが、放置自転車でどっか走っていったす」

 
              「ウッキィィーーーーー」

「アホは、ほっとけーー!」


「山本さん、やばいっす」

「なにが!?」

「オレも・・・もう・・・・ゲンカイ」


ゲロ・・・ジャァァーーーーバッシャーーーゲロゲロゲロ




「よっぱらい共がぁぁ、たいがいにしろぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー」




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作者から1言
題名に【それから】が付く、それからシリーズ
本編とは、ほぼ関係ない話であり
この話を書きたいが為にあったりする。

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