4 / 22
手を組んで補おう
しおりを挟む
「そのメリットとは、これになります」
机に置かれたスマホの画面を見ると、俺の動画が流れており、コメント欄を表示していた。
RTAと言いながらボスを倒せない、ダンジョンクリアができていない。
なのにRTAと語っている事に対する罵詈雑言だった。
「私は火力が出せます⋯⋯つまり、ボスを倒す事ができます。今までのRTAとは違い、しっかりとクリアができます」
「確かに⋯⋯そしたらこのアンチを見返す事はできます」
「ええ!」
「だが」
彼女の言っている事は正しいのだろう。
俺も調べている。彼女の技術は低くない。そして火力だけならば飛び抜けて高い。
重ねがけしたエンチャントから放たれる一撃は魅力的だ。
しかし、とある一点において破綻する事が分かる。
「本質はスピードです。時間短縮をするために色々な動きが求められる⋯⋯それを踏まえた訓練をしてこなかった貴女に務まるとは思えません」
俺と同じ動きができなければRTAと言う企画が破綻する。
エンチャントで無理矢理どうにかしても、いずれ綻びが生まれて失敗するに決まっている。
「ご安心ください。能力由来の動き以外は模倣できるエンチャントがあるので」
「えっズルい」
「動きには問題ありません。必須戦闘も私が倒せば最短で終わります」
「⋯⋯」
想像以上のエンチャンターだな。
これがイザナミの加護と言う事か?
エンチャントアイテムの作成、動きの模倣⋯⋯これでどうして配信者なんてやってるんだ?
普通にギルドとかに所属して契約金貰いながら高ランクダンジョンで活躍する強さだ。
「金の問題が」
「私達が手を組み、最速攻略を次々にあげて行けば視聴者は集まると思うんです。純粋に今の質をより大きく上げられる。分割しても今よりも収益は上がります。2人のチャンネルのライブ動画を編集したモノを各々のチャンネルで使えば副収益も見込めます」
今のチャンネルはそのままにしておくのか。
2人のチャンネルは本編、重要な部分や見所を切り抜いて自分のチャンネルで配信する。
「私のウケは容姿とパワー、そこに機動力とボス攻略が加わります」
彼女は俺とは違い、強すぎて武器が耐えきれずボス攻略ができていない。
俺が戦闘回避の道を選べば武器を温存できる⋯⋯ボス攻略に繋がる。
2人の目的は同じ、ボスを倒せない大きなデメリットの共通点を埋める事ができる。
「⋯⋯お金の分配方法は?」
「半分でどうですか?」
「⋯⋯良いのですか? 1度助けただけでこんな話を持ち出して。正直俺への信頼は無いと思うのですが?」
「ええ。ですが、お金の絡む時の貴方は信頼できます⋯⋯より儲かる方に手を貸す。ですよね?」
「良くお分かりで」
動きが問題ないのなら、今までの足りなかった分が補える。
動画の質が上がれば視聴者も増える。数が増えれば収益も増える。
彼女のチャンネルに湧くガチ恋勢とかが気になる点だが、それを無きにしても伸びる可能性はある。
本格的なRTAが可能。より稼げる。
彼女の碧眼に映る俺の顔は⋯⋯笑っていた。
これからの可能性に期待して。
「分かりました。これからよろしくお願いします。動画の時はくろきん。今は⋯⋯幸時とでも。その方が親しみやすいですよね?」
「改めてよろしくお願いします。では私は彩月とお呼びください。配信中はレイ。距離感があると動画のテンポが悪くなるかもしれませんので、敬語なども無くしましょう」
「分かりました」
今日は一旦解散とし、新たなチャンネルを開設する事に決めた。
お互いに得のある話。
ボスを倒せないと言うダンジョン配信者としては決定的にダメな点を無くせる。
足りなかった部分を補い、より再生数やチャンネル登録者数を稼ぐ。
結果的に収益の増加に繋がる。
「頑張らないとな」
俺が配信する目的は金稼ぎ。それは家族のためである。
翌日、初めて彩月さんとであったコボルトが出現するダンジョンへとやって来た。
昨晩、通話で会議しながら共にチャンネルを開設した。
「おはよう幸時」
「⋯⋯おはようございます」
「ん? どうしたの?」
「いえ。順応が早いなと」
昨日の今日で呼び捨てにされるとは思わなかった。
それが伝わったのか、相手が顔を赤くしてアワアワと慌てだした。
「ライブ中に距離があったら良くないじゃないですか。それにダンジョンの中で信頼関係はチームプレイに影響がありますから。だ、だからその。昨晩寝ずに練習したんですよ!」
力強く物凄く恥ずかしい台詞を言った彩月さん。
恥ずかしさが限界突破したからか、自分の銀髪で顔を隠した。
「やっぱり今の無しで」
「可愛いかったですよ?」
「なっしっでっ!」
「俺の能力的に情報の消失は難しいなぁ~」
距離を縮めるためにからかうと、大粒の涙を浮かべてしまった。
いきなりとてつもなく申し訳ない気持ちに襲われ、俺は歩道の真ん中で土下座をした。
「⋯⋯ごほん。気を取り直して、今日はどうするんですか?」
「お互いの能力の把握と明日早速ライブを始めるための練習です」
「早いですね」
「ご存知だとは思いますが、俺が彩月さんを助けた動画が拡散されてプチバズりしています。今の状態ならガチ恋勢は無理でも容姿を目的に観に来る視聴者は寛容なはずです。この波が消え去る前に乗り大きくしたい」
「意外に考えているんですね。びっくり」
「俺をなんだと思ってるの?」
「金にがめつい男?」
好感度メーターが可視化されたら、彩月さんの俺に対する好感度ゲージはゼロだろうな。
気を取り直して、ダンジョンへと入った。
歩きながら説明する事にした。
「コボルトのダンジョンは1週間毎にモンスターの初期配置が変わる。1時間ペースで倒されたモンスターは初期配置で復活。んで、その初期配置のパターンは3パターン。順にABCとしている」
ダンジョンの中なので敬語は止めて、素早く説明をする。
敬語は時間ロスに繋がるのだ。
「現在はBパターン。そして明日は日曜日、Bパターン最後の日になる。初期配置的にBパターンが1番最短で攻略しやすい配置だ」
【アーカイブ】の能力を使って立体地図を出して彩月さんに見せる。
これを暗記する事はできないだろうが、より具体性を持たせるために出しておく。
「そしてルートがこう。俺が先導するから覚えなくても良いけど、一応頭に入れておいて」
「はい」
ルートとモンスターの配置を教えたら、走る準備をする。
「スピード上げる?」
「それは大丈夫。感覚が鈍ったり変になったりするから。逆にタイムロスに繋がるかもしれない」
「成程」
「それに魔力も温存するに越した事は無いしな。それじゃ、走るから」
「了解であります!」
最短で攻略できるルートを選びながら走る。
模倣しないといけないような動きはしないので、問題無く追って来ている。
サポート系の能力のはずだが⋯⋯中々に体力がある。
それに⋯⋯。
「普段からエンチャントは使ってないようだな。動きに乱れが無い」
「そうだね。必要な時に使えなくなると困るから。もちろんエンチャントした時の動きも練習してるから、問題ないよ」
「エンチャント時の動きは俺の方が問題ありそうだな」
必須戦闘の場所がやって来た。ここは戦わないと通れない。
普段ならサクッと倒すべくガス玉を使うのだが⋯⋯練習なので使わない。
本番通りの方が良いのだろうが、予定に無い事だったのでガス玉の余裕が無い。
なのでここは、彩月さんの実力を見る事にしよう。
「剣へのエンチャントは無しで」
「はいっ!」
自身へとブーストエンチャントを掛け、コボルトを倒す。
瞬殺とは行かなかったが、それでも安定して倒していた。
「配信では分からなかったけど、普通に強い?」
「ん? 何か言った?」
「いや、何でもない」
もしかして彼女⋯⋯自分のコンセプト間違えたのでは?
机に置かれたスマホの画面を見ると、俺の動画が流れており、コメント欄を表示していた。
RTAと言いながらボスを倒せない、ダンジョンクリアができていない。
なのにRTAと語っている事に対する罵詈雑言だった。
「私は火力が出せます⋯⋯つまり、ボスを倒す事ができます。今までのRTAとは違い、しっかりとクリアができます」
「確かに⋯⋯そしたらこのアンチを見返す事はできます」
「ええ!」
「だが」
彼女の言っている事は正しいのだろう。
俺も調べている。彼女の技術は低くない。そして火力だけならば飛び抜けて高い。
重ねがけしたエンチャントから放たれる一撃は魅力的だ。
しかし、とある一点において破綻する事が分かる。
「本質はスピードです。時間短縮をするために色々な動きが求められる⋯⋯それを踏まえた訓練をしてこなかった貴女に務まるとは思えません」
俺と同じ動きができなければRTAと言う企画が破綻する。
エンチャントで無理矢理どうにかしても、いずれ綻びが生まれて失敗するに決まっている。
「ご安心ください。能力由来の動き以外は模倣できるエンチャントがあるので」
「えっズルい」
「動きには問題ありません。必須戦闘も私が倒せば最短で終わります」
「⋯⋯」
想像以上のエンチャンターだな。
これがイザナミの加護と言う事か?
エンチャントアイテムの作成、動きの模倣⋯⋯これでどうして配信者なんてやってるんだ?
普通にギルドとかに所属して契約金貰いながら高ランクダンジョンで活躍する強さだ。
「金の問題が」
「私達が手を組み、最速攻略を次々にあげて行けば視聴者は集まると思うんです。純粋に今の質をより大きく上げられる。分割しても今よりも収益は上がります。2人のチャンネルのライブ動画を編集したモノを各々のチャンネルで使えば副収益も見込めます」
今のチャンネルはそのままにしておくのか。
2人のチャンネルは本編、重要な部分や見所を切り抜いて自分のチャンネルで配信する。
「私のウケは容姿とパワー、そこに機動力とボス攻略が加わります」
彼女は俺とは違い、強すぎて武器が耐えきれずボス攻略ができていない。
俺が戦闘回避の道を選べば武器を温存できる⋯⋯ボス攻略に繋がる。
2人の目的は同じ、ボスを倒せない大きなデメリットの共通点を埋める事ができる。
「⋯⋯お金の分配方法は?」
「半分でどうですか?」
「⋯⋯良いのですか? 1度助けただけでこんな話を持ち出して。正直俺への信頼は無いと思うのですが?」
「ええ。ですが、お金の絡む時の貴方は信頼できます⋯⋯より儲かる方に手を貸す。ですよね?」
「良くお分かりで」
動きが問題ないのなら、今までの足りなかった分が補える。
動画の質が上がれば視聴者も増える。数が増えれば収益も増える。
彼女のチャンネルに湧くガチ恋勢とかが気になる点だが、それを無きにしても伸びる可能性はある。
本格的なRTAが可能。より稼げる。
彼女の碧眼に映る俺の顔は⋯⋯笑っていた。
これからの可能性に期待して。
「分かりました。これからよろしくお願いします。動画の時はくろきん。今は⋯⋯幸時とでも。その方が親しみやすいですよね?」
「改めてよろしくお願いします。では私は彩月とお呼びください。配信中はレイ。距離感があると動画のテンポが悪くなるかもしれませんので、敬語なども無くしましょう」
「分かりました」
今日は一旦解散とし、新たなチャンネルを開設する事に決めた。
お互いに得のある話。
ボスを倒せないと言うダンジョン配信者としては決定的にダメな点を無くせる。
足りなかった部分を補い、より再生数やチャンネル登録者数を稼ぐ。
結果的に収益の増加に繋がる。
「頑張らないとな」
俺が配信する目的は金稼ぎ。それは家族のためである。
翌日、初めて彩月さんとであったコボルトが出現するダンジョンへとやって来た。
昨晩、通話で会議しながら共にチャンネルを開設した。
「おはよう幸時」
「⋯⋯おはようございます」
「ん? どうしたの?」
「いえ。順応が早いなと」
昨日の今日で呼び捨てにされるとは思わなかった。
それが伝わったのか、相手が顔を赤くしてアワアワと慌てだした。
「ライブ中に距離があったら良くないじゃないですか。それにダンジョンの中で信頼関係はチームプレイに影響がありますから。だ、だからその。昨晩寝ずに練習したんですよ!」
力強く物凄く恥ずかしい台詞を言った彩月さん。
恥ずかしさが限界突破したからか、自分の銀髪で顔を隠した。
「やっぱり今の無しで」
「可愛いかったですよ?」
「なっしっでっ!」
「俺の能力的に情報の消失は難しいなぁ~」
距離を縮めるためにからかうと、大粒の涙を浮かべてしまった。
いきなりとてつもなく申し訳ない気持ちに襲われ、俺は歩道の真ん中で土下座をした。
「⋯⋯ごほん。気を取り直して、今日はどうするんですか?」
「お互いの能力の把握と明日早速ライブを始めるための練習です」
「早いですね」
「ご存知だとは思いますが、俺が彩月さんを助けた動画が拡散されてプチバズりしています。今の状態ならガチ恋勢は無理でも容姿を目的に観に来る視聴者は寛容なはずです。この波が消え去る前に乗り大きくしたい」
「意外に考えているんですね。びっくり」
「俺をなんだと思ってるの?」
「金にがめつい男?」
好感度メーターが可視化されたら、彩月さんの俺に対する好感度ゲージはゼロだろうな。
気を取り直して、ダンジョンへと入った。
歩きながら説明する事にした。
「コボルトのダンジョンは1週間毎にモンスターの初期配置が変わる。1時間ペースで倒されたモンスターは初期配置で復活。んで、その初期配置のパターンは3パターン。順にABCとしている」
ダンジョンの中なので敬語は止めて、素早く説明をする。
敬語は時間ロスに繋がるのだ。
「現在はBパターン。そして明日は日曜日、Bパターン最後の日になる。初期配置的にBパターンが1番最短で攻略しやすい配置だ」
【アーカイブ】の能力を使って立体地図を出して彩月さんに見せる。
これを暗記する事はできないだろうが、より具体性を持たせるために出しておく。
「そしてルートがこう。俺が先導するから覚えなくても良いけど、一応頭に入れておいて」
「はい」
ルートとモンスターの配置を教えたら、走る準備をする。
「スピード上げる?」
「それは大丈夫。感覚が鈍ったり変になったりするから。逆にタイムロスに繋がるかもしれない」
「成程」
「それに魔力も温存するに越した事は無いしな。それじゃ、走るから」
「了解であります!」
最短で攻略できるルートを選びながら走る。
模倣しないといけないような動きはしないので、問題無く追って来ている。
サポート系の能力のはずだが⋯⋯中々に体力がある。
それに⋯⋯。
「普段からエンチャントは使ってないようだな。動きに乱れが無い」
「そうだね。必要な時に使えなくなると困るから。もちろんエンチャントした時の動きも練習してるから、問題ないよ」
「エンチャント時の動きは俺の方が問題ありそうだな」
必須戦闘の場所がやって来た。ここは戦わないと通れない。
普段ならサクッと倒すべくガス玉を使うのだが⋯⋯練習なので使わない。
本番通りの方が良いのだろうが、予定に無い事だったのでガス玉の余裕が無い。
なのでここは、彩月さんの実力を見る事にしよう。
「剣へのエンチャントは無しで」
「はいっ!」
自身へとブーストエンチャントを掛け、コボルトを倒す。
瞬殺とは行かなかったが、それでも安定して倒していた。
「配信では分からなかったけど、普通に強い?」
「ん? 何か言った?」
「いや、何でもない」
もしかして彼女⋯⋯自分のコンセプト間違えたのでは?
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
社畜の俺の部屋にダンジョンの入り口が現れた!? ダンジョン配信で稼ぐのでブラック企業は辞めさせていただきます
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
元RTA王者、異世界ダンジョンに挑戦す~前世の記憶を頼りにダンジョンを攻略していただけなのに、何故か周りが俺を放っておいてくれません~
ガクーン
ファンタジー
とあるダンジョンRTAゲームで神と崇められていた男、冥利蓮。彼はそのゲームの最難関とも言われる、通称ラストダンジョンを最速タイムでクリアし、正真正銘の全世界1位を成し遂げたのだったが……
「か、体が……」
原因不明の症状に見舞われ、意識を失い。
「ここは……何処なんだ?」
目覚めると異世界へと転生を果たしていた。
その世界ではダンジョン攻略の速さを競い合い、攻略スピードが速い者ほど強者へと成り上がっていくシステム。そんな彼にとって楽園ともいえるその世界に、何故か見覚えがあるようで……
「この世界って……俺が大好きだったあのゲームそのまんまじゃん!」
彼が転生する寸前までやり込んでいたダンジョンRTAゲームそのまんまだったのだ。
「決めた! 俺はこの世界でまた世界ランキング1位を取る!」
こうして蓮はもう一度ダンジョンRTA世界1位を達成する為に前世の知識をフル活用し、彼の思惑の外で周囲を巻き込みながらも突き進み続けるのであった。
なろう様、カクヨム様にも投稿しております。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる