翔龍記 ＝電子版＝

第27章 2021（令和3）年 10月／神無月

10月09日（土曜日）

　
　◇◇◇トピック◇◇◇


　∇朝ドラ『おかえりモネ』第106回　百音と菅波先生が〝大事な事〟について話し合う（※ネタバレあり、知りたくない方はスキップしてください）

　第22週（11日～15日）のタイトルは「嵐の気仙沼」。ある週末、新次（浅野忠信）と亮（永瀬廉）が永浦家にやって来る。七回忌を迎えた雅代（竹下景子）に線香をあげにきてくれたのだった。

　その後、亮は、耕治（内野聖陽）に船の購入の資金繰りについて相談をする。亮は、耕治から「頭金をもう少し用意した方がいい」と言われた。

　一方、百音（清原）は、菅波（坂口健太郎）と電話で、大事な事柄について話し合っていた。

　　∇最終盤、プロ野球

　ヤクルト・奥川恭伸、9勝目でマジック11が点灯。

　８日、ヤクルトが４―１で阪神を破り、７連勝で前回リーグ制覇して以来となる優勝マジック「11」が初点灯した。

　　∇藤井４冠か豊島３連覇か、竜王戦始まる

　将棋の豊島将之竜王（31）に藤井聡太三冠（19）＝棋聖・王位・叡王＝が挑戦する第34期竜王戦七番勝負第1局が８日午前、東京都渋谷区で始まった。

　藤井三冠が竜王位の奪取に成功すれば史上6人目の4冠となる。一方の豊島竜王は防衛で3連覇を狙う。

　2人は今年初めてタイトル戦を戦った。６月開幕の王位戦直前の対戦成績は藤井三冠から見て１勝６敗と大きく差がついていたが、王位戦4勝1敗、叡王戦3勝2敗といずれも藤井三冠が制し、通算の対戦成績は8勝9敗まで縮まった。

　藤井三冠が竜王戦を制すれば4冠となり、羽生善治九段（51）が達成した22歳9カ月の最年少記録を更新する。羽生九段以来、史上6人目の4冠誕生となる。

　竜王戦は2日制で持ち時間各８時間。先に４勝した棋士が竜王位を獲得する。

　▼後記

　ことしも残り3ヶ月をきって、いろんなところでクライマックスを迎えようとしています。

　朝ドラは、11月からの新しい作品『カムカムエヴリバディ』が注目されはじめています。なんと3人のヒロインが登場するらしい。

　しかしながら、いまは『おかえりモネ』の結末のほうが気になります。

　一方、ノーベル・文学賞は今回も「村上春樹」は受賞ならず。新しい作品を発表して、耳目じもくをあらためて引いてはどうだろうか。

　芥川賞も獲得できなかったし、ビッグタイトルには縁がないのかもしれない。でも『ノルウェイの森』や『1Q84』などが大ヒットしているから欲張らなくてもいいのかも・・・。まぁ来年のお楽しみとしておきましょう。