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運命の鐘を鳴らしましょう
王都に着きました
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ガラガラ。
軽快な音を立てて馬車が走る。
ざわざわと人が起こす喧噪が聞こえ始める。
王都を目指した旅も、とうとう終わりが見えてきた。
私は馬車の窓から身を乗り出して、王都へ入る旅人たちの長い列と王都を守る堅固な城壁を目を丸くして見た。
「すっごーい!人がいっぱい並んでるー!壁が高ーいっ!」
今まで訪れた町の中で一番高くて堅牢な城壁だ。
レンガでしっかりと作られた高い壁の上には歩兵が居るのが見えるし、所々に大型な弓型のバリスタと呼ばれる兵器が設置されている。
ここは、魔獣や野盗を防ぐ役割ではなくて、軍隊から町を民を王家を守る城塞都市なのだ。
馬車と並走していたリュシアンが私に近づいて、ニヤッと笑う。
「なんだなんだお嬢。そうしているとガキみたいだな」
「なによ。・・・ガキで結構。まだ8歳だもーん」
ぷくっと頬を膨らませて言ってみる。
「あははは。そうだな。そうだったな」
屈託なく笑ったリュシアンは、手を伸ばして私の頭をくしゃくしゃと撫でると「危ないから馬車の中へちゃんと入ってろ」と注意した。
と、同時に襟をアルベールにグイッと掴まれて、馬車の中へと戻される。
「ぐえっ」
「ヴィー。危ないでしょう。大人しくしてなさい」
はいはい。
8歳の美少女ですから?大人の言うことは、ちゃんと聞き分けますよ?
例え、中身がアラサー女子でもね。
そこから王都に入る人たちの列に並び待つこと・・・待つこと・・・、えー、まだ?
「この門は一番人が並ぶんだよ。貴族や騎士たちは別の門を使うし、王都に住んでいる人たちも別に出入口があるんだけどね」
つまり、王都に居を構えていない余所者は、身元確認があるから町に入るのに時間がかかり、しかも専用の出入口で一括管理しているってことね。
オーケー!文句は言わずに気長に待ちますよ。
「ヴィー、おやつ」
この状態でも、ブレない食欲魔人のリオネル。
「はいはい。あ、馭者席のセヴランにも持って行ってよ」
「はーい」
ルネがヒラリとメイド服のスカートを翻して、トレイにお茶とおやつを乗せて馭者席へと持っていく。
はあああっ。
しかし、サン・ブルージュの町から王都までの1ヶ月の旅路も・・・いろいろと大変だった。
ほぼ野営になってしまったけど、私は魔獣討伐した数より料理をしていた数の方が圧倒的に多いけど。
獣化のスキルを自在に扱えるようになりたいとカミーユさんが特訓しだすから、一緒になってリオネルまで獣化しだすし。
森の奥で大きい白虎と子虎の白虎が嬉々として高ランク魔獣を血祭りにしているって、夢に見たくないほどの惨劇状態だった・・・。
そのおかげでカミーユさんは完璧にコントロールできるようになったし、リオネルも効率的に獣化→大型変化までできるようになった。
他のメンバーもちゃんと修行してましたよ?
まずリュシアンは、雷を大剣に纏わせていつでも攻撃できるようになりました!自分の意志でね。
「神雷」はまだ発動できないけど、アルベールの推論では「命の危機を感じたら発動できるでしょう」て・・・本当に奥の手ね。
しかも私にだけこっそりと「命の危機ってリュシアン自身のではなく、仲間の命の危機だと思います」て呟かないで!
もう、私がちゃんと気を付けてあげないと、リュシアンの命は幾つあっても足りないわよ。
セヴランは相変わらず鞭の本数をミスリルの3本から増やせないでいたので、私の好奇心100%で「狐火」を練習してもらった。
スキルとして「狐火」があるから出せるでしょ?
なのに、出せないんだなぁ、これが。
うぐうぐしていたセヴランに、アルベールが「火魔法と狐火は違うと思う」とアドバイス。
セヴランは火魔法を使おうと思ってたから出来なかったらしい。
なので、私が前世の御伽噺から連想する「狐火」を説明したら、あっさりできた。
どうやら魔法は自分の魔力を行使するが、狐火は周りの魔力?魔素?を利用して発動させるみたい。
コツを掴んだのか、「狐火」から「妖術」「幻術」と発展させ、無事に鞭の本数を増やすことに成功はしました。
ただ・・・。
「なんで、全部同じ動きをするんですかーっ!」
そう、別々に動かすことは、まだできない。
セヴランってそんなに不器用じゃないんだけどなぁぁぁぁ。
ルネは・・・ルネは・・・なんか、可愛いメイドさんを目指せばいいのに・・・カミーユさんの助言で別の何かを目指すことになってしまった。
つまり、体が小さく軽いのに正攻法で正面から戦うのは、分が悪い。
そりゃ、そう思ってたけど、ルネは正面から戦うのが好きだったから・・・。
そして、カミーユさんに師事してしばらくして・・・急所一撃必殺!暗殺技を仕込まれてました。
可愛いメイドさんが・・・、美少女猫耳少女が・・・。
私も面白がって暗器を作ってルネに渡したりしてたけど、そういう技術を仕込もうと思ったわけじゃなく、ただ手のサイズ的に小さな武器を持たしてただけだもん。
いや、ルネは楽しそうに特訓してますけどね、リオネルからも5本に1本は取れるようになったし・・・。
え?アルベール?
あの人はもう強いじゃん。
なんかひとりでコソコソしてたけど、何をしているかは教えてくれないんだよねー。
ちっ、秘密主義め。
「さあ、私たちの番ですよ」
「はーい」
冒険者カードを手に用意して、王都に入るわよ!
いざ、アンティーブ国の王都へ!
軽快な音を立てて馬車が走る。
ざわざわと人が起こす喧噪が聞こえ始める。
王都を目指した旅も、とうとう終わりが見えてきた。
私は馬車の窓から身を乗り出して、王都へ入る旅人たちの長い列と王都を守る堅固な城壁を目を丸くして見た。
「すっごーい!人がいっぱい並んでるー!壁が高ーいっ!」
今まで訪れた町の中で一番高くて堅牢な城壁だ。
レンガでしっかりと作られた高い壁の上には歩兵が居るのが見えるし、所々に大型な弓型のバリスタと呼ばれる兵器が設置されている。
ここは、魔獣や野盗を防ぐ役割ではなくて、軍隊から町を民を王家を守る城塞都市なのだ。
馬車と並走していたリュシアンが私に近づいて、ニヤッと笑う。
「なんだなんだお嬢。そうしているとガキみたいだな」
「なによ。・・・ガキで結構。まだ8歳だもーん」
ぷくっと頬を膨らませて言ってみる。
「あははは。そうだな。そうだったな」
屈託なく笑ったリュシアンは、手を伸ばして私の頭をくしゃくしゃと撫でると「危ないから馬車の中へちゃんと入ってろ」と注意した。
と、同時に襟をアルベールにグイッと掴まれて、馬車の中へと戻される。
「ぐえっ」
「ヴィー。危ないでしょう。大人しくしてなさい」
はいはい。
8歳の美少女ですから?大人の言うことは、ちゃんと聞き分けますよ?
例え、中身がアラサー女子でもね。
そこから王都に入る人たちの列に並び待つこと・・・待つこと・・・、えー、まだ?
「この門は一番人が並ぶんだよ。貴族や騎士たちは別の門を使うし、王都に住んでいる人たちも別に出入口があるんだけどね」
つまり、王都に居を構えていない余所者は、身元確認があるから町に入るのに時間がかかり、しかも専用の出入口で一括管理しているってことね。
オーケー!文句は言わずに気長に待ちますよ。
「ヴィー、おやつ」
この状態でも、ブレない食欲魔人のリオネル。
「はいはい。あ、馭者席のセヴランにも持って行ってよ」
「はーい」
ルネがヒラリとメイド服のスカートを翻して、トレイにお茶とおやつを乗せて馭者席へと持っていく。
はあああっ。
しかし、サン・ブルージュの町から王都までの1ヶ月の旅路も・・・いろいろと大変だった。
ほぼ野営になってしまったけど、私は魔獣討伐した数より料理をしていた数の方が圧倒的に多いけど。
獣化のスキルを自在に扱えるようになりたいとカミーユさんが特訓しだすから、一緒になってリオネルまで獣化しだすし。
森の奥で大きい白虎と子虎の白虎が嬉々として高ランク魔獣を血祭りにしているって、夢に見たくないほどの惨劇状態だった・・・。
そのおかげでカミーユさんは完璧にコントロールできるようになったし、リオネルも効率的に獣化→大型変化までできるようになった。
他のメンバーもちゃんと修行してましたよ?
まずリュシアンは、雷を大剣に纏わせていつでも攻撃できるようになりました!自分の意志でね。
「神雷」はまだ発動できないけど、アルベールの推論では「命の危機を感じたら発動できるでしょう」て・・・本当に奥の手ね。
しかも私にだけこっそりと「命の危機ってリュシアン自身のではなく、仲間の命の危機だと思います」て呟かないで!
もう、私がちゃんと気を付けてあげないと、リュシアンの命は幾つあっても足りないわよ。
セヴランは相変わらず鞭の本数をミスリルの3本から増やせないでいたので、私の好奇心100%で「狐火」を練習してもらった。
スキルとして「狐火」があるから出せるでしょ?
なのに、出せないんだなぁ、これが。
うぐうぐしていたセヴランに、アルベールが「火魔法と狐火は違うと思う」とアドバイス。
セヴランは火魔法を使おうと思ってたから出来なかったらしい。
なので、私が前世の御伽噺から連想する「狐火」を説明したら、あっさりできた。
どうやら魔法は自分の魔力を行使するが、狐火は周りの魔力?魔素?を利用して発動させるみたい。
コツを掴んだのか、「狐火」から「妖術」「幻術」と発展させ、無事に鞭の本数を増やすことに成功はしました。
ただ・・・。
「なんで、全部同じ動きをするんですかーっ!」
そう、別々に動かすことは、まだできない。
セヴランってそんなに不器用じゃないんだけどなぁぁぁぁ。
ルネは・・・ルネは・・・なんか、可愛いメイドさんを目指せばいいのに・・・カミーユさんの助言で別の何かを目指すことになってしまった。
つまり、体が小さく軽いのに正攻法で正面から戦うのは、分が悪い。
そりゃ、そう思ってたけど、ルネは正面から戦うのが好きだったから・・・。
そして、カミーユさんに師事してしばらくして・・・急所一撃必殺!暗殺技を仕込まれてました。
可愛いメイドさんが・・・、美少女猫耳少女が・・・。
私も面白がって暗器を作ってルネに渡したりしてたけど、そういう技術を仕込もうと思ったわけじゃなく、ただ手のサイズ的に小さな武器を持たしてただけだもん。
いや、ルネは楽しそうに特訓してますけどね、リオネルからも5本に1本は取れるようになったし・・・。
え?アルベール?
あの人はもう強いじゃん。
なんかひとりでコソコソしてたけど、何をしているかは教えてくれないんだよねー。
ちっ、秘密主義め。
「さあ、私たちの番ですよ」
「はーい」
冒険者カードを手に用意して、王都に入るわよ!
いざ、アンティーブ国の王都へ!
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