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第2章 第1回イベント
第16話 予選3
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僕は服部善蔵って言うんだ!日本の唯一の忍び一家、服部家の次期当主なんだ。
『次期当主がなにゲームやっている!』だって?僕もね最初はこんなゲームやるつもりは無かったんだけどさ、父上に今の時代に忍びの修行をすることは不可能に近いって言われて、代わりに新しい世界って呼ばれるこのゲームで修行を始めたわけさ!
そろそろゲーム内について話そうか僕の二つ名は暗殺者《サイレントキラー》のハンゾウと呼ばれているよ。始めは忍者の職業になりたかったけど、初級にも中級にも無かったから暗殺者を選んだんだよね。
おっとプレイヤーがいたようだね。
そう言ったハンゾウは、猛毒付与の効果がある忍刀で首を切断した。斬られたプレイヤーは声を出す前にキルされた。
こうやってキルしてるから僕はサイレントキラーって呼ばれているんだよ。
おっと、いっぱいプレイヤーがいるところがあるね、キルしちゃうよ。
15人程いたプレイヤーは誰も気づかぬうちに一撃でキルされていた。しかしその姿を少し離れた所から見ていた者が居た。
「おい!」
「あれ?僕に気づいているの?」
「当たり前だ!俺の名前はサンダユウだ!」
「サンダユウ?百地家の者なのか?だけど忍者の一族は我ら服部一族しか残っていないんじゃなかったのか?」
「俺ら百地一族はな、伊賀の隠れ里から服部半蔵に追い出されて、九州に逃げたんだ。だから俺ら一族は衰退していった!だが俺らは戦争に参加して衰退を止めることができたんだ。先祖の恨みを晴らすために服部家の者であるお前を倒させてもらうぞ!」
「そうか、そんな歴史があったのか……だけど僕も負ける訳にはいかないんでね、抵抗させてもらうよ!」
そう言った二人は平原にも関わらず気配が消えた。忍者である二人の因縁はここで決着しようとしていたが、因縁の終わりは来なかった。
二人の刃がぶつかろうとしていた時に二回の銃声がなりそして1秒後に二人は頭を銃弾で撃ち抜かれキルされていた。
「え?」
「え?」
「ふぅ。あの人最前線にいた人だよね、今の内にキルしといて良かったぁー。もう少しで終わると思うけど?移動しないとかな?」
「予選第四試合の突破者が決まったぁぁぁぁぁ!なんとキルをした人が3人しかいないぃぃぃ!しかもキルをしていた二人をもう一人のプレイヤーがキルしたぁぁ!圧倒的な強さだぁぁぁ!しかも三人とも一撃必殺でのキルだった!!!」
「「「うぉぉぉぉ!」」」
シュカイの言葉にプレイヤー達が沸いた!
『ふぅやっぱりあの二人強かったんだ……戦闘に集中している間に倒せて良かったよ。でも本選勝てるのかなぁ?まぁ頑張るしかないよね』
「おい!服部!」
「なんだ!百地!」
「この勝負はお預けだ!」
「そうだな、僕もこんな終わり方は嫌だからね」
「次こそ決着をつけてやるから覚えとけよ!」
「こっちこそ服部家の実力を見せてやる!」
二人は反対の道を進んでいった。
この時、二人の次期当主は真のライバルを知り、相手を超えて最強の忍びになるために努力を始めた。
そしてサキの大きな壁になるということをまだ誰も知らない。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここからはあとがきです。
応援や評価をして頂けると創作意欲に繋がりますので時間があればお願いします。
フォローや感想もして頂けると嬉しいです
『次期当主がなにゲームやっている!』だって?僕もね最初はこんなゲームやるつもりは無かったんだけどさ、父上に今の時代に忍びの修行をすることは不可能に近いって言われて、代わりに新しい世界って呼ばれるこのゲームで修行を始めたわけさ!
そろそろゲーム内について話そうか僕の二つ名は暗殺者《サイレントキラー》のハンゾウと呼ばれているよ。始めは忍者の職業になりたかったけど、初級にも中級にも無かったから暗殺者を選んだんだよね。
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そう言ったハンゾウは、猛毒付与の効果がある忍刀で首を切断した。斬られたプレイヤーは声を出す前にキルされた。
こうやってキルしてるから僕はサイレントキラーって呼ばれているんだよ。
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「おい!」
「あれ?僕に気づいているの?」
「当たり前だ!俺の名前はサンダユウだ!」
「サンダユウ?百地家の者なのか?だけど忍者の一族は我ら服部一族しか残っていないんじゃなかったのか?」
「俺ら百地一族はな、伊賀の隠れ里から服部半蔵に追い出されて、九州に逃げたんだ。だから俺ら一族は衰退していった!だが俺らは戦争に参加して衰退を止めることができたんだ。先祖の恨みを晴らすために服部家の者であるお前を倒させてもらうぞ!」
「そうか、そんな歴史があったのか……だけど僕も負ける訳にはいかないんでね、抵抗させてもらうよ!」
そう言った二人は平原にも関わらず気配が消えた。忍者である二人の因縁はここで決着しようとしていたが、因縁の終わりは来なかった。
二人の刃がぶつかろうとしていた時に二回の銃声がなりそして1秒後に二人は頭を銃弾で撃ち抜かれキルされていた。
「え?」
「え?」
「ふぅ。あの人最前線にいた人だよね、今の内にキルしといて良かったぁー。もう少しで終わると思うけど?移動しないとかな?」
「予選第四試合の突破者が決まったぁぁぁぁぁ!なんとキルをした人が3人しかいないぃぃぃ!しかもキルをしていた二人をもう一人のプレイヤーがキルしたぁぁ!圧倒的な強さだぁぁぁ!しかも三人とも一撃必殺でのキルだった!!!」
「「「うぉぉぉぉ!」」」
シュカイの言葉にプレイヤー達が沸いた!
『ふぅやっぱりあの二人強かったんだ……戦闘に集中している間に倒せて良かったよ。でも本選勝てるのかなぁ?まぁ頑張るしかないよね』
「おい!服部!」
「なんだ!百地!」
「この勝負はお預けだ!」
「そうだな、僕もこんな終わり方は嫌だからね」
「次こそ決着をつけてやるから覚えとけよ!」
「こっちこそ服部家の実力を見せてやる!」
二人は反対の道を進んでいった。
この時、二人の次期当主は真のライバルを知り、相手を超えて最強の忍びになるために努力を始めた。
そしてサキの大きな壁になるということをまだ誰も知らない。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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