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二章 お外は広いな大きいな
僕の周りはいい人ばかり
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「――ってことでどこ行けばいいかな?」
「獣人に寛容な国……最近ではこの国みたいなところが増えてきているからなぁ……」
この国ってことは、体面だけは獣人に寛容なようだ。
見た目だけはほぼ人間な僕でも、国境を越えるとなると関所やら住民登録やらで最悪の場合門前払いだろう。生活するにも面倒そうだ。
「今日は星徒さんたちは?」
「ああ、なんか国王から呼ばれたらしくて」
占い目的の茶会かなにかだろうか。
国王は星導会の信者の一人である。
星導会はすべてを平等に扱うが、為政者が星徒になることはない。過去にそれで国が二つ三つほど滅び、神が怒り大地を割ったという伝説があるらしい。大陸が五つもあるのはその名残だとか。
そのため、星導会は国家から独立した存在となっている。
国王は星導会を政治の道具に使いたいらしく、今日みたいに度々星徒を招いては茶会を開いている。どうせなら罪人解放とかいうお告げしてくんないかな神サマ。それが駄目なら僕の仲間だけでも減刑してくんないかな。
「じゃあ、この件は星徒さんたちが帰ってくるまでお預けかな」
「出ていくのってこの国で暮らしにくいからってだけでしょ?そんなに急ぐ必要もないんじゃない?」
「んーそうなるとロニィたちに迷惑かけちゃうし……」
僕がちらりとちびっこ三人を見ながら言うとロナルドは顔をしかめて開きかけた口を閉じた。迷惑なんて思わないなんて言わせないよ。ロナルドだけじゃなくてたちだもん。もちろんロナルドにも迷惑なんてかけたくないけど。
子どもに僕の生まれながらの業を負わせたくないんだ。
「とにかく、少しは準備しないと。国境越えなんてどれだけ遠くに行くかも分かんないんだから」
「でも僕じゃ食料すら買える場所がないんだよね。虫とかでも食べれるんだけど……」
「っだ、だめ!絶対やめて!」
ロナルドならそう言うと思った。
美味しいものは好きだけど、毎食が絶対に美味しくないといけないとは思ってないからな。
というか虫も美味しいよ?地中にいる白くて丸々としたやつとか。何ていう虫か分かんないし顎は固くて食べられないけど。
そんなこと言ったら無理やり歯磨きされそうだから言わない。ここ最近は食べてないし、食べたとバレたらリックたちが丁寧に無理やり僕の歯を磨いてくるし。
食べないから大丈夫だとたしなめていると、ちびっこ三人が僕をじぃっと見つめていることに気づいた。
「どうした?」
「兄ちゃんってほんとに"じゅうじん"ってやつなの?」
「え?」
ギルバートが首を傾げて問う。
その問いは今さらというか、その生い立ちのせいで犯罪者呼ばわりされているんだけども。
しかし他の二人も同じことを思っていたようで、ギルバートの言葉を補足するように続ける。
「だってエリィ兄、三角のお耳もおしりにしっぽもないんだもん」
「爪もとがってないし、毛モジャでもないの」
セレスティノが座っている僕の頭と腰辺りを指差し、リーラが僕の手を握って観察する。子ども達が好奇心旺盛なのはいいことだね。将来が楽しみになる。
でもこのまま観察されてたらちょっとまずいことに気付かれてしまうので近くにいたリーラを膝に乗せながら答える。二人から不満の声が上がったけど、ごめんね僕の膝は一人しか乗せられないんだ。
「獣人ってね、いろんな人がいるんだよ。獣に近い人もいれば人間に近い人もいる。僕は人間に近い方だから、耳は髪に隠れちゃうし尻尾もズボンに入れられるほど小さいんだ。あ、爪はみんなと同じで、お友だちを傷付けないように切ってるんだよ」
「じゃあしっぽあるの?見せて!」
「えー、女の子にお尻を見せるのはちょっとなぁ」
「おれとティノは?」
「どっちにしろ獣人にとって尻尾ってあまり見せたくないものなんだよ。恥ずかしいし」
きゃっと頬に手を当てて恥ずかしがるしぐさをすると、三人は吹き出して笑った。そうそう、子どもは笑顔の方がいいよ。
だから、ロナルドも笑いなよ。そんな悲しそうな顔しないでさ。
「とにかく、食料は僕が買ってくるよ。装備とか直したいなら鍛冶屋にもおつかいに行くし、宿にいられないなら僕の部屋に居てもいいしさ。だから、そんなに急がなくていいじゃん」
服をぎゅうっと握りしめるロナルドはさっきのリーラみたいで、庇護欲を掻き立てられる。昔から変わらないな。俯くとき口を尖らせる癖も、絶対に“寂しい”とか言わないところも。
言葉にしなくても仕草が僕に遠くにいかないでと伝えてくれる。可愛い弟分を持って、僕は幸せ者だな。
「僕って愛されてるね」
「ちょっと、茶化さないでよ」
「はは、じゃあお言葉に甘えようかな」
顔を真っ赤にさせたロナルドに笑いかけると、ロナルドも戸惑いながら笑顔になった。うん、僕の一番好きなものをくれる、とってもいい子だ。
さて、と立ち上がり、僕は使った食器類を片付ける。
ちびっこ三人がお手伝いを申し出たけど、これから少しの間お世話になるのだからこれくらいはさせてほしいと断った。しょんぼりしている三人にはポケットに常備している僕お手製の飴玉を咥えさせた。ハチミツがいっぱい入ってるからギルバートのガラガラ声も治るんじゃないかな。
飴玉に夢中になっている間に手早く皿洗いを終わらせた僕は、ロナルドにおつかいを頼むことにした。
持ってきていた手持ちはそれなりの金額だったので、少し多めに持たせて馴染みの鍛冶屋に装備の点検に出しに行ってもらった。お釣りで好きなものを買っていいって言ったら、今は色々と入り用なんだから絶対に返すと言われてしまった。ロナルドってば、真面目なんだから。
「兄ちゃん、おれたちも何かしたい」
「何かって?」
「「「おてつだい!」」」
三人とも本当にいい子に育ってるなぁ。自分からお手伝いしたいだなんて、僕の小さい頃は周りに言われてから渋々って感じだったのに。さっき断られたのもあってか、より力が入っている感じだ。
僕はこれから宿の荷物をロナルドの部屋に移すつもりだったから、それを手伝って貰おうかな。お願いすると三人とも嫌な顔をせず、それどころかぱぁぁっと顔を綻ばせて元気なお返事をくれた。重い荷物もあるって知ってるだろうに。
ああもう、何度言ったか分からないけど、本当にいい子達だなぁっ!
とまあ、そんなこんなで夕方ごろには僕の少ない荷物も運び終わり、夕飯ができる頃にはロナルドや星徒さんたちも帰ってきた。
あ、ちなみに星徒さんに許可とってないから、ちゃんと僕のお金でちびっこたちに買ってきてもらった食材と手持ちの食材で夕飯を作った。
今日のご飯はお野菜たっぷりのスープとオークミンチのパイ、雑穀パンにハーブティー、食後にはフルーツゼリー。広いキッチンっていいね。ギルバート、リーラ、セレスティノの三人の手伝いを見ながら料理するのってすごく楽しい。包丁を使うときはちょっとヒヤヒヤするけど。
星徒さん五人とちびっこ三人、ロナルドと僕で計十人分のご飯を食卓にずらりと並べる。お祝いみたいって三人がクスクスと楽しそうに笑った。
星徒さんたちはすごく喜んでくれて、作った僕たちをいっぱい誉めてくれた。それと、ちょっとの間お世話になりますって言ったら、星徒さんの一人がずっと居てくれて良いと言ってくれた。他の星徒さんたちもそれに同意してくれた。
街で僕が犯罪者だと言われてるって、きっと知ってるのに、勝手に上がり込んで、勝手に料理してだけなのに。ありがとうって言ってくれた。歓迎してくれた。笑顔をくれた。
ここの人たちはとても温かい。僕の仲間と同じくらい大好きな温かさをくれる。
誰かのお腹がグゥっとなってみんなで笑ってご飯を食べた。食べたみんなが美味しいって言って、作った僕らはやったって喜んだ。
片付けて寝仕度して、昔みたいにロナルドと同じベッドに転がった。
「ねえ」
暗い部屋でロナルドがふと声を発した。今この部屋には僕とロナルドしかいないので僕に呼び掛けたのだろう。真剣そうな声音に背筋がピリッとした。
なんとなくそれを悟られたくなくて間延びした声で何?と聞くとロナルドは淡々と言った。
「僕も連れてってよ」
部屋が暗かったから、その表情は読めなかった。
「獣人に寛容な国……最近ではこの国みたいなところが増えてきているからなぁ……」
この国ってことは、体面だけは獣人に寛容なようだ。
見た目だけはほぼ人間な僕でも、国境を越えるとなると関所やら住民登録やらで最悪の場合門前払いだろう。生活するにも面倒そうだ。
「今日は星徒さんたちは?」
「ああ、なんか国王から呼ばれたらしくて」
占い目的の茶会かなにかだろうか。
国王は星導会の信者の一人である。
星導会はすべてを平等に扱うが、為政者が星徒になることはない。過去にそれで国が二つ三つほど滅び、神が怒り大地を割ったという伝説があるらしい。大陸が五つもあるのはその名残だとか。
そのため、星導会は国家から独立した存在となっている。
国王は星導会を政治の道具に使いたいらしく、今日みたいに度々星徒を招いては茶会を開いている。どうせなら罪人解放とかいうお告げしてくんないかな神サマ。それが駄目なら僕の仲間だけでも減刑してくんないかな。
「じゃあ、この件は星徒さんたちが帰ってくるまでお預けかな」
「出ていくのってこの国で暮らしにくいからってだけでしょ?そんなに急ぐ必要もないんじゃない?」
「んーそうなるとロニィたちに迷惑かけちゃうし……」
僕がちらりとちびっこ三人を見ながら言うとロナルドは顔をしかめて開きかけた口を閉じた。迷惑なんて思わないなんて言わせないよ。ロナルドだけじゃなくてたちだもん。もちろんロナルドにも迷惑なんてかけたくないけど。
子どもに僕の生まれながらの業を負わせたくないんだ。
「とにかく、少しは準備しないと。国境越えなんてどれだけ遠くに行くかも分かんないんだから」
「でも僕じゃ食料すら買える場所がないんだよね。虫とかでも食べれるんだけど……」
「っだ、だめ!絶対やめて!」
ロナルドならそう言うと思った。
美味しいものは好きだけど、毎食が絶対に美味しくないといけないとは思ってないからな。
というか虫も美味しいよ?地中にいる白くて丸々としたやつとか。何ていう虫か分かんないし顎は固くて食べられないけど。
そんなこと言ったら無理やり歯磨きされそうだから言わない。ここ最近は食べてないし、食べたとバレたらリックたちが丁寧に無理やり僕の歯を磨いてくるし。
食べないから大丈夫だとたしなめていると、ちびっこ三人が僕をじぃっと見つめていることに気づいた。
「どうした?」
「兄ちゃんってほんとに"じゅうじん"ってやつなの?」
「え?」
ギルバートが首を傾げて問う。
その問いは今さらというか、その生い立ちのせいで犯罪者呼ばわりされているんだけども。
しかし他の二人も同じことを思っていたようで、ギルバートの言葉を補足するように続ける。
「だってエリィ兄、三角のお耳もおしりにしっぽもないんだもん」
「爪もとがってないし、毛モジャでもないの」
セレスティノが座っている僕の頭と腰辺りを指差し、リーラが僕の手を握って観察する。子ども達が好奇心旺盛なのはいいことだね。将来が楽しみになる。
でもこのまま観察されてたらちょっとまずいことに気付かれてしまうので近くにいたリーラを膝に乗せながら答える。二人から不満の声が上がったけど、ごめんね僕の膝は一人しか乗せられないんだ。
「獣人ってね、いろんな人がいるんだよ。獣に近い人もいれば人間に近い人もいる。僕は人間に近い方だから、耳は髪に隠れちゃうし尻尾もズボンに入れられるほど小さいんだ。あ、爪はみんなと同じで、お友だちを傷付けないように切ってるんだよ」
「じゃあしっぽあるの?見せて!」
「えー、女の子にお尻を見せるのはちょっとなぁ」
「おれとティノは?」
「どっちにしろ獣人にとって尻尾ってあまり見せたくないものなんだよ。恥ずかしいし」
きゃっと頬に手を当てて恥ずかしがるしぐさをすると、三人は吹き出して笑った。そうそう、子どもは笑顔の方がいいよ。
だから、ロナルドも笑いなよ。そんな悲しそうな顔しないでさ。
「とにかく、食料は僕が買ってくるよ。装備とか直したいなら鍛冶屋にもおつかいに行くし、宿にいられないなら僕の部屋に居てもいいしさ。だから、そんなに急がなくていいじゃん」
服をぎゅうっと握りしめるロナルドはさっきのリーラみたいで、庇護欲を掻き立てられる。昔から変わらないな。俯くとき口を尖らせる癖も、絶対に“寂しい”とか言わないところも。
言葉にしなくても仕草が僕に遠くにいかないでと伝えてくれる。可愛い弟分を持って、僕は幸せ者だな。
「僕って愛されてるね」
「ちょっと、茶化さないでよ」
「はは、じゃあお言葉に甘えようかな」
顔を真っ赤にさせたロナルドに笑いかけると、ロナルドも戸惑いながら笑顔になった。うん、僕の一番好きなものをくれる、とってもいい子だ。
さて、と立ち上がり、僕は使った食器類を片付ける。
ちびっこ三人がお手伝いを申し出たけど、これから少しの間お世話になるのだからこれくらいはさせてほしいと断った。しょんぼりしている三人にはポケットに常備している僕お手製の飴玉を咥えさせた。ハチミツがいっぱい入ってるからギルバートのガラガラ声も治るんじゃないかな。
飴玉に夢中になっている間に手早く皿洗いを終わらせた僕は、ロナルドにおつかいを頼むことにした。
持ってきていた手持ちはそれなりの金額だったので、少し多めに持たせて馴染みの鍛冶屋に装備の点検に出しに行ってもらった。お釣りで好きなものを買っていいって言ったら、今は色々と入り用なんだから絶対に返すと言われてしまった。ロナルドってば、真面目なんだから。
「兄ちゃん、おれたちも何かしたい」
「何かって?」
「「「おてつだい!」」」
三人とも本当にいい子に育ってるなぁ。自分からお手伝いしたいだなんて、僕の小さい頃は周りに言われてから渋々って感じだったのに。さっき断られたのもあってか、より力が入っている感じだ。
僕はこれから宿の荷物をロナルドの部屋に移すつもりだったから、それを手伝って貰おうかな。お願いすると三人とも嫌な顔をせず、それどころかぱぁぁっと顔を綻ばせて元気なお返事をくれた。重い荷物もあるって知ってるだろうに。
ああもう、何度言ったか分からないけど、本当にいい子達だなぁっ!
とまあ、そんなこんなで夕方ごろには僕の少ない荷物も運び終わり、夕飯ができる頃にはロナルドや星徒さんたちも帰ってきた。
あ、ちなみに星徒さんに許可とってないから、ちゃんと僕のお金でちびっこたちに買ってきてもらった食材と手持ちの食材で夕飯を作った。
今日のご飯はお野菜たっぷりのスープとオークミンチのパイ、雑穀パンにハーブティー、食後にはフルーツゼリー。広いキッチンっていいね。ギルバート、リーラ、セレスティノの三人の手伝いを見ながら料理するのってすごく楽しい。包丁を使うときはちょっとヒヤヒヤするけど。
星徒さん五人とちびっこ三人、ロナルドと僕で計十人分のご飯を食卓にずらりと並べる。お祝いみたいって三人がクスクスと楽しそうに笑った。
星徒さんたちはすごく喜んでくれて、作った僕たちをいっぱい誉めてくれた。それと、ちょっとの間お世話になりますって言ったら、星徒さんの一人がずっと居てくれて良いと言ってくれた。他の星徒さんたちもそれに同意してくれた。
街で僕が犯罪者だと言われてるって、きっと知ってるのに、勝手に上がり込んで、勝手に料理してだけなのに。ありがとうって言ってくれた。歓迎してくれた。笑顔をくれた。
ここの人たちはとても温かい。僕の仲間と同じくらい大好きな温かさをくれる。
誰かのお腹がグゥっとなってみんなで笑ってご飯を食べた。食べたみんなが美味しいって言って、作った僕らはやったって喜んだ。
片付けて寝仕度して、昔みたいにロナルドと同じベッドに転がった。
「ねえ」
暗い部屋でロナルドがふと声を発した。今この部屋には僕とロナルドしかいないので僕に呼び掛けたのだろう。真剣そうな声音に背筋がピリッとした。
なんとなくそれを悟られたくなくて間延びした声で何?と聞くとロナルドは淡々と言った。
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