82 / 101
黒巫女召喚士と暴食の悪魔
82
しおりを挟む
わたしはベルゼブブに接近して鎌を振り下ろす、ベルゼブブは右に体をずらして躱し、足に力を入れて右拳を突き出す。
それを屈んで躱し鎌を振り上げて切り裂く。
そして霊符を貼ろうとさらに接近するとベルゼブブは大きくバックステップをして距離を取る。
霊符【風足】を使って距離を一気に詰めると目の前に剣士骸骨が現れた。
わたしは剣士骸骨に突撃する形に成ってしまったのだ。
ベルゼブブに攻撃しようとしていた剣士骸骨はバランスを崩してすぐに建て直して横にステップして距離を取る。
「す、すまん」
「いや、わたしも見てなかった」
骸骨達は見方NPCでパーティメンバー扱いだ。
攻撃すれば反動が来たりノックバックしてしまう。
ベルゼブブは右手を前に突き出す。
『【ダークプリズム】』
複雑な形の黒紫が形成されてそれが放たれた。
【風足】を使ってバックステップをして後ろに大きく下がり距離を大幅に取る。
剣士骸骨は左に構えている盾を前に出してガードしている。
「【ホーリー】」
魔法使いの骸骨が味方全体にバフを掛ける。
バフの内容としてはステータスが10パーセント上昇するのと悪魔に対するダメージが上昇する。
わたしと剣士骸骨は同時に地を蹴り弱点に向かって鎌と剣を同時に振り下ろす。
弱点に当たる前に鎌と剣が当たり、互いに反動とノックバックを受ける。
鎌が後ろに引っ張られるように弾かれた。
それに合わせて体も仰け反る。
足に力を入れてバク転して体制を直して地面に着地する。
『ふん、動きが格段に悪く成ったな。【ダークロープ】』
右手から出された1本の蛇のような触手。
自由自在に動かせるようで的確にわたしと剣士骸骨に向かって動く。
その速度も速く鞭を操っている人と何ら変わりない。
まずい。
この状態だとハク達にも危害が及ぶかもしれない。
それだけは阻止する。
ネマは今でも動き出したい様子だし⋯⋯だけど、このままだとジリ貧だ。
剣士骸骨達に攻撃を辞めろとも言えないし、ベルゼブブのHPが2割減って出て来たイベントならNPCである剣士骸骨達に意味があるのかも不明だ。
「ネマ、イサ、マナ、ハク、全力で逃げろ!」
ベルゼブブの出した黒紫の鞭の長さはそこそこ長いが最大距離があるようだ。
ベルゼブブは鞭を操作している間は足を動かして居ない。
便利な魔法だ。動けなくても当然と言えば当然かもしれない。
変化自在で自由に動ける武器があればそれは最早チートだろう。
ベルゼブブの鞭の射程範囲からハク達は全力で逃げてターゲットが変更しないようにわたしは射程範囲内に留まりタゲ取りをする。
この時でも妖術は意味が無いようだ。
魔法使い骸骨は再使用可能時間《リキャストタイム》が終わったようで再び【ターンデーモン】を放つ。
ベルゼブブはそれを大きく動いて躱し、その際に黒紫の鞭も消える。
ベルゼブブが地面に着地したタイミングで攻撃する為に接近しようとするが、それは剣士骸骨も同じ事を考えていると思いわたしは動くのを辞めた。
結果、どちらも動かない。同じような思考や考えだとこのようなミスもあったりする。
『【ダークプリズン】』
ベルゼブブが右手を掲げて放たれた黒紫の球体は破裂して檻のようになり降り注ぐ。
「させるか。天使タロット様。悪しき暴食之悪魔から守る力を、【ホーリーシールドエリア】!」
わたし達を覆い被さるような薄金色の結界を魔法使い骸骨が顕現させて黒紫の檻を止める。
そして薄金色に黒紫が侵食して行く。
水に絵の具を落とした時のような広がり方で侵食して行くが、途中で互いに霧散し打ち消しあった。
わたしは気を持ち直してベルゼブブに接近して鎌を斜めに振るう。
ベルゼブブは鎌を左手で防いだがすぐに霊符【風槍】を解放して弱点に風の槍を突き刺した。
剣士骸骨はベルゼブブの背後を再び取り剣を斜めに振るう。
『【ダークシールド】【パーフェクトキューブ】』
黒紫の結界の立方体がベルゼブブは完璧に包み込む。
剣士骸骨の剣は弾かれて鎌は投げられる。
わたしは鎌を取ってベルゼブブに集中する。
『フー。我が名は暴食之悪魔、捕食の限りを尽くす欲望の塊なり。我が名を持って顕現させよ。【ダークナイツ・マリオネット】!』
空に雲が掛かりそこから1つ、また1つと黒紫の液体が落ちて来る。
地面に落ちて水溜まりのように成る。
それは攻撃8つと成っていた。
液体は自ら動き出して形を構成して行く。
そして出来たのは液体版ゴーレムのような黒紫の物体であった。
8体全員が盾と剣を持ち目は無く口が裂けたように開き液体がポトポトと口の中に落ちる牙を持っている。
液体が流れるような模様をしているその物体は気持ち悪さを体現したような存在だった。
キモイ、幽霊などが苦手な人なら発狂しているレベルで怖い顔、そしてキモイ。
「きしょ」
ただ一言そう言ってわたしは地を蹴ってベルゼブブの生み出した人形《マリオネット》に近づき鎌を横薙ぎに払う。
『馬鹿め、それは魔力の塊、そんじょそこらの武器では攻撃を当てる事すら出来ぬわ』
「あっそ」
巫者の大鎌はどんな物質だろうが攻撃を与える事が出来る。
それがMPの塊だろうがなんだろうが関係ないのだ。
ただ、斬る。
胴体を横に真っ二つに切り裂かれた黒紫の人形は消滅した。
『何?』
「悪いが、貰った鎌にそんなのは通用しない!」
「あれ?そんな口調だったけ?」
剣士骸骨の疑問に対して疑問をぶつける。
「いや、何で話し方知ってんのよ?居たの?」
「ま、まぁ」
「あっそ」
聞いて居てなんだがベルゼブブよりも重要じゃないのでベルゼブブに集中する。
残り7体の人形をどう倒そうと検討しているとベルゼブブが動く。
『【ダークスラッシュ】』
黒紫の斬撃がわたしに向かって飛んで来る。
バックステップで躱したり力を込めて前進して潜り避けしたりと躱す。
そして迫り来る人形達の斬撃も躱し鎌で横薙ぎに斬り裂いたり、縦に真っ二つにしたり。
わたしが人形を相手している間に剣士骸骨はベルゼブブに攻撃を仕掛ける。
魔法を使わせる時間を与えないように猪突猛進している。
近接攻撃も盾でガードしたり受け流したりする。
人形は剣士骸骨よりもわたしを優先して襲って来る。
「霊符風刀解」
ベルゼブブの作り出した人形に風の斬撃が飛んで行く。
ベルゼブブの作り出した人形は盾を前に突き出す。
そして盾に呑み込まれるように風の斬撃は入って行った。
「まじかよ」
あの盾には捕食の力があるようだ。
それを屈んで躱し鎌を振り上げて切り裂く。
そして霊符を貼ろうとさらに接近するとベルゼブブは大きくバックステップをして距離を取る。
霊符【風足】を使って距離を一気に詰めると目の前に剣士骸骨が現れた。
わたしは剣士骸骨に突撃する形に成ってしまったのだ。
ベルゼブブに攻撃しようとしていた剣士骸骨はバランスを崩してすぐに建て直して横にステップして距離を取る。
「す、すまん」
「いや、わたしも見てなかった」
骸骨達は見方NPCでパーティメンバー扱いだ。
攻撃すれば反動が来たりノックバックしてしまう。
ベルゼブブは右手を前に突き出す。
『【ダークプリズム】』
複雑な形の黒紫が形成されてそれが放たれた。
【風足】を使ってバックステップをして後ろに大きく下がり距離を大幅に取る。
剣士骸骨は左に構えている盾を前に出してガードしている。
「【ホーリー】」
魔法使いの骸骨が味方全体にバフを掛ける。
バフの内容としてはステータスが10パーセント上昇するのと悪魔に対するダメージが上昇する。
わたしと剣士骸骨は同時に地を蹴り弱点に向かって鎌と剣を同時に振り下ろす。
弱点に当たる前に鎌と剣が当たり、互いに反動とノックバックを受ける。
鎌が後ろに引っ張られるように弾かれた。
それに合わせて体も仰け反る。
足に力を入れてバク転して体制を直して地面に着地する。
『ふん、動きが格段に悪く成ったな。【ダークロープ】』
右手から出された1本の蛇のような触手。
自由自在に動かせるようで的確にわたしと剣士骸骨に向かって動く。
その速度も速く鞭を操っている人と何ら変わりない。
まずい。
この状態だとハク達にも危害が及ぶかもしれない。
それだけは阻止する。
ネマは今でも動き出したい様子だし⋯⋯だけど、このままだとジリ貧だ。
剣士骸骨達に攻撃を辞めろとも言えないし、ベルゼブブのHPが2割減って出て来たイベントならNPCである剣士骸骨達に意味があるのかも不明だ。
「ネマ、イサ、マナ、ハク、全力で逃げろ!」
ベルゼブブの出した黒紫の鞭の長さはそこそこ長いが最大距離があるようだ。
ベルゼブブは鞭を操作している間は足を動かして居ない。
便利な魔法だ。動けなくても当然と言えば当然かもしれない。
変化自在で自由に動ける武器があればそれは最早チートだろう。
ベルゼブブの鞭の射程範囲からハク達は全力で逃げてターゲットが変更しないようにわたしは射程範囲内に留まりタゲ取りをする。
この時でも妖術は意味が無いようだ。
魔法使い骸骨は再使用可能時間《リキャストタイム》が終わったようで再び【ターンデーモン】を放つ。
ベルゼブブはそれを大きく動いて躱し、その際に黒紫の鞭も消える。
ベルゼブブが地面に着地したタイミングで攻撃する為に接近しようとするが、それは剣士骸骨も同じ事を考えていると思いわたしは動くのを辞めた。
結果、どちらも動かない。同じような思考や考えだとこのようなミスもあったりする。
『【ダークプリズン】』
ベルゼブブが右手を掲げて放たれた黒紫の球体は破裂して檻のようになり降り注ぐ。
「させるか。天使タロット様。悪しき暴食之悪魔から守る力を、【ホーリーシールドエリア】!」
わたし達を覆い被さるような薄金色の結界を魔法使い骸骨が顕現させて黒紫の檻を止める。
そして薄金色に黒紫が侵食して行く。
水に絵の具を落とした時のような広がり方で侵食して行くが、途中で互いに霧散し打ち消しあった。
わたしは気を持ち直してベルゼブブに接近して鎌を斜めに振るう。
ベルゼブブは鎌を左手で防いだがすぐに霊符【風槍】を解放して弱点に風の槍を突き刺した。
剣士骸骨はベルゼブブの背後を再び取り剣を斜めに振るう。
『【ダークシールド】【パーフェクトキューブ】』
黒紫の結界の立方体がベルゼブブは完璧に包み込む。
剣士骸骨の剣は弾かれて鎌は投げられる。
わたしは鎌を取ってベルゼブブに集中する。
『フー。我が名は暴食之悪魔、捕食の限りを尽くす欲望の塊なり。我が名を持って顕現させよ。【ダークナイツ・マリオネット】!』
空に雲が掛かりそこから1つ、また1つと黒紫の液体が落ちて来る。
地面に落ちて水溜まりのように成る。
それは攻撃8つと成っていた。
液体は自ら動き出して形を構成して行く。
そして出来たのは液体版ゴーレムのような黒紫の物体であった。
8体全員が盾と剣を持ち目は無く口が裂けたように開き液体がポトポトと口の中に落ちる牙を持っている。
液体が流れるような模様をしているその物体は気持ち悪さを体現したような存在だった。
キモイ、幽霊などが苦手な人なら発狂しているレベルで怖い顔、そしてキモイ。
「きしょ」
ただ一言そう言ってわたしは地を蹴ってベルゼブブの生み出した人形《マリオネット》に近づき鎌を横薙ぎに払う。
『馬鹿め、それは魔力の塊、そんじょそこらの武器では攻撃を当てる事すら出来ぬわ』
「あっそ」
巫者の大鎌はどんな物質だろうが攻撃を与える事が出来る。
それがMPの塊だろうがなんだろうが関係ないのだ。
ただ、斬る。
胴体を横に真っ二つに切り裂かれた黒紫の人形は消滅した。
『何?』
「悪いが、貰った鎌にそんなのは通用しない!」
「あれ?そんな口調だったけ?」
剣士骸骨の疑問に対して疑問をぶつける。
「いや、何で話し方知ってんのよ?居たの?」
「ま、まぁ」
「あっそ」
聞いて居てなんだがベルゼブブよりも重要じゃないのでベルゼブブに集中する。
残り7体の人形をどう倒そうと検討しているとベルゼブブが動く。
『【ダークスラッシュ】』
黒紫の斬撃がわたしに向かって飛んで来る。
バックステップで躱したり力を込めて前進して潜り避けしたりと躱す。
そして迫り来る人形達の斬撃も躱し鎌で横薙ぎに斬り裂いたり、縦に真っ二つにしたり。
わたしが人形を相手している間に剣士骸骨はベルゼブブに攻撃を仕掛ける。
魔法を使わせる時間を与えないように猪突猛進している。
近接攻撃も盾でガードしたり受け流したりする。
人形は剣士骸骨よりもわたしを優先して襲って来る。
「霊符風刀解」
ベルゼブブの作り出した人形に風の斬撃が飛んで行く。
ベルゼブブの作り出した人形は盾を前に突き出す。
そして盾に呑み込まれるように風の斬撃は入って行った。
「まじかよ」
あの盾には捕食の力があるようだ。
0
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
Alliance Possibility On-line~ロマンプレイのプレーヤーが多すぎる中で、普通にプレイしてたら最強になっていた~
百々 五十六
ファンタジー
極振りしてみたり、弱いとされている職やスキルを使ったり、あえてわき道にそれるプレイをするなど、一見、非効率的なプレイをして、ゲーム内で最強になるような作品が流行りすぎてしまったため、ゲームでみんな変なプレイ、ロマンプレイをするようになってしった。
この世界初のフルダイブVRMMORPGである『Alliance Possibility On-line』でも皆ロマンを追いたがる。
憧れの、個性あふれるプレイ、一見非効率なプレイ、変なプレイを皆がしだした。
そんな中、実直に地道に普通なプレイをする少年のプレイヤーがいた。
名前は、早乙女 久。
プレイヤー名は オクツ。
運営が想定しているような、正しい順路で少しずつ強くなる彼は、非効率的なプレイをしていくプレイヤーたちを置き去っていく。
何か特別な力も、特別な出会いもないまま進む彼は、回り道なんかよりもよっぽど効率良く先頭をひた走る。
初討伐特典や、先行特典という、優位性を崩さず実直にプレイする彼は、ちゃんと強くなるし、ちゃんと話題になっていく。
ロマンばかり追い求めたプレイヤーの中で”普通”な彼が、目立っていく、新感覚VRMMO物語。
全ての悩みを解決した先に
夢破れる
SF
「もし59歳の自分が、30年前の自分に人生の答えを教えられるとしたら――」
成功者となった未来の自分が、悩める過去の自分を救うために時を超えて出会う、
新しい形の自分探しストーリー。
タイムワープ艦隊2024
山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。
この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!
ビースト・オンライン 〜追憶の道しるべ。操作ミスで兎になった俺は、仲間の記憶を辿り世界を紐解く〜
八ッ坂千鶴
SF
普通の高校生の少年は高熱と酷い風邪に悩まされていた。くしゃみが止まらず学校にも行けないまま1週間。そんな彼を心配して、母親はとあるゲームを差し出す。
そして、そのゲームはやがて彼を大事件に巻き込んでいく……!
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
異世界TS転生で新たな人生「俺が聖女になるなんて聞いてないよ!」
マロエ
ファンタジー
普通のサラリーマンだった三十歳の男性が、いつも通り残業をこなし帰宅途中に、異世界に転生してしまう。
目を覚ますと、何故か森の中に立っていて、身体も何か違うことに気づく。
近くの水面で姿を確認すると、男性の姿が20代前半~10代後半の美しい女性へと変わっていた。
さらに、異世界の住人たちから「聖女」と呼ばれる存在になってしまい、大混乱。
新たな人生に期待と不安が入り混じりながら、男性は女性として、しかも聖女として異世界を歩み始める。
※表紙、挿絵はAIで作成したイラストを使用しています。
※R15の章には☆マークを入れてます。
魔王の右腕、何本までなら許される?
おとのり
ファンタジー
カクヨムでフォロワー5000人を超える作品に若干の加筆修正を行ったものです。
表紙はAIによる自動生成イラストを使用していますので、雰囲気だけで内容とは特にシンクロしていません。
申し訳ないですが、Ver.4以降も更新する予定でしたが今後の更新はありません。続きを読みたい方はカクヨムを利用してください。
Ver.1 あらすじ
親友に誘われ始めたGreenhorn-online
ハルマはトッププレイヤーの証である魔王を目指す親友を生産職としてサポートしようと思っていた。
しかし、ストレスフリーにひとりを満喫しながら、マイペースに遊んでいただけなのに次から次に奇妙なNPCのお供が増えていく。
それどころか、本人のステータスは生産職向けに成長させているだけで少しも強くなっていないはずなのに、魔王として祭り上げられることになってしまう。
目立ちたくないハルマは仲間を前面に出しては戦いたくなかった。
生産職のDEX振りプレイヤーであるハルマは、いかにして戦うことになるのか!?
不落魔王と呼ばれるまでの、のんびりプレーが始まった。
―― ささやかなお願い ――
ゲーム内の細かい数字に関しては、雰囲気を楽しむ小道具のひとつとしてとらえてくださいますようお願いします。
現実的ではないという指摘を時々いただきますが、こちらの作品のカテゴリーは「ファンタジー」です。
行間にかんして読みにくいと指摘されることもありますが、大事な演出方法のひとつと考えていますのでご容赦ください。
公開済みのパートも、随時修正が入る可能性があります。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる