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石を見つけましょう
チハロ国の食材を買いました
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冒険者ギルドで問題なく、来訪の連絡とディナール鉱山の初心者用の坑道の地図を購入しました。
そしてアルベールはセヴランと連れ立って、やや路地裏雰囲気満載のお店が立ち並ぶエリアへと去って行きました。
「アルベールは、ここになんの用があるの?」
「さあ。爺のことだから裏の情報屋からなんか聞いてくるとか?」
リュシアンと私は首を傾げながら、去って行く二人の背中を見送りました。
え?なにその気になるワード?
裏の情報屋とか、この世界にいるの?
「いるぞ。表の情報屋は冒険者ギルドが兼ねていて、金を払えば欲しい情報が手に入る。その坑道地図みたいにな。裏の情報屋は、ヤバい情報を取り扱うから高ランク冒険者以外は裏稼業の奴らしか利用しない。ナタンみたいな奴らだな」
「かっこいい・・・スパイみたい・・・」
異世界知識のスパイという単語に私以外が目を点にしていたが、咳払いをひとつして誤魔化した。
あー、危ない危ない、異世界のことは気を付けなきゃ!
「じゃあ、屋台通りや市場で食料を買い込むぞー!」
「「おーっ!」」
「頼むから、大人しくしてくれよ。迷子になったら、お前たち二度と会えないと思えよ」
げんなりしたリュシアンがとんでもないことを言い出したんだけど、テントを張った冒険者用の広場に行けばいいじゃん。
「バカ、お嬢。迷子のガキなんてすぐに人身売買する奴らに捕まって、どこぞの奴隷商に連れて行かれるわ」
「また、奴隷商なの?ここはアンティーブ国なのに?」
どこに行っても奴隷商の手があるんじゃ、気が休まらないじゃない。
「獣人だからって理由じゃなくて、ガキはすぐに売られるんだよ。アンティーブ国だってミュールズ国だって悪い奴がいるのは変わらないのさ」
「ふーん。じゃあルネとリオネルは悪い奴だからって殺ったらダメよ。半殺しね、半殺し」
「おいおいおい・・・」
リュシアンは青い顔で私の口を手で塞ぐけど、ルネとリオネルは不満気な顔で渋々頷いていた。
では、一番行動が危ないリオネルにハーネスもどきの腰ひもを付けて、リュシアンの剣ベルトと結ぶ。
私はルネと手を繋いで。
「ルネ。ルネがリュシアンとはぐれたら、私まで迷子になるから。ちゃんと私を守ってね!」
と笑顔で命じる。
ルネは無表情のまま、頬を可愛らしくピンクに上気させてブンブンと頭を上下に振った。
それぞれ収納用の魔法鞄も持ったし、買い食い用の小銭も持っているので、食べ歩きしながら買いまくりましょう!
肉は魔獣で賄うつもりなので、買い食い用の串焼き以外は買いません。
芋類はゴダール男爵領地で大袋いっぱいもらったし、果物も充分にあるし、やっぱり葉物野菜とかキノコ類かな・・・。
あ、干し魚があるから買っていこう。
「お嬢、豆類があるぞ」
「買うーっ!粉類は?」
「ああ、それは、あっちだな」
あっちで買って、こっちで値切って買って、ルネとリオネルが飽きてきたら屋台で買い食いして。
目的の物をほぼ買い終えた私たちは、町の商店区画の外れの寂れた店の前に立っていた。
「ここね・・・」
冒険者ギルドで教えてもらった、ある食材を取り扱っているお店。
ゴクン。
ちょっと緊張して、店の扉を開けようと・・・、開けようと・・・、あれ?
「お嬢、それ引き戸だ」
リュシアンが、ガラッと扉を横にスライドさせて開け放つ。
「いらっしゃい」
途端に広がる・・・醤油と味噌の匂い!
「チハロ国の食材、あったあぁぁぁっ!」
狭い店内に並べられた調味料の瓶と樽と、米俵!
圧巻だわーっ!よし、買うぞ!
「何をお探しで?」
チハロ国の民族衣装のひとつであろう甚平を着たおじさんが、奥のカウンターから出てきて接客してくれる。
私がメモしてきた食材と量を伝えると、上客だと思ったのか奥からさらに店員を呼んで、商品を積み上げ始めた。
「あと・・・、油揚げってあります?だめなら豆腐でもいいんですけど?」
「ありますよ。汁物に入れるんですか?」
「いいえ・・・。あのぅ・・・いなり寿司をですね、作りたいなーと」
そう。
セヴランは狐獣人。
狐といえば、いなり寿司だよねぇと、ふざけて作ったのに大好評だったので、ここで油揚げをゲットしたい。
ひと口サイズで小腹が空いたときのおやつ代わりとか、大人組みの晩酌のおつまみと、作り置きしておけば重宝するのだ。
だけど豆腐から油揚げ作るの・・・めんどい・・・手持ちの豆腐ももうないし・・・大豆から豆腐を作るのは無理。
だから、買えるなら買いたいのです。
「いなり寿司。またこちらの国では珍しいものを」
ありゃ、お店の人たちの目がキラキラしだしたぞ?
あれか?故郷の味が懐かしい・・・みたいな?
「食べます?」
私は魔法鞄から、作り置きのひと口いなり寿司を皿ごと出して提供する。
セヴランがいたら、絶望の声を上げそうだが、今はいないし。
リオネルは屋台の買い食いでそこそこ満腹なので、静かだし。
「いいのですか?」
こくんと頷き、さあ、お食べと皿を突き出す。
店員さんが恐る恐るいなり寿司を摘まみ、口に運ぶ。
「「「!!」」」
美味しかったみたいで、なによりです。
その後の買い物はとてもスムーズで、お値段もかなり勉強してくださいました!
「今日は馬車の中で、いなり寿司と出汁巻き卵と、肉じゃがとおにぎりもいろんな具で握って・・・。あ!豚汁も作っておこーうっと」
ルンルンの足取りで広場まで戻ったんだけど、これから作る料理のつまみ食いができると、リュシアンたちもニコニコ顔だったよ。
もう、みんな食いしん坊だな!
ところで、アルベールもニコニコ顔だけど、何をしてたのか教えてくんないんだよねぇ。
ちぇっ。
そしてアルベールはセヴランと連れ立って、やや路地裏雰囲気満載のお店が立ち並ぶエリアへと去って行きました。
「アルベールは、ここになんの用があるの?」
「さあ。爺のことだから裏の情報屋からなんか聞いてくるとか?」
リュシアンと私は首を傾げながら、去って行く二人の背中を見送りました。
え?なにその気になるワード?
裏の情報屋とか、この世界にいるの?
「いるぞ。表の情報屋は冒険者ギルドが兼ねていて、金を払えば欲しい情報が手に入る。その坑道地図みたいにな。裏の情報屋は、ヤバい情報を取り扱うから高ランク冒険者以外は裏稼業の奴らしか利用しない。ナタンみたいな奴らだな」
「かっこいい・・・スパイみたい・・・」
異世界知識のスパイという単語に私以外が目を点にしていたが、咳払いをひとつして誤魔化した。
あー、危ない危ない、異世界のことは気を付けなきゃ!
「じゃあ、屋台通りや市場で食料を買い込むぞー!」
「「おーっ!」」
「頼むから、大人しくしてくれよ。迷子になったら、お前たち二度と会えないと思えよ」
げんなりしたリュシアンがとんでもないことを言い出したんだけど、テントを張った冒険者用の広場に行けばいいじゃん。
「バカ、お嬢。迷子のガキなんてすぐに人身売買する奴らに捕まって、どこぞの奴隷商に連れて行かれるわ」
「また、奴隷商なの?ここはアンティーブ国なのに?」
どこに行っても奴隷商の手があるんじゃ、気が休まらないじゃない。
「獣人だからって理由じゃなくて、ガキはすぐに売られるんだよ。アンティーブ国だってミュールズ国だって悪い奴がいるのは変わらないのさ」
「ふーん。じゃあルネとリオネルは悪い奴だからって殺ったらダメよ。半殺しね、半殺し」
「おいおいおい・・・」
リュシアンは青い顔で私の口を手で塞ぐけど、ルネとリオネルは不満気な顔で渋々頷いていた。
では、一番行動が危ないリオネルにハーネスもどきの腰ひもを付けて、リュシアンの剣ベルトと結ぶ。
私はルネと手を繋いで。
「ルネ。ルネがリュシアンとはぐれたら、私まで迷子になるから。ちゃんと私を守ってね!」
と笑顔で命じる。
ルネは無表情のまま、頬を可愛らしくピンクに上気させてブンブンと頭を上下に振った。
それぞれ収納用の魔法鞄も持ったし、買い食い用の小銭も持っているので、食べ歩きしながら買いまくりましょう!
肉は魔獣で賄うつもりなので、買い食い用の串焼き以外は買いません。
芋類はゴダール男爵領地で大袋いっぱいもらったし、果物も充分にあるし、やっぱり葉物野菜とかキノコ類かな・・・。
あ、干し魚があるから買っていこう。
「お嬢、豆類があるぞ」
「買うーっ!粉類は?」
「ああ、それは、あっちだな」
あっちで買って、こっちで値切って買って、ルネとリオネルが飽きてきたら屋台で買い食いして。
目的の物をほぼ買い終えた私たちは、町の商店区画の外れの寂れた店の前に立っていた。
「ここね・・・」
冒険者ギルドで教えてもらった、ある食材を取り扱っているお店。
ゴクン。
ちょっと緊張して、店の扉を開けようと・・・、開けようと・・・、あれ?
「お嬢、それ引き戸だ」
リュシアンが、ガラッと扉を横にスライドさせて開け放つ。
「いらっしゃい」
途端に広がる・・・醤油と味噌の匂い!
「チハロ国の食材、あったあぁぁぁっ!」
狭い店内に並べられた調味料の瓶と樽と、米俵!
圧巻だわーっ!よし、買うぞ!
「何をお探しで?」
チハロ国の民族衣装のひとつであろう甚平を着たおじさんが、奥のカウンターから出てきて接客してくれる。
私がメモしてきた食材と量を伝えると、上客だと思ったのか奥からさらに店員を呼んで、商品を積み上げ始めた。
「あと・・・、油揚げってあります?だめなら豆腐でもいいんですけど?」
「ありますよ。汁物に入れるんですか?」
「いいえ・・・。あのぅ・・・いなり寿司をですね、作りたいなーと」
そう。
セヴランは狐獣人。
狐といえば、いなり寿司だよねぇと、ふざけて作ったのに大好評だったので、ここで油揚げをゲットしたい。
ひと口サイズで小腹が空いたときのおやつ代わりとか、大人組みの晩酌のおつまみと、作り置きしておけば重宝するのだ。
だけど豆腐から油揚げ作るの・・・めんどい・・・手持ちの豆腐ももうないし・・・大豆から豆腐を作るのは無理。
だから、買えるなら買いたいのです。
「いなり寿司。またこちらの国では珍しいものを」
ありゃ、お店の人たちの目がキラキラしだしたぞ?
あれか?故郷の味が懐かしい・・・みたいな?
「食べます?」
私は魔法鞄から、作り置きのひと口いなり寿司を皿ごと出して提供する。
セヴランがいたら、絶望の声を上げそうだが、今はいないし。
リオネルは屋台の買い食いでそこそこ満腹なので、静かだし。
「いいのですか?」
こくんと頷き、さあ、お食べと皿を突き出す。
店員さんが恐る恐るいなり寿司を摘まみ、口に運ぶ。
「「「!!」」」
美味しかったみたいで、なによりです。
その後の買い物はとてもスムーズで、お値段もかなり勉強してくださいました!
「今日は馬車の中で、いなり寿司と出汁巻き卵と、肉じゃがとおにぎりもいろんな具で握って・・・。あ!豚汁も作っておこーうっと」
ルンルンの足取りで広場まで戻ったんだけど、これから作る料理のつまみ食いができると、リュシアンたちもニコニコ顔だったよ。
もう、みんな食いしん坊だな!
ところで、アルベールもニコニコ顔だけど、何をしてたのか教えてくんないんだよねぇ。
ちぇっ。
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