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騎士の涙 Side:マイナ
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◆Side:マイナ
この一週間、お姉さまをギャフンと言わせるための作戦を練っていた。
家出先はローウェルの家。
前にお姉さまから彼を奪った時にお世話になって以降、懇意にしてもらっていた。
ローウェルが捕まった今、彼の両親は息子を失って寂しい思いをしていた。
そもそも、騎士団や世間から非難を浴びていたので精神的にも肉体的にも疲弊していた。
けれど、私が家出して顔を出すと歓迎してくれて、本当の娘のようによくしてくれた。おかげで私は不便なく生活を送れた。
しかも、おば様から料理を習い、かなり上達した。
この料理スキルを活かして、お姉さまを打ちのめすことに決めた。
どうやら今のお姉さまは特殊な立場に置かれているらしく、副団長のルドラ様を盾に決闘を続けているらしい。
馬鹿なお姉さま!
さっさとルドラ様を見限ればいいのに。
そうしたら、私がルドラ様を戴く。
きっと、私なら彼を幸せにできる。料理が上手いから!
クリスお姉さまと勝負すべく、一週間ぶりにミステル邸へ向かう。
ちょうど庭にお姉さまの姿があった。
さきほど九戦目の決闘が終わったところだった。
料理対決を突きつけ、そして承諾を得た。
これでもうお姉さまは逃げられない!
返事をしたその瞬間に、私の勝利は確定的なモノとなった。所詮、お姉さまは努力もなにもしてこなかったお人形令嬢。
ただ可愛いだけ。
その美貌だけが取り柄のつまらない姉。
でも、私は違う。
料理という輝かしい才能があるもの!
今に見てなさい。
ルドラ様に『美味しい』って言わせてみせるからッ。
次の日。
再びミステル邸へ向かい、厨房でお姉さまと合流した。お姉さんは全ての指にケガをしていた。バンソウコウを全箇所に張り付けて痛々しそうだった。
あはは!
徹夜でずっと練習していたようだけれど、その様子ではマトモな料理はできなかったようね。たった一日で技術が向上するとは思えなかった。
あぁ、よかった。一日しか猶予を与えなくて!
この分ならば楽勝でお姉さまを敗北を与えられる。ルドラ様も私のモノ。勝利を確信した。
「マイナ、なにを笑っているの……!」
「いえ、なんでもありません。ただ、クリスお姉さまがあまりにも惨めで」
立ち合いに執事のバルザック。
彼が厨房に入って来た。
「ルドラ様には食堂で待機していただいております。では、料理対決をはじめてください」
ついに始まった。
私は素早く調理を進めていく。お姉さまはアタフタと慌てて作業がまるで進んでいない。いい気味! そのまま失敗してしまいなさい!
料理も焦げてしまえばいいんだわ!
作業を進めている最中、ルドラ様がやってきた。
「二人ともやっているね」
「ルドラ様!」
「やあ、マイナ。まさか、クリスに勝負を挑むとはね」
「ええ。正式な決闘です。ルドラ様、私が勝った場合はお付き合いいただけますよね? お姉さまからも聞いているはずですよ」
「もちろんだ。クリスが負けた場合はそうする」
「本当ですか!?」
「だが私はクリスを信じている。彼女は君以上の料理を作ってくれるはずだ」
そう、あくまでお姉さまの肩を持つわけ。今に見ていなさい!
お姉さまの作業を盗み見ると、たいしたものは作れていなさそうだった。なによあれ、モズクならぬ藻屑でも作っているのかしら!
私はスピード重視で調理を進め、ついに完成。
「できました。野菜たっぷりのポトフです!」
お皿に盛り付けた煮込み料理。良い匂いが漂い、私は勝ったと思った。いえ、これは絶対に勝った。負けるわけがない。
ついに時間となり、バルザックが「そこまで!」と止めた。
終わったわね、お姉さま。
そんな犬のエサみたいな料理、ルドラ様が喜ぶはずがない! きっと『マズイ』と言うはず。あ~、その光景が目に浮かぶようね!
「では、まずはマイナの料理からいただこう」
先行は私。ルドラ様はスプーンを手に持ち、上品に私のポトフに口をつけていく。
「……こ、これは驚いた。美味い」
「やった!!」
お姉さまの表情に余裕がなくなっていた。そうよ、そうやって絶望していなさい!
「まさかこれほどの味付けとは。なんだか懐かしい味だ……素晴らしいよ」
「ほ、褒めていただき感謝です!!」
さあ、お姉さま、これで最期よ。
次はお姉さまの番。
ルドラ様は、お姉さまの料理に視線を移す。
「この料理はまさか……」
「はい。ルドラ様の大好物『オムライス』です」
「おぉ!」
え……?
ちょ……大好物って?
なに、なによそれ……! 聞いてない! そんなの聞いてない!
「お、お姉さま……! どうしてルドラ様の好物を!」
「……さあ?」
お姉さまは惚けて答えなかった。
なによ、なによ、なによ!!
まだ勝負が決まったわけではないわ!
大好物だからって、それで一方的に勝利とはならないでしょう!?
「――――」
ぽろりと目から涙を零すルドラ様。
え、なに、なんで泣いてるの……?
あ、ああ!
マズかったのね!
クリスお姉さまの料理があまりにマズくて涙した、そういうことよ!
お姉さまの負け!!
ざまあみなさい!!
お姉さまは「大丈夫ですか? 美味しくなかったですか?」と不安顔。当然でしょ。たったの一日で美味しくできるわけない!!
けれど、次の言葉に私は立ち眩みがした。
「うまい。うますぎるよ、クリス」
「え……」
「まさに私の大好物のオムライス。ふわとろの半熟卵が絶妙でシェフ顔負けだ。……それに、愛情たっぷりと感じる。君の指を見て余計に感じたよ」
お姉さまは恥ずかしそうに指を隠す。
そして、いつしかボロボロと泣き出すルドラ。ついに眉間を指で押さえていた。そんなにも感動したってこと?
はあ……?
「この決闘、クリス様の勝ちです……!」
バルザックがジャッジを下す。
なによ、それ…………?
あ、ああああああああああああああ……お姉さま、お姉さま、どうしてお姉さまがああああああ…………!!
く、くやしい……。
なんでなんでなんで、どうしてよおおおおおお…………!
この一週間、お姉さまをギャフンと言わせるための作戦を練っていた。
家出先はローウェルの家。
前にお姉さまから彼を奪った時にお世話になって以降、懇意にしてもらっていた。
ローウェルが捕まった今、彼の両親は息子を失って寂しい思いをしていた。
そもそも、騎士団や世間から非難を浴びていたので精神的にも肉体的にも疲弊していた。
けれど、私が家出して顔を出すと歓迎してくれて、本当の娘のようによくしてくれた。おかげで私は不便なく生活を送れた。
しかも、おば様から料理を習い、かなり上達した。
この料理スキルを活かして、お姉さまを打ちのめすことに決めた。
どうやら今のお姉さまは特殊な立場に置かれているらしく、副団長のルドラ様を盾に決闘を続けているらしい。
馬鹿なお姉さま!
さっさとルドラ様を見限ればいいのに。
そうしたら、私がルドラ様を戴く。
きっと、私なら彼を幸せにできる。料理が上手いから!
クリスお姉さまと勝負すべく、一週間ぶりにミステル邸へ向かう。
ちょうど庭にお姉さまの姿があった。
さきほど九戦目の決闘が終わったところだった。
料理対決を突きつけ、そして承諾を得た。
これでもうお姉さまは逃げられない!
返事をしたその瞬間に、私の勝利は確定的なモノとなった。所詮、お姉さまは努力もなにもしてこなかったお人形令嬢。
ただ可愛いだけ。
その美貌だけが取り柄のつまらない姉。
でも、私は違う。
料理という輝かしい才能があるもの!
今に見てなさい。
ルドラ様に『美味しい』って言わせてみせるからッ。
次の日。
再びミステル邸へ向かい、厨房でお姉さまと合流した。お姉さんは全ての指にケガをしていた。バンソウコウを全箇所に張り付けて痛々しそうだった。
あはは!
徹夜でずっと練習していたようだけれど、その様子ではマトモな料理はできなかったようね。たった一日で技術が向上するとは思えなかった。
あぁ、よかった。一日しか猶予を与えなくて!
この分ならば楽勝でお姉さまを敗北を与えられる。ルドラ様も私のモノ。勝利を確信した。
「マイナ、なにを笑っているの……!」
「いえ、なんでもありません。ただ、クリスお姉さまがあまりにも惨めで」
立ち合いに執事のバルザック。
彼が厨房に入って来た。
「ルドラ様には食堂で待機していただいております。では、料理対決をはじめてください」
ついに始まった。
私は素早く調理を進めていく。お姉さまはアタフタと慌てて作業がまるで進んでいない。いい気味! そのまま失敗してしまいなさい!
料理も焦げてしまえばいいんだわ!
作業を進めている最中、ルドラ様がやってきた。
「二人ともやっているね」
「ルドラ様!」
「やあ、マイナ。まさか、クリスに勝負を挑むとはね」
「ええ。正式な決闘です。ルドラ様、私が勝った場合はお付き合いいただけますよね? お姉さまからも聞いているはずですよ」
「もちろんだ。クリスが負けた場合はそうする」
「本当ですか!?」
「だが私はクリスを信じている。彼女は君以上の料理を作ってくれるはずだ」
そう、あくまでお姉さまの肩を持つわけ。今に見ていなさい!
お姉さまの作業を盗み見ると、たいしたものは作れていなさそうだった。なによあれ、モズクならぬ藻屑でも作っているのかしら!
私はスピード重視で調理を進め、ついに完成。
「できました。野菜たっぷりのポトフです!」
お皿に盛り付けた煮込み料理。良い匂いが漂い、私は勝ったと思った。いえ、これは絶対に勝った。負けるわけがない。
ついに時間となり、バルザックが「そこまで!」と止めた。
終わったわね、お姉さま。
そんな犬のエサみたいな料理、ルドラ様が喜ぶはずがない! きっと『マズイ』と言うはず。あ~、その光景が目に浮かぶようね!
「では、まずはマイナの料理からいただこう」
先行は私。ルドラ様はスプーンを手に持ち、上品に私のポトフに口をつけていく。
「……こ、これは驚いた。美味い」
「やった!!」
お姉さまの表情に余裕がなくなっていた。そうよ、そうやって絶望していなさい!
「まさかこれほどの味付けとは。なんだか懐かしい味だ……素晴らしいよ」
「ほ、褒めていただき感謝です!!」
さあ、お姉さま、これで最期よ。
次はお姉さまの番。
ルドラ様は、お姉さまの料理に視線を移す。
「この料理はまさか……」
「はい。ルドラ様の大好物『オムライス』です」
「おぉ!」
え……?
ちょ……大好物って?
なに、なによそれ……! 聞いてない! そんなの聞いてない!
「お、お姉さま……! どうしてルドラ様の好物を!」
「……さあ?」
お姉さまは惚けて答えなかった。
なによ、なによ、なによ!!
まだ勝負が決まったわけではないわ!
大好物だからって、それで一方的に勝利とはならないでしょう!?
「――――」
ぽろりと目から涙を零すルドラ様。
え、なに、なんで泣いてるの……?
あ、ああ!
マズかったのね!
クリスお姉さまの料理があまりにマズくて涙した、そういうことよ!
お姉さまの負け!!
ざまあみなさい!!
お姉さまは「大丈夫ですか? 美味しくなかったですか?」と不安顔。当然でしょ。たったの一日で美味しくできるわけない!!
けれど、次の言葉に私は立ち眩みがした。
「うまい。うますぎるよ、クリス」
「え……」
「まさに私の大好物のオムライス。ふわとろの半熟卵が絶妙でシェフ顔負けだ。……それに、愛情たっぷりと感じる。君の指を見て余計に感じたよ」
お姉さまは恥ずかしそうに指を隠す。
そして、いつしかボロボロと泣き出すルドラ。ついに眉間を指で押さえていた。そんなにも感動したってこと?
はあ……?
「この決闘、クリス様の勝ちです……!」
バルザックがジャッジを下す。
なによ、それ…………?
あ、ああああああああああああああ……お姉さま、お姉さま、どうしてお姉さまがああああああ…………!!
く、くやしい……。
なんでなんでなんで、どうしてよおおおおおお…………!
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