え…私が魔物使い！？

魔物使いの誕生

お正月（番外編）

あけましておめでとうございます！（（⊂( 。･θ･。)⊃））酉
去年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

今回はリーンのお正月です（笑）
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おはようございます！
今日はお正月です♪わたしはお気に入りの胸からあしにかけて、青から水色になるグラデーションになっているワンピースを着ている。
その上にコートを羽織って街に行く。
部屋を出て玄関に行くと、それぞれおしゃれな格好をした家族が待っていた。

｢おはようございます！お兄ちゃんお姉ちゃん今日はよろしくね♪｣

お父さんとお母さんは２人でまわるらしい。
家族みんなで街まで歩いて行く。
街は人が多く屋台から美味しそうな匂いがする。
そして町の人々や屋台の人の呼び声など、とてもにぎわっていた。

｢お祭りで酔っぱらいや変な人も多いだろうから、気をつけるんだよ。
リーンは1人になったらいけないよ。わかったね？
3人とも気を付けてね。リーンをしっかり見とくんだよ。｣

｢はーい！わかったよお父さん｣

｢父さんわかってるよ。ちゃんとリーンは守るから、安心して。｣

と、話をしてからそれぞれ祭りへ。

｢お兄ちゃんお姉ちゃんまずは、ご飯食べよう！お腹空いちゃった～｣
とお願いして屋台へ。
屋台には串唐揚げにソースを付けたようなものが売ってあり、とても美味しそうだったので買った。

公園のテーブルやイスがあるところで食べることにした。
お兄ちゃんはほかの店でも買ってきて、そのなかにスイーツ系もあった。
まずは串唐揚げを手に取り、パクリッと１個をかじる。
ジューシーなお肉にソースの味がぴったりで、とても美味しい。
その後もパンやほかのおかずを食べて、デザートを手に取る。
マドレーヌとかフィナンシェのような焼き菓子でとても美味しかった。
満足満足♪
お兄ちゃん達の食欲はすごかった。
特にアランお兄ちゃん。やっぱり体育系だからかな？
私の2、3倍は食べていた。

食べ終わったあとは、いろんな屋台を見て回る。
アクセサリー類が売ってあるところで、お姉ちゃんがいろいろと買っていた。
私も見てみると、鈴蘭のブレスレットが売ってあった。かわいいと思って手に取ると、とても買いたくなった。
近くを見ると色違いもあったのでお揃いで、お姉ちゃんに買ってプレゼントすることにする。
男性用を見るとこちらにも鈴蘭のアクセサリーが数種類あったので、お兄ちゃん達にプレゼントするために買うことに。
お父さんとお母さんには鈴蘭と百合の入った、ペアの物があったのでそれをプレゼントに選んだ。
お金は、お小遣いを祭りの前にお父さんにもらったのでそれを使う。

その後もいろいろな店を見て回り、いいものがあったら買った。
お昼も屋台で買って食べ、午後からは劇などの見せ物を見たり、屋台、お店を見て回ったりした。
夕方に夜ごはんとしてパンとおかずを買って帰った。

｢お兄ちゃんお姉ちゃん今日はありがとう！！とっても楽しかった♪｣

｢ふふふ、楽しかったわね
また、来年も一緒に来ましょうね。｣

｢どういたしまして。ああ、楽しかったな。｣

｢リーンが楽しかったなら良かった♪
来年も僕も一緒に行くよ！｣

と、言ってくれた。キャロルお姉ちゃん、クラウスお兄ちゃん、アランお兄ちゃんの順である。

ほんとに楽しかったなぁ～。また来年も絶対行こうっと！
みんなプレゼント気に入ってくれるかな？

家につき夕食を食べたあと、わたしは家族みんなにプレゼントを渡した。
するとみんなとても喜んでくれた。

いやぁ～ほんと喜んでくれて良かったー。
あんまり、センスに自身なかったから不安だったんだよね。

｢おぉ！｣といきなりお父さんが声をあげ、私がプレゼントしたものを真剣に見ていた。
どうしたんだろ？と私が思っていると、
お父さんが全員の鈴蘭のアクセサリーを見て回り、
｢このアクセサリーは全部、魔法が付与されているし、魔法を貯めておくことも出来るものだよ。
買ったときに説明されなかったかい？｣
と聞かれた。

私は初めて知ったので驚いて、
｢えぇっ！！？？き、聞いてないよ。。。｣
普通のアクセサリーだと思ってました。

｢これはそんなにすごいものではなさそうだしとても高価！ってほどではないと思うよ。といってもリーンは見る目があるな｣
とお父さんが説明してくれた。

うん、いい拾い物をした。
来年も掘り出し物とかあったらいいな♪
今年１年も、頑張ろう！！