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幸せになりましょう
崩れていく欲望
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ああー・・・どうしよう、どうしよう。
どうして、こんなことになってしまったんだ。
もうすぐ、俺の国になるはずだったトゥーロン王国。
だが、手駒として育てていた孫二人は主権を争い、まともな政務を行うこともしないくせに、贅沢だけは国費でしよってからに。
王の妃となり王の子供を産んだ娘は、王を幽閉した途端、寝所に男を連れ込んで、子供同士の争いには知らん顔だ。
なんでこんなことになってしまったんだ。
邪魔だったジラール公爵派を暗殺し、王太子確実だった目障りなヴィクトルも民に人気の高いリリアーヌも殺した。
王位継承権を持っていたフランソワ王子も殺したし、遡れば王家の血が入っているノアイユ公爵家の当主と嫡男も弑した。
他にも、商売敵だった伯爵も、俺に小うるさいことを言ってきた財務省の役人も消した。
放っておいたら、第二妃もジュリエット王女も死んだ。
気弱で平凡な王を幽閉し、文官共をまとめて王宮に軟禁して仕事だけをさせた。
あとは、ミュールズ国からの後ろ盾を得て、孫に王冠を被せ、俺が全ての権力を握るはずだったのに。
金銀財宝も女も、美食も、全て全て俺の物になるはずだったのに・・・。
俺は、いまだに玉座を争い醜い口喧嘩を繰り広げている出来損ないの孫を見る。
二人で争っていたのに、いつのまにか奴らの後ろにはそれぞれ甘い汁を吸おうと騎士や使用人がつくようになった。
宰相はどんなに脅しても陛下の退位を認めないし、国王もガンとしてユベールの戴冠を許さない。
手をこまねいていたら、リシュリュー辺境伯を中心に亜人奴隷解放軍なるものが、あちこちで暴れ出した。
俺のザンマルタン侯爵家の私兵を突入させて、この王城が手薄になったら、もしかしたら暗殺者が俺を殺しにくるかもしれない。
そう焦った俺は、鎮圧軍には昨日今日雇い入れた衛兵たちを向かわせた。
そして・・・派兵した全員がボロボロに負けてしまった。
しょうがない・・・リシュリュー辺境伯軍は我が国最強の軍であり、ミュールズ国の騎士団とも遜色がない実力があるのだ。
しかも、あのリシュリュー辺境伯の爺・・・いや前辺境伯か・・・獣人を中心とした騎士団を編成してやがった。
辺境伯に集めた亜人を奴隷とせずに騎士団として編成するなんて思ってもみなかった。
せめて、王城にいた亜人奴隷が残っていれば、こちらも獣人の兵を向かわせたのに。
王城にいた亜人奴隷は、あの日に一斉に解き放たれてしまったのだ。
俺たちが悲願を遂げようと、策略を練り密かに兵と武器を王城に運び入れ、決行したその日に亜人と奴隷契約を結んでいた魔法陣が壊れてしまった。
逃げ出す亜人の中には、こちらに攻撃してくる者もいて、我がザンマルタン侯爵家の騎士が何人も倒れた。
主君である俺を満足に守ることもせずに!
何人かのエルフは、主人に剣を向け第二妃を代表に従者や侍女が怪我を負ったらしい・・・主に顔に。
「侯爵・・・どうされるのですか?」
ミュールズ国からの文を預かってきた伝令が、俺を急かす。
ええーい、俺にわかるものか!
まさか、まさかミュールズ国が・・・あの前国王や国王が・・・自分の息子に捕まり王族が幽閉される塔に連行されたなんて!
しかも俺と繋がりがあった商会が幾つも潰され、会頭たちは捕縛されたという・・・。
ミュールズ国からの文は、ただその顛末が書かれた新聞だったのだ。
前国王と国王の罪が全て詳らかにされ、商会や商人は違法奴隷の取り扱い及び人身売買の罪。
他にも関わりのあった貴族や冒険者たちの名前がズラーッと並んでいる。
そのうちの一つ。
ある伯爵家は・・・父が養子縁組を繰り返し出自を誤魔化し嫁がせた俺の妹がいる。
ダラダラと流れる汗が止まらない。
新聞には、亜人奴隷を先導したのはミュールズ国であり、トゥーロン王国はそのミュールズ国の傀儡国とハッキリ書かれている。
しかも、売り先が内戦中の帝国で、その帝国で生産されていた「ビースト」の研究にも手を出していたこともバレている。
ああ・・・どうしよう、どうしよう。
「・・・侯爵。もう一通、文があるのです!」
伝令が焦ったようにグイッと白い封筒を差し出す。
最初の文を見て恐慌状態になっていた俺だが、震える手でもう一通の封を開ける。
「・・・っう!」
こ・・・これは・・・ミュールズ国、国王陛下からの・・・。
新生ミュールズ国ミシェル殿下いや、ミシェル陛下からの・・・最後通告。
『ザンマルタン侯爵家とは断交する』
そして・・・前国王と国王がいずれ毒杯を賜ることと、罪人は処刑か奴隷落ちとなることが書かれていた。
「ハハハ・・・。ハハハハハ」
もう、ダメだ。
あの孫のどちらかがトゥーロン王国の玉座に座ったところで、あのミシェルに敵うわけがない。
逃げよう!
そうだ、俺だけなら、まだ逃げれる!
俺は伝令に何も声をかけることなく、スタスタと早歩きで王宮の自分の部屋を目指す。
金だ!金が必要だ。
宝石も持っていくし、王宮には珍しい魔道具もあるからそれも持っていこう。
スタスタスタスタ。
妻も娘も孫も捨てて行くし、領地にいる息子も孫も放り投げて行く。
必要なのは俺自身と金だ!
「!!」
王宮の窓から、リシュリュー辺境伯の軍とその旗が見えた。
「赤色の旗だと・・・?ま、まさか・・・」
ヴィクトルが・・・生きているのか?
「ちょっとー、堀に渡していた板がないんだけどー」
これじゃカヌレとブリュレが渡れないじゃない。
いや、私も渡れませんけど?
戻ってきましたよ!トゥーロン王国の王城へと。
なんと!出て行った道辿って戻ってきました!
さあ!王城に潜入よ。
どうして、こんなことになってしまったんだ。
もうすぐ、俺の国になるはずだったトゥーロン王国。
だが、手駒として育てていた孫二人は主権を争い、まともな政務を行うこともしないくせに、贅沢だけは国費でしよってからに。
王の妃となり王の子供を産んだ娘は、王を幽閉した途端、寝所に男を連れ込んで、子供同士の争いには知らん顔だ。
なんでこんなことになってしまったんだ。
邪魔だったジラール公爵派を暗殺し、王太子確実だった目障りなヴィクトルも民に人気の高いリリアーヌも殺した。
王位継承権を持っていたフランソワ王子も殺したし、遡れば王家の血が入っているノアイユ公爵家の当主と嫡男も弑した。
他にも、商売敵だった伯爵も、俺に小うるさいことを言ってきた財務省の役人も消した。
放っておいたら、第二妃もジュリエット王女も死んだ。
気弱で平凡な王を幽閉し、文官共をまとめて王宮に軟禁して仕事だけをさせた。
あとは、ミュールズ国からの後ろ盾を得て、孫に王冠を被せ、俺が全ての権力を握るはずだったのに。
金銀財宝も女も、美食も、全て全て俺の物になるはずだったのに・・・。
俺は、いまだに玉座を争い醜い口喧嘩を繰り広げている出来損ないの孫を見る。
二人で争っていたのに、いつのまにか奴らの後ろにはそれぞれ甘い汁を吸おうと騎士や使用人がつくようになった。
宰相はどんなに脅しても陛下の退位を認めないし、国王もガンとしてユベールの戴冠を許さない。
手をこまねいていたら、リシュリュー辺境伯を中心に亜人奴隷解放軍なるものが、あちこちで暴れ出した。
俺のザンマルタン侯爵家の私兵を突入させて、この王城が手薄になったら、もしかしたら暗殺者が俺を殺しにくるかもしれない。
そう焦った俺は、鎮圧軍には昨日今日雇い入れた衛兵たちを向かわせた。
そして・・・派兵した全員がボロボロに負けてしまった。
しょうがない・・・リシュリュー辺境伯軍は我が国最強の軍であり、ミュールズ国の騎士団とも遜色がない実力があるのだ。
しかも、あのリシュリュー辺境伯の爺・・・いや前辺境伯か・・・獣人を中心とした騎士団を編成してやがった。
辺境伯に集めた亜人を奴隷とせずに騎士団として編成するなんて思ってもみなかった。
せめて、王城にいた亜人奴隷が残っていれば、こちらも獣人の兵を向かわせたのに。
王城にいた亜人奴隷は、あの日に一斉に解き放たれてしまったのだ。
俺たちが悲願を遂げようと、策略を練り密かに兵と武器を王城に運び入れ、決行したその日に亜人と奴隷契約を結んでいた魔法陣が壊れてしまった。
逃げ出す亜人の中には、こちらに攻撃してくる者もいて、我がザンマルタン侯爵家の騎士が何人も倒れた。
主君である俺を満足に守ることもせずに!
何人かのエルフは、主人に剣を向け第二妃を代表に従者や侍女が怪我を負ったらしい・・・主に顔に。
「侯爵・・・どうされるのですか?」
ミュールズ国からの文を預かってきた伝令が、俺を急かす。
ええーい、俺にわかるものか!
まさか、まさかミュールズ国が・・・あの前国王や国王が・・・自分の息子に捕まり王族が幽閉される塔に連行されたなんて!
しかも俺と繋がりがあった商会が幾つも潰され、会頭たちは捕縛されたという・・・。
ミュールズ国からの文は、ただその顛末が書かれた新聞だったのだ。
前国王と国王の罪が全て詳らかにされ、商会や商人は違法奴隷の取り扱い及び人身売買の罪。
他にも関わりのあった貴族や冒険者たちの名前がズラーッと並んでいる。
そのうちの一つ。
ある伯爵家は・・・父が養子縁組を繰り返し出自を誤魔化し嫁がせた俺の妹がいる。
ダラダラと流れる汗が止まらない。
新聞には、亜人奴隷を先導したのはミュールズ国であり、トゥーロン王国はそのミュールズ国の傀儡国とハッキリ書かれている。
しかも、売り先が内戦中の帝国で、その帝国で生産されていた「ビースト」の研究にも手を出していたこともバレている。
ああ・・・どうしよう、どうしよう。
「・・・侯爵。もう一通、文があるのです!」
伝令が焦ったようにグイッと白い封筒を差し出す。
最初の文を見て恐慌状態になっていた俺だが、震える手でもう一通の封を開ける。
「・・・っう!」
こ・・・これは・・・ミュールズ国、国王陛下からの・・・。
新生ミュールズ国ミシェル殿下いや、ミシェル陛下からの・・・最後通告。
『ザンマルタン侯爵家とは断交する』
そして・・・前国王と国王がいずれ毒杯を賜ることと、罪人は処刑か奴隷落ちとなることが書かれていた。
「ハハハ・・・。ハハハハハ」
もう、ダメだ。
あの孫のどちらかがトゥーロン王国の玉座に座ったところで、あのミシェルに敵うわけがない。
逃げよう!
そうだ、俺だけなら、まだ逃げれる!
俺は伝令に何も声をかけることなく、スタスタと早歩きで王宮の自分の部屋を目指す。
金だ!金が必要だ。
宝石も持っていくし、王宮には珍しい魔道具もあるからそれも持っていこう。
スタスタスタスタ。
妻も娘も孫も捨てて行くし、領地にいる息子も孫も放り投げて行く。
必要なのは俺自身と金だ!
「!!」
王宮の窓から、リシュリュー辺境伯の軍とその旗が見えた。
「赤色の旗だと・・・?ま、まさか・・・」
ヴィクトルが・・・生きているのか?
「ちょっとー、堀に渡していた板がないんだけどー」
これじゃカヌレとブリュレが渡れないじゃない。
いや、私も渡れませんけど?
戻ってきましたよ!トゥーロン王国の王城へと。
なんと!出て行った道辿って戻ってきました!
さあ!王城に潜入よ。
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