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第9話・ルビーの指環
【ルビーの指環・その5】
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「ドナさん…話しは…ゆりこちゃんおっぱいのことだけど…」
「ゆりこちゃんのおっぱいのことって…」
「そう、そのまさかよ。」
ヨリイさんは、カナダドライを一気にのみほしたあとものすごく悲愴な表情でドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさん…(四国)がんセンターの担当の先生から、ゆりこちゃんのおっぱいは…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、ドナ姐《ねえ》はんにうまく言うことができずにくすンくすんと泣きじゃくった。
「施設長。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「施設長、泣いていたらなにを伝えようとしているのかわからないわよ!!」
ヨリイさんは、くすんくすんと泣きながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさんごめんなさい…ゆりこちゃんの身体をグチョグチョに汚して傷つけてしまった…よーくんになんてわびればいいのか…分からない…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「困ったわね…」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情を浮かべた。
ヨリイさんは、くすんくすんと泣きながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさん…担当の医師から、ゆりこちゃんのおっぱいは片方うしなうおそれがあるので覚悟してくださいと言うた。」
「もしかして…ゆりこちゃん…」
「ゆりこちゃんは…乳がんにリカンしたのよ…」
「ゆりこちゃんが乳がんにリカンしていたって…」
「右のおっぱいに、ゴルフボールくらいのシコリが見つかったのよ…そのシコリは…悪性だった…」
「悪性…」
「うん。」
「それで…ゆりこちゃんはどうするっていよったの?」
「ゆりこちゃんは…イヤと言うて拒否した…」
「ゆりこちゃんは拒否したのね。」
ヨリイさんは、涙ぐみながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「『おっぱいを片方うしなうのであれば、ゆりこ、死んだ方がいい!!』…っていよった…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、再びくすんくすんと泣き出した。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情でヨリイさんを見つめた。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、まだくすんくすんと泣いていた。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情でヨリイさんに声をかけた。
「施設長、施設長の話しはしっかりと聞きました…ゆりこちゃんが乳がんにリカンしていたことは、よーくんには言いません…話はこれで終わりにしましょう。」
「分かったわ。」
このあと、ドナ姐《ねえ》はんはカナダドライのおかわりを頼んだ。
この時、外で降っていた雷雨《あめ》はやんでいた。
「ゆりこちゃんのおっぱいのことって…」
「そう、そのまさかよ。」
ヨリイさんは、カナダドライを一気にのみほしたあとものすごく悲愴な表情でドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさん…(四国)がんセンターの担当の先生から、ゆりこちゃんのおっぱいは…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、ドナ姐《ねえ》はんにうまく言うことができずにくすンくすんと泣きじゃくった。
「施設長。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「施設長、泣いていたらなにを伝えようとしているのかわからないわよ!!」
ヨリイさんは、くすんくすんと泣きながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさんごめんなさい…ゆりこちゃんの身体をグチョグチョに汚して傷つけてしまった…よーくんになんてわびればいいのか…分からない…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「困ったわね…」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情を浮かべた。
ヨリイさんは、くすんくすんと泣きながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「ドナさん…担当の医師から、ゆりこちゃんのおっぱいは片方うしなうおそれがあるので覚悟してくださいと言うた。」
「もしかして…ゆりこちゃん…」
「ゆりこちゃんは…乳がんにリカンしたのよ…」
「ゆりこちゃんが乳がんにリカンしていたって…」
「右のおっぱいに、ゴルフボールくらいのシコリが見つかったのよ…そのシコリは…悪性だった…」
「悪性…」
「うん。」
「それで…ゆりこちゃんはどうするっていよったの?」
「ゆりこちゃんは…イヤと言うて拒否した…」
「ゆりこちゃんは拒否したのね。」
ヨリイさんは、涙ぐみながらドナ姐《ねえ》はんに言うた。
「『おっぱいを片方うしなうのであれば、ゆりこ、死んだ方がいい!!』…っていよった…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、再びくすんくすんと泣き出した。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情でヨリイさんを見つめた。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ヨリイさんは、まだくすんくすんと泣いていた。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情でヨリイさんに声をかけた。
「施設長、施設長の話しはしっかりと聞きました…ゆりこちゃんが乳がんにリカンしていたことは、よーくんには言いません…話はこれで終わりにしましょう。」
「分かったわ。」
このあと、ドナ姐《ねえ》はんはカナダドライのおかわりを頼んだ。
この時、外で降っていた雷雨《あめ》はやんでいた。
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