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第6章 嵐と実りの季節です
28 離脱不可能な罠
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暴風雨の中女子高生が水着で歌いながら踊る。
そんな白昼夢のような時間の後、俺達はバーベキューを開始した。
バーベキュー用の鉄板その他は工房にあった鉄板で適当に作った。
俺の魔法で鉄板を切って曲げて脚をつけただけだけれども。
後は香緒里ちゃんの魔法で鉄板の端付近以外に200℃になる魔法をかけた。
お手軽だがこれで充分だろう。
由香里姉が油を油を引いて冷凍ラム肉ともやしをドン、と載せる。
「ミドリ、解凍魔法頼むわ」
「そんな魔法無いけどな」
そう言いつつ鈴懸台先輩が冷凍肉に軽く火炎魔法をかける。
これできれいに解凍されてしまうあたり熟練の技を感じる。
「ついでに先取り!」
鈴懸台先輩がまだ生の状態の冷凍ラム肉を箸で取った。
しかし自分の皿に置く時には既に焼いた状態になっている。
「あ、ミドリそれ反則!生取って魔法で焼いて食べるなんでずるい!」
「じゃあ平等に火を通してやろうか」
鈴懸台先輩は箸で肉ともやしを平らに広げ、そしてわざとらしく呪文を唱える。
「ふふふふふ、炎を極めたる者の技とくと見よ!秘技、バーベキューファイア!」
一瞬でもやしがしんなりとし、肉の色が変わった。
「おおっ!」
と驚くと同時に全員の箸が自分の分確保に動く。
あっという間にもやしだけになる鉄板。
取り損ねた俺は仕方なくもやしを残ったラム肉のたれに絡めて集めて皿に取る。
あ、でもこれも結構美味しいかも。
すると月見野先輩が俺を突っついた。
「長津田君、接着剤を使っていない熱加えても大丈夫な板ってありますかしら。幅は30センチ位長さ1メートル以上欲しいのですけれど」
ちょっと考える。
「杉の目地板でよければありますよ」
「お願いしていいですか」
「ええ」
俺は目地板を4本ストックから持ってきて作業台の上に並べる。
「これでいいですか」
「ありがとう」
月見野先輩は清浄魔法をかけて板を綺麗にすると、まだ膨れている買い物袋の中から冷凍ピザを数枚出してきて板の上に載せた。
「ミドリ、こっちも一焼きして欲しいのですけれど」
「おいよ、ピザ・ファイア!」
どこかのヨガ超人のようなイントネーションで鈴懸台先輩が言葉をかける。
するとピザの表面にみるみる焦げ目が出来て、チーズが溶けだす。
「こんなものかな。中まで火が通っている筈だよ」
「ありがとうございますですわ。炭水化物がちょっと食べたくなりましたの」
「私もゲットですわ!」
小型ピザ5枚入り398円(賞味期限が今日までで半額シール付)が瞬殺。
「食べて汗かいたので冷やしてくるす」
ジェニーがそう言ってTシャツを脱ぎ、水着になって倉庫の外へ出ていった。
「変質者に見つかるなよ」
「私のレーダー魔法監視中す。監視カメラも私の魔法からは逃れられないす。フルヌードで出ても問題ないす」
何か危険なことを言いながら外へ出ていき、大雨の音をバックに歌を歌いだす。
もう何だかわけがわからない。
でも楽しい。
そして俺にとって苦痛の時間がやってくる。
広げられた青い見慣れた巨大円形プール。
水道出しっぱなしで水はほぼ適量。
ポンプの取水口と吐水口を両方プールの中に入れて温度調整中だ。
待ちきれない鈴懸台先輩が小声で魔法で湯温を上げている。
「風呂、ファイア!風呂、ファイア!」
「そろそろ適温じゃないの?」
由香里姉が手で湯を確認して、そしておもむろにTシャツを脱いだ。
更にビキニの上を外し下にも手をかける。
「由香里姉、水着でいいじゃないですか。学校内なんだし」
「長津田君、風呂に水着で入るなんて日本文化の冒涜だよ」
そう言う鈴懸台先輩は既に全裸。
「私の魔法で近づく人や機械がいればわかるす。心配はいらないす」
そう言うジェニーも既に脱いでいる。
ただでさえ幼馴染や同じ学校の先輩後輩の裸なんて禁断の薫りがして危険なのだ。
それが見慣れた工房内でなんてもう、ヤバさ爆発寸前。
背徳感満載だ。
俺は参加せず工房隅でロボコン用機体制作でもしようと後ろを向いた。
直後に誰かに背後を取られ、Tシャツの裾に手をかけられた。
「離脱できるかどうかは、わかっているよね」
背後から由香里姉にTシャツの上を剥かれる。
「下は自分で脱げるよね。お姉さんが脱がせてあげてもいいけれど」
「大丈夫です、大丈夫ですから!」
断固拒否する。
「そう、そんなに遠慮しなくていいわよ」
そう言って由香里姉は後ろに抱きついてくる。
思い切り柔らかい感触が背中に当たる。
「お姉抜け駆けずるい!」
「私も参加するす」
あ、人数が増える気配。
「行きますから、行けばいいんでしょ」
やけになって俺はサポーターごと短パンを脱ぐ。
脱いだ短パンを横の作業台に置いて、振り返る。
由香里姉、香緒里ちゃん、ジェニーが全裸でこっち向きに立っていた。
いつもの海辺と違い工房内には照明がある。
つまり影になって見えない場所はない。
由香里姉も香緒里ちゃんもおっぱいの先はもとより股間の薄い毛とその奥にうっすら見える何かまで見えてしまう。
もっとヤバイのはジェニーだ。
義足のシリコンライナーに巻き込むのを防ぐためか、下の毛が剃られている。
つまり、割れ目もその奥も丸見え状態。
「修兄、興奮して成長している」
「あの小4の時に比べて大分成長したね」
「大人の男の子の部分を見るのは初めてす。大きいす」
気を落ち着けるために、昔の偉人の言葉を思い出そう。
偉大なる哲学者ニーチェ曰く。
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』
こっちから見えているという事は相手からも見えているという事。
ここで下手な反応をしてはいけない。
落ち着け、俺。
たとえこれが負け戦確定であっても。
そんな白昼夢のような時間の後、俺達はバーベキューを開始した。
バーベキュー用の鉄板その他は工房にあった鉄板で適当に作った。
俺の魔法で鉄板を切って曲げて脚をつけただけだけれども。
後は香緒里ちゃんの魔法で鉄板の端付近以外に200℃になる魔法をかけた。
お手軽だがこれで充分だろう。
由香里姉が油を油を引いて冷凍ラム肉ともやしをドン、と載せる。
「ミドリ、解凍魔法頼むわ」
「そんな魔法無いけどな」
そう言いつつ鈴懸台先輩が冷凍肉に軽く火炎魔法をかける。
これできれいに解凍されてしまうあたり熟練の技を感じる。
「ついでに先取り!」
鈴懸台先輩がまだ生の状態の冷凍ラム肉を箸で取った。
しかし自分の皿に置く時には既に焼いた状態になっている。
「あ、ミドリそれ反則!生取って魔法で焼いて食べるなんでずるい!」
「じゃあ平等に火を通してやろうか」
鈴懸台先輩は箸で肉ともやしを平らに広げ、そしてわざとらしく呪文を唱える。
「ふふふふふ、炎を極めたる者の技とくと見よ!秘技、バーベキューファイア!」
一瞬でもやしがしんなりとし、肉の色が変わった。
「おおっ!」
と驚くと同時に全員の箸が自分の分確保に動く。
あっという間にもやしだけになる鉄板。
取り損ねた俺は仕方なくもやしを残ったラム肉のたれに絡めて集めて皿に取る。
あ、でもこれも結構美味しいかも。
すると月見野先輩が俺を突っついた。
「長津田君、接着剤を使っていない熱加えても大丈夫な板ってありますかしら。幅は30センチ位長さ1メートル以上欲しいのですけれど」
ちょっと考える。
「杉の目地板でよければありますよ」
「お願いしていいですか」
「ええ」
俺は目地板を4本ストックから持ってきて作業台の上に並べる。
「これでいいですか」
「ありがとう」
月見野先輩は清浄魔法をかけて板を綺麗にすると、まだ膨れている買い物袋の中から冷凍ピザを数枚出してきて板の上に載せた。
「ミドリ、こっちも一焼きして欲しいのですけれど」
「おいよ、ピザ・ファイア!」
どこかのヨガ超人のようなイントネーションで鈴懸台先輩が言葉をかける。
するとピザの表面にみるみる焦げ目が出来て、チーズが溶けだす。
「こんなものかな。中まで火が通っている筈だよ」
「ありがとうございますですわ。炭水化物がちょっと食べたくなりましたの」
「私もゲットですわ!」
小型ピザ5枚入り398円(賞味期限が今日までで半額シール付)が瞬殺。
「食べて汗かいたので冷やしてくるす」
ジェニーがそう言ってTシャツを脱ぎ、水着になって倉庫の外へ出ていった。
「変質者に見つかるなよ」
「私のレーダー魔法監視中す。監視カメラも私の魔法からは逃れられないす。フルヌードで出ても問題ないす」
何か危険なことを言いながら外へ出ていき、大雨の音をバックに歌を歌いだす。
もう何だかわけがわからない。
でも楽しい。
そして俺にとって苦痛の時間がやってくる。
広げられた青い見慣れた巨大円形プール。
水道出しっぱなしで水はほぼ適量。
ポンプの取水口と吐水口を両方プールの中に入れて温度調整中だ。
待ちきれない鈴懸台先輩が小声で魔法で湯温を上げている。
「風呂、ファイア!風呂、ファイア!」
「そろそろ適温じゃないの?」
由香里姉が手で湯を確認して、そしておもむろにTシャツを脱いだ。
更にビキニの上を外し下にも手をかける。
「由香里姉、水着でいいじゃないですか。学校内なんだし」
「長津田君、風呂に水着で入るなんて日本文化の冒涜だよ」
そう言う鈴懸台先輩は既に全裸。
「私の魔法で近づく人や機械がいればわかるす。心配はいらないす」
そう言うジェニーも既に脱いでいる。
ただでさえ幼馴染や同じ学校の先輩後輩の裸なんて禁断の薫りがして危険なのだ。
それが見慣れた工房内でなんてもう、ヤバさ爆発寸前。
背徳感満載だ。
俺は参加せず工房隅でロボコン用機体制作でもしようと後ろを向いた。
直後に誰かに背後を取られ、Tシャツの裾に手をかけられた。
「離脱できるかどうかは、わかっているよね」
背後から由香里姉にTシャツの上を剥かれる。
「下は自分で脱げるよね。お姉さんが脱がせてあげてもいいけれど」
「大丈夫です、大丈夫ですから!」
断固拒否する。
「そう、そんなに遠慮しなくていいわよ」
そう言って由香里姉は後ろに抱きついてくる。
思い切り柔らかい感触が背中に当たる。
「お姉抜け駆けずるい!」
「私も参加するす」
あ、人数が増える気配。
「行きますから、行けばいいんでしょ」
やけになって俺はサポーターごと短パンを脱ぐ。
脱いだ短パンを横の作業台に置いて、振り返る。
由香里姉、香緒里ちゃん、ジェニーが全裸でこっち向きに立っていた。
いつもの海辺と違い工房内には照明がある。
つまり影になって見えない場所はない。
由香里姉も香緒里ちゃんもおっぱいの先はもとより股間の薄い毛とその奥にうっすら見える何かまで見えてしまう。
もっとヤバイのはジェニーだ。
義足のシリコンライナーに巻き込むのを防ぐためか、下の毛が剃られている。
つまり、割れ目もその奥も丸見え状態。
「修兄、興奮して成長している」
「あの小4の時に比べて大分成長したね」
「大人の男の子の部分を見るのは初めてす。大きいす」
気を落ち着けるために、昔の偉人の言葉を思い出そう。
偉大なる哲学者ニーチェ曰く。
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』
こっちから見えているという事は相手からも見えているという事。
ここで下手な反応をしてはいけない。
落ち着け、俺。
たとえこれが負け戦確定であっても。
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