敵国に潜入した執事、第二王女を溺愛する〜皇太子殿下『可愛いは正義』なのでございますよ〜

「1年間、ベルトリア王国に潜入し、内部を探ることを命じる!」

ファーブル帝国皇太子付きの執事アランは敵国ベルトリア王国への潜入調査を命じられる。
いやいや執事にスパイって無理がありません!?
そう思いながらも皇太子の命令は絶対。アランは第二王女付きの執事となるのだが...

「新しい執事なのだ?」

そこにいたのは「なのだ!」が語尾の愛らしい少女。
少女ーベルフレア第二王女に骨抜きにされたアランは執事として常に傍らにいながら王女を溺愛する。
しかし、王国に帝国の影が迫っていたーー。

「皇太子殿下『可愛いは正義』なのでございますよ」

これは敵国の王女を溺愛する無表情な執事の物語。
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