聖女の千里眼は万能のようですよ?

 聖女アムールには未来を見通す『千里眼』があった。
 これは生まれつきだった。

 おかげで人生に危機は一度たりともなかった。

 そんな順風満帆の日々のある日。
 千里眼を無効化する隣国のお姫様が現れ、アムールは帝国の皇子との婚約を破棄させられ、国を追放されるかもしれないという危機的状況に陥った。

 アムールは人生のドン底に落とされる。
 密かな復讐を誓いながら、隣国へ向かうが――。


 ※他でも掲載中です
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,211 位 / 192,211件 恋愛 57,276 位 / 57,276件

あなたにおすすめの小説

婚約破棄、三分前。聖女は三分先の未来が視えるのですが...

夜桜
恋愛
アンムート帝国の聖女アムールは、三分先までの未来が視えた。その力で婚約破棄される前に自ら婚約破棄をベルンシュタイン帝へ言い渡す。 「不幸になる前に幸せな未来を自ら掴むわ……ッ!」 ※他でも掲載中です

不法投棄された聖女

夜桜
恋愛
突然の婚約破棄、そして不法投棄される聖女。 愛するアクィラ伯爵に裏切られたアムールは、絶望し、悲しみに暮れる。 絶望の淵に突き落とされるはずだったが――。 ※他のサイトでも掲載中です

聖女ですかと訊ねられても。 わたし、ダークエルフですから!

夜桜
恋愛
 聖女認定されたダークエルフのルシアは、帝国第三王子に目をつけられ、婚約を迫られる。  しぶしぶ了承し、溺愛される毎日だった。  ある日、二股を掛けられていた事を知り、ショックを受けて寝込む。それから、ルシアは婚約破棄を決意した。 (あんたなんて、こっちから願い下げよ!) ※他でも掲載中です

公爵令嬢オルタシアの最後の切り札

桜井正宗
恋愛
 公爵令嬢オルタシアは最後の切り札を持っている。  婚約破棄をつきつけられても、殺されかけても切り札でなんとかなる。  暗殺にあっても切り札で回避する。  毒を盛られても切り札で助かる。  オルタシアの切り札は最初で最後ではない。  人々の嫉妬、怨念、憎悪、嫌悪ある限り、オルタシアは何度でも最後の切り札を使える。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。 「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?