貧乳姉と巨乳な妹

加山大静

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胸囲の格差社会

2話 物件を買い漁るあのゲーム

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テレビには、ゲームの画面が光ったまま・・・
姉を除く皆は、その場で倒れていた。
俺は思った。
何故こんなことになってしまったんだ。
そう、話は朝まで遡り・・・
朝食をとる俺・・・
この時点ではなんの異変もない。
「あ、今日家に友達くるから」
姉の放ったこの一言にも、
別に変わった様子はない。
姉の友人―優しくて包容力のある人だが・・・
少々同性愛の気があるあの人か
別にこちらに害があるわけでもないし、
特に断る理由もない。
というか出来ない。
朝食を食べ終わり、投稿準備をする。
妹は既に家を出たようだ。
「あっ、おはよぉ~」
と、不意に死角から声を掛けられる。
思わずビクッとなるが、ビビってねーし?
いやマジで
「おはよう、ていうかいきなりはやめてくれ。心臓に悪い。」
声を掛けてきたのは、幼馴染の倉谷こころだ。
「ごめんごめん」
と謝り、腕を絡めようとしてくる。
その手を軽くあしらい、登校する。
「そう言えば、昨日悲鳴が聞こえたんだけど」
「あぁ・・・風呂を覗いてしまって・・・」
「ふぅん・・・」
と、何故か目のハイライトが消えるこころ。
・・・さん。怖いからやめてください。
「あれは本当に事故だったからな!?」
「ならいいんだけど・・・」
いつもの目に戻る。
そう彼女、十中八九ヤンデレだ。
しかし、今のところ実害はない。それが救いだ。
くだらない会話や世間話をしていると、学校に着く。
道中で彼女と遊ぶ約束を交わした。
姉が遊んでいるのを見ると、自分も遊びたくなる。
とりあえず何をしようかということを考えていると・・・いつも通りの学校が始まった。
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