27 / 39
魔物使いの誕生
ブラッシング♪
しおりを挟む
「ただいま~」
「あら、おかえりなさい」
私達は家に着いた。
お母さんの声がリビングの方から聞こえた。
私はみんなにカグラをお披露目する前に、自分の部屋に行き、カグラをブラッシングする事にした。
「カグラ、今からブラッシングするね♪
もし痛かったら言ってね。」
そう言って私は買ってきたブラシを出して、カグラのブラッシングを始めた。
カグラは嫌じゃないらしく、抵抗せずにおとなしくブラッシングされている。
それどころか、ブラッシングは気持ちが良くて気に入ってくれたみたい。
丁寧に優しく全身をブラッシングし終えると、もともと綺麗だった毛並みがより綺麗になった。
もう、ほんとに素晴らしい!
って拍手したいくらい!
はぁ~至福のひとときだったよ
仕上げに今日買ったリボンを首に結んでみた。
リボンはとても似合っていて、最高の可愛さだった。
鼻血を出さなかった自分を褒めてあげたいくらいだよ。
「カグラ、可愛い!もう、超可愛い!!
とっても似合うよ!うちの子ほんとに最高!」
『ほんと?似合う?カグラ可愛い?
嬉しい、嬉しい!リーンお姉ちゃんありがとう』
「ふふふ、それにね、私とおそろいだよ!」
実は、カグラに買ったリボンと似たようなチョーカーが売ってあったから、それを買っていた。
『おそろい!リーンお姉ちゃん似合う!可愛い』
「えへへ、ありがとう!」
天使みたいに可愛いカグラにキュンキュンして、萌え死にそうです!
やばい、この可愛さはやばいよ!
誘拐されないように気をつけなきゃ!
「あっ!そうだカグラ。カグラを鑑定してもいい?」
『うん!いいよ。あっ!でもちょっと待って。変身解くの忘れてた!
リーンお姉ちゃんごめんね。カグラ実はこれほんとの姿じゃないの。』
そう言うと、カグラはぶるぶるっとした。
すると、茶色だった毛が白色になり、よりふわふわになった。
普通の狐が北極きつねになった!みたいな感じ。
結論、どっちもむちゃくちゃ可愛いです。
やばいやばい、これは反則なくらいの可愛さだよ。
でも、相変わらず毛並みはとても綺麗!
もふもふなのに艶々でさらさらという、なんて恐ろしい子……!
これは夜だっこして寝ることにしよう。
うん、それがいい、よし決定!
と、私が頭の中で暴走気味に考えていると、カグラが不安そうに
『リーンお姉ちゃん、怒ってる?
ごめんなさい。やっぱりさっきまでの方がいい?この姿が嫌なら2度とならないから捨てないで……』
「怒ってないよ!
カグラはどっちでも可愛いから大丈夫よ!それに私は白いカグラも大好き!
捨てるなんてそんなこと、ありえない!
逆に、どこかに行くなんて、私から離れるなんて許さないんだからね!
私はカグラとずっと一緒にいたい!
だから、2度とそんなこと言わないで。」
『リーンお姉ちゃん……。
カグラもお姉ちゃんと一緒がいい。
ごめんなさい。もう2度と言わない。
リーンお姉ちゃん大好き!』
そう言ってカグラは飛びついてきて、スリスリとしてきた。
私はカグラをギュ~っと抱きしめてもふりまくった。
うん、カグラ最高。
可愛すぎて、鼻血じゃなくて血反吐がでそうなんですけど。
何なんでしょうこの可愛さ、カグラは私を殺す気なんですかね?
ほんとに萌死ぬ……。
ってそれより、今から何をしようとしてたんだっけ?
あれ?カグラに萌えすぎてて、何をしようとしたかを忘れちゃった。
ん~何だったけなぁ?
ブラッシングはしたし、リボンも結んだ、もふもふの堪能もした。
んん?なんだっけ?
あー出てきそうで出てこない!
まぁ、いっか!
そのうち思い出すでしょ。
それよりもカグラはなんて種類の魔物だろう?
鑑定させてもらおうかな。
ああっ!そうだ鑑定しようとしてたんだった!
良かった、思い出せたしすっきりした~♪
「あら、おかえりなさい」
私達は家に着いた。
お母さんの声がリビングの方から聞こえた。
私はみんなにカグラをお披露目する前に、自分の部屋に行き、カグラをブラッシングする事にした。
「カグラ、今からブラッシングするね♪
もし痛かったら言ってね。」
そう言って私は買ってきたブラシを出して、カグラのブラッシングを始めた。
カグラは嫌じゃないらしく、抵抗せずにおとなしくブラッシングされている。
それどころか、ブラッシングは気持ちが良くて気に入ってくれたみたい。
丁寧に優しく全身をブラッシングし終えると、もともと綺麗だった毛並みがより綺麗になった。
もう、ほんとに素晴らしい!
って拍手したいくらい!
はぁ~至福のひとときだったよ
仕上げに今日買ったリボンを首に結んでみた。
リボンはとても似合っていて、最高の可愛さだった。
鼻血を出さなかった自分を褒めてあげたいくらいだよ。
「カグラ、可愛い!もう、超可愛い!!
とっても似合うよ!うちの子ほんとに最高!」
『ほんと?似合う?カグラ可愛い?
嬉しい、嬉しい!リーンお姉ちゃんありがとう』
「ふふふ、それにね、私とおそろいだよ!」
実は、カグラに買ったリボンと似たようなチョーカーが売ってあったから、それを買っていた。
『おそろい!リーンお姉ちゃん似合う!可愛い』
「えへへ、ありがとう!」
天使みたいに可愛いカグラにキュンキュンして、萌え死にそうです!
やばい、この可愛さはやばいよ!
誘拐されないように気をつけなきゃ!
「あっ!そうだカグラ。カグラを鑑定してもいい?」
『うん!いいよ。あっ!でもちょっと待って。変身解くの忘れてた!
リーンお姉ちゃんごめんね。カグラ実はこれほんとの姿じゃないの。』
そう言うと、カグラはぶるぶるっとした。
すると、茶色だった毛が白色になり、よりふわふわになった。
普通の狐が北極きつねになった!みたいな感じ。
結論、どっちもむちゃくちゃ可愛いです。
やばいやばい、これは反則なくらいの可愛さだよ。
でも、相変わらず毛並みはとても綺麗!
もふもふなのに艶々でさらさらという、なんて恐ろしい子……!
これは夜だっこして寝ることにしよう。
うん、それがいい、よし決定!
と、私が頭の中で暴走気味に考えていると、カグラが不安そうに
『リーンお姉ちゃん、怒ってる?
ごめんなさい。やっぱりさっきまでの方がいい?この姿が嫌なら2度とならないから捨てないで……』
「怒ってないよ!
カグラはどっちでも可愛いから大丈夫よ!それに私は白いカグラも大好き!
捨てるなんてそんなこと、ありえない!
逆に、どこかに行くなんて、私から離れるなんて許さないんだからね!
私はカグラとずっと一緒にいたい!
だから、2度とそんなこと言わないで。」
『リーンお姉ちゃん……。
カグラもお姉ちゃんと一緒がいい。
ごめんなさい。もう2度と言わない。
リーンお姉ちゃん大好き!』
そう言ってカグラは飛びついてきて、スリスリとしてきた。
私はカグラをギュ~っと抱きしめてもふりまくった。
うん、カグラ最高。
可愛すぎて、鼻血じゃなくて血反吐がでそうなんですけど。
何なんでしょうこの可愛さ、カグラは私を殺す気なんですかね?
ほんとに萌死ぬ……。
ってそれより、今から何をしようとしてたんだっけ?
あれ?カグラに萌えすぎてて、何をしようとしたかを忘れちゃった。
ん~何だったけなぁ?
ブラッシングはしたし、リボンも結んだ、もふもふの堪能もした。
んん?なんだっけ?
あー出てきそうで出てこない!
まぁ、いっか!
そのうち思い出すでしょ。
それよりもカグラはなんて種類の魔物だろう?
鑑定させてもらおうかな。
ああっ!そうだ鑑定しようとしてたんだった!
良かった、思い出せたしすっきりした~♪
0
お気に入りに追加
988
あなたにおすすめの小説
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
兎人ちゃんと異世界スローライフを送りたいだけなんだが
アイリスラーメン
ファンタジー
黒髪黒瞳の青年は人間不信が原因で仕事を退職。ヒキニート生活が半年以上続いたある日のこと、自宅で寝ていたはずの青年が目を覚ますと、異世界の森に転移していた。
右も左もわからない青年を助けたのは、垂れたウサ耳が愛くるしい白銀色の髪をした兎人族の美少女。
青年と兎人族の美少女は、すぐに意気投合し共同生活を始めることとなる。その後、青年の突飛な発想から無人販売所を経営することに。
そんな二人に夢ができる。それは『三食昼寝付きのスローライフ』を送ることだ。
青年と兎人ちゃんたちは苦難を乗り越えて、夢の『三食昼寝付きのスローライフ』を実現するために日々奮闘するのである。
三百六十五日目に大戦争が待ち受けていることも知らずに。
【登場人物紹介】
マサキ:本作の主人公。人間不信な性格。
ネージュ:白銀の髪と垂れたウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。恥ずかしがり屋。
クレール:薄桃色の髪と左右非対称なウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。人見知り。
ダール:オレンジ色の髪と短いウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。お腹が空くと動けない。
デール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ドール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ルナ:イングリッシュロップイヤー。大きなウサ耳で空を飛ぶ。実は幻獣と呼ばれる存在。
ビエルネス:子ウサギサイズの妖精族の美少女。マサキのことが大好きな変態妖精。
ブランシュ:外伝主人公。白髪が特徴的な兎人族の女性。世界を守るために戦う。
【お知らせ】
◆2021/12/09:第10回ネット小説大賞の読者ピックアップに掲載。
◆2022/05/12:第10回ネット小説大賞の一次選考通過。
◆2022/08/02:ガトラジで作品が紹介されました。
◆2022/08/10:第2回一二三書房WEB小説大賞の一次選考通過。
◆2023/04/15:ノベルアッププラス総合ランキング年間1位獲得。
◆2023/11/23:アルファポリスHOTランキング5位獲得。
◆自費出版しました。メルカリとヤフオクで販売してます。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
黒き叛竜の輪廻戦乱《リベンジマッチ》
Siranui
ファンタジー
そこは現代であり、剣や魔法が存在する――歪みきった世界。
遥か昔、恋人のエレイナ諸共神々が住む天界を焼き尽くし、厄災竜と呼ばれたヤマタノオロチは死後天罰として記憶を持ったまま現代の人間に転生した。そこで英雄と称えられるものの、ある日突如現れた少女二人によってその命の灯火を消された。
二度の死と英雄としての屈辱を味わい、宿命に弄ばれている事の絶望を悟ったオロチは、死後の世界で謎の少女アカネとの出会いをきっかけに再び人間として生まれ変わる事を決意する。
しかしそこは本来存在しないはずの未来……英雄と呼ばれた時代に誰もオロチに殺されていない世界線、即ち『歪みきった世界』であった。
そんな嘘偽りの世界で、オロチは今度こそエレイナを……大切な存在が生き続ける未来を取り戻すため、『死の宿命』との戦いに足を踏み入れる。
全ては過去の現実を変えるために――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる