悪役令嬢は等身大な恋がしたい

侯爵令嬢アメリア・サリバンは、学園では名の知れた「悪役令嬢」だった。

冷たい印象を与える容姿であることに加え、人気者のレオナルド・クラークと事あるごとに対立しているからだ。とりわけ、レオナルドの支持者の一人、アルバート・チェイサーとは犬猿の仲だった。

ある日、いつものようにレオナルド達と衝突したアメリア。気晴らしに寄った図書館で、恋愛小説を借りようとしているところをアルバートに見つかってしまう。

「意外だよ。恋愛小説なんて読むんだな?」

その日から、アメリアの日常は少しずつ変わっていく。


*真面目で意地っ張りな悪役令嬢と、モブ属性の伯爵令息の小さな恋の物語です。

表紙イラストは紺田様(twitter:@fe_chaba)、デザインはイツキ様(@itsukinoaka)にお願いしました。
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