残念な悪役の元王子に転生したので、何とかざまぁを回避したい！

おまけのお話 らぶえっち♡

ディーの夢*

　ディゼの夢を叶えるために、調教えっちっぽくなってるのが不服なのですが！

　俺がふぇふぇしながら頑張る騎乗位から、いつものえっちは始まる。

　の、です、が…………？


「リユィ、かわいー♡」

　ディゼがとろける瞳で笑って、抱きしめて、ちゅっちゅしてくれて、俺のうなじとか乳首とか可愛がってくれて、お尻をやさしく弄ってくれて、足を開いて……

　え、あ、あのあの、せ、正常位……？


「…………え？」

「あいしてる、リユィ」

　ずちゅん♡

「あぁあん♡」

　蕩けた声をあげて仰け反った俺は、ディゼのやさしくて激しい突きあげに、すぐに甘い精を放った。



　？

　最初は正常位の気分だった？

　愛を伝えてくれようとした？


　そんな気分の時もあるよね！


　うんうん頷いた。




　次の夜は


「リユィ、かわいー♡」

　ぎゅうぎゅう抱きしめられて、後ろから、うなじとか乳首とか可愛がってくれて、お尻をくちゅくちゅいじってくれて、足を開いて、後ろから

「あいしてる、リユィ」

　ばちゅん♡

「あぁああ──♡」

　ずっぷり奥まで嵌められて、即行甘い雫を噴きあげた。



　？？

　マンネリ防止？？

　う、うん、色んな体位でしてみるのは、いいことかもしれないね。

　き、気持ちよかったし！


　うんうん頷いた。




　毎晩、えっちは、とろけるみたいに、あまくて、熱くて


「リユィ、かわいー♡」

　ディゼは、やさしい瞳で抱きしめて


「あいしてる、リユィ」

　愛を囁いて


「……っ……リユィ……っ」

　結腸の奥までブチ抜いて、潮まで吹かせてくれる。


　のですが。



　あ、あのあのあの、き、騎乗位が、な、ないんですが…………！


　え、いや、あの、べ、べべべ別に、ディゼに乗りたい訳じゃなくて、あ、あのあの、べ、べべべ別に、自分で結腸ブチ抜いて潮吹きたいとか、ディゼのおっきいのをちゅぱちゅぱしゃぶりながら、自分で自分のお尻をくちゅくちゅいじって、ディゼにがんばったね、嵌めていいよって頭なでなでしてもらいたいとか、べ、べべべべべ別に思って………………


　……………………る？


「ふぇええええ！！」

　泣きだした俺に


「どうした、リユィ！」

　ディゼが飛んでくる。


　ぎゅうぎゅう抱きしめてくれるディゼが、とろけるほど、やさしくて。

「何かあったのか？」

　髪を撫でて、頬を撫でて、ちゅっちゅしてくれるディゼが、愛にあふれていて。


　ディゼの広い胸でもごもごした俺は、燃える頬で勇気を振り絞る。


「…………き……き……き、騎乗位…………した、い……ディー……」

　目をまるくしたディゼが、とろけて笑う。


「俺のしゃぶって、自分でお尻いじって、自分で嵌めたい？」

　燃える耳で頷いたら、ディゼの瞳が♡になった。


「俺の夢を叶えてくれて、ありがとう、リユィ♡」