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中等部・合宿編
1話 降ってきた変態は双子の兄でした。
しおりを挟むうわ!!!!
変態がふってくる・・・・。
空中に突如現れたそれは
此方に背を向けたまま静かに降りてくる・・・
黒いコートが風になびくと
けつ? 何も履いてない? 裸??
変態は頭の上で両手を交差し
何も履いてないだろう下半身
その腰をくるくる回している・・
此方に背を向けているので
大事な部分は見えてないはず・・・
見えてないはず・・・・・
みたくもない・・・・。
やば、あとで【紫音】と【リル】に、殺される・・・
瞬時に、そう悟っってしまった。
私の名前は【三千風鈴 (みちかぜりん)】
今、ボーンウォーリヤーに殺されるか
空から降ってくる変態に殺されるか
どちらにしようか思考を高速化して悩んでいるところです・・・
ごめんなさい・・・。
すこし時間を戻そう
私たちは20分ほど前から
ボーンウォーリヤーに襲われ逃げているところだ
一緒にいるのは国立関東天童魔法学園の
同級生である中等部2年生の2人
たぶん狙われているのは
その一人、優美ちゃん【四条優美 (しじょうゆみ)】だと思う。
私はあまり立場とか家柄とか気にしないので
空気が読めないとも言いますが・・。
中等部からの学園に編入した私は
同じクラスで孤立し腫れ者扱いされていた、四条優美に声をかけ
そして仲良くなって親友となった
なんで、声を掛けたかと言うと
だってすごい美人さんですよ
透き通った白い肌、髪は綺麗で白色ではなく腰までとどく輝く白銀色
整った顔立ち、瞳は薄い紫が入ってて
目つきは少しキツめだが少し寂しそうでもあり
モデル体型の身長も高いし!
いつも高めのヒールを履いているのでもう少し高くかんじる・・・・
現代にエルフがいるのなら
この人がエルフといっても、なっとくいくと思う
だからこそ誰も近づけない・・・
後で知った事なんだけど
腫れもの扱いされてる理由は、それだけじゃなかった
実は、この国の、最大権力を持つと言われる【十士族】
その、十士族、10ある、士族の1つ
四の字を司る、四条家の長女
小さい時から色々な教育をうけてるらしく天才なのです
その日本を代表する、お嬢様だからこそ
誰も近づけなかったらしい。
そして、今回の事は暗殺又は妨害?跡目あらそい?と
考えれば、考えるほど、思い当たる事が、あり過ぎて分からないと
普段は何事にも動じないし
その表情を崩すことのない優美ちゃんが
瞳に涙浮かべて擦り切れる声でで私達に
「ごめんなさい、ごめんなさい、私のせいで・・・・」
と、何度も何度も謝っていた
それでも逃げてる間も後方に
風と土の魔法を使用しボーンウォーリヤーを倒している
(後で聞いた話で、骨には炎?では?聞いた所、炎だと山火事になりかねないとの事)
最後に胸がデカイ・・・身長も胸も分けてほしい・・・
もう1人は、私の大親友の 【桜・C・ティオーノ】
母方のおじいさんが外国の人で、桜はクォーターだ
結構細身の、チョーーー可愛い子
二重のまんまるい瞳に
名前の由来であろう桜色の髪、瞳の色も桜色である
ただ、独特の話し方で、おっとりとした雰囲気だ
桜には1つ上の兄がいて
私も昔からお世話になってる
それに最近では紫音と仲がいい
前世からの親友とか・・・これだから中二病は・・
ちなみにこのティオーノ兄妹
家が武道の道場とかで結構強い、いや、半端なく強い
今は1m程の棒で近づいたボーンウォーリヤーを撃退している
多分優美ちゃんが居なかったら笑いながら戦闘してたはずだ
私は知っている、このティオーノ兄妹の性格を・・・・
見た目華奢なのだけど・・・恐ろしいほど強いです・・・
身体強化・武器強化魔法とか、つかってるよね・・・
使っていてほしいな
最後に胸は優美ちゃんより大きい・・・・クソ・・
私といえば・・・外見は・・・涙がでてきた・・・ぅぅぅぅ・・・
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