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物理系魔法少女、レベルアップした
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「ふぅ。終わった」
何回も戦鎚をジャンピング攻撃で叩きつけたよ。
小さい身体はあんまり慣れてないし、難しかった。練習しようかな?
実用性はあったし。
ただ、やっぱり視線は低いし一歩も遅く感じる。
「すまない、仲間達」
「お疲れ様。死にかけたよ」
「⋯⋯そう、か?」
「ああ。ま、次会って勝ちたければ、物理攻撃無効の魔物になるんだな」
「ふっ、そうするか」
魔石になって、奴は消えた。
青龍刀は戦闘の途中で粉々になった。残っていたとしても、ドロップアイテムになったかは不明だがな。
「帰るか。ライブも終わりまーす」
『ロリアカツキちゃんをもっと見せて!』
『これは犯罪の匂いがプンプンするぜぇ』
『ぶひひ』
『力は変わらんのかい』
『結局倒れるまで殴るいつもの』
『どういう仕組み?』
『小さいって強いんだな』
『声も少し子供っぽい』
『きゃわあああああああ!』
『これからこのままで行こう?』
『まじでこのままが良い』
『そのまま胸を大きくしましょう』
見た感じ、数多くのスパチャがあるので、お礼をする。
全てに返事するべきなのだろうが、ダンジョン内だと落ち着けない。
かと言って、家でできる程機材もないし、近所迷惑にもなる。
なのでSNSで文章として対応する事を細かく伝えた。
ついでに変態コメについてはフル無視しておく。できるがしない。
「あ、時間切れです」
と、適当な嘘を言って元のアカツキの姿に戻る。
この実家に帰って来た安心感が俺の中の何かをくすぐる。
「それでは、終わりです!」
ライブを終えて、リュックに物を詰め込んで、最短で帰った。
受付に向かう。
夜は暗く、ギルドにはダンジョンから帰って来た探索者が多く居る。
「⋯⋯あれがサポーターか。大きなリュックだ」
そんな感想を言いながら、更衣室に並んでいる人も見る。
当然、紗奈ちゃんの受付にも多くの人が並んでいる。
数十分と長い時間が経過して、ニコニコスマイルの紗奈ちゃんと対面する。紗奈ちゃんの笑顔が見れて嬉しいなー。
前の人とか色々と紗奈ちゃんを口説いている人が多くて、びっくりした。その全てに適当な返事をしていたが⋯⋯。
俺を好いてくれているのは嬉しいが、数年音信不通だったのに⋯⋯嬉しいけどね。色々と考えてしまう。
「お疲れ様、星夜さん」
「うん。頑張ったよ」
「ここで一つ問題。今何時だ?」
「えっと、長い針が3にあるから、三時かな?」
花畑が見えて欲しいと思える、ニコニコ空間。
だが俺達の間には超えたくない、氷の大地が広がっている。
「で、今は何時だ?」
「⋯⋯短い針が7なので七時です」
「せいかーい。お陰で私は残業して、長期探索していたクランも帰って来たお陰様で私も担当する事になりました~パチパチパチ」
拍手しておく。
「では、星夜さんだーいすきの言い訳を聞いてあげます」
「ふぅ」
俺はエルダーワーウルフがアンデッドっぽく物理攻撃に耐性がある存在になった事、ポーションが試せない状態だった事、それを教えた。
「ポーチを装備しなかった理由は?」
見た目的な問題とリュックから取り出して装備し直すのがめんどくさかった。
一番の理由は激しい動きをすると、中が酷く揺れて瓶が壊れるから。
だから肌身離さずはできないのだ。
「なるほど。アンデッドじゃなくて純粋な種族進化の可能性があるね⋯⋯ふむ。推奨レベルが変わる可能性もある⋯⋯本来はパーティを組む」
「そうそう」
「逃げると言う選択肢は?」
「相手の方がスピードが上だった」
「そう」
片目を閉じて考え込むようにして、こちらを見つめてくる。
⋯⋯なんか後ろからの殺意を感じるんだけど?
「なんで神楽さんと親しげなんだ?」
「なんだあいつ?」
「父親?」
「それだとキモくね?」
などなど、そんな事を言われ始めた。
聞こえてんぞ?
「⋯⋯周りがうるさいね。説教はまた後で」
「決定事項」
「それと、レベル3、おめでとう。とても早い方だけど、残念ながら世界最速じゃないね」
「それは残念」
ネーム:神宮寺星夜 レベル:3
体力:S 筋力:S
防御:A 敏捷:S
器用:E 技能:C
知力:A 魔力:FFFF
スキル:【魔法少女】《神の加護:ロキ》『自己再生.4』『打撃攻撃強化.2』『衝撃耐性.3』『火系耐性.2』『打撃耐性.3』『魔法攻撃耐性.1』『魔法攻撃力上昇.40』
「面白い成長してるよね」
「ほんとね」
魔法攻撃力を上げるスキルがめっちゃくちゃ高いのに、魔法を使えないって言う。
「それじゃ、さっさと終わらせるから、待っててね」
「あいよ。待ってます」
そこから一時間、紗奈ちゃんは大変そうだった。
他人事のように言っているが、彼女がいつもよりも長く仕事をしている理由、と言うか原因は俺。
反省してます。
紗奈ちゃんとの関係を問い詰められるかと身を固めたが、あまりそう言うのはなかった。
むしろ、俺よりも紗奈ちゃんを見る方が優先って感じだ。
嫌だと思う前に、大変そうと言う感想が出て来た。
「ルミナスさんの事を調べてみようかな」
調べると、アカツキのプライベート切り抜きとがあって、好感度が上がっている感じだった。
これが『写り込み』である。
⋯⋯トレンド入りもしていたらしく、知らんとこでバズってた。
もうすぐ登録者10万人行くのも、これが一つの理由かもしれん。
スパチャ返事をSNSでやっておこう。
いずれマイクとかも買って、雑談配信で返事したいな。ルミナスさんを意識している。
機材は高いが買えるか。撮影時間とか場所とか、考えると難しいな。
「お金貰ってるのに、申し訳ないな」
これは、引越しを考える理由が増えたな。
ネーム:神宮寺星夜 レベル3
体力:D 筋力:D
防御:D 敏捷:FF
器用:A 技能:A
知力:A 魔力:SSS
スキル:【幻夢の魔法少女】《神の加護:オネイロス》『創作幻術』『虚実反転』『想像力強化.3』『氷系耐性.5』『殺気察知.4』『危機察知.5』『順応.5』
何回も戦鎚をジャンピング攻撃で叩きつけたよ。
小さい身体はあんまり慣れてないし、難しかった。練習しようかな?
実用性はあったし。
ただ、やっぱり視線は低いし一歩も遅く感じる。
「すまない、仲間達」
「お疲れ様。死にかけたよ」
「⋯⋯そう、か?」
「ああ。ま、次会って勝ちたければ、物理攻撃無効の魔物になるんだな」
「ふっ、そうするか」
魔石になって、奴は消えた。
青龍刀は戦闘の途中で粉々になった。残っていたとしても、ドロップアイテムになったかは不明だがな。
「帰るか。ライブも終わりまーす」
『ロリアカツキちゃんをもっと見せて!』
『これは犯罪の匂いがプンプンするぜぇ』
『ぶひひ』
『力は変わらんのかい』
『結局倒れるまで殴るいつもの』
『どういう仕組み?』
『小さいって強いんだな』
『声も少し子供っぽい』
『きゃわあああああああ!』
『これからこのままで行こう?』
『まじでこのままが良い』
『そのまま胸を大きくしましょう』
見た感じ、数多くのスパチャがあるので、お礼をする。
全てに返事するべきなのだろうが、ダンジョン内だと落ち着けない。
かと言って、家でできる程機材もないし、近所迷惑にもなる。
なのでSNSで文章として対応する事を細かく伝えた。
ついでに変態コメについてはフル無視しておく。できるがしない。
「あ、時間切れです」
と、適当な嘘を言って元のアカツキの姿に戻る。
この実家に帰って来た安心感が俺の中の何かをくすぐる。
「それでは、終わりです!」
ライブを終えて、リュックに物を詰め込んで、最短で帰った。
受付に向かう。
夜は暗く、ギルドにはダンジョンから帰って来た探索者が多く居る。
「⋯⋯あれがサポーターか。大きなリュックだ」
そんな感想を言いながら、更衣室に並んでいる人も見る。
当然、紗奈ちゃんの受付にも多くの人が並んでいる。
数十分と長い時間が経過して、ニコニコスマイルの紗奈ちゃんと対面する。紗奈ちゃんの笑顔が見れて嬉しいなー。
前の人とか色々と紗奈ちゃんを口説いている人が多くて、びっくりした。その全てに適当な返事をしていたが⋯⋯。
俺を好いてくれているのは嬉しいが、数年音信不通だったのに⋯⋯嬉しいけどね。色々と考えてしまう。
「お疲れ様、星夜さん」
「うん。頑張ったよ」
「ここで一つ問題。今何時だ?」
「えっと、長い針が3にあるから、三時かな?」
花畑が見えて欲しいと思える、ニコニコ空間。
だが俺達の間には超えたくない、氷の大地が広がっている。
「で、今は何時だ?」
「⋯⋯短い針が7なので七時です」
「せいかーい。お陰で私は残業して、長期探索していたクランも帰って来たお陰様で私も担当する事になりました~パチパチパチ」
拍手しておく。
「では、星夜さんだーいすきの言い訳を聞いてあげます」
「ふぅ」
俺はエルダーワーウルフがアンデッドっぽく物理攻撃に耐性がある存在になった事、ポーションが試せない状態だった事、それを教えた。
「ポーチを装備しなかった理由は?」
見た目的な問題とリュックから取り出して装備し直すのがめんどくさかった。
一番の理由は激しい動きをすると、中が酷く揺れて瓶が壊れるから。
だから肌身離さずはできないのだ。
「なるほど。アンデッドじゃなくて純粋な種族進化の可能性があるね⋯⋯ふむ。推奨レベルが変わる可能性もある⋯⋯本来はパーティを組む」
「そうそう」
「逃げると言う選択肢は?」
「相手の方がスピードが上だった」
「そう」
片目を閉じて考え込むようにして、こちらを見つめてくる。
⋯⋯なんか後ろからの殺意を感じるんだけど?
「なんで神楽さんと親しげなんだ?」
「なんだあいつ?」
「父親?」
「それだとキモくね?」
などなど、そんな事を言われ始めた。
聞こえてんぞ?
「⋯⋯周りがうるさいね。説教はまた後で」
「決定事項」
「それと、レベル3、おめでとう。とても早い方だけど、残念ながら世界最速じゃないね」
「それは残念」
ネーム:神宮寺星夜 レベル:3
体力:S 筋力:S
防御:A 敏捷:S
器用:E 技能:C
知力:A 魔力:FFFF
スキル:【魔法少女】《神の加護:ロキ》『自己再生.4』『打撃攻撃強化.2』『衝撃耐性.3』『火系耐性.2』『打撃耐性.3』『魔法攻撃耐性.1』『魔法攻撃力上昇.40』
「面白い成長してるよね」
「ほんとね」
魔法攻撃力を上げるスキルがめっちゃくちゃ高いのに、魔法を使えないって言う。
「それじゃ、さっさと終わらせるから、待っててね」
「あいよ。待ってます」
そこから一時間、紗奈ちゃんは大変そうだった。
他人事のように言っているが、彼女がいつもよりも長く仕事をしている理由、と言うか原因は俺。
反省してます。
紗奈ちゃんとの関係を問い詰められるかと身を固めたが、あまりそう言うのはなかった。
むしろ、俺よりも紗奈ちゃんを見る方が優先って感じだ。
嫌だと思う前に、大変そうと言う感想が出て来た。
「ルミナスさんの事を調べてみようかな」
調べると、アカツキのプライベート切り抜きとがあって、好感度が上がっている感じだった。
これが『写り込み』である。
⋯⋯トレンド入りもしていたらしく、知らんとこでバズってた。
もうすぐ登録者10万人行くのも、これが一つの理由かもしれん。
スパチャ返事をSNSでやっておこう。
いずれマイクとかも買って、雑談配信で返事したいな。ルミナスさんを意識している。
機材は高いが買えるか。撮影時間とか場所とか、考えると難しいな。
「お金貰ってるのに、申し訳ないな」
これは、引越しを考える理由が増えたな。
ネーム:神宮寺星夜 レベル3
体力:D 筋力:D
防御:D 敏捷:FF
器用:A 技能:A
知力:A 魔力:SSS
スキル:【幻夢の魔法少女】《神の加護:オネイロス》『創作幻術』『虚実反転』『想像力強化.3』『氷系耐性.5』『殺気察知.4』『危機察知.5』『順応.5』
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