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第40章 2022(令和4)年 11月(霜月)
11月13日(日曜日)夜明け前版
しおりを挟む#「ら」抜き表現
「見られる」を「見れる」、「食べられる」を「食べれる」などのように「ら」抜き表現が、非常に増加している。
#「早急」を「そうきゅう」
これは、国会議員などの政治家のみなさんのコメントに多数見受けられる。テレビを見ていると大臣の多くが「そうきゅう」に実施します・・・のように発言されている。
そんな中で、岸田首相は「さっきゅう」と正確な発音で範をしめしている。また当然と言えば当然なのだが、アナウンサーの方々は、口をそろえて「さっきゅう」と発声されている。
#リベンジ
「リベンジ」とは「復讐」というのが、本来の意味です。それをいつの頃からか・・・「仕返し」といった意味合いで多く使われている。
もっと深い意味の「復讐」という意味は、忘れ去られています。
#乱れる日本語
ことばとは生き物なので、時代とともに変化、進化、退化してゆくもの。と、理屈ではわかっていますが・・・変化が気になります。
▲後記
本文の続きになりますが、文章を書いていると模範的な表現を心がけているので、ことばの変容に注意がいきます。
とある小説の「ことばは、生き物だから・・・」という一節が、脳裏にうかびます。
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