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ささやかな復讐
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「「っ!」」
二人は電気でも走るかのように、上半身をひくつかせ、怯えている。
相手はやがてメディチ公爵家を継ぐものだ。
ミケールとジョルジョの反応は当然というべきものだろう。
雰囲気が殺伐としてきた。
そしたら、隣にいるサーラさんが穏やかではあるけど、決して妥協を許さない口調でいう。
「あなた方はレオくんに大きな罪を犯しました。ですので、『反省』ではなく『懺悔』が必要なのでしょう。自分の罪を悔い改め、赦しを乞う。そして、生まれ変わった心を証明するために、行いを以てあなたたちはレオさんに何かを示さなければなりません」
「「……」」
ミケールとジョルジョはサーラさんに言われて、固まってしまったのち、お互いを見つめ合って目で合図する。
やがて二人は諦念めいた表情でため息をつき、僕に視線を向ける。
うち、ミケールが話した。
「わかった……やっぱり、こんなんじゃダメだよな……」
太っちょのジョルジョも頭をガシガシしながら言う。
「何か必要なものとかある?たとえば、1年間君と君のスライムに学食を奢るとか……」
な、なんだと!?
学食を奢る!?
僕の分なら別に大した量ではないけど、ぷるんくんの分だと……
ぷるんくんは一食あたり、大人の男性の100人前は食べる。
つまり、1年間の登校日を250日だとすると、二人はぷるんくんに25,000人前を奢らなければならない計算になるのだ。
これは流石に二人にはキツいんじゃなかろうか。
僕は早速口を開いた。
「いや……それはとても魅力的な案件ですけど、流石にぷるんくんの分までというのは二人の負担になるんじゃないかと……」
困り顔で言う僕。
すると、二人は目を光らせて、互いを見つめ合ったのち頷いた。
「いや!そんなことないって!奢ってやるよ!これでチャラになるんだったらよ!」
細いミケールは前のめり気味に身を乗り出して僕を上目遣いする。
太いジョルジョも加勢した。
「あはは……君、貧乏だよな。安心しろ!俺たちがたらふく食わせてやんよ!」
二人の顔を見ると、
どうやら
悪巧みがあるようだ。
「わかりました。では、1年間、僕とぷるんくんがお腹いっぱいになるまで学食を奢ると言うことで」
いうと、二人は明るい表情をして頷く。
だが、
一つ大事なことが抜けている。
「あと、一番肝心なことがあります。それさえしてくだされば、僕はお二人に決闘を申し込みません」
「「一番肝心なこと?」」
と、二人は言って、小首を傾げ、僕を見つめた。
なので、僕は早速カバンを机に取り出して、それを開ける。
すると、
「ぷりゅん?」
ぷるんくんが、なんぞやとカバンから頭をぴょこんと出した。
まあ、使い魔は原則クラスに持ち込み禁止だが、ケージや保管するものがあれば可能だし、これくらいならオッケーだろう。
僕はぷるんくんを指さして二人を睨んだ。
「ぷるんくんに謝ってください」
僕の口から放たれた言葉を聞いて二人の顔は、ぷるんくんをただただ見つめている。
カバンの中からはみ出たぷるんくんは、
そんな二人を見て、手を生えさせ、二人を指してから、
「ぷりゅん……」
『てめえー殺すぞ』と言わんばかりに首を掻っ切るポーズを取った。
その瞬間、
血の気が引いた二人は早速ぷるんくんにも謝罪をする。
「ごめん!悪かった!」
「ああ……ぷるんくん!お願いだから攻撃しないでくれ!」
こいつらは男爵家の子息らだ。
なのに、スライムであるぷるんくんに謝罪する姿は実にシュールであった。
気のせいかもしれないが、クラスの雰囲気が明るくなった気がする。
その明る雰囲気を醸し出す最も大きな存在、
それは、カリナ様だった。
彼女は目を細めるが、口は笑っている。
あんな表情もされるんだな……
知らない彼女の一面を知ることができた。
「一体なんだ?え?」
騒然とするクラスの中でそう言ったのは、やってきた担任のルアナ先生だった。
彼女は男子生徒二人が黄色いスライムに謝罪しているという如何ともし難い光景を見て口をぽかんと開ける。
だが、何かを納得したようにうんうんと頷いて、小さく呟く。
「二人を退学させる必要はないみたいだな」
言って、胸を撫で下ろすルアナ先生はメガネを掛け直して、僕を見つめる。
「レオくん」
「は、はい!」
「放課後、私の研究室に来い。先週の決闘の件で、君に確認したいことがあるんだ」
「……わかりました」
ルアナ先生は鋭い視線を向けたのち、ホームルームをするべく、黒板へと向かった。
X X X
昼休み
学生食堂
僕はミケールとジョルジョと共に学生食堂にきている。
そして、
「ぷるぷる!!ぷるるるる!!んんんんんん!!!
「ああ……」
「げえ……」
ミケールとジョルジョは驚愕している。
「ぷりゅううううう!!んんんんん!!ぷりゅうううう!!んんんんん!!」
「これは……」
「あり得ない……」
凄まじい勢いで頼んだ料理をあっという間に吸収するぷるんくん。
ミケールとジョルジョ以外の人たちも、ぷるんくんの食べっぷりを見て、口をぽかんと開けて、ただただ驚いている。
僕はというと、
ぷるんくんが食べ終わった皿を素早く下げて積んだ。
堆く積まれてゆく皿。
テーブルにある料理を食べ尽くしたぷるんくんは、僕を見上げて目を輝かせた。
この視線は間違いない。
『おかわりいい、あるじいいい』と言っているんだ。
「あの……ミケールさん、ジョルジョさん……おかわりお願いします」
「「……」」
僕の言葉を聞いて二人は両手で頭を抱える。
「これを1年間……」
「マジかよ……」
ふふ、
これは自分なりのささやかな復讐だ。
頃合いを見て許してやろう。
(ちょっと離れたところからレオたちを見て、笑を必死に堪えるカリナ)
二人は電気でも走るかのように、上半身をひくつかせ、怯えている。
相手はやがてメディチ公爵家を継ぐものだ。
ミケールとジョルジョの反応は当然というべきものだろう。
雰囲気が殺伐としてきた。
そしたら、隣にいるサーラさんが穏やかではあるけど、決して妥協を許さない口調でいう。
「あなた方はレオくんに大きな罪を犯しました。ですので、『反省』ではなく『懺悔』が必要なのでしょう。自分の罪を悔い改め、赦しを乞う。そして、生まれ変わった心を証明するために、行いを以てあなたたちはレオさんに何かを示さなければなりません」
「「……」」
ミケールとジョルジョはサーラさんに言われて、固まってしまったのち、お互いを見つめ合って目で合図する。
やがて二人は諦念めいた表情でため息をつき、僕に視線を向ける。
うち、ミケールが話した。
「わかった……やっぱり、こんなんじゃダメだよな……」
太っちょのジョルジョも頭をガシガシしながら言う。
「何か必要なものとかある?たとえば、1年間君と君のスライムに学食を奢るとか……」
な、なんだと!?
学食を奢る!?
僕の分なら別に大した量ではないけど、ぷるんくんの分だと……
ぷるんくんは一食あたり、大人の男性の100人前は食べる。
つまり、1年間の登校日を250日だとすると、二人はぷるんくんに25,000人前を奢らなければならない計算になるのだ。
これは流石に二人にはキツいんじゃなかろうか。
僕は早速口を開いた。
「いや……それはとても魅力的な案件ですけど、流石にぷるんくんの分までというのは二人の負担になるんじゃないかと……」
困り顔で言う僕。
すると、二人は目を光らせて、互いを見つめ合ったのち頷いた。
「いや!そんなことないって!奢ってやるよ!これでチャラになるんだったらよ!」
細いミケールは前のめり気味に身を乗り出して僕を上目遣いする。
太いジョルジョも加勢した。
「あはは……君、貧乏だよな。安心しろ!俺たちがたらふく食わせてやんよ!」
二人の顔を見ると、
どうやら
悪巧みがあるようだ。
「わかりました。では、1年間、僕とぷるんくんがお腹いっぱいになるまで学食を奢ると言うことで」
いうと、二人は明るい表情をして頷く。
だが、
一つ大事なことが抜けている。
「あと、一番肝心なことがあります。それさえしてくだされば、僕はお二人に決闘を申し込みません」
「「一番肝心なこと?」」
と、二人は言って、小首を傾げ、僕を見つめた。
なので、僕は早速カバンを机に取り出して、それを開ける。
すると、
「ぷりゅん?」
ぷるんくんが、なんぞやとカバンから頭をぴょこんと出した。
まあ、使い魔は原則クラスに持ち込み禁止だが、ケージや保管するものがあれば可能だし、これくらいならオッケーだろう。
僕はぷるんくんを指さして二人を睨んだ。
「ぷるんくんに謝ってください」
僕の口から放たれた言葉を聞いて二人の顔は、ぷるんくんをただただ見つめている。
カバンの中からはみ出たぷるんくんは、
そんな二人を見て、手を生えさせ、二人を指してから、
「ぷりゅん……」
『てめえー殺すぞ』と言わんばかりに首を掻っ切るポーズを取った。
その瞬間、
血の気が引いた二人は早速ぷるんくんにも謝罪をする。
「ごめん!悪かった!」
「ああ……ぷるんくん!お願いだから攻撃しないでくれ!」
こいつらは男爵家の子息らだ。
なのに、スライムであるぷるんくんに謝罪する姿は実にシュールであった。
気のせいかもしれないが、クラスの雰囲気が明るくなった気がする。
その明る雰囲気を醸し出す最も大きな存在、
それは、カリナ様だった。
彼女は目を細めるが、口は笑っている。
あんな表情もされるんだな……
知らない彼女の一面を知ることができた。
「一体なんだ?え?」
騒然とするクラスの中でそう言ったのは、やってきた担任のルアナ先生だった。
彼女は男子生徒二人が黄色いスライムに謝罪しているという如何ともし難い光景を見て口をぽかんと開ける。
だが、何かを納得したようにうんうんと頷いて、小さく呟く。
「二人を退学させる必要はないみたいだな」
言って、胸を撫で下ろすルアナ先生はメガネを掛け直して、僕を見つめる。
「レオくん」
「は、はい!」
「放課後、私の研究室に来い。先週の決闘の件で、君に確認したいことがあるんだ」
「……わかりました」
ルアナ先生は鋭い視線を向けたのち、ホームルームをするべく、黒板へと向かった。
X X X
昼休み
学生食堂
僕はミケールとジョルジョと共に学生食堂にきている。
そして、
「ぷるぷる!!ぷるるるる!!んんんんんん!!!
「ああ……」
「げえ……」
ミケールとジョルジョは驚愕している。
「ぷりゅううううう!!んんんんん!!ぷりゅうううう!!んんんんん!!」
「これは……」
「あり得ない……」
凄まじい勢いで頼んだ料理をあっという間に吸収するぷるんくん。
ミケールとジョルジョ以外の人たちも、ぷるんくんの食べっぷりを見て、口をぽかんと開けて、ただただ驚いている。
僕はというと、
ぷるんくんが食べ終わった皿を素早く下げて積んだ。
堆く積まれてゆく皿。
テーブルにある料理を食べ尽くしたぷるんくんは、僕を見上げて目を輝かせた。
この視線は間違いない。
『おかわりいい、あるじいいい』と言っているんだ。
「あの……ミケールさん、ジョルジョさん……おかわりお願いします」
「「……」」
僕の言葉を聞いて二人は両手で頭を抱える。
「これを1年間……」
「マジかよ……」
ふふ、
これは自分なりのささやかな復讐だ。
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(ちょっと離れたところからレオたちを見て、笑を必死に堪えるカリナ)
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