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魔物使いの誕生
早く起きてぇぇえ!
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私達が森に入って歩いていると、少し開けた場所に出た。
そこで、休憩をする事にした。
そろそろフォレストウルフを探しに行こうかとしたとき、私の索敵に反応があった。
この場所を千里眼で見てみると、こちらの方に向かってくるフォレストウルフが見えた。
「アランお兄ちゃん、こっちにフォレストウルフが来る。数は6体だよ。」
「わかった。ちょうどいいしここで倒そう。」
数分後、茂みがガサガサッとなりそこからフォレストウルフ達が飛び出してきた。
私達は気配を消していて、フォレストウルフが来た瞬間、アランお兄ちゃんは剣で私は魔法で先制攻撃をした。
先制攻撃で私の魔法が2体に当たり、この2体とアランお兄ちゃんの1体を倒し、残りは3匹になった。
3匹は私達を囲むようにし、じりじりとタイミングを伺っていたが、次の瞬間こちらに1匹が飛びかかって来て、するともう1匹も飛びかかって来た。
しかも少しだけ時間をずらして、もう1匹も飛びかかって来た。
普通の人だと結構危ない場面である。
でも、私とアランお兄ちゃんなので私は魔法を当てて、アランお兄ちゃんは剣で素早く1匹を倒したあと、その勢いを利用してもう1匹も倒した。
全部を倒し終わり、全部をマジックバックに見せかけて、アイテムボックスへ。
その後も何回か遭遇して、倒しもうそろそろいいかなと、帰っていると。
私の視界に何かが、木の根元にうずくまっているのが見えた。
私がよく見ると、それは怪我をした狐の魔物だった。
子どもなうえとても弱っていたので、私は慌てて治療することにした。
普通にヒールでいいんだけど、毒とか受けてたら逆効果だし、傷に入った砂利とかも気になるので、ものは試しとオリジナルでやってみた。
まずは『止血』をした。血が流れ過ぎたら行けないからね。
で、その後に傷口を綺麗にするように『菌、砂利など汚れ、異物除去』をした。
次は、周りの汚れなどを落とすため『浄化』をした。洗浄でも良かったけど、水でジャーッってするものだったら、傷口に悪いと思い、浄化にした。
次にヒールをしても大丈夫なように、『毒、病、完治』をしておく。
で、『ヒール』をかける。
最後の仕上げになくなった血を増やすために 『増血』をしておく。
よし!治療完了!
間に合ってよかった!!
いやーほんとによかったよかった!
モフモフは宝だからね!しかも狐、子どもなんだよ!?
しかも、かわいい!可愛すぎる!!
それに、浄化したからか汚れが落ち毛がモフモフのサラサラで綺麗。
いやぁー!モフモフしたい!抱っこしたい!ぎゅーってしたい!!
あ、この子家族はいるのかな?
いるのなら帰してあげないとね。
うぅーでも、なんかこの子だってビビッと来たんだよねー。
だからかな?もっとこの子といっしょにいたいな。
まぁ、今はとりあえずこの子をどうするかだよね。
街に連れて帰って面倒見るのはまずいよね。
森を抜けたとこかもっと広いところに移動する……のもこの子が帰り道わからなくなったりしたら大変だからこれもだめ。
じゃあ、もうここに気配とか音とか匂いとか遮断できる結界を張って、目を覚ますのを待つしかないか。
「アランお兄ちゃん」
「……」
「アランお兄ちゃん?アランお兄ちゃん!」
「っ…!う、うん?どうした?」
「もー、ぼーってして。この子起きるまでここにいていい?結界張るから。」
「あ、あぁ。いいよ」
よし!許可ゲット!
さっそくちょっと邪魔な木を魔法でどけて、結界を張ってっと。
うん、完璧♪
とんとん
と、肩を叩かれ振り向くと、にっこりと笑っているアランお兄ちゃんが。
「リーン、どうして魔物を助けたの?
それに確認もせずに行くなんて危ないよね?
あと、治癒魔法や結界も使える様になってたんだね。
で、リーン、僕に言うことがあるよね。
治癒とか結界とか、木を動かしたこととか
説明してくれるよね?ね?」
アランお兄ちゃん、笑ってるけど目が笑ってないぃー!!
こ、怖い!
「は、はいぃぃ!!ごめんなさぁいぃ!」
普段優しい人が怒ると怖いってホントだね。
前1回見たことあるけど、自分が怒られるのはむちゃくちゃ怖い。
私は子狐が目を覚ますまで、お説教をされました。
早く起きてぇぇえ!
そこで、休憩をする事にした。
そろそろフォレストウルフを探しに行こうかとしたとき、私の索敵に反応があった。
この場所を千里眼で見てみると、こちらの方に向かってくるフォレストウルフが見えた。
「アランお兄ちゃん、こっちにフォレストウルフが来る。数は6体だよ。」
「わかった。ちょうどいいしここで倒そう。」
数分後、茂みがガサガサッとなりそこからフォレストウルフ達が飛び出してきた。
私達は気配を消していて、フォレストウルフが来た瞬間、アランお兄ちゃんは剣で私は魔法で先制攻撃をした。
先制攻撃で私の魔法が2体に当たり、この2体とアランお兄ちゃんの1体を倒し、残りは3匹になった。
3匹は私達を囲むようにし、じりじりとタイミングを伺っていたが、次の瞬間こちらに1匹が飛びかかって来て、するともう1匹も飛びかかって来た。
しかも少しだけ時間をずらして、もう1匹も飛びかかって来た。
普通の人だと結構危ない場面である。
でも、私とアランお兄ちゃんなので私は魔法を当てて、アランお兄ちゃんは剣で素早く1匹を倒したあと、その勢いを利用してもう1匹も倒した。
全部を倒し終わり、全部をマジックバックに見せかけて、アイテムボックスへ。
その後も何回か遭遇して、倒しもうそろそろいいかなと、帰っていると。
私の視界に何かが、木の根元にうずくまっているのが見えた。
私がよく見ると、それは怪我をした狐の魔物だった。
子どもなうえとても弱っていたので、私は慌てて治療することにした。
普通にヒールでいいんだけど、毒とか受けてたら逆効果だし、傷に入った砂利とかも気になるので、ものは試しとオリジナルでやってみた。
まずは『止血』をした。血が流れ過ぎたら行けないからね。
で、その後に傷口を綺麗にするように『菌、砂利など汚れ、異物除去』をした。
次は、周りの汚れなどを落とすため『浄化』をした。洗浄でも良かったけど、水でジャーッってするものだったら、傷口に悪いと思い、浄化にした。
次にヒールをしても大丈夫なように、『毒、病、完治』をしておく。
で、『ヒール』をかける。
最後の仕上げになくなった血を増やすために 『増血』をしておく。
よし!治療完了!
間に合ってよかった!!
いやーほんとによかったよかった!
モフモフは宝だからね!しかも狐、子どもなんだよ!?
しかも、かわいい!可愛すぎる!!
それに、浄化したからか汚れが落ち毛がモフモフのサラサラで綺麗。
いやぁー!モフモフしたい!抱っこしたい!ぎゅーってしたい!!
あ、この子家族はいるのかな?
いるのなら帰してあげないとね。
うぅーでも、なんかこの子だってビビッと来たんだよねー。
だからかな?もっとこの子といっしょにいたいな。
まぁ、今はとりあえずこの子をどうするかだよね。
街に連れて帰って面倒見るのはまずいよね。
森を抜けたとこかもっと広いところに移動する……のもこの子が帰り道わからなくなったりしたら大変だからこれもだめ。
じゃあ、もうここに気配とか音とか匂いとか遮断できる結界を張って、目を覚ますのを待つしかないか。
「アランお兄ちゃん」
「……」
「アランお兄ちゃん?アランお兄ちゃん!」
「っ…!う、うん?どうした?」
「もー、ぼーってして。この子起きるまでここにいていい?結界張るから。」
「あ、あぁ。いいよ」
よし!許可ゲット!
さっそくちょっと邪魔な木を魔法でどけて、結界を張ってっと。
うん、完璧♪
とんとん
と、肩を叩かれ振り向くと、にっこりと笑っているアランお兄ちゃんが。
「リーン、どうして魔物を助けたの?
それに確認もせずに行くなんて危ないよね?
あと、治癒魔法や結界も使える様になってたんだね。
で、リーン、僕に言うことがあるよね。
治癒とか結界とか、木を動かしたこととか
説明してくれるよね?ね?」
アランお兄ちゃん、笑ってるけど目が笑ってないぃー!!
こ、怖い!
「は、はいぃぃ!!ごめんなさぁいぃ!」
普段優しい人が怒ると怖いってホントだね。
前1回見たことあるけど、自分が怒られるのはむちゃくちゃ怖い。
私は子狐が目を覚ますまで、お説教をされました。
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