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1章
8年後
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あの出来事から8年が経った
俺と少女達は女性に拾われて森の中で一緒に暮らしている
女性の名前はハンナ・シェイファーという
ハンナは【賢者】と呼ばれている女性らしい
詳しい話はなぜか教えてくれない、なんでだろう
そして…
「ルナ!おっはよー!」
赤髪の少女…いや、もう少女と呼ぶにはふさわしくないだろう
赤髪の女性は僕に勢いよく抱きついてきた
その勢いで僕は倒れるが、そんなこと御構い無しとばかりにキスをしてくる
「ルナ!好き!」
「あぁ、俺も好きだよプリム」
この女性こそ火の精霊王と呼ばれるプリムだ
精霊王なんて名前がついてるからどんな化け物かと思うかもしれないが
実際はこんなものだ
頬と頬を合わせてくる
あの日俺が助けに入ってからプリムは俺のことを好きと言ってくれる
そしてプリム以外にも…
「りょっとプリム!なにやってるのよ!」
今度は青い髪の女性が現れた
この女性は水の精霊王、シルヴィアという
「えへへ、ルナといちゃいちゃしてたの」
「全く…それはそうとプリム、ハンナが呼んでたわよ」
「わかったー。ルナ、また後でね!」
プリムは俺にキスをして部屋から出て行く
その姿を見ていると不意に後ろから抱きつかれる
「…プリムばっかりじゃなくて、私も見て?」
シルヴィアは顔を真っ赤にしながら小さく呟く
俺はシルヴィアの頭を撫でる
「もちろん見てるさ」
「嘘、プリムが一番好きなんでしょう?」
「そんなことはない。プリムもシルヴィも、もちろん他のみんなも
愛してる」
俺は精霊王全員を愛している
不純と言われるかもしれないがそれでも俺は全員を愛している
「ありがと。わ、私も…」
消え入るような声でシルヴィは言い
そそくさと行ってしまった
ちらっと見えた顔は耳まで真っ赤になっていた
さて、ちょっと外の空気でも吸ってくるか
俺は家の外に出る
「あ!ルナくーん!」
「ルナー」
二人の声が聞こえる
声がした方向へ視線を送ると、風の精霊王と土の精霊王がいた
「シンシアとステラか、なにやってるの?」
「日向ぼっこだよー、ルナくんも一緒にどう?」
「ルナも一緒に?」
二人が来い来いというので俺も一緒に日向ぼっこすることにした
二人が真ん中を開けたので、俺は真ん中に寝転がる
すると二人は俺の腕を枕にし始めた
「あー、これこれ。やっぱこれがないと!」
「ルナの腕枕…」
しばらくすると二人共寝息を立て始める
今日は非常にいい天気だ、俺も眠くなってきた
そんな時に二人の女性が近づいてくる
「あらあら、ルー君、シンシアちゃん、ステラちゃんはお昼寝かしら?」
「ルナ、私も、一緒に…」
光と闇の精霊王もきた
「ソフィとアルマか…一緒に寝るか?ってアルマはすでに寝てるし…」
「アルマちゃんはいつもおネムさんなんだから。私も一緒に寝ようかしら…」
ソフィアとアルマも寝転がる
そこにプリムとシルヴィもきて、なんだかんだ全員で寝ることになった
こんな幸せな日々がずっと続けばいい…
だがそんな思いとは裏腹に、俺と精霊王達の波瀾に満ちた生活がもうすぐ始まろうとしている
俺と少女達は女性に拾われて森の中で一緒に暮らしている
女性の名前はハンナ・シェイファーという
ハンナは【賢者】と呼ばれている女性らしい
詳しい話はなぜか教えてくれない、なんでだろう
そして…
「ルナ!おっはよー!」
赤髪の少女…いや、もう少女と呼ぶにはふさわしくないだろう
赤髪の女性は僕に勢いよく抱きついてきた
その勢いで僕は倒れるが、そんなこと御構い無しとばかりにキスをしてくる
「ルナ!好き!」
「あぁ、俺も好きだよプリム」
この女性こそ火の精霊王と呼ばれるプリムだ
精霊王なんて名前がついてるからどんな化け物かと思うかもしれないが
実際はこんなものだ
頬と頬を合わせてくる
あの日俺が助けに入ってからプリムは俺のことを好きと言ってくれる
そしてプリム以外にも…
「りょっとプリム!なにやってるのよ!」
今度は青い髪の女性が現れた
この女性は水の精霊王、シルヴィアという
「えへへ、ルナといちゃいちゃしてたの」
「全く…それはそうとプリム、ハンナが呼んでたわよ」
「わかったー。ルナ、また後でね!」
プリムは俺にキスをして部屋から出て行く
その姿を見ていると不意に後ろから抱きつかれる
「…プリムばっかりじゃなくて、私も見て?」
シルヴィアは顔を真っ赤にしながら小さく呟く
俺はシルヴィアの頭を撫でる
「もちろん見てるさ」
「嘘、プリムが一番好きなんでしょう?」
「そんなことはない。プリムもシルヴィも、もちろん他のみんなも
愛してる」
俺は精霊王全員を愛している
不純と言われるかもしれないがそれでも俺は全員を愛している
「ありがと。わ、私も…」
消え入るような声でシルヴィは言い
そそくさと行ってしまった
ちらっと見えた顔は耳まで真っ赤になっていた
さて、ちょっと外の空気でも吸ってくるか
俺は家の外に出る
「あ!ルナくーん!」
「ルナー」
二人の声が聞こえる
声がした方向へ視線を送ると、風の精霊王と土の精霊王がいた
「シンシアとステラか、なにやってるの?」
「日向ぼっこだよー、ルナくんも一緒にどう?」
「ルナも一緒に?」
二人が来い来いというので俺も一緒に日向ぼっこすることにした
二人が真ん中を開けたので、俺は真ん中に寝転がる
すると二人は俺の腕を枕にし始めた
「あー、これこれ。やっぱこれがないと!」
「ルナの腕枕…」
しばらくすると二人共寝息を立て始める
今日は非常にいい天気だ、俺も眠くなってきた
そんな時に二人の女性が近づいてくる
「あらあら、ルー君、シンシアちゃん、ステラちゃんはお昼寝かしら?」
「ルナ、私も、一緒に…」
光と闇の精霊王もきた
「ソフィとアルマか…一緒に寝るか?ってアルマはすでに寝てるし…」
「アルマちゃんはいつもおネムさんなんだから。私も一緒に寝ようかしら…」
ソフィアとアルマも寝転がる
そこにプリムとシルヴィもきて、なんだかんだ全員で寝ることになった
こんな幸せな日々がずっと続けばいい…
だがそんな思いとは裏腹に、俺と精霊王達の波瀾に満ちた生活がもうすぐ始まろうとしている
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