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俺が自分の部屋で寝ようとしたら、ナイトメアも当然の如く入ってくる。
この子、なんでこんなに俺に懐いてるの?
普通に怖いし怪しい。
「一緒に寝るぉぞ!」
「子供って不思議だな」
真っ直ぐな笑顔を向けられると、ここまで邪念が吹き飛ぶとは。
俺ってもしかして、子供好きなのか?
あ、ロリコンって意味では無くて。
「流石にそれは色々と問題だよ!」
「愛梨、帰ったんじゃないの?」
「なんか危険信号が鳴ったから」
なんじゃそりゃ。
「ナイトメアちゃん。日向くんはね、ロリコンさんなの。危険なの。だから、うち行こ?」
「おいコラ待てや。その件じっくり話し合おうか、ええ?」
ナイトメアは一歩も譲らず、俺の腹を鷲掴みにして来る。
強く引っ張っても痛くは無いけど、強く握り過ぎじゃない?
「⋯⋯よ、よし! こうなったら仕方ないよね。危ないかもだし! 私も一緒にこの部屋で寝るよ! 仕方ないからね!」
すっげー目が泳いでる。
「嫌なら自分の部屋⋯⋯」
「別に嫌がってないし!」
「でも、すごく嫌そ⋯⋯」
「違うしっ! ただ、久しぶりのお泊まりって感じで緊張しているだけだしっ!」
「監視じゃないのかよ⋯⋯」
「それはそれ、これはこれ!」
それで良いのか愛梨よ。
ナイトメアが欠伸をする。
眠そうだ。
「じゃあ、ナイトメアと愛梨がベッド使ってくれ。俺は布団取りに行く」
「え、それは悪いよ」
「ならどうする気だよ。ナイトメアにはベッドを使わせたい。俺と寝るのは良くない。これが一番最善だろ」
「そ、そうかもだけどさ~」
ナイトメアの身を守ると言うなら、一緒に寝るのが最善だ。
だから、愛梨とナイトメアがベッドを使う事は至極当たり前の結論である。
三人で寝るって言ったら、流石に狭い。俺が横幅を大きく取るから。
昔なら三人程度なら行けただろう。二人でもかなり隙間あったし。
そんな訳で俺は布団を取りに行く。
「ナイトメアは日向と寝たいよ?」
「ダメだ。愛梨に半殺しにされる」
ついて来たし。愛梨も。
「⋯⋯じゃあさ、こうしない?」
愛梨の提案により、俺達はリビングで寝る事となった。
二階に居る両親にもきちんと許可は貰った。
道場から持って来た布団を広げる。
「そう言えば日向くんって、いつの間に真剣飾ってたの?」
「旅行帰りから三日後くらい」
「全然気づかなかった」
まぁ、一本の刀を鞘に収めて壁に飾っても、周りの存在感の方が強いからね。
アニメフィギュアやグッズが沢山あるからね。しゃーない。
「日向の部屋には沢山の美女が居たね」
「だろ~」
ナイトメアの言い方はすごく誤解を生みそうだが、間違いでは無い。
ナイトメアを真ん中にして寝っ転がる。
そこそこお値段高めの布団なおかげで、あまり床の硬さは感じない。
「なんか、懐かしい感じがする」
「山篭り以来だからな、布団使うの」
そんな会話をして、ナイトメアが寝るのを待つ。
そう言えば、この子ペンダントを一度も離さずに着けてるな。
風呂の時も外した様子はなかった。
「らーらら」
「「ん?」」
指を動かしながらナイトメアが歌い出した。
うるさくないので、止める事はしない。
寧ろ、なんか耳に残るような感じの歌だった。
心が温まるというか、意識がそっちに向くような、不思議な感覚だ。
記憶が戻りつつあるのかもしれない。
尚更止める訳にはいかない。
でも、指の動きは気になるな。
「⋯⋯これ、星座じゃない?」
「言われてみれば」
星座の形になるように指を動かしている。
歌が変われば星座も変わる。歌と星座はセットのようだ。
この子は星座と関わりあるのか? 名前とは少しだけ離れている気がするけど。
ナイトメア、どんな意味でこの名前がこの子に与えられたんだ?
道場で模擬戦を繰り返し、練習をしている。
埼玉も俺達の動きを見ながら筋トレをしている。
ナイトメアは動きを真似て居る。⋯⋯地味にキレがあるな。
将来は強い剣士になるぞ。
いや、成って欲しくないな。
剣を磨いても役に立つ機会は少ない。
「邪魔するぞ!」
「ジャック」
と、言う事はアメリカに帰る日が近いと言う事か。
俺はこいつに聞きたい事がある。
「来たってことは、再戦で良いんだよな?」
「無論だ。だが、その前に聞きたい事があるんじゃないか?」
分かってるよな。そりゃあ。
「なんで俺があの時、日陰だって分かった」
既に日陰と日向を重ねているコイツに言い訳や誤魔化しは意味が無い。
ジャックは自分で確信を持ったなら、簡単には覆らない。
どれだけの権力者がなんと言うとも、何億と言う金を積まれようとも、コイツは自分の確信を曲げない。
「目だよ。闘争心が溢れる、真っ直ぐで面白そうな目。瞳の奥に映る人の本質が日向と日陰は全く一緒だった」
「たまたま一緒の可能性もあったんじゃないか?」
「似る事はあっても完全一致はありえない。他にも、まだ慣れてない剣術だ。日陰の動き、あっちが本来の霧外流だ。元々あっちの動きをしていたんだろ?」
憶測か。
俺が入門したばかりの素人かもしれないのに。
⋯⋯いや、そうでは無い事をあの模擬戦と『霧外流の後継者』って事で分かるのか。
正式な子供だしね。
「にしてもジャック。父さんと母さんが居ないタイミングで来たよな?」
二人は買い物だ。
近々、強化合宿を行うようで、その為の準備をしている。
「当たり前だ。二人が居るタイミングで来ると、模擬戦から逃げられそうにも無いからな!」
「現実では、両親に勝てんか」
「無論だ。あの二人は怪物だ。特にお前の父、ここの当主はな」
「ああ」
父は強いよ。まぁこの感じだと、両親共にジャックは勝てないな。
「さて、やるか?」
「ああ。上がってくれ」
愛梨がなんで気づいているのって顔をしている。
そういや、取引の事をすっかり言い忘れていた。
寧ろ言っているモノかと、勝手に勘違いしていた。
まずはその説明を軽くした。
「と言うか、また新しい子供を入れたのか? だいぶ幼く見えるが⋯⋯筋が良いな」
「え、ジャック見えるの?」
「あの子は幽霊なのか?」
「違う⋯⋯と思いたい」
俺の両親も見えるし、埼玉だって見えていた。
しかし、街歩く人や警察官だってナイトメアは見れなかった。
なのに、ジャックは見えるのか。
生まれ育って国が関係あるって訳では無い。
何んだ?
ナイトメアを見れる人の特徴で共通する部分がある筈だ。
「日向くん」
「ん?」
「もしかしてだけど、日向くんの知り合いが見えるんじゃない?」
「それだったら、警察官の人も見えてないとおかしい」
ジャックが蚊帳の外になり、少しだけ苛立っている。
「親しい人⋯⋯か? それとも関わり深い人⋯⋯後者の方が近い気がする」
それを証明するために、いずれギルマスにナイトメアの事を紹介しないとな。
関わりは深いけど親しい間柄ではない。
ダンジョンから連れて来たんだし、ギルドに通すのは当たり前だ。
ナイトメアの事が見られないら、行っても恥ずかしい想いをするだけだと思っていたが⋯⋯そうでもなさそうだしな。
これで見えてなくても、俺に精神的ダメージが入るだけだ。
「と、悪いなジャック」
「いや。色々と面白いな事になっているのは分かった。アメリカに帰るのを止めるか?」
なぜだか分からないけど、ジャックの後ろから凄い威圧を感じる。
愛梨が警戒する程に。
しかし、それはジャックが出している感じはしなかった。
なぜなら、ジャックも冷や汗をかいているからだ。
その威圧を人数で表すなら、三人か。
女性が二人、男が一人だ。
それだけの威圧をこの場に居ないのに感じる。
「流石に一度決めた予定を変えるのは良くないな。うん。予定通り帰るか」
「一回帰ったら、当分日本には来れなさそうだな」
「そうだな。なぜなら俺がジャックだから!」
愛梨が耳打ちして来る。
「私、この人苦手かも」
「そう? 俺は少しだけだな」
この子、なんでこんなに俺に懐いてるの?
普通に怖いし怪しい。
「一緒に寝るぉぞ!」
「子供って不思議だな」
真っ直ぐな笑顔を向けられると、ここまで邪念が吹き飛ぶとは。
俺ってもしかして、子供好きなのか?
あ、ロリコンって意味では無くて。
「流石にそれは色々と問題だよ!」
「愛梨、帰ったんじゃないの?」
「なんか危険信号が鳴ったから」
なんじゃそりゃ。
「ナイトメアちゃん。日向くんはね、ロリコンさんなの。危険なの。だから、うち行こ?」
「おいコラ待てや。その件じっくり話し合おうか、ええ?」
ナイトメアは一歩も譲らず、俺の腹を鷲掴みにして来る。
強く引っ張っても痛くは無いけど、強く握り過ぎじゃない?
「⋯⋯よ、よし! こうなったら仕方ないよね。危ないかもだし! 私も一緒にこの部屋で寝るよ! 仕方ないからね!」
すっげー目が泳いでる。
「嫌なら自分の部屋⋯⋯」
「別に嫌がってないし!」
「でも、すごく嫌そ⋯⋯」
「違うしっ! ただ、久しぶりのお泊まりって感じで緊張しているだけだしっ!」
「監視じゃないのかよ⋯⋯」
「それはそれ、これはこれ!」
それで良いのか愛梨よ。
ナイトメアが欠伸をする。
眠そうだ。
「じゃあ、ナイトメアと愛梨がベッド使ってくれ。俺は布団取りに行く」
「え、それは悪いよ」
「ならどうする気だよ。ナイトメアにはベッドを使わせたい。俺と寝るのは良くない。これが一番最善だろ」
「そ、そうかもだけどさ~」
ナイトメアの身を守ると言うなら、一緒に寝るのが最善だ。
だから、愛梨とナイトメアがベッドを使う事は至極当たり前の結論である。
三人で寝るって言ったら、流石に狭い。俺が横幅を大きく取るから。
昔なら三人程度なら行けただろう。二人でもかなり隙間あったし。
そんな訳で俺は布団を取りに行く。
「ナイトメアは日向と寝たいよ?」
「ダメだ。愛梨に半殺しにされる」
ついて来たし。愛梨も。
「⋯⋯じゃあさ、こうしない?」
愛梨の提案により、俺達はリビングで寝る事となった。
二階に居る両親にもきちんと許可は貰った。
道場から持って来た布団を広げる。
「そう言えば日向くんって、いつの間に真剣飾ってたの?」
「旅行帰りから三日後くらい」
「全然気づかなかった」
まぁ、一本の刀を鞘に収めて壁に飾っても、周りの存在感の方が強いからね。
アニメフィギュアやグッズが沢山あるからね。しゃーない。
「日向の部屋には沢山の美女が居たね」
「だろ~」
ナイトメアの言い方はすごく誤解を生みそうだが、間違いでは無い。
ナイトメアを真ん中にして寝っ転がる。
そこそこお値段高めの布団なおかげで、あまり床の硬さは感じない。
「なんか、懐かしい感じがする」
「山篭り以来だからな、布団使うの」
そんな会話をして、ナイトメアが寝るのを待つ。
そう言えば、この子ペンダントを一度も離さずに着けてるな。
風呂の時も外した様子はなかった。
「らーらら」
「「ん?」」
指を動かしながらナイトメアが歌い出した。
うるさくないので、止める事はしない。
寧ろ、なんか耳に残るような感じの歌だった。
心が温まるというか、意識がそっちに向くような、不思議な感覚だ。
記憶が戻りつつあるのかもしれない。
尚更止める訳にはいかない。
でも、指の動きは気になるな。
「⋯⋯これ、星座じゃない?」
「言われてみれば」
星座の形になるように指を動かしている。
歌が変われば星座も変わる。歌と星座はセットのようだ。
この子は星座と関わりあるのか? 名前とは少しだけ離れている気がするけど。
ナイトメア、どんな意味でこの名前がこの子に与えられたんだ?
道場で模擬戦を繰り返し、練習をしている。
埼玉も俺達の動きを見ながら筋トレをしている。
ナイトメアは動きを真似て居る。⋯⋯地味にキレがあるな。
将来は強い剣士になるぞ。
いや、成って欲しくないな。
剣を磨いても役に立つ機会は少ない。
「邪魔するぞ!」
「ジャック」
と、言う事はアメリカに帰る日が近いと言う事か。
俺はこいつに聞きたい事がある。
「来たってことは、再戦で良いんだよな?」
「無論だ。だが、その前に聞きたい事があるんじゃないか?」
分かってるよな。そりゃあ。
「なんで俺があの時、日陰だって分かった」
既に日陰と日向を重ねているコイツに言い訳や誤魔化しは意味が無い。
ジャックは自分で確信を持ったなら、簡単には覆らない。
どれだけの権力者がなんと言うとも、何億と言う金を積まれようとも、コイツは自分の確信を曲げない。
「目だよ。闘争心が溢れる、真っ直ぐで面白そうな目。瞳の奥に映る人の本質が日向と日陰は全く一緒だった」
「たまたま一緒の可能性もあったんじゃないか?」
「似る事はあっても完全一致はありえない。他にも、まだ慣れてない剣術だ。日陰の動き、あっちが本来の霧外流だ。元々あっちの動きをしていたんだろ?」
憶測か。
俺が入門したばかりの素人かもしれないのに。
⋯⋯いや、そうでは無い事をあの模擬戦と『霧外流の後継者』って事で分かるのか。
正式な子供だしね。
「にしてもジャック。父さんと母さんが居ないタイミングで来たよな?」
二人は買い物だ。
近々、強化合宿を行うようで、その為の準備をしている。
「当たり前だ。二人が居るタイミングで来ると、模擬戦から逃げられそうにも無いからな!」
「現実では、両親に勝てんか」
「無論だ。あの二人は怪物だ。特にお前の父、ここの当主はな」
「ああ」
父は強いよ。まぁこの感じだと、両親共にジャックは勝てないな。
「さて、やるか?」
「ああ。上がってくれ」
愛梨がなんで気づいているのって顔をしている。
そういや、取引の事をすっかり言い忘れていた。
寧ろ言っているモノかと、勝手に勘違いしていた。
まずはその説明を軽くした。
「と言うか、また新しい子供を入れたのか? だいぶ幼く見えるが⋯⋯筋が良いな」
「え、ジャック見えるの?」
「あの子は幽霊なのか?」
「違う⋯⋯と思いたい」
俺の両親も見えるし、埼玉だって見えていた。
しかし、街歩く人や警察官だってナイトメアは見れなかった。
なのに、ジャックは見えるのか。
生まれ育って国が関係あるって訳では無い。
何んだ?
ナイトメアを見れる人の特徴で共通する部分がある筈だ。
「日向くん」
「ん?」
「もしかしてだけど、日向くんの知り合いが見えるんじゃない?」
「それだったら、警察官の人も見えてないとおかしい」
ジャックが蚊帳の外になり、少しだけ苛立っている。
「親しい人⋯⋯か? それとも関わり深い人⋯⋯後者の方が近い気がする」
それを証明するために、いずれギルマスにナイトメアの事を紹介しないとな。
関わりは深いけど親しい間柄ではない。
ダンジョンから連れて来たんだし、ギルドに通すのは当たり前だ。
ナイトメアの事が見られないら、行っても恥ずかしい想いをするだけだと思っていたが⋯⋯そうでもなさそうだしな。
これで見えてなくても、俺に精神的ダメージが入るだけだ。
「と、悪いなジャック」
「いや。色々と面白いな事になっているのは分かった。アメリカに帰るのを止めるか?」
なぜだか分からないけど、ジャックの後ろから凄い威圧を感じる。
愛梨が警戒する程に。
しかし、それはジャックが出している感じはしなかった。
なぜなら、ジャックも冷や汗をかいているからだ。
その威圧を人数で表すなら、三人か。
女性が二人、男が一人だ。
それだけの威圧をこの場に居ないのに感じる。
「流石に一度決めた予定を変えるのは良くないな。うん。予定通り帰るか」
「一回帰ったら、当分日本には来れなさそうだな」
「そうだな。なぜなら俺がジャックだから!」
愛梨が耳打ちして来る。
「私、この人苦手かも」
「そう? 俺は少しだけだな」
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