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お茶会当日5
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お茶会ではその後何人か令嬢が話しかけてきましたが、なんか友達になるというより取り巻きというか、私の侯爵家という権力目当てで来てるというのが分かったので適当にあしらいました。
その中でもひどかった人たちのは、養女であるアウラを見下していたのがなんとなく分かったし、私を褒めてアウラには少し嫌味っぽい感じでした。
もちろん、私が黙っておくわけもなく
「あら、私の大事な家族であり親友であるアウラを侮辱しているのかしら?
さっきからアウラを見下していることに気づいてないとでも思って?
私がアウラを気に入っていないかもと思ったのかもしれないけれど、馬鹿にするのもいい加減にしてくださらない?
アウラはあなた達にこんなことされる筋合いはなくてよ。養女だから自分より下だとでも勘違いなさってるのかしら?
まさかそんなことありませんわよね?アウラは養女でもちゃんとした侯爵令嬢ですわ。
まぁ、もし下だったとしてもあなたにそんなこと言われたりされる筋合いはないのだけれど。
お分かりになったなら2人にして欲しいのだけれど。よろしくて?」
そう言うとその令嬢たちは顔を青くしながら、「し、失礼しますわ!」と言って離れていきました。
うん。あれはほんとにむかつきましたよ。
喧嘩売ってるなら買ってやろうかと思いましたよ。ほんとに。
そんな私を面白そうに興味深そうに見ていた人がいた事に私もアウラも気づいていませんでした。
また、さっき来た令嬢は伯爵家の令嬢で上の身分の貴族には媚びて、下の身分の貴族には傲慢な態度や当り散らしたり気に入らない令嬢には嫌がらせや身分を笠に来てやりたい放題して嫌われていたようです。
その令嬢を追い払い、もし下だったとしてもそんなことされる筋合いはないときっぱり言った私に子爵や男爵令嬢が尊敬?を込めたキラキラした目で見てたり、その話を見てなくてほかの人から聞いた子もキラキラした目で見てたことを私は気づきませんでした。
しかしアウラはそれに気づいて、1人苦笑していたのでした。
その後はお兄様にアダムを紹介して、なぜかお兄様がニコニコ笑って話していると、正面のアダムが少し顔がこわばって少し顔色が青くなったので具合が悪いのか尋ねると大丈夫というのに、お兄様と話すにつれ顔色がどんどん悪くなるという不思議なことがありましたが、それ以外は特に何もなくお茶会は終了しました。
その中でもひどかった人たちのは、養女であるアウラを見下していたのがなんとなく分かったし、私を褒めてアウラには少し嫌味っぽい感じでした。
もちろん、私が黙っておくわけもなく
「あら、私の大事な家族であり親友であるアウラを侮辱しているのかしら?
さっきからアウラを見下していることに気づいてないとでも思って?
私がアウラを気に入っていないかもと思ったのかもしれないけれど、馬鹿にするのもいい加減にしてくださらない?
アウラはあなた達にこんなことされる筋合いはなくてよ。養女だから自分より下だとでも勘違いなさってるのかしら?
まさかそんなことありませんわよね?アウラは養女でもちゃんとした侯爵令嬢ですわ。
まぁ、もし下だったとしてもあなたにそんなこと言われたりされる筋合いはないのだけれど。
お分かりになったなら2人にして欲しいのだけれど。よろしくて?」
そう言うとその令嬢たちは顔を青くしながら、「し、失礼しますわ!」と言って離れていきました。
うん。あれはほんとにむかつきましたよ。
喧嘩売ってるなら買ってやろうかと思いましたよ。ほんとに。
そんな私を面白そうに興味深そうに見ていた人がいた事に私もアウラも気づいていませんでした。
また、さっき来た令嬢は伯爵家の令嬢で上の身分の貴族には媚びて、下の身分の貴族には傲慢な態度や当り散らしたり気に入らない令嬢には嫌がらせや身分を笠に来てやりたい放題して嫌われていたようです。
その令嬢を追い払い、もし下だったとしてもそんなことされる筋合いはないときっぱり言った私に子爵や男爵令嬢が尊敬?を込めたキラキラした目で見てたり、その話を見てなくてほかの人から聞いた子もキラキラした目で見てたことを私は気づきませんでした。
しかしアウラはそれに気づいて、1人苦笑していたのでした。
その後はお兄様にアダムを紹介して、なぜかお兄様がニコニコ笑って話していると、正面のアダムが少し顔がこわばって少し顔色が青くなったので具合が悪いのか尋ねると大丈夫というのに、お兄様と話すにつれ顔色がどんどん悪くなるという不思議なことがありましたが、それ以外は特に何もなくお茶会は終了しました。
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