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『そちらの都合に合わせ、データ世界でライブ中継の中、会話ではっきりさせませんか?』
モコモコから直接、そのようなメッセージが俺宛に届いた。
「『そちらの都合』ね」
わざわざこっちに合わせてやっている、そのような言い方だ。
あっちは別に現実で会っても良いが、俺は良くないのでデータ世界で会おう。
そう言っているのだ。
「うぜぇ」
だけど、今のままだと何も変わらない。
だから俺はこの提案を受ける事にした。
「具体的な日時、場所を教えてください」
『そうですね⋯⋯』
提案された場所に、俺は鼻で笑ってやりたかった。
それでも、相手から持ちかけてくれたチャンスを無駄には出来ない。
俺から提案しても、相手が受けない可能性があるからだ。
今回の加害者は俺となっているので、元から俺の方が不利だ。
「スクショは残しておこう」
スクショしたが、何かしらの権利を使っているのか、文字がボヤけて、見えなくなっていた。
念の為にしては執念深い気がする。
仕方ないので、俺はその日まで待つ事にした。
だけど、なんの対策もなしに会話するつもりは無い。
「と、言い訳だ愛梨」
隣に居た、茶を飲んでいる愛梨に話しかける。
「そうだね。ライブって言う決定的な瞬間を残せるのは、むしろありがたいのかもしれない」
「だけどさ。俺は悪意を持って倒した事を認めない、相手は自分たちから襲ったと認めない、会話が成立するとは思えないけどね」
「日向くんは自分の意見をしっかり突き通せば良いよ。嘘じゃないんだから。相手の嘘を、どうやって崩すか、それが重要なんじゃないかな?」
「それが難しい」
「でも、それで良い」
相手も作り話のような嘘はしないだろうし、俺が嘘だと思う事も言わないだろう。
ただ、襲われたと言う『事実』を表に出すだけだ。
自分が有利に運ぶように、真実を少し隠す。
誰でもやっている事だ。
その隠した内容によって、情報を受け取る人が間違った認識で覚えてしまっても。
受け取り側の問題だ。
「重要なのは、日向くんが折れない事だよ」
「絶対に折れないね。相手はリイアや神楽の方には飛び火させないように立ち回ると思うから、俺が折れる事は無いね」
ただ、俺と知り合いってだけで飛び火している二人。
そんな二人の名前を出すのは、相手にとって良くは無い。
故に俺の弱点とも呼べる所を突く事は出来ない。
だから俺が折れる事はない。
「多分、相手は謝罪を求めて来るだろうな」
「そうだね。それと賠償⋯⋯多分、どっちも必要とはしてないんだろうけどさ」
「ああ。相手の狙いは、日陰と言う存在の失脚だ。多分だけど」
「保険をかけたね」
日陰が邪魔な理由がいまいち分からないが、自分の誘いを断れたのが、さぞかし癇に障るのだろう。
リイアや神楽のような、強い存在には手を出さず、まだ初心者の日陰をターゲットにしたのも、問題ないと踏んだからだ。
或いは、今までにも同じような事をしていたが、神楽のように躱されているかだ。
どんな理由があるにせよ、日陰を陥れたいのは伝わって来る。
そしてその日となった。
俺は遥々、桃桜のクランホームへと来ている。
敵の本拠地とも言えるこの場所で、公平な会話が出来るとは思えないけどね。
既にライブは行われており、かなりの同接が居た。
さらに、クランホーム前にはマスコミと思われる人達が屯して、俺を見て来る。
乗って来たモンスターから降りて、メイを召喚する。
メイドの壁を作り出して、邪魔者を進む道から排除する。
何も言わずに俺は、クランホームへと足を運んだ。
「いらっしゃい日陰さん」
あくまで世間的には良い印象を与えたいのか、モコモコは優しげな表情をしながら俺を迎え入れる。
「お招き感謝します、モコモコさん」
クランホームの中央ロビーの円卓に対面で座る。
「まず初めに、事実確認をしましょう」
「互いの知っている事実が違うのに、確認のしようがあるのですか? それに⋯⋯どうして、私に返り討ちにされた人達がこの場には居らず、モコモコさんだけが居るんですか?」
モコモコはあの場には居なかった。
事実確認をすると言うなら、当事者が必要だ。
「きちんと話は聞いております。お二人は今、トラウマを持っていまして、この場には来ていません。我がクランメンバーが襲われたので、自分自身が出る権利はあると思います」
「話を聞いている? それが真実だと決めつけて、私を攻撃するために仕向けたのですか?」
「いいえ。仲間を信じるだけです。我々に攻撃する意図はございません」
「ご冗談を。それならなぜ、先に私へ連絡をしないで、SNSを使って、世界に広めんですか? 私を悪者に仕立て上げる為に、したんですよね?」
俺は一切、事実確認はしないで話を進める。
ここは相手の本拠地。どんな奴を用意しているから分からない。
もしかしたら、野次を飛ばしている風で、場の操作をする人達が居るかもしれない。
むしろ、その可能性が高い。
だからこそ、主導権は俺が握らないといけない。
「そのような意図はございません。こちらも⋯⋯」
「言い訳は止めてちょうだい。まずは認めてください。本来、ギルドを通しての連絡が先であり、普通だと思うのですが、それを一切しないで、SNSに私があたかも加害者のように思える文章と写真を投稿した、そうですよね?」
「そのような意図は⋯⋯」
「意図はなくても、この事実は認めるんですね?」
俺はギルドに入っている。
このような問題行動を起こしたのなら、まずはギルドに連絡するのが普通だ。
だけど、それは一切していない。その確認もしている。
本来、普通と思われる行動を彼女はしていない。
「そうですね。確かに、頭が回りませんでした⋯⋯」
「本当ですか? 大規模クランを抱える貴女が⋯⋯おっと、失礼。こちらが攻撃的になっては意味が無いですね」
相手が完全な受け身になるのも良くない事だ。
それだと、日陰が詰めているように見えてしたい、日陰の方が悪いと言う印象が強くなる。
そろそろ話を戻すタイミングか。
事実確認。互いの認める事実。
「話を戻しましょうか。えっと、私がそちらのクランメンバーを襲った⋯⋯と、おしゃいたいのですよね?」
「ええ。ただ普通に探索をしていた、探索者だった。なのに、貴女は高ランクのモンスターを使って、襲った。何故ですか?」
「何故? 防衛ですよ。先に襲って来たのはそちらですよ。高ランクのモンスターを使って、二人の探索者を倒したのは認めますよ。ですが、前後関係を隠さないで欲しいですね」
さっきから、襲われた瞬間ばかり話しているが、その前のことは触れてない。
もしも「探索中に襲われた」が前の話だとしたら、もっと具体的に答えて貰いたい。
モンスターを探していた、宝箱を探していたなどなど。
どのようなタイミングで襲われたのか⋯⋯そもそも、高ランクでのモンスターが不意打ちした場合、このように向かい合ってはいない。
なのに、向かい合い、応戦している写真となっている。
それはつまり、一級相手でも一応戦えるだけのレベルがあるからに他ならない。
その場合、ダンジョンの推奨レベルよりも遥かに上を行っており、不自然となる。
初心者育成と言うなら、Tでは少し高い。
「隠してませんよ。探索中に、貴女が襲った」
「はて? ではなぜ、私はその人達を襲ったのですか? アイテム? 経験値? 復讐? 娯楽? 全て、不要ですね」
「と、言いますと」
「アイテムなら既に私は十分に揃っている。経験値だって、やろうとすれば一瞬で溜まりますよ。熟練度のために、チマチマやっているのです。貴女も知ってますよね。私の本気を」
モンスターカードをチラつかせる。
メイを使えば、簡単に経験値は稼げると、俺は嘘を言う。
メイの詳細は誰も知らないからこそ、嘘を嘘だと思えない。
聞き手が勝手に信じるだけだ。
そもそも、俺はメイと断言していない。カードの絵柄も見せてはいない。
「復讐は無いですね。普通に。殺しについても、私は興味が無いです。そもそも、リイアさんがデビューした当初から、リイア推しであるこの私が、そのようなマネはしない」
「⋯⋯」
「なぜ、私は貴女のメンバーを襲うんですか? その理由が、あるんですか? 襲われた人のレベルを見せて下さいよ。クランメンバーなんだから、ログでどの時間でどのようにやられたのか、分かる筈だ」
ついでに言えば、名前を変えても意味が無い。
ログは遡ろうとしたら、三年前までなら戻る事が可能だ。
「私を陥れたいようですが、焦り過ぎてますよ。自分の方がファンが多くて、私の方がアンチが多い、だから丸め込めると思ったんですか? ま、実際にとても炎上しましたけどね」
もっと冷静に考えれば、穴だらけだ。
特に、被害者を明確にしない点とかね。
被害者の気持ちを汲み取りました⋯⋯では、流石にぬるい。
名前も偽名だし、後から変えれば良い。
ログを見せれば、万事解決なんだ。
だけど、しない。いや、出来ない。
レベルバレするから。
レベルバレすれば、あの時に難易度の低いダンジョンに居た不自然さが浮き彫りになるから。
「何を言うかと思ったら、そんな屁理屈ばかり⋯⋯日陰さん、貴女は我がメンバーを襲い、アバターを壊したんですよ? その事実は変わらない」
「だと言うのに、被害者は教えない、写真も一枚で私が悪いように見せている。印象操作の文面、『襲った』『壊した』ばかり強調して、私が悪者にしようとしているのも変わらない、ですか」
まだ、もう少し長引きそうだ。
モコモコから直接、そのようなメッセージが俺宛に届いた。
「『そちらの都合』ね」
わざわざこっちに合わせてやっている、そのような言い方だ。
あっちは別に現実で会っても良いが、俺は良くないのでデータ世界で会おう。
そう言っているのだ。
「うぜぇ」
だけど、今のままだと何も変わらない。
だから俺はこの提案を受ける事にした。
「具体的な日時、場所を教えてください」
『そうですね⋯⋯』
提案された場所に、俺は鼻で笑ってやりたかった。
それでも、相手から持ちかけてくれたチャンスを無駄には出来ない。
俺から提案しても、相手が受けない可能性があるからだ。
今回の加害者は俺となっているので、元から俺の方が不利だ。
「スクショは残しておこう」
スクショしたが、何かしらの権利を使っているのか、文字がボヤけて、見えなくなっていた。
念の為にしては執念深い気がする。
仕方ないので、俺はその日まで待つ事にした。
だけど、なんの対策もなしに会話するつもりは無い。
「と、言い訳だ愛梨」
隣に居た、茶を飲んでいる愛梨に話しかける。
「そうだね。ライブって言う決定的な瞬間を残せるのは、むしろありがたいのかもしれない」
「だけどさ。俺は悪意を持って倒した事を認めない、相手は自分たちから襲ったと認めない、会話が成立するとは思えないけどね」
「日向くんは自分の意見をしっかり突き通せば良いよ。嘘じゃないんだから。相手の嘘を、どうやって崩すか、それが重要なんじゃないかな?」
「それが難しい」
「でも、それで良い」
相手も作り話のような嘘はしないだろうし、俺が嘘だと思う事も言わないだろう。
ただ、襲われたと言う『事実』を表に出すだけだ。
自分が有利に運ぶように、真実を少し隠す。
誰でもやっている事だ。
その隠した内容によって、情報を受け取る人が間違った認識で覚えてしまっても。
受け取り側の問題だ。
「重要なのは、日向くんが折れない事だよ」
「絶対に折れないね。相手はリイアや神楽の方には飛び火させないように立ち回ると思うから、俺が折れる事は無いね」
ただ、俺と知り合いってだけで飛び火している二人。
そんな二人の名前を出すのは、相手にとって良くは無い。
故に俺の弱点とも呼べる所を突く事は出来ない。
だから俺が折れる事はない。
「多分、相手は謝罪を求めて来るだろうな」
「そうだね。それと賠償⋯⋯多分、どっちも必要とはしてないんだろうけどさ」
「ああ。相手の狙いは、日陰と言う存在の失脚だ。多分だけど」
「保険をかけたね」
日陰が邪魔な理由がいまいち分からないが、自分の誘いを断れたのが、さぞかし癇に障るのだろう。
リイアや神楽のような、強い存在には手を出さず、まだ初心者の日陰をターゲットにしたのも、問題ないと踏んだからだ。
或いは、今までにも同じような事をしていたが、神楽のように躱されているかだ。
どんな理由があるにせよ、日陰を陥れたいのは伝わって来る。
そしてその日となった。
俺は遥々、桃桜のクランホームへと来ている。
敵の本拠地とも言えるこの場所で、公平な会話が出来るとは思えないけどね。
既にライブは行われており、かなりの同接が居た。
さらに、クランホーム前にはマスコミと思われる人達が屯して、俺を見て来る。
乗って来たモンスターから降りて、メイを召喚する。
メイドの壁を作り出して、邪魔者を進む道から排除する。
何も言わずに俺は、クランホームへと足を運んだ。
「いらっしゃい日陰さん」
あくまで世間的には良い印象を与えたいのか、モコモコは優しげな表情をしながら俺を迎え入れる。
「お招き感謝します、モコモコさん」
クランホームの中央ロビーの円卓に対面で座る。
「まず初めに、事実確認をしましょう」
「互いの知っている事実が違うのに、確認のしようがあるのですか? それに⋯⋯どうして、私に返り討ちにされた人達がこの場には居らず、モコモコさんだけが居るんですか?」
モコモコはあの場には居なかった。
事実確認をすると言うなら、当事者が必要だ。
「きちんと話は聞いております。お二人は今、トラウマを持っていまして、この場には来ていません。我がクランメンバーが襲われたので、自分自身が出る権利はあると思います」
「話を聞いている? それが真実だと決めつけて、私を攻撃するために仕向けたのですか?」
「いいえ。仲間を信じるだけです。我々に攻撃する意図はございません」
「ご冗談を。それならなぜ、先に私へ連絡をしないで、SNSを使って、世界に広めんですか? 私を悪者に仕立て上げる為に、したんですよね?」
俺は一切、事実確認はしないで話を進める。
ここは相手の本拠地。どんな奴を用意しているから分からない。
もしかしたら、野次を飛ばしている風で、場の操作をする人達が居るかもしれない。
むしろ、その可能性が高い。
だからこそ、主導権は俺が握らないといけない。
「そのような意図はございません。こちらも⋯⋯」
「言い訳は止めてちょうだい。まずは認めてください。本来、ギルドを通しての連絡が先であり、普通だと思うのですが、それを一切しないで、SNSに私があたかも加害者のように思える文章と写真を投稿した、そうですよね?」
「そのような意図は⋯⋯」
「意図はなくても、この事実は認めるんですね?」
俺はギルドに入っている。
このような問題行動を起こしたのなら、まずはギルドに連絡するのが普通だ。
だけど、それは一切していない。その確認もしている。
本来、普通と思われる行動を彼女はしていない。
「そうですね。確かに、頭が回りませんでした⋯⋯」
「本当ですか? 大規模クランを抱える貴女が⋯⋯おっと、失礼。こちらが攻撃的になっては意味が無いですね」
相手が完全な受け身になるのも良くない事だ。
それだと、日陰が詰めているように見えてしたい、日陰の方が悪いと言う印象が強くなる。
そろそろ話を戻すタイミングか。
事実確認。互いの認める事実。
「話を戻しましょうか。えっと、私がそちらのクランメンバーを襲った⋯⋯と、おしゃいたいのですよね?」
「ええ。ただ普通に探索をしていた、探索者だった。なのに、貴女は高ランクのモンスターを使って、襲った。何故ですか?」
「何故? 防衛ですよ。先に襲って来たのはそちらですよ。高ランクのモンスターを使って、二人の探索者を倒したのは認めますよ。ですが、前後関係を隠さないで欲しいですね」
さっきから、襲われた瞬間ばかり話しているが、その前のことは触れてない。
もしも「探索中に襲われた」が前の話だとしたら、もっと具体的に答えて貰いたい。
モンスターを探していた、宝箱を探していたなどなど。
どのようなタイミングで襲われたのか⋯⋯そもそも、高ランクでのモンスターが不意打ちした場合、このように向かい合ってはいない。
なのに、向かい合い、応戦している写真となっている。
それはつまり、一級相手でも一応戦えるだけのレベルがあるからに他ならない。
その場合、ダンジョンの推奨レベルよりも遥かに上を行っており、不自然となる。
初心者育成と言うなら、Tでは少し高い。
「隠してませんよ。探索中に、貴女が襲った」
「はて? ではなぜ、私はその人達を襲ったのですか? アイテム? 経験値? 復讐? 娯楽? 全て、不要ですね」
「と、言いますと」
「アイテムなら既に私は十分に揃っている。経験値だって、やろうとすれば一瞬で溜まりますよ。熟練度のために、チマチマやっているのです。貴女も知ってますよね。私の本気を」
モンスターカードをチラつかせる。
メイを使えば、簡単に経験値は稼げると、俺は嘘を言う。
メイの詳細は誰も知らないからこそ、嘘を嘘だと思えない。
聞き手が勝手に信じるだけだ。
そもそも、俺はメイと断言していない。カードの絵柄も見せてはいない。
「復讐は無いですね。普通に。殺しについても、私は興味が無いです。そもそも、リイアさんがデビューした当初から、リイア推しであるこの私が、そのようなマネはしない」
「⋯⋯」
「なぜ、私は貴女のメンバーを襲うんですか? その理由が、あるんですか? 襲われた人のレベルを見せて下さいよ。クランメンバーなんだから、ログでどの時間でどのようにやられたのか、分かる筈だ」
ついでに言えば、名前を変えても意味が無い。
ログは遡ろうとしたら、三年前までなら戻る事が可能だ。
「私を陥れたいようですが、焦り過ぎてますよ。自分の方がファンが多くて、私の方がアンチが多い、だから丸め込めると思ったんですか? ま、実際にとても炎上しましたけどね」
もっと冷静に考えれば、穴だらけだ。
特に、被害者を明確にしない点とかね。
被害者の気持ちを汲み取りました⋯⋯では、流石にぬるい。
名前も偽名だし、後から変えれば良い。
ログを見せれば、万事解決なんだ。
だけど、しない。いや、出来ない。
レベルバレするから。
レベルバレすれば、あの時に難易度の低いダンジョンに居た不自然さが浮き彫りになるから。
「何を言うかと思ったら、そんな屁理屈ばかり⋯⋯日陰さん、貴女は我がメンバーを襲い、アバターを壊したんですよ? その事実は変わらない」
「だと言うのに、被害者は教えない、写真も一枚で私が悪いように見せている。印象操作の文面、『襲った』『壊した』ばかり強調して、私が悪者にしようとしているのも変わらない、ですか」
まだ、もう少し長引きそうだ。
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